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車いす・高齢者体験

10月14日 社会福祉協議会の野城さん・中田さんに協力いただき、車いす介助体験や高齢者体験をさせていただきました。
  

《高齢者体験》
腕や膝に重りのついたベルトをつけたり、目には視界を狭くするゴーグルをかけたり、手には手袋をつけたりしました。
  

階段では、手すりをつかんだり友達の腕につかまったりして進みました。足が思うように動かず時間がかかっていたようです。
  

ゴーグルをすると、視界が狭くなり、自分の横の様子が把握できなかったそうです。教科書の文字を読むのにもだいぶ時間がかかりました。


また、手袋をしていたため、紙を数えるのが難しかったようです。一枚一枚をはがしたり、紙を束ねたりするのはあまり上手にできませんでした。



《車いす介助体験》
自分で車いすを操作をしたり、車いすの友達の段差越えを介助したりしました。
野城さんに、ステップを踏んで前輪を上げる方法や、前輪を下ろすときに気をつけることなどを教えていただきました。


乗り降りの際には、ブレーキをかけ転倒しないように注意しました。平らな場所では、自分の腕の力で操作することができました。
  

段差の介助では、車いすのステップを踏みながら前輪を持ち上げ、越えることができました。
  

車いすでトイレや水道を使ってみました。水道まで手が届かなかったり、トイレでは車いすを回転させることができなかったりしました。
   
普段自分たちが使う場所が、車いすの人にとっては使いにくいことがあると分かりました。とても勉強になりました。