学校ニュース

　合戦場小の始まりは、明治６年の淑慎(しゅくしん)学舎です。明治２０年の学制改正により、合戦場尋常小学校と改名しました。当時の校舎は校庭北側にありました。本校卒業生である小平浪平翁に関する資料も展示してあります。浪平翁に関連して茨城県日立市立会瀬小学校の４年生との交流も始まり、互いの地域を紹介するパンフレットも展示してあります。

　昭和５５年度と昭和５６年度の卒業式の写真を比べてみると分かりますが、昭和５６年に鉄筋４階校舎竣工され、現在の校舎になっています。

　航空写真で校舎の移り変わりを見ると、北側から南側になったことが分かります。

　平成２２年には、１市３町合併により現在の「栃木市立合戦場小学校」となりました。平成２３年３月１１日には、東日本大震災があり、校舎の耐震工事、体育館の新設となりました。令和５年度は、創立１５０周年を迎え、歴史を積み重ねています。

　また、浪平翁の誕生日である令和７年１月１５日には、生誕１５０年記念シンポジウムが開催され、本校６年生（現中学１年生）児童の代表が、ふるさと学習について発表しました。

　歴史と伝統ある本校の一部を紹介しました。子どもたちにも、誇りをもって学校生活を過ごすよう、機会ある度に伝えていきたいと思います。 

　今週は、特に暑い日が続くので、エアコンの効いた会議室を控室にしています。早めにご来校された場合は、こ利用ください。

　廊下には、子どもたちの作品等もありますので、お待ちいただく際に、ご覧ください。

　教室内は、各担任が面談用に机の配置を変えて準備してあります。また、廊下には椅子も用意してありますので、お使いください。

　 夏休み中の図書室については、メールでお知らせしましたが、面談にあわせて今週、開館しています。7/22(火)・7/23(水)・7/28(月)は、am8:30-11:50とpm1:20-3:30、7/24(木)・7/25(金)はpm1:20ｰ3:30です。この機会に、ぜひご利用ください。

　１５分という限られた時間となりますが、有意義なものにしたいと思います。保護者の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。また、昇降口では、アルミ缶回収を行っています。少量でも結構ですので、ご協力お願いいたします。

　始めに５年生代表の児童２人が、1学期頑張ったことや、これからの目標について話しました。２人とも、堂々と発表できました。

　次に校長先生のお話です。合戦場小の校歌についてお話しして下さいました。

　今日は校歌の１番の『仲良く勉強　力きたえて』の歌詞についてお話します。勉強には、自分で知りたいことを調べるという意味があります。ここで小平浪平さんの勉強部屋の写真を見てみましょう。４年生で見学しますが、本校出身の浪平さんは、これまで外国に頼っていたモーターを、仲間と協力して、日本で初めて作りました。この部屋で、みなさんと同じ小学生のときから、熱心に勉強して、日本を代表する電気メーカーである日立を作りました。みなさんの教室にあるモニターも日立の製品です。

　部屋の様子を見ると、決して恵まれた環境ではありません。でも浪平さんは、強い気持ちをもって、自分を高めるために、日々この部屋で勉強したと言います。大切なことは、勉強は言われてするものではなく、自分を鍛えるために自分でするいうことです。

　１学期にがんばったこと、課題となったことを振り返り、この夏休み、自分から勉強をして、自分を鍛えてください。９月の２学期始業式で、成長したみなさんに会えることを楽しみにしています。　　　　　　　

 　最後に、校長先生のお話をかみしめながら、全員で校歌を歌いました。「仲良く勉強　力きたえて」は特に意識して歌っていました。

　式が終わり、みんな静かに教室に戻りました。

　学校のリーダー６年生は、最後の片づけをしてくれました。いつも頼りになる６年生、ありがとうございます。

　児童のみなさん、明日からの夏休みでは、安全第一、健康第一で過ごして下さい。保護者の皆様におかれましては、個人面談が予定されております。熱中症にお気を付けながらご来校下さい。お子様の健やかな成長のために、有意義な話合いができることを楽しみにしております。