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3年保健「体のせいけつ」

 3年生の体育科保健領域で、「体のせいけつ」という学習をしました。

 

 

 

 実は、この学習を行う4日前、児童たちにある実験を依頼しました。寒天培地に、「手洗いなしの手」、「流水のみで洗った手」、「石けんでしっかり洗った手」の3種類をくっつけてもらいました。その寒天培地を常温で4日間培養し、授業がスタートです。

 

 授業では、人はどんなときに体や衣服が汚れるかを聞き出し、汚れたときにどんな気持ち(感覚)になるかを確認し、清潔にする方法を出し合っていきました。そして、見た目が汚れていなくても、どうして手を洗うのかを考えていきました。

 

 そこで、ジャーン!!4日間培養した寒天培地が登場しました。せっかくなので教卓に並べ、至近距離で見てもらうことに・・・

 

 

 

 「きゃ~~っ!!」児童たちの衝撃が、悲鳴とともに伝わります。

 

 

  

 

 「手洗いなしの手」と「流水のみで洗った手」は、肉眼でしっかり確認できるほど細菌が繁殖していました。「石けんでしっかり洗った手」は、それほど細菌が繁殖しなかったことから、日ごろから石けんを使った丁寧な手洗いが必要だと学ぶことができました。

 

 

 授業終了後、早歩きで水道に直行する児童たち。「どうしたの?」と声をかけると、「前の休み時間に(遊んだあとに)洗いそびれたから、いま洗います!」との回答が。さっそく「手洗いマスター」になっている3年生たちに、頼もしさを感じました。

 

 

 

 授業で使用した寒天培地は、この日限定で廊下に展示し、全学年に見てもらいました。もちろん、触らないことが条件です。下級生たちは、実験結果にびっくりしつつも、「3年生になったらこのお勉強がしたいです。」と意欲を見せてくれました。

 

 

 

 

クマレクチャー

 6月28日(金)、鳥獣管理士と県の自然環境課の方をお招きしてクマレクチャーを実施しました動物

 本校の周りを山に囲まれており自然豊かな地域です。よって、野生動物も多く生息している地域になります。クマの生態に関する正しい知識と、万が一、出会ってしまったときの対処方法等について学びました。

 栃木県がある本州と四国地方にはツキノワグマが生息しているそうです。北海道にはヒグマが生息しており、九州地方にはクマは生息していないそうです。

 また、クマに出会ってしまったときには、静かに頭を守るダンゴムシのポーズをとるとよいということを教えていただきました。鈴など音が鳴るものを身に付け、クマに存在を知らせることも大切だとのことでした。本校の児童は、ランドセルにクマ鈴をつけ事故防止に努めています。

 お話いただいた後、クマを含めいろいろな野生動物の標本をむせていただきました。

 自然と共存することの大切さや難しさを感じた学習になりました昼

6年生 小野寺小学校との交流授業

 6月28日(木)、6年生が小野寺小学校の6年生と交流学習を実施しました。

 外国語科の授業の一環として実施し、インターネットのオンライン会議システムでお互いの学校をつなぎ、それぞれの地域について英語で紹介し合いました。

 他校のお友達と交流する機会があると、学びが深まります。今後も、こうした機会を多く取り入れていきたいと思います鉛筆

 

職員による全学年読み聞かせ

7月5日(金)職員による全学年読み聞かせが行われました。

1ツ星1年生 『14ひきのとんぼいけ』

 1ツ星2年生 『たなばたむかし』

 1ツ星3年生 『よっおとこまえ』 『おじいちゃんのたびじたく』

 

1ツ星4年生 『みがいてあげる』 『おおきなかぶ~』

1ツ星5年生 『こうもり』 

1ツ星6年生 『111本の木』

 

 

7月12日(金)

1学期最後の読み聞かせが行われました。

本1年生 【こうもり】

 本2年生 【なにができる?】 【このすしなあに】

本3年生 【ライオンのひみつ】

 

とても心あたたまるおはなしです。

表紙の怖いライオンの表情から、感情の変化によって途中様々に変化していきます戸惑う・えっ。最後はほほっこり・・・喜ぶ・デレ

本4年生 【おいもころころ】

本5年生 【電池が切れるまで】

長野県立こども病院・院内学級で学ぶ子供たちの詩画集です。

詩にこめられた強い思い、悲しみ・・・『詩』だからこそ、とても心に訴えかけ感動を与えるような気がします。後半には病気と闘う子どもたちのお父さんやお母さんが、当時の様子を代弁しています。

本6年生 【あのときすきになったよ】

2学期も、色々なかたちで子ども達にたくさんの本を紹介していきたいと思います。気になった本がありましたら、ぜひ夏休みに手に取っていただければ・・・と思います。

薬物乱用防止教室

 

 学校薬剤師の先生をお招きして、高学年を対象に薬物乱用防止教室を行いました。

 

 

 

 まずは実験からスタートです。本来、水で飲むべき薬に緑茶や炭酸水を混ぜたらどうなるかを実験しました。

 

 

 

 

 

 緑茶を混ぜた薬は真っ黒に濁り、炭酸水を混ぜた薬は泡が立ち、吹きこぼれてしまいました。これが私たちの体の中で起こってしまったら、薬の効能が発揮されません。薬を必ず水で飲む理由がわかりました。

 

 未成年者による飲酒・喫煙の害についても学び、ロールプレイングで誘いを「断る」体験をしました。養護教諭が誘い役となり、言葉巧みに酒やたばこを勧めます。

 

 

 

 しかし、児童たちは学習の成果を発揮し、きっぱりと断ることができました。

 

 薬物乱用は、「ダメ!ゼッタイ」です。貴重なお話を聞くことができました。