学校ニュース

2018年4月の記事一覧

第一学期始業式の話

  校長の中山です。本日の始業式で児童に次のような話をしました。学校教育目標や目指す児童像をもとに考えたものです。

  よい学校にするために、次のことに努力してほしいです。

  まずは、学校生活で最も重要なことです。「生命尊重・人権尊重」。自分の体や心を大切にすること、そしてそれと同じように他の人の体や心を大切にすることです。暴力ダメ、傷付ける言葉ダメ、悪口ダメ、いじめ絶対ダメ。特に今日は転入生がとても不安だと思います。他の人の心を大切にして下さい。


  次は、生命尊重・人権尊重を大前提として、努力して関係を持ってほしいもの3つです。
  1つ目は、「人と関わる」ことです。人と関わらなければ、自分のことはよく分かりません。人と関われば関わるほど、自分が見えてきます。このことに関して確認を4点します。
 
  確認の1点目。あいさつをしっかりとしましょう。児童会の「あおいきじ」あいさつ運動盛り上げて下さい。あいさつは、相手にするものですから、相手が満足するようにあいさつすることが大切です。
  2点目。友だちのよいところ、親切、努力をみつけて、ほめてあげられること。今年は去年より「ありがとうの木」を定期的に大きくしてください。
  3点目。授業や運動や遊びの中で友だちの意見をよく聴いて理解すること。自分とは違う人間が何をどのように捉え、考えるのか? 友だちの意見を理解することで、自分のことが際立ち、自覚できます。 
    4点目。読書をしましょう。読書は作者や主人公と対話し理解することです。


  関係を持ってほしいものの2つ目は、「未来」です。未来を見つめてほしいです。多くの人と関わって自分の個性が明確になってきたら、どのように生きたいか、どんな生き方をしたいか、どんな職業に就きたいか、自分の未来について考え始めて下さい。

   
  関係を持ってほしいものの3つ目は、「自分」です。自分と向き合ってほしいです。自分に足りないところを反省し、努力してほしいです。


  「未来」と「自分」。未来を見つめ、自分と向き合うとき、大切になるのが「めあて」です。自分が目指すよいめあてが立てられるよう工夫をしてください。また、立てためあては必ず振り返りをしましょう。