学校ニュース

カテゴリ:6年生

6年生 成人について考える

 今日の国語では新聞を使って、『2022年から成人年齢が現行の20歳から18歳に引き下げられる件』について考えました。
成人になることでどのようなことができるようになるのかを新聞から読み取り、自分はそのことについてどう思うか考えたり、グループで意見を交換したりしたところ、子どもたちなりに一生懸命考えいろいろな意見を出すことができました。
まだ社会人としての責任をもつことに不安があるのか、反対という意見が多かったようにも思いますが、『大人』への憧れをもつ子も少なくありません。
子どもたちがこれからもこういった話題に関心をもつことで、『大人』になる心の準備につなげていくことができればと思います。ぜひ御家庭でも話題にしてみてください。
  

算数における話合い活動

 6年生の算数では、今、『速さ』の学習をしています。
 先日は、『速さ』を比べるためには道のりか時間を揃えることで比べられるということを学習しました。これは、5年生で学習した『単位量あたりの大きさ』の考え方を使って考えるものですが、この『単位量あたりの大きさ』は子どもたちにとって難しく、いまだに苦手意識をもっている子も少なくありません。
そこで、この『速さ』の単元で改めて『単位量あたりの大きさ』をしっかり理解できるよう、個人で考えるだけでなく、友達同士で話し合う活動も計画的に行っています。
ちなみにこの日は、「1分あたりに進んだ道のり」と「1kmあたり進むのにかかった時間」で比べた場合には、それぞれどのような答えの場合に“速い”と言えるのかを、自分なりに考えたあと、グループ内で意見交換を行い、考えを深めました。
決まった言葉ではなく、自分で考え自分なりの言葉で言うことで理解を深めることができるようです。これからも、クラスみんなでの学び合いを大切にしながら一人一人の力を伸ばしていきたいと思います。
  

6年総合『ワールド探検隊』

 6月14日(木)、6年生の総合的な学習の時間に韓国、タイ、ドイツの方をお迎えして国際交流教室を行いました。それぞれの国の暮らしの様子や日本との違いについてお話をうかがい、子どもたちは世界への関心を高めることができました。
     

6年道徳「集団生活における約束や役割」

 今日の6年生の道徳では『集団生活における約束や役割』について考えました。
 はじめに、集団生活における約束や役割にはどんなものがあるかについて確認し、それらの約束をきちんと守っているかどうかを振り返りました。多くの子が「守っている」という中、正直に「守れていないことがある」という子も…。

 そこで次に野球チームを題材として取り上げたお話を読みました。チームで決めた作戦に従わなかったものの、二塁打を出してチームを大会出場に導いた男の子。その行動に対して納得できず、次の試合への出場禁止を言い渡した監督。
そんな監督の考えに対して、賛成できるか、反対か、を子どもたちに問いました。

「結果がよかったのだから、別にいいのではないか」「注意は必要だけど、禁止は言い過ぎじゃないか」という監督への反対意見。

「チームの輪を乱してしまった勝利は気持ちのいいものではない」「約束は守るもの」「ルールを守るからこそ精神面で強くなれるから」という監督への賛成意見。

どちらも、「なるほど」と考えさせられるものでしたが、あらためて野球以外の同じような場面においてはどうだろうかと考えました。
『問題がなければ約束は守らなくていいのか。役割は果たさなくていいのか。』
『自分1人が身勝手な行動をすることで、集団生活が乱れてしまう。』
いろいろな意見が出る中、子どもたちからは自分と異なる意見にも自然と拍手が出るなどし、とても清々しく、最高学年としても心にとめておきたい大切なことを学べたように思います。
これからもみんなが集団の一員であることを意識し、生活していけるといいですね絵文字:笑顔