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カテゴリ:保健室より
6年保健「病気の起こり方」
6年生の体育科保健領域の中に、「病気の予防」という単元があります。今回はその中の「病気の起こり方」の学習を、養護教諭と行いました。
授業を分かりやすく進めるために、児童にとって、最も身近な病気である「かぜ」を取り上げ、どんな原因が関わってかぜを引くのか、掘り下げて学んでいきました。
病気は、病原体(菌・ウイルス等)、体の抵抗力、生活の仕方、環境などが関わり合って起こることを学びました。現在は、感染症流行のハイシーズンです。学習後の6年生たちの表情は、キリリと引き締まっていました。
西方地区地域学校保健委員会
12月22日(木)、西方地区地域学校保健委員会を開催しました。
地域学校保健委員会とは、西方小・真名子小・西方中の学校保健を推進するための会合で、規約に基づき年に1回開催されています。
報告事項として、身体計測の平均値、健康診断結果について共通理解したあと、コロナ禍における各校の様子を発表しました。黙食、手洗い・消毒、リモート授業、体調チェック票などがその一例です。
その後、各班でグループ協議を行いました。議題は、「アフターコロナを見据えて、学校・家庭・地域でできることは何か」です。
1班からは、「ステイホームで増えつつあるメディア視聴時間について、幼いうちから家庭内でルールを設ける」と発表がありました。
2班からは、「登下校や屋外運動時など、マスクをしなくてもよい場面について、学校だけでなく、家庭や地域の方も声をかけていく」との発表がありました。
本会の開催を受け、今年度事務局(真名子小)校医、高橋洋先生は、SNSを含めたゲームのやり過ぎで、情緒障害を引き起こす可能性について触れました。またコロナ禍になり、マスク着用や、人との関わりが減少したことで、コミュニケーション能力低下が懸念されていると助言されました。
事務局(真名子小)歯科校医、鎌田俊介先生は、丁寧な歯みがきを継続し、口内環境を清潔にすることで、感染リスクを低くすると助言されました。ウイルスは唾液腺で増加するため、ブクブクうがいの効能についても指導いただきました。また、飛沫を飛ばさないようにする「口閉じ歯みがき」についても紹介くださいました。
その他、黙食の緩和について、出席された校医の先生からアドバイスをいただきました。今後の感染動向を見て、アドバイスを元に検討していけたらと思います。
有意義な意見交換ができました。校医の先生をはじめとするご参加の皆様、ありがとうございました。
健康集会
健康委員の児童が主催する、健康集会を行いました。
今年度も「真名子っ子感染症対策本部」を設置し、自分たちが出演するパワーポイントで感染症予防を呼びかけます。
マスクをしないでくしゃみをすると、その飛沫は5メートルにも及びます。5メートルのひもをくくりつけたお手玉を阿部先生が投げ、誰の席まで届くのか実演しました。「きゃー!!」「え~~!?」児童たちの驚く声が聞こえます。
健康委員が手本を見せ、手洗い指導です。全校児童がエア手洗いに励みます。
エア手洗いをした後は、ハンカチで拭き取ります・・・が、ここで抜き打ちハンカチチェックです。
残念、全児童のハンカチがそろうのはまた今度です。みなさん、ハンカチは衣服のポケットに入れましょうね。
うがいは「まほうのうがい」を復習しました。上を向いて「ま~~ほ~~」と唱えます。
いよいよ12月。寒さも本番です。健康集会の発表を生かし、真名子地区を感染症から守りましょう。
1年学活「かぜたいじ」
11月15日(火)4時間目、1年生の学活で「かぜたいじ」の学習をしました。この時間でクラス全員が、「手洗い名人」になることが目標です。手洗いチェッカーを利用し、洗い残しを肉眼で確認しながら学習を進めました。
1年生の洗い残しゾーンは、ダントツで「つめ」でした。つめ先だけでなく、皮膚との境目にもびっしりと汚れがたまっていました。日頃からつめは短く切っておき、指先を意識した手洗いが大切ですね。
令和3年度の健康委員の児童が編集したパワーポイント、「コロナに負けないンジャー」を見ながら、正しい手洗いを学んで、いざ実践です。
1年生全員が、きれいな手に生まれ変わりました。保護者の皆さん、今夜はお宅の「手洗い名人」からぜひ手洗いを教わってくださいね。
地域人材による「がん教育」
がんについて正しく理解し、健康と命の大切さを主体的に考えることをねらいとし、6年生で「がん教育」を実施しました。
講師は、真名子地区の開業医で、本校の校医でもある高橋洋先生です。
授業の冒頭では、日本人の平均寿命の伸びに触れ、2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっていることを学びました。
私たちの体は、約60兆個の細胞でできています。しかし、正常細胞が何らかの要因でがん細胞となり、それが増え続けると「がん」になります。要因は、生活習慣であったり、家系的であったり、ウイルス性であったりとさまざまです。
がんは、健康診断などで早期発見し、早期治療をすることで、大幅に生存率が高まります。また、バランスの良い食事、適度な運動、禁煙などに留意することで、発症率を下げることも可能です。
最後に、高橋先生が40年ほど前に診ていた白血病(血液のがん)の中学生のお話です。亡くなる直前にSL機関車を見に行き、おみやげとして高橋先生にペン立てを買ってきてくれたそうです。上の写真のペン立ては、当時の気持ちを忘れないようにと、今でも高橋医院の診察室に置いてあるそうです。
高橋先生、ご多用の中、貴重なお話をありがとうございました。
3年学活「かぜの予防」
10月28日(金)4時間目、3年生の学活で「かぜの予防」の学習をしました。
今月に入って気温が急激に下がり、水が冷たく感じられるようになりました。それに伴い、児童の手洗いは残念なことに簡略化されてきています。
今日は手洗い指導の強い味方、「手洗いチェッカー」を使って、洗い残しをチェックしました。専用のジェルを塗って手洗いをし、ブラックライトにかざすと、汚れが青白く浮かび上がります。
浮かび上がる汚れを見ては、「えーーー!!!」と衝撃を隠せない児童たち。つめや、指の関節、指のまた、手相のしわなどに、びっしりと汚れがたまっています。悔しい表情をし、日頃の手洗いを反省しています。
養護教諭から手洗いのやり方を習い、まずは教室で「エア手洗い」をします。
そして習ったやり方でもう一度水道で洗い、ブラックライトにかざします。
おみごとです!!!汚れはほとんど落ちています。実践をものにした3年生、すばらしいですね。これからも丁寧な手洗いを続け、健康を守っていきましょう。
先生方のお勉強「心肺蘇生法」
11月に行う持久走大会に備え、心肺蘇生法を職員研修で実施しました。併せて、AEDの使い方も全職員で学びました。
レサシアン(人形)は都賀分署よりお借りしました。ありがとうございました。
1年生学活「きれいなからだ」
1年生で、初めての「性に関する指導」を行いました。題材名は「きれいなからだ」です。この学習のねらいは、からだのよごれやすいところに気付き、清潔に保つ方法を考えることです。あわせて、プライベートゾーンについても学び、男女の違いにも触れました。
トイレットペーパーの使い方は、人形を使って指導しました。前から後ろに向かって拭き取ります。
今日学習した内容が、上学年になったときの保健の学習へとつながっていきます。
うれしい悲鳴 ミストシャワー
熱中症対策の一環として、昇降口にミストシャワーを設置しました。
ホースにつないである蛇口をひねると、アーチ部分からミストが降り注ぎます。
(写真では、ミストの様子が伝わらないのが何とも残念です・・・)
子どもたちは、
「わあーーー!涼しい!」
「快適っ!!」
「最高!ずっとここにいたい!」
と大喜びです。
中には、上を向いて口を大きく開けている子までいます。水分補給でしょうか。
(いやいや、ミストですから水分補給にはなりませんね。)
職員の安全管理の下、運動会終了まで、適宜使用していきたいと思います。
5・6年 薬物乱用防止教室
7月5日(火)、学校薬剤師の山中好夫先生をお招きし、薬物乱用防止教室を行いました。
授業の導入では、薬には主作用と副作用があり、薬剤師はそれを説明する義務があること、患者は聞く権利があることを教えてくださりました。
次に実験です。「薬を水以外の飲み物で飲んだらどうなるか」を実験しました。
Aさんは、シロップ薬をお茶に混ぜ入れ、Bくんは粉薬を炭酸水に混ぜ入れます。
なんと大変、シロップ薬は真っ黒に濁り、粉薬は泡を吹いてあふれ出てしまいました。これが口やお腹の中で起こったら、薬の成分が吸収できなくなってしまいます。薬は正しく水で服用しましょう。
夏休みに気が緩んで近づきやすくなってしまう、タバコやアルコールの「害」についても、ご講話いただきました。そして、危険ドラッグが引き起こす事件についても、迫力ある動画を交えて教えてくださりました。
どのようなシチュエーションで、私たちに危険な影が忍び寄るかはわかりません。私たちを守るのは、「断る勇気」です。
①はっきりと断る
②その場を立ち去る
これが何よりも大切です。そして日頃から、「ダメゼッタイ」の合い言葉を頭に入れて生活しましょう。
山中先生、貴重なお話をありがとうございました。