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学校ニュース
車いす体験を行いました
9月22日に、社会福祉協議会の方が来校し、4年生が車いす体験を行いました。まず、バリアフリーやユニバーサルデザインについてクイズを通して学びました。
次に、実際に車いすに乗って校舎内を移動してみました。普段は当たり前にしていることに困難さを感じたり、反対に、学校の中の様々な場所に、バリアフリーを感じる所もありました。社会福祉協議会の方からは、まずは考えることが大切で、また、車いすに限らず、苦手なことはお互いに助け合っていこうとすることが大切だとお話しいただきました。
社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。
防災教育の授業を行いました
9月14日(木)に東京海上日動小山支店の方を講師にお迎えして、防災の授業を行いました。水害や地震による被害についてや、備えについて映像を用いながら子どもたちにわかりやすく教えてくださいました。また防災リュックの中身を実際に見せていただき、どんなものを用意するとよいのかなどを具体的に知ることができました。もしもの時に、慌てずに行動するために、自分たちに何ができるかを子どもたち一人一人がよく考えることができました。これから社会科や国語の学習と関連させながら、学んだことをさらに深めていきます。子どもたちからは「これからもずっと真名子の人たちの大切な命を守るために、分かったことを伝えていきたい。」という声が挙がりました。
東京海上日動の皆様、ありがとうございました。
がん教育
がんについて正しく理解し、健康と命の大切さを主体的に考えることをねらいとし、6年生で「がん教育」を実施しました。
講師は、本校の卒業生であり、学校医を務める高橋洋先生です。
がんは、全身のいろいろなところにでき、それに伴って症状が出現する場合と、無症状の場合があることを学びました。日本人の平均寿命が延び、長生きすることによって増加した病気であることも知りました。
予防についても触れ、バランスの良い食事や食べ過ぎに気を付けること、過度の飲酒を控えることや、禁煙、運動などが大切であるとわかりました。がん検診での早期発見も推奨くださいました。
熱心にメモを取りながら、高橋先生の講話に聞き入る6年生たち。きっと家族の皆さんにも、今日の学びを伝達することでしょう。
高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。
5・6年生 選挙出前講座
8日、5・6年生は選挙管理委員会の方々にお越しいただいて、選挙出前講座をしていただきました。選挙の仕組みについて教えていただいた後、選挙を体験しました。「どうせ自分が選挙に行かなくても結果は変わらないだろう」という考えで選挙に行かないと自分が願う未来を実現することはできないこと、「一票の大切さ」・「投票に行く大切さ」を知りました。選挙体験では、実際の選挙で使う台や箱を用意していただき、受付や立会人などの役割につき、本番さながらの雰囲気で投票することができました。貴重な経験になりました。ちなみに、給食のデザートを選ぶという内容で、投票の結果アセロラゼリーが選ばれました。
西方地区地域学校保健委員会の開催
8月24日(木)、西方地区地域学校保健委員会を開催しました。
地域学校保健委員会とは、西方小・真名子小・西方中の学校保健を推進するための会合で、規約に基づき年に1回開催されています。
報告事項として、西方地区の児童生徒の身体計測の平均値、健康診断結果について共通理解したあと、5月に実施した「生活見直し週間」の集計結果を発表しました。項目は、就寝時間・起床時間・1日における歯磨きの回数・家庭学習時間の4項目です。
その後、生活見直し週間の4項目の課題について、各班でグループ協議を行いました。議題は、「より良い生活習慣を確立していくために、学校・家庭・地域でできることは何か」です。
1班からは、「余裕をもって朝を過ごせるように、啓発・指導すること、家庭学習時間の確保、(地域主催による)長期休業時のラジオ体操の実施」との発表がありました。
2班からは、「生活習慣に関する情報提供や個別指導の実施、子どもと保護者が一緒に就寝すること、交流学習を通して小学生が中学生の生活を参観すること」との発表がありました。
3班からは、「中学校での歯磨きタイムの位置づけ、メディア視聴のルールの確立、地域におけるあいさつ推進(見守り・非行防止)」との発表がありました。
本会の開催を受け、今年度事務局(西方中)校医、菅野訓子先生は、平成11年のデータと令和5年のデータを比較すると、西方地区は肥満が大幅に減少したとご教示くださいました。生活習慣については、解決方法が難しいテーマであるので、学校・家庭・地域との連携は必須であると助言されました。
事務局(西方中)歯科校医、小堀雅史先生は、長期休業中にリズムが乱れやすくなるので、休業中の指導の必要性について言及されました。生活見直し週間の調査結果から、就寝前の歯磨きがよくできていることに触れ、夜食を防止するために就寝時間を早く設定することをご指導くださいました。ゲームやSNSに夢中になり、歯を磨くまでに時間がかかったり、忘れてしまったりしないよう、メディア視聴の注意についても助言されました。
有意義な意見交換ができました。今後も西方地区の児童生徒の、望ましい生活習慣確立のために、学校・家庭・地域での連携を強化していきたいと思います。校医の先生をはじめとするご参加の皆様、ありがとうございました。