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カテゴリ:3年生

3年生のタイムトラベルへの道~完結編

 3月15日(水)に総合的な学習の時間「藤岡タイムトラベル」の発表会を行いました。
今回が完結編です。

 これまでをふり返ってみると・・・
その1 栃木市藤岡町歴史民俗資料館へ昔の道具を見学に行きました。


その2 洗濯板で洗濯に挑戦!
  

その3 藤岡町の先輩から藤岡町の歴史を聞く!
  

そして今回はついに完結編です!

    
               

電話や掃除道具、灯りなどの道具の移り変わりについて発表しました。
画用紙や大型新聞、パワーポイントなど、発表の形態も様々でした。
自分たちで協力して調べてまとめ、発表することができました。
ここで培った力は4年生でも生かしていこうと思います。

参観してくださった皆様、ご支援してくださった皆様、ありがとうございました。
私たちは地域の方々に支えられ、育っていきます!

3年生の藤岡タイムトラベルへの道~その3

  現在3年生は社会科と総合的な学習の時間と連携させながら、昔の道具について学習しています。
  今回は、昔の藤岡町に詳しいボランティアさんをお招きして話を伺いました。

『藤岡の先輩・高際先生に聞け!』


  昔の藤岡町は、とてもにぎやかだったそうです。夏祭りや初市、花見などのイベントにはたくさんの人が訪れていたそうです。
 そして大通りにはたくさんお店や工場がありました。映画館もあったのです!
 高際先生が小学生の頃は、藤岡駅から多方面へのバスがたくさん通っていました。
高際少年は友達と映画館へ映画を見に行くのが好きだったそうです。

行きのバスで10円、映画代が30円、お昼にラーメン食べて50円、帰りのバスで10円。
お小遣い100円もらえば、十分に楽しめる時代でした。

子どもの頃の遊びは
男子はチャンバラごっこ、ベーゴマ、竹馬、めんこ、剣玉、木登り、
女子はお手玉、ままごと、お手毬、ゴム跳び、など
体を動かして遊ぶ遊びが多く、みんな健康に過ごせました。

黒板に昔の藤岡町の地図を描いてくださり、とても分かりやすく説明してくださいました。
       
昔の藤岡町には、魚屋、肉屋、駄菓子屋、お寿司屋、ラーメン屋、酒屋、しょう油工場、などあったそうです。

そんなに賑やかだった藤岡町がなぜ寂しくなってしまったのか!?
それには3つの理由があったのです。

1.しょう油工場が移転してしまったり、つぶれてしまったりしたため、働き口がなくなり、引っ越してしまう人が多かった。

2.高際少年が小学5年生の時、一般の家庭にもテレビが入るようになった。
  そのため映画館に見に行く人が少なくなり、映画館が閉館してしまった。

3.高際少年が高校生の時、一般の家庭でも車を持てるようになった。
  そのため、みんなは遠くへ買い物へ行くようになった。
  客の入りが減った個人経営のお店は次々と閉店に追い込まれていった。

このように藤岡町は住民が少なくなり、静かになったのです。

 
高際さんのお話はとても分かりやすく、みんな熱心に聞いていました。


ご覧ください!この熱心な姿を!!

63年前に藤岡町、三鴨村、赤麻村、部屋村が合併した藤岡町も
7年前に大平町、都賀町と栃木市に合併しました。
今では栃木市は5つの町が合併されています。
藤岡町のことをよく知り、もっと藤岡町のことを好きになってほしいです。

授業が終わった後は、高際先生へ並ぶ長蛇の列が!!
みんなサインをもらったり、握手してもらったりしていました。

みんなすっかり高際先生のファンになっていました。

高際先生、素敵なお話ありがとうございました。

3年生の藤岡タイムトラベルへの道~その2

  現在3年生は社会科と総合的な学習の時間と連携させながら昔の道具について学習しています。
 今回は、昔の道具・洗濯板を使って手洗いに挑戦しました!絵文字:笑顔

   
1組の様子・・・1組は大きなたらいを使ってグループで洗濯しました。

   
2組の様子・・・2組は一人一人小さなたらいで洗濯しました。


洗濯の後は脱水作業!なかなかきっちり絞れず・・・。
男子が女子の分を代わりに絞ってあげるという優しい一面も・・・。
今は洗濯機が自動で洗って脱水してくれるけど、昔は全部手作業で大変!
結構、力も必要なことも体験して分かりました。

 
脱水作業のあとは、パンパンとしわを伸ばして干します。
洗濯ばさみ一つで適当に干していた子も・・・。
ここは女子が干し方を男子に教えてあげていました。
素晴らしき助け合い!!!絵文字:笑顔

その3へ続く?!