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2025年11月の記事一覧

5年理科~上流と中流の川原の石を調べてみよう~

 5年生が、理科で流れる水のはたらきについて学んでいます。今日は、これまでに学んだことをもとに実際の川や川原の石について学びました。
 まずは、栃木市を流れる主な川が渡良瀬遊水地に流れ込み、利根川となっていることを知りました。それらの川の中でも思川の上流と中流、下流の写真を見比べました。川の幅が広くなっていることや川原の石が小さくなっていることに気付きました。
 次に、上流と中流の川原の石を観察しました。教職員が現地で集めてきた話も聴いて関心が高まっていました。大きさだけでなく形や重さなどの違いがあることがわかりました。
  
 そして、「どうして上流と中流で石の大きさや形が変化したのか?」という問いについて予想を話し合いました。
 子どもたちは、これまで学んだ知識をもとに「流れが強くなったから」「石どうしがぶつかったから」「水の力でけずられたから」などの意見をもちました。
 最後に、実際には確かめられないことでも、モデル実験をすることで予想を確かめました。容器に吸水スポンジと水を入れて、よく振りました。友達と協力して振り続けると、四角ばったスポンジの角がとれて丸くなりました。
  
 また、水の中に残った小さなかけらに気付き、それが自然の中での砂や小石だということにも気づきました。
 モデル実験を通して、自分たちの予想を確かめることができました。