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カテゴリ:6年生
11月12日 6年生が水墨画体験をしました
6年生の図工『墨の達人』の学習で、水墨画体験を行いました。栃木市文化マイスターに認定されている方を講師にお招きし、教えていただきました。「栃木市文化マイスター」は、『栃木市文化振興推進制度』の一つです。
まず、習字の小筆だけで描いた水墨画の作品を見せていただきました。墨だけで描いた絵に、「こんなに細かく描いていてすごい!」「墨だけで絵が描けるんだ」と驚いていました。
「水墨画を描いた有名なお坊さんがいるけれど、知っていますか?」との質問に、社会科で歴史をしっかり学んできている6年生は、「雪舟!」とすかさず答えていました。さすがです
下書き用の紙に、富士山の稜線を小筆で描き、ごつごつした山肌を小筆や大筆で描く練習をした後、早速本番用の色紙に挑戦です
講師の先生が用意してくださったお手本の富士山を見ながら描いていきますが、線の太さや水の含ませ方に違いがあり、それぞれの個性が感じられる富士山が完成しました
次に描くのは『夢』です。文字の中に「将来の夢」や「今好きなこと」を描き込みました。
描いている途中に友達の作品も見に行って、友達の作品のよさを自分の作品にも取り入れていました。
【体験後のふり返り】
・難しそうと思ったけれど、やってみたら意外と上手く描けてうれしかった
・水を足すと墨の濃さが調整できることが分かった
・小筆と大筆を使って描くのが楽しかった
・習字のときは水と混ぜたことがなかったから楽しかった
・線の太さによって絵の感じが変わるのでいいなと思った
・室町時代から受け継がれている水墨画を体験して、いろいろな技があることが分かった
・線の太さや墨の濃さで変わるため、完成するまで絵の想像がつかないと思った
・昔の人も今の人も同じ描き方で描いていて、文化を大切にしていると思った 等
あっという間の2時間の体験でしたが、水墨画の楽しさだけでなく、日本文化のよさも感じることができたようです
描いた作品に、後ほど自分の落款を押して完成させます
廊下に飾りたいと思いますので、来週の授業参観の際、ぜひご覧ください。