学校ニュース

2025年12月の記事一覧

12月2日人権週間「あったか栃木いじめ防止子どもフォーラム」報告会と人権集会

今週は、赤麻小でも人権週間です。

その取組の1つとして、本日の朝の活動では、夏休み中の栃木市のいじめ防止こどもフォーラムに学校代表として参加した6年生3名が、自分たちで発表原稿や資料を作り、全校生に向けオンラインで報告会を行いました。

   

 栃木市内の他校の子供たちと、いじめを起こさないようにするためにはどんなことができるか、学校でできることは何かなどを話し合った感想を発表しました。

  

  

その後、赤麻小学校が「安心できるいじめのない学校」にするための提案をしました。

赤麻小学校のよいところは、1~6年生が昼休みや清掃、行事などで交流し、お互いのよいところを伝え合い、認め合っているであること。でも課題もあり、単学級でずっと同じ友達と学校生活を送るため、友達同士で話すときに、言葉遣いが悪くなってしまうことがあること。そして、これまでに友達の言葉で傷ついた経験を思い出してもらい、「うるさい。」という言葉を優しく伝えるには、何という言葉に言い換えることができるかを考えてもらいました。

その後、いくつかの言い換えの提案をし、「少しだけ言葉を優しくするだけで、友達をもっと大切にすることができると思いませんか?」と呼びかけました。

また、十人十色という言葉から、十人いたらそれぞれ十個の特徴があり、一人一人が違う、という意味で、一人一人見た目も考えも違っていいことを伝えました。

そして、優しい言葉を伝え合い、赤麻小学校を「みんなが安心できるいじめのない学校」にしていきましょうと呼びかけました。

その後、各学級で、どうしたら赤麻小を「みんなが安心できるいじめのない学校」にしていけるのか、話し合いました。

  

   

その後、一人一人が振り返りをしました。また、それを発表していました。

   

以下の様な意見が各学年の子供たちから出てきました。

・きずつくことばを言わない。

・仲間はずれにしない。

・自分が言われていやな言葉は使わない。

・相手にやさしい言葉を使う。

・あいさつなど、相手が喜ぶことをする。

・言葉遣いに気を付ける。

・ともだちにらんぼうなことはしない。

 各学年の意見は、この後、掲示板に貼って、全校生が見られるようにします。

 

また、ロング昼休みの人権集会では、縦割り班ごとに遊びを決め、相手を思いやりながら楽しく遊びました。

  

  

  

  

   

最後に、振り返りをして、班員のよかったところをみんなで伝え合いました。

「安心できるいじめのない赤麻小」にするために、これからも今日一生懸命考えたことを忘れずに、みんなですてきな赤麻小にしていきましょうね!

 

 

12月1日創立記念演劇鑑賞会を行いました!

赤麻小の創立記念日は12月4日ですが、今日は先んじて創立記念演劇鑑賞会を行いました。

今年は、劇団「らくりん座」の皆様の、消費者被害防止啓発劇「あっ、スマホ!~沼の神さまの巻~」と90分の本格的な演劇「ゆきと鬼んべ」をご公演いただきました。

    

最初の劇は、便利で役立つスマホも、使い方を間違うと知らぬ間に困ったことになるから気を付けよう!という内容で、悪質商法などに困ったら「消費者ホットライン188(いやや)」に電話で相談できることが、インパクトがありよくわかりました。子供たちは、スマホを沼に落としてしまった子と沼の神様のかけ合いがおもしろくて、笑って楽しみながら見ていました。

   

2作目の劇は、受け継がれる命の大切さなどの壮大なテーマを盛り込んだ創作民話で、ロシア等海外公演も行ったという、とても感動的なお話でした。

   

日照りで苦しむ多くの命を救うため、目の見えない娘ゆきが、おそろしい竜神に会いに行く勇気とその気高い心に感動した子が多かったようです。一緒にご覧になった地域ボランティアや保護者の皆様も、とてもすばらしい演劇が鑑賞できてよかったと、口々に話していらっしゃいました。

   

最後に、児童代表がお礼の言葉を伝え、お花を贈りました。

  

らくりん座の皆様は、渡り廊下では会場を去る子供たち一人一人と挨拶を交わし、6年生の小学校最後の創立記念行事の思い出にと、一緒に写真を撮ってくださいました。

  

 栃木県の劇団で創立73周年となる「らくりん座」。いらしたボランティアの皆さんも、昔ごらんになった「らくりん座」の劇の話題で、世代を超えて盛り上がっていました。

「そういえば小学生のときに、創立記念でこんな感動的な劇を見たね!」と、いらしたボランティアの皆様のように、あかまっ子も先々、赤麻小での楽しかったよき思い出として、今日の日を振り返るのだろうなあ、、、と、あかまっ子の笑顔を見ながら感じ入った次第です。子供たちにとっては、本物の演劇に触れる、貴重な経験となりました。

劇団「らくりん座」の皆様、本日は舞台装置等のセットのため、朝の6時からご準備いただき、すばらしい演劇を子供たちのためにご公演いただき、大変ありがとうございました。来週は公演で四国まで行かれるそうです。これからも演劇を通じて、子供たちに夢と希望を与え続けていただきたいです。