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学校ニュース
「健康集会」
12月6日(水)、健康委員会主催による健康集会が行われました。インフルエンザの流行で、2週間以上延期しての実施となりました。無事に開催できる喜びを噛みしめながら、健康委員会の児童たちは進行します。
今年度のテーマは「心の健康」です。自分や友達を大切にし、自己理解と他者理解を深め、温かい関係を築くためのゲームを企画しました。
最初のゲームは「バースデーリング」です。ひとこともしゃべらずに誕生日の順に並び、全員で1つの輪を作ります。低学年にとっては難易度の高いゲームですが、ここは6年生がリーダーシップを発揮して、きれいに誕生日順に並ぶことができました。先生方も入り、みんなで一体感や所属感を感じました。非言語コミュニケーションは、感受性を高めます。
次のゲームは「トラストウォーク」です。2人組になって1人が目を閉じ、目を開けている人の誘導で体育館を歩きます。手をつないだり、腕を組んだり、後ろから支えたりしながら、相手を信頼して体を委ねます。最初は目をつぶることに抵抗のあった児童たちも、だんだんと相手に対して信頼感・安心感を抱くことができました。
最後のゲームは「さいころトーキング」です。真名子っ子班に分かれて、順番にさいころを転がし、止まったテーマについて自己表現を行います。さいころの目は、①好きな食べ物、②好きな色、③好きな動物、④好きな勉強、⑤好きな先生、⑥好きなアニメ、です。各班を回ってみると、友達の発表には必ずうなずき、「いいね!」「自分も好きだよ!」など、共感の言葉をかけていました。すばらしいですね。
集会後の振り返りシートを見ると、
・バースデーリングでは6年生が指文字で示してくれたのでわかりやすかった。
・みんなの誕生日がわかったので、その日にお祝いできたらいいなと思った。
・自分の好きなものを言って、みんなにわかってもらうといい気持ちになった。
・目を閉じても歩けたのは、友達が親切に押してくれたからだと思った。
など、温かい感想にあふれていました。今週は人権週間でもあります。友達同士の関わりから自己肯定感を高めることができている真名子小の児童たちに、じんわりと胸が熱くなりました。
5・6年 献立づくり
6日、5・6年生は、西方小の先生にお越しいただき、食に関する授業を受けました。まずは、給食の献立を作る時のポイントを確認し、その後グループに分かれて献立をつくりました。栄養のバランスや彩りに気を付け、主食、主菜、副菜の順に決めていきました。それぞれの班で工夫して作った献立は、どれも魅力あるものになりました。今後、真名子小のみんなにアンケートをとって、選ばれた献立が2月の給食で実現する予定です。
3年保健「体のせいけつ」
3年生の体育科保健領域で、「体のせいけつ」という授業があります。単元の特徴から、養護教諭が授業を行いました。
実はこの授業を行う3日前、児童たちにある実験を依頼していました。寒天培地に「手洗いなしの手」、「流水のみで洗った手」、「石けんでしっかり洗った手」の3種類をくっつけてもらいました。そして養護教諭が湯たんぽを使って3日間培養し、授業がスタートです。
授業では、人はどんなときに体や衣服がよごれるかを聞き出し、よごれたときにどんな気持ち(感覚)になるかを確認し、清潔にする方法を出し合っていきました。そして、見た目がよごれていなくても、どうして手を洗うのかを考えていきました。
そのときに、ジャーーーン!!!3日間培養した寒天培地が登場しました。せっかくなので教卓に並べ、至近距離で見てもらうことに・・・
「え~~っ!!」「うわぁ~~っ!!」と、児童たちの驚きがこだまします。
「手洗いなしの手」と「流水のみで洗った手」は、肉眼で確認できるほど細菌が繁殖し、寒天培地の色が変わってしまいました。一見よごれて見えない手でも、こんなに細菌がいることがわかりました。「石けんでしっかり洗った手」は、さほど細菌が繁殖しなかったことから、日ごろから石けんを使った丁寧な手洗いが必要だと認識できました。
これからの季節は感染症予防のため、丁寧な手洗いは欠かせませんね。
他にも、体を清潔にしたり、着替えたり、衣服の洗濯をしたりすることは、人との関わり(迷惑をかけない)のために大切だという意見が出ました。さすが3年生!!周囲の人の気持ちも客観的に考えられるようになってきました。有意義な学習ができました。
5年「児童生徒のための救命手当短時間プログラム」
5年生の体育科保健領域の一環で、心肺蘇生法とAEDの使い方を学ぶため、日赤指導員の先生をお招きしました。
倒れている人がいたら、安全確認のもと、勇気を出して声をかけます。
助けを呼び、119番通報とAEDを依頼します。その間、休みなく胸骨圧迫を行います。今回は2人組になり、胸骨圧迫の交代の仕方も教えていただきました。「1,2,3,ハイ!」の掛け声をし、手際よく交代できました。絶え間ない胸骨圧迫は重労働なので、こうして交代できると、より効果的に救命につながります。
代表の児童にAEDの装着を行ってもらいました。1人の児童がパッドを装着している最中は、もう1人の児童が胸骨圧迫を行っています。「離れてください!」の音声で周囲にも注意を促し、電気ショックです。
大変よくできました。今日の学習で、心肺蘇生法はもちろんのこと、生命尊重と互助の精神を学ぶことができました。指導員の先生、5年生に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
6年生 国立科学博物館・国会へ
1日(金)、6年生は小学校最後の校外学習として、国立科学博物館と国会議事堂の見学をしました。国立科学博物館では、それぞれが興味をもった展示をあらかじめ決めておき、見学しました。化石や標本の展示が人気でした。昼食は上野動物園でとり、パンダ班とゴリラ班に分かれて、動物を見学しました。どちらも、ちょうどエサの時間で近くに動物が来ていて、よく見ることができました。午後は、国会議事堂に移動し、参議院の中を見学しました。議場や建物のつくりなどを、丁寧に説明していただき、学びになりました。最後は浅草へ移動し、仲見世通りや浅草寺の雰囲気を味わいました。子どもたちは、人の多さにびくびくしていましたが、下町情緒を満喫することができました。た~くさん歩き、思い出のたくさんできた1日になりました。