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学校ニュース
1年国語 似ている言葉スピーチ
12月4日(木)、1年生がPower Pointを使って、それぞれが調べた「言葉のちがい」についての発表会を行いました。
今日は、生徒が選んだ「似ていることば」について調べ、その意味や使い方などを紹介します。授業のはじめに、国語辞典を使い、先生が示した言葉を調べる活動でウォームアップです。
いくつかの言葉を調べた後、発表に移ります。発表前に、自分が調べたことをみんなに伝えるときに気を付ける点について確認しました。
いよいよ発表が始まりました。トップバッターは「机とテーブル」についての発表です。それぞれの共通点と相違点について、分かりやすく説明してくれました。机は、字を書いたり読書したりするのに使うものですが、テーブルでも同じ作業ができますね。外来語の「テーブル」は、日本語では何と呼ぶのでしょうか?「ちゃぶ台」? 発表の後は、全員から感想や質問を受けることになっています。
続いて、「富・宝・財」についてです。お金に関する言葉として選びました。どれも似たようで意味が異なります。人の場合、「財産」のように使うことが多いですが、「富」も人の場合に使い、「宝」は違う。面白いですね。質問も活発に行われています。校長先生からも感想をいただきました。
次は「解説と説明」についてです。先日の定期テストが返却されたとき、先生が「解説をします」と言いました。「解説」は、内容や本質を分かりやすく伝えることなのですが、普段あまり意識せずに使っていたことに気づきました。生徒たちはパワーポイントを小学校のときから使っており、見た目の分かりやすさ、操作など、スムーズに使いこなしています。
次は、「合体・融合」についての発表です。「合体」は、物が合わさって一つになること、「融合」は溶け合って一つになること。校長先生から、「本校は他の2校と統合してひとつの学校になることを表す『統合』もありますね。」との感想をいただきました。
最後の発表は、「ルール・決まり」についてです。「ルール」は「決まり」の外来語なのかと漠然と思っていましたが、それぞれの使い方は違っていました。学校では、「ルール」も「決まり」も両方使われています。校則はルール?決まり?どちらなのでしょう?
一人一人の発表に対して、先生から、良かった点や改善するとさらに良くなる点などについて、的確なアドバイスがありました。これからPower Pointを使って発表する場面はますます増えていくでしょう。今日はとてもよい経験をしましたね。また、友達の発表に対して積極的に意見や感想を述べる姿がとても素晴らしく、互いに学び合い高め合う学級の様子が伝わってきました。
1年家庭科 キュウリとハムのサラダを作ろう
12月3日(水)、今日は1年生が調理実習を行いました。
今日のメニューは「キュウリとハムのサラダ」です。キュウリはまず、サラダ用に斜めに輪切りした後、千切りにするものと、浅漬け用に乱切りするものと、2種類用意しました。何やらみんな手つきがあやしく、ひやひやしながら見守る中、1名だけ包丁さばきが上手な生徒を発見!やはり普段から家でお手伝いをしているとのことです。
見事な千切りと乱切りができました!ところで乱切りはどんな場合に適する切り方でしょうか。
乱切りは味が染み込みやすいため、煮物、カレーなどに良いとのことです。見事な包丁さばきをしていた生徒が、代表でハムを切ります。今回のハムは2種類あり、着色料を使ったものと使っていないものを使います。見た目や味の違いはとうでしょう?
次はドレッシングを作ります。これらの調味料をそれぞれ小さじ1杯とり、混ぜ合わせます。油はキャノーラ油またはごま油のどちらかを選びます。味変に砂糖も加えて良いようです。どんな味になるかな?
さあ、サラダができあがりました!先生から春雨をもらい、自分で作ったドレッシングをかけて、いざ!実食です。おいしそうにできました。ぜひ、家でも作ってみてくださいね。
栃木北中学校新入生説明会
12月2日(火)吹上中学校において、来年度開校する栃木北中の新入生(現小学6年生)とその保護者の皆様を対象とした説明会・体験授業が行われました。
今日の説明会では、吹上、皆川、寺尾それぞれの中学校の代表生徒たちが、各校の活動や行事について小学生に説明しました。3校が統合するので、それぞれの良さを知ってもらう良い機会です。3校の良さを引き継ぐ、新しい栃木北中はどんな学校になるのでしょう。期待が高まります。
一方で、本校の生徒たちはオンラインで説明会の様子を視聴しました。(3年生は実力テストの真っ最中でした。)
本校の代表生徒2名は、本校の様子を分かりやすく堂々と発表しており、画面を通してそのことがよく伝わってきました。小学生のみなさんにも、きっと中学校の楽しい様子が伝わったことと思います。
学校では1,2年生たちが二人を見守ります。皆川中の説明時にはリアクションが大きくなるのが、見ていてとても楽しいです。
本校代表の二人です。今日は大役、お疲れさまでしたね!
その後、小学生たちは各教科の体験授業を受けました。皆川中からは音楽科教員が「歌声づくりをしよう」という内容の授業を行いました。本校の授業で普段行っている、「良い声を出すためのウォームアップ」から始まりました。
たくさんの児童が参加し、楽しい授業になったようです。中学生になってからも、音楽の授業を楽しんでくださいね。
「中学校スクールデイズ」放映
12月1日(月)17:30~栃木ケーブルテレビで皆川中学校が紹介されました。
この番組は、11月13日(木)にFMくらら857に出演した様子を栃木ケーブルテレビが撮影し、放映されたものです。2学期に本校や地域で行われた行事の紹介や校長先生による学校PRなど、以前ケーブルテレビで放映された映像や写真とともに紹介されました。本校の良さや温かな雰囲気がとてもよく伝わってきて嬉しかったです。
この番組は12月7日(日)まで、毎日17:30から15分間放映されます。皆さん、ぜひご覧くださいね!
武道で学ぶ礼と技 〜剣道最終授業〜
11月28日(木)アシストネットボランティアの皆様による、剣道の授業最終日を迎えました。
アシストネットボランティアの方々による剣道の授業は、11月10日(月)から始まりました。
剣道は礼に始まり、礼に終わる。日本の武道の基本です。授業においても毎回正座であいさつをします。剣道を体験したことのある方はご存じだと思いますが、手ぬぐいで頭を覆い、防具を身に着けていくのは時間がかかります。夏は暑く冬は寒い。厳しいけれど、精神の鍛練にはもってこいのスポーツかもしれませんね。
防具をつける様子を見守り、優しく教えてくださっています。防具をつけ終えたら、いよいよ対戦です。
アシストネットの関口さんと対戦です。緊張感が漂います。生徒とはいえ、手加減なしですね?
そんなことはなく、優しく相手をしてくださいました。厳しさの中にも優しさのあるご指導をいただき、楽しく剣道を学ぶことができました。生徒に感想を聞いてみると、「防具を身に着けるのが大変だった。」「正座できちんとあいさつをして始めるのが、日本の武道だなと思った。」「打たれるのは痛いけど、打つのは楽しかった。」など、笑顔で話していました。
剣道をご指導くださったアシストネットの皆様には、剣道の授業を通して、剣道だけでなく礼儀作法等大切なことを教えていただき、ありがとうございました。
専門委員会振り返りと給食太郎さんからのメッセージ
11月26日(水)放課後、各専門委員会で2学期の振り返りを行いました。
本校には、5つの専門委員会があります。
生活美化、図書学芸、放送、保体、給食委員会です。今日は2学期を振り返ってのそれぞれの取組について、よくできたところ、改善すべきところ、3学期の活動等について話し合いました。
時間の関係で、すべての委員会の写真を撮ることができませんでしたが、それぞれの委員会で、各自の役割に責任をもって取り組んだことや3学期の活動の内容等について、互いに考えを伝え合う様子が見られました。
専門委員会は生徒が主体となって行う活動です。私たちがより良い学校生活が送るために、積極的に呼びかけたり、必要なことを伝えたり、点検したり、補充したり、また、足らない点を見つけて改善したりと、ひとりひとりの活動がなくてはならないものです。2学期で振り返り気づいたことを来学期に生かし、より良い学校にしていきましょう。
最後に、給食委員会から一句。インフルエンザが流行っていますが、たくさん食べて、よく寝て、元気に終業式を迎えてくださいね!
表彰集会、あったか皆川いじめ防止集会
11月19日(水)5時間目に、表彰集会、あったか皆川いじめ防止集会が行われました。
表彰集会では、3年生が出場した下都賀地区合唱音楽祭をはじめとする、さまざまな賞の表彰がありました。
あったか皆川いじめ防止集会では、全校生徒が縦割り班に分かれて、意見を交流しました。
まず、夏休み中に皆川中代表として、生徒会長と副会長が参加した、「あったか栃木いじめ防止子どもフォーラム」についての話を聞きました。
市内の代表生徒との話し合いを通して、いじめ防止に対する考えを深めたことがよくわかる発表でした。
次に、「いじめ防止教室~いじめをしない!させない!許さない!~」という新潟県警察の動画を視聴しました。
具体的な事例をもとに、いじめが犯罪につながることを改めて理解することができました。
最後に、それらを踏まえて「いじめをしない・させないために私たちができること」について班に分かれて話し合いを行いました。
話し合い後の班長の発表からも、いじめに対してさまざまな角度から考え、「私たちができること」について意見を交流したことがよくわかりました。
今回の集会で学んだことや気づいたことを大切に、これからもいじめのない皆川中学校を、みなさん自身の手でつくっていきましょう。
From the Principal's Office
校長室のことをPrincipal's Officeと言います。今日は、校長室(の中ではなく)の外にある掲示板をご紹介します。この掲示板は、日々校長先生がさりげなく情報発信をされている場所のひとつです。
今朝、校長室前の掲示板を通りかかると、素敵なリースが飾ってありました。アシストネット大島さんが活けた花もあります。
校長室前のこの掲示板には、今年度の学校スローガン、学習キーワード、学校だよりや進路だよりなどが貼ってあり、今年度皆川中学校が何を目指し、何をしていくのかが一目で分かります。
学校スローガンはこちら。生徒会が中心となって話し合い、決定したものです。今年度末に閉校する本校で、「生徒・教職員みんなで、自分の殻を破り、積極的に考え、行動し、未来に向かってチャレンジしよう」という気持ちが込められています。
こちらは、今年度「確かな学力の育成(学力向上)」にむけた学習キーワードです。「生徒は、自ら考え、表現する。」とともに、「教師は、(生徒のモデルとして)自ら問い、意味を考え、議論する。」ことを、学校全体で取り組んでいます。これまでも本校ホームページでたびたびご紹介してきたように、すべての教育活動の中で、自分の考えを積極的に表現することを重視し、授業等においてその成果ともいえる光景が各所で見られます。今日の5校時に行われた全校道徳「あったか皆川いじめ防止集会」においても、学年の枠をこえたグループ協議の中で、3年生がリーダーシップをとる中、それぞれが自分の考えをしっかりと述べる様子がとても素晴らしかったです。
11月も下旬に入り、来月はクリスマスです。先日校長先生が栃木特別支援学校の「しらさぎ祭」に行かれた際、購入されたというリースがかかっていました。青や紫を基調とした美しいリースで、寒い廊下が華やかになりました。
11月の生け花②
11月17日(月)、アシストネットボランティアの大島康子さんが、玄関に花を活けてくださいました。
今回、長い枝から花を咲かせているのは「カンガルーポー」Kangaroo pawです。pawとは、犬や猫などの、爪のある動物の手足のことです。名前が面白いなと思って調べてみたら、花がカンガルーの前足のような形をしていることからつけられた名前でした。さらに、原産地はやはりオーストラリアで、乾燥した土地でも育つ植物です。よく見てみると、確かに似ているような気がしますね。
ガーベラは淡いピンク、オレンジ色のスプレーカーネーションの色と対照的でいいアクセントになっています。大島さん、素敵なお花をありがとうございました。
皆川中校歌「勿忘歌ーわすれなうたー」公開
今ある学校から閉校した学校の校歌を「勿忘歌ーわすれなうたー」と題してYouTubeで広く公開する活動をされている壹岐隆邦さんが、皆川中学校の校歌をアップしてくださいました。
下のリンクからお聞きください。
R7. 12. 26(金) 校内公開のご案内
皆川中学校 校内公開について
皆川中学校は、令和8年3月をもって閉校することになりました。
つきましては、本校の卒業生、地域にお住まいの皆様など、本校にゆかりのある方、思い出のある方を対象とした校内公開を実施します。ご参加を希望される場合は、下の「校内公開ポスター」をクリックして詳細をご覧ください。この画面下のQRコードからもお申し込みいただけます。
日時:令和7年12月26日(金)10:00~12:00
申込方法:QRコード、またはお電話にてお申込みください。
申込締切:令和7年12月19日(金)
その他:今後、校内公開について本校からのお知らせ等は、学校ホームページで随時ご案内します。学校の様子等も頻繁に更新しておりますので、ぜひご覧ください。
20251226 校内公開ポスター.pdf ←ここをクリック
調べ学習プレゼンテーション(2年)
11月13日(木)、今日は2年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。
今日のプレゼンでは、家でイチゴを栽培するのに使う農薬について着目し、病害虫別の農薬について調べました。
農薬は種類も用途も、値段もさまざまです。一番高価な農薬だと1万円以上もするようです。楽しかったのは、大澤さんが農薬の値段を紹介するたびに、聞いている生徒たちがその値段の違いによって「おおーっ!」「へぇー!」「わぁー!」など、自然にリアクションを返していたことです。この「調べ学習プレゼンテーション」の目的を2学期の始業式で紹介した際に、3つのねらいについて話しました。その中の、聞き手が発表を引き出す、より良い学級の雰囲気を作る、ということがすでに達成できていました。発表者と聞き手が一体となってすばらしいプレゼンテーションになっていたと思います。2年生の皆さん、楽しい発表をありがとうございました。
FMくらら『中学校スクールデイズ』収録
11月13日(木)、14:40よりFMくららの『中学校スクールデイズ』を本校図書室にて収録しました。各学年の学級委員2名が参加し、インタビューに答える形での収録になりました。
オープニングです。ラジオ放送ですが、ケーブルテレビの収録もありました。みんな少し緊張しているようです。
学校の特徴や自慢は、「学校はみんなが仲良く過ごしており、学級も発言しやすい(安心できる)雰囲気がある」、「学習の決まりをよく守り、積極的に発言している」でした。
2学期の学校行事についてのインタビューもありました。閉校イベントでは「クイズやドッジボールを実施しました。閉校することは寂しいですが、この行事を通してさらに仲が深まったと思います」、下都賀地区学校音楽祭では「合唱の部ではクラスで出場したのは皆川中だけだったので、みんなで出られて思い出に残りました」、皆川わっしょいまつりでは「小学校に行って活動し、多くの人と触れ合い、思いやりを持って協力して行動できた」、皆川城址まつりでは「開催18回目ですが、本校の応援団が今年も参加することができ、学生服で演技する姿がかっこよかった」、皆中祭・合唱祭では「Miracle 個性大爆発のスローガンのもと、ステージ発表等とても思い出に残った」、校内ロードレース大会では「保護者や地域のサポートのもと、全員が一生懸命に取り組み完走できた」ことを紹介しました。
閉校や統合まで5か月が過ぎた今の気持ちは、1年生は「統合で不安はありますが、新しいクラスで仲良く頑張りたい」、2年生は「閉校を実感することがあり新しい生活で不安もありますが、交流会で顔を合わせているので楽しみです」、3年生は「長い歴史で愛されてきた学校が閉校するのは寂しい過ごした日々は大切な日々だった。新しい一歩を踏み出したい」と話していました。
校長先生から「失敗を恐れず挑戦し、自分の考えを持ち、仲間と学びあう。行事では全校が心をひとつにして団結し、地域のボランティアの皆さんに支えられ、勇破・・・自分の殻を勇気をもって破る・・・挑戦する心を育ててきました。」
最後に全員で本校の合言葉「We can make a miracle!」があり、収録を終えました。
【お知らせです】
1月1日(木)~1月31日(土)の1か月間、FMくらら857で「10時の時報」を本校生徒がお知らせします。ぜひお聞きください。
小中合同研修会 要請訪問(3年公民)
11月12日(水)5校時、3年生社会科(公民)の研究授業を行いました。
今日は、小中合同研修会の中で、社会科の研究授業を行いました。3年公民の授業で、「労働環境の変化と課題」、非正規雇用の増加がもたらす社会問題について着目し、政府・企業・労働者の三者の立場から解決策を考える、というものです。
前回の授業の振り返りとして、非正規雇用による社会問題にはどのようなものがあるかを確認しました。
大勢の参観者を背に、生徒たちはこれまでの授業で学習したことをもとに、積極的に意見を出し合っています。グループ内でホワイトボードを使い、書いたり消したり、加えたりと、思考するツールとして使いながら考えをまとめ、発表しました。
授業者が各班を回り、助言しています。企業の立場から、なぜなのかその理由を述べる生徒たちに先生が質問を投げかけ、考えを広げたり深めたりできるよう支援します。
さらに、この問題を解決するために、政府・企業・労働者という三者の立場から考えていきます。学童保育の充実や労働者の教育・研修の充実、待遇の差をなくす等、さまざまな意見があがりました。
授業研究会では、3班に分かれた教員が授業について意見を述べ合いました。その中で、生徒たちがこれまでの授業で学んだ知識を使って思考していたことや、自分の考えを根拠をもとにしっかりと伝えられていた点がすばらしく、学級が思ったことを話しても否定されない、安心できる場所になっているからではないかとの嬉しい言葉をたくさんいただきました。
授業後、生徒たちから「授業がとても楽しかった」という感想をもらったと聞き、学ぶことが楽しいと思えてきた生徒たちに、もっともっとその楽しさを味わってもらえるような授業づくりをしていきたいと思いました。
第3回学校運営協議会・授業参観(国・社・数)
11月11日(火)午後、学校運営協議会が開催されました。
今回は、学校運営協議会委員の皆様に授業を見ていただきました。
授業は、1年生国語「意見文の書き方」、2年生数学「三角形の内角の和と外角の性質の証明」、3年生社会(公民)「裁判所の仕組みと働き」についてでした。
1年生は、前回の授業に続き、3種類の商品のポスターそれぞれの長所と短所を考え、その根拠を示し、文章構成を考えて書いたものを発表しました。意見文には、対象となるものの長所をあげて結論を述べる方法と、長所に加えて、その比較対象になるものの短所をあげて比べる方法とがあるそうです。選んだポスターは同じでも、人によって視点が異なります。自分がなぜそのポスターを選んだのかを聞き手に分かるよう説明していました。
2年生数学では図形の証明です。三角形の内角の和と外角の性質を証明するための考え方を発表し、クラスの仲間と共有していました。以前学習した同位角や錯角など、平行線に関する角の性質を使って角同士の大きさを明らかにするなど、学習の積み重ねの大切さがよく分かる内容でした。人に説明できるということは、自分自身が理解できているということです。本校ではこのように、自分の考え方を言葉で説明する活動を重視し、各教科の授業で取り入れています。
3年生の公民では、裁判所の役割について学習していました。最高裁判所はよくテレビなどで耳にしますが、その下に「下級裁判所」があり、さらにその中に地方裁判所、家庭裁判所などいくつかの種類の裁判所があります。裁判所での判決に不満があった場合に、上告して何度か裁判のやり直しをする制度があるのはえん罪を防ぐためである、という説明に、生徒たちは皆納得していました。3年生の社会科では「公民」の学習を通して、現代社会で生きる私たちにとっての政治・経済・社会の仕組みや、個人としての生き方を考えます。
授業参観のあとは、校長先生から来年度の統合に向けての進捗状況報告や、地域のみなさんのご協力で大成功を収めた「皆川わっしょいまつり」報告の後、意見交換として、授業を参観されての感想や質問などをいただいた際に、委員の皆様から、授業の様子や先日行われた皆中祭についてお褒めの言葉をいただきました。本校で日々力を入れている授業(学力向上)や、みんなで力を合わせて取り組んだ行事についてこのようにおっしゃっていただいたことが、職員として嬉しく、とても励みになります。
次回は年明け1月の開催になります。学校運営協議会委員の皆様、本日はお忙しい中ご来校くださり、またこのように温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。
歯のブラッシング指導 1年生
11月10日(月)、昼休みに歯磨き後のブラッシング確認を行いました。本校では毎日、保健体育委員会を中心に給食後に歯磨きを行っています。
養護教諭の説明を受け、歯磨き後に歯の染め出しを行いました。赤くなった箇所が磨き残しがあるところです。赤くなった部分が少なくなれば、よく歯を磨けていることになります。1年生は、どのようになっているでしょう?
1年生も、少し磨き残しがあったのかもしれません。しかし、どの部分を磨けばよいのかが確認できたので、その後に再度歯磨きをし、全員の歯が真っ白になりました。
今回のように磨き残しの確認ができたことで、今後の生活でも「歯磨き」を意識でき、虫歯ゼロを達成することができます。ご家庭でもぜひブラッシング指導の成果をご確認いただき、自分の歯を大切に使っていけるよう、ご協力お願いいたします。
歯のブラッシング指導(2年生)
昼休み、養護教諭から歯磨きの大切さや正しいブラッシングの方法を学び、ドラキュラさながらに染料で真っ赤に染まった歯を、丁寧に磨いてきれいにしました。
3年生は先週10/31㈮に行いました。1年生は11/10㈪に実施します。
一生付き合っていく永久歯。いつまでも大切にしたいですね。
ロードレース大会 ~We made another miracle☆彡~
11月5日、校内ロードレース大会が開催されました。男子3.5km、女子2.5kmの道のりを懸命に駆け抜けました。
開会式で準備体操を入念に行います。
トラックを軽く流してウォームアップ。準備万端です!
完走するぞ~‼オー‼
11:00、男子が一斉にスタートしました。
5分後に女子も、よーいドン!
男子のトップが入ってきました!圧巻の走り!
女子のトップ争いは接戦です!
次は誰が来るかな?!
暖かい声援を送り、仲間のゴールをみんなで見守ります。
本日のメダリストたち。素晴らしい走りで会場を沸かせました。
3年間のロードレースを駆け抜けた3年生、清々しい笑顔です。
2年生はアクエリアスをトロフィー替わりに、誇らしげなポーズ。
1年生はみんなでゴール!
大会の運営にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
11月の生け花
11月4日(火)アシストネットボランティアの大島康子さんが、玄関に花を活けてくださいました。
早いものでもう11月です。今月の花は、赤目柳、スカシユリ、スプレーマムです。「スプレーマム」の「マム」は英語で菊のことで、1本の茎から枝が分かれて多数の花を咲かせる西洋菊(洋ギク)を「スプレーマム」といいます。
皆さんは、秋の花というと何の花を思い浮かべますか?毎年キンモクセイの花の香りが漂い始めると「ああ、秋だなぁ」と感じます。コスモスやヒガンバナなども秋の代表的な花ですね。今、本校の校舎南の植え込みにたくさんのコスモスが咲いており、風に揺れる可憐な花が心を和ませてくれます。
玄関の生け花をぜひご覧ください。大島さん、素敵なお花をありがとうございました。
体力づくりエキスパート派遣事業
10月30日(木)に2年生を対象とした体力づくりエキスパート派遣事業が行われました。
講師としてプロサッカーチームの栃木シティFCの方々が来校し、楽しみながら長距離走について教えてくださいました。
こちらは、4つ角に分かれ、中央に置いてあるテニスボールを自分の陣地にどれだけ運べるかというものをやりました。1人ずつ交代しながらボールを集めており、中央にボールがなくなったら他チームからボールを奪うことができます。中には、途中ボールが0個になってしまったチームもありましたが、最後まで協力しながら集めていました。
その後、前半後半に分かれて1400mを走りました。1人ひとりが自分のペースを乱さないようラップを意識しながら走っていました。
11月5日(水)10:35から今年度で最後となる校内ロードレース大会が開催されます。男子3.5㎞、女子2.5㎞となります。生徒一人ひとりが全力で走りきれるよう応援しております。
お忙しいところ、エキスパート派遣事業の講師として来校された栃木シティFCの皆様、本当にありがとうございました。
2年数学 多角形の外角の和の求め方を説明しよう
10月30日(木)2年生数学の参観授業を見に行きました。
今日は数学科の授業を学力向上推進リーダーに見ていただく参観授業で、多角形の内角の和の求め方について、どのような考え方を使って説明できるか、という内容でした。途中から授業を見たのですが、五角形の外角を切り取って並べている生徒、線を引いている生徒、分度器を使う生徒、計算している生徒など、さまざまな方法で問題の解決方法を考えました。本校では数学と英語でT.T.の授業を行っているため、T2の先生も生徒の活動を見守り、必要に応じて支援に入ります。
それぞれ異なる考え方で五角形の外角の和の求め方を見出した生徒たちに、みんなの前でその考え方を発表してもらいました。自分のワークシートをテレビに映し出し、説明します。皆、まったく違う考え方をしていますが、同じ答えにたどりついているところが非常に興味深いです。
T2の先生も独自の考え方を紹介してくれました。平行線を引いて角を作り、和を求めていく方法です。
最後に、公式を使って求める方法を紹介してくれました。
本時の振り返りとして、六角形の外角の和の求め方を整理し、まとめます。見ていると、ほぼ全員が理解できているようです。今日の授業では、これまで学んだ知識をもとに、一人一人が問題の解決に向き合い、見方・考え方を働かせて解決方法を導き出す様子が見られました。参観したこちらにとっても、とても興味深い授業でした。
小中連携交流授業(理科)
10月28日(火)皆川城東小学校4年生で、理科の授業を行いました。
今日は理科の江部先生が皆川城東小学校に行き、体を動かすときの筋肉の動きについての授業を行いました。前回の授業で、体を動かすときに関節を使うことについて学習し、今日は2時間目になります。
子どもたちは、自分の腕を曲げたり伸ばしたりして、筋肉がどう動くのかを確かめ、気づいたことをワークシートに記入していきます。次に、本が入った手提げ袋を持ち上げる前と後の筋肉の様子も確かめます。
腕の内側と外側で筋肉の様子に違いがあるのかな?子供たちが考えていると、T1の野澤先生が、手作りの筋肉模型を取り出しました。腕に見立てた厚紙2枚が真ん中で上下に動くようになっており、その動きとともに網状の筋肉模型が膨らんだりしぼんだりします。子供たちは手造り模型に見入って、交代で動かしていました。
最後に江部先生から、腕だけではなく体の他の部位の筋肉の動きについての説明があり、足や首など、体のあらゆる部分の筋肉が動きに大きな役割を果たしていることを学びました。次回は「動物のからだのつくりとしくみ」について学習します。野澤先生、江部先生、今日はどうもありがとうございました。
最後の皆中祭 "We Made a Miracle!"
10月24日(金)本校最後となる、皆中祭が開催されました。
今日はタイトル通り、皆川中学校最後の学校祭です。R7年度の皆中祭スローガンは、実行委員生徒みんなで案を出し合い、『MIRACLE(キセキ) 個性大爆発 ~65人の瞬間(とき)を創造する~』に決まりました。このスローガンのもと、今日はあらゆる場面・発表・作品等で生徒・教職員の個性を生かし、MIRACLEを起こした皆中祭になりました。
発表Ⅰ部は、3年代表生徒による少年の主張「言葉の大切さ」、英語スピーチでは2年代表生徒の'What Is Truly Important'、3年代表生徒の'Food That Brings Joy'、2年生2名が参加した広島派遣報告から始まりました。本校では「生徒は、自ら考え、表現する」をすべての教育活動で実践しています。発表した生徒たちは、それぞれの経験の中で感じたことや考えたことを大勢の前で堂々と表現しており、素晴らしかったです。
休憩をはさみ、合唱祭です。1・2年合同で「輝くために」、3年生「群青」、全校合唱では「越えてゆけ」を歌いました。音楽の授業や昼休み等を使い、練習を重ねて迎えた今日の本番。素晴らしい合唱は魂を揺さぶると聞いたことがありますが、今日の合唱は、まさに心の奥深くに響く歌声だったと思います。
次は演劇班による「ユカと不思議な仲間たち」の演劇発表でした。演技指導が功を奏して、キャストは皆、役に入り込んでおり、客席からは拍手喝采を浴びました。スポットライト、音響、大道具・小道具担当、演出、みんなで力を合わせて作り上げた舞台のフィナーレは、感慨もひとしおだったことでしょう。
地域の方々にご指導いただきながら練習した和太鼓は、掛け声に体育館が揺れるようなダイナミックな演奏を披露し、黄緑の法被(はっぴ)を着た生徒たちが勇ましく太鼓をたたきました。毎回の練習で、手に豆を作った生徒も多かったと聞いています。また琴の発表では、アシストネット皆川地区地域コーディネーターの関口浩子さんのご指導で「手紙~拝啓 15の君へ~」を練習してきました。大正琴で3つの旋律に分かれた美しい音色を奏で、一気に和の世界へと引き込まれました。
午前の部の最後は、これまで長年に渡り皆川中学校や生徒の活動をサポートしてくださった「とちぎ未来アシストネット」の皆様への感謝の会です。本校では、本の読み聞かせ、琴の指導、行事のサポート、玄関の生け花、剣道の指導、体育祭等の学校行事への協力など、数えきれないほどアシストネットの皆様にお世話になってきました。アシストネットの活動は今年で14年目を迎えるそうです。生徒会長から感謝の言葉をお伝えした後、皆様に手紙と花束をお渡ししました。アシストネットの皆様、本当にありがとうございました。
発表だけでなく、展示作品もたくさん飾られました。各教科で作ったレポートや絵画、書道、学年行事で作った湯呑やこけし、文化部生徒の個性あふれるイラストなどを展示しただけでなく、栃木特別支援学校のみなさんが作った作品もお借りして、生徒、保護者、ご来賓の皆様に見ていただくことができました。また、校内のあちこちに展示に関するクイズが示され、その答えを必死で探す生徒たちの姿もたくさん見られました。みんな、景品をゲットしようと必死です。結果はフィナーレで発表とのことです。
午後は発表Ⅱ部です。有志団体が校内のオーディションを受け、練習した成果を発表する部門です。先日の皆川城址まつりでも演舞を発表した、本校の第19代応援団が再び雄々しい演舞を披露しました。何度見てもかっこいいですね!
続いて、1年生の生徒とお父様のペア「ユッキーズ」が柔道の技を披露しました。彼は柔道を始めて4年になり、華麗な技が次々と繰り広げられ、すごい迫力です。そのたびにどよめきが沸き起こりました。腰に締めた帯は茶色で、黒帯の手前の色なのだそうです。
次は、3年生による、ショパンの「幻想即興曲」ピアノ演奏です。この曲はかなり難易度が高いと思うのですが、曲の特徴を捉え、抒情的に弾きこなしていました。彼女はこの他にも、今日の全校合唱「越えてゆけ」の伴奏も務めました。
次は2年生有志「MSD」によるダンス発表です。明るくアップテンポな曲に乗って、個性豊かなメンバーたちが楽しいダンスを披露しました。会場からは手拍子が沸き起こり、みんなで盛り上がりました。
続いて3年女子「Twinkle Rose」のダンスです。中学最後の文化祭を友情で輝かせ、最高の思い出にしようと、この名をつけたそうです。'Good Time'の曲に乗って息の合ったダンスを披露してくれました。オーバーオールの衣装も素敵ですね!
そして最後は、2団体のコラボレーション。3年男子「孤独なオタクたち」と「BIGGESTREET」が発表Ⅱ部の最後を飾りました。カラフルなスカートをはいて踊るアイドルたちを、4名のオタクが全力で応援する、という設定のようです。中3男子がアイドルになりきって踊るさまが何ともおかしく、また可愛らしく、会場内は生徒も保護者も教員も大盛り上がりです。
これでおしまいかと思いきや、サプライズです!3年女子と教員が加わり、バブリーダンスが始まりました。みんな、何かを吹っ切ったように踊り、個性大爆発とはまさにこのこと。いつの間にか、担任の先生もオーバーオールを着て踊っています!皆川中全員がはじけて踊るこのステージは、大成功でした。
楽しかった皆中祭がいよいよ幕を閉じようとしています。フィナーレでは、今日の様子を収めた動画をみんなで見て、一日を振り返りました。思い返すとあっという間でしたね。舞台に立った人、裏方として活動した人、実行委員としてこつこつと準備した人、いろいろな場面や活動で精一杯取り組んだ姿がその中にはありました。皆中祭テーマソング GReeeeNの「キセキ」を全員で輪になって歌い、実行委員長のあいさつ、そして最後に、校長先生のごあいさつをいただきました。
皆川中学校最後の「皆中祭」。校長先生がごあいさつの中で、You made a miracle. We made a miracle! とおっしゃいました。私たちはこの皆中祭で、MIRACLEを起こしました。私たちみんなの力を合わせれば奇跡を起こすことができる。それをまさに今日、実感することができたのではないでしょうか。
皆中祭に関わったすべての人へ、このようなかけがえのない時間を過ごすことができたことに対し、心からの感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。
追記:皆中祭の様子が栃木ケーブルテレビで放映されます。放映日時:11月5日(水)16時~ お時間がございましたら、ぜひご覧ください。
2年体育 エキスパート授業と校庭の大根
10月23日(木)3校時、2年生体育の時間に、栃木シティフットボールクラブの指導者の皆さんによる授業を受けました。
来月11月5日(水)に行われる校内ロードレース大会に向けて、生徒たちは長距離走の練習をしています。今回は4名の皆さんが来校し、長距離を走るための筋肉のほぐし方やフォーム、視線など、専門的な技術を楽しく教えてくださいました。
途中から授業の様子を見たのですが、生徒たちは楽しく鬼ごっこをしていました。今日はお天気も良く、風は少し冷たいですが、青空の下でとても楽しそうです。指導者の方から、姿勢よく、目線をあげて走るよう指示がありました。これは、実際に走るときのフォームを想定しての活動になります。
次に、ペアになってじゃんけんをし、じゃんけんの結果によってジャンプしたりしゃがんだりする活動です。走るときに足のどの筋肉を使うかを理解し、意識するためのトレーニングです。まず、指導者のお二人がモデルとなって動きを紹介してくださいました。じゃんけんで勝ったらジャンプ、負けたら屈伸をします。
その後は、トラック5周(1km)を、自分のペースで走りました。
今日はさわやかな秋晴れで、屋外での運動をするには最高のお天気でした。みんなそれぞれ楽しみながら体を動かすことができたようです。授業の最後に「今日、走って達成感があった人?」という質問に、ほぼ全員が手を上げました。授業後、講師の方に「もっと走りたいです!」と感想を伝えた生徒もいました。校内ロードレース大会がますます楽しみになってきましたね。
次回のエキスパート授業は10月30日(木)です。今日は楽しい授業をありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いします。
~つづき~
2年生は技術の時間に大根の栽培をしています。先日間引きをして、だいぶ大きく育ちました。間引きをしたときの小さな大根を洗って食べてみたら、辛かったそうです。大根は葉の部分もおいしいですよね。大きく育つといいですね!
図書学芸委員「おすすめ本紹介」
10月21日(火)朝、図書学芸委員がそれぞれのおすすめ本を放送室から紹介しました。
本校の読書週間は10月6日(月)~10月23日(木)です。今日と明日、図書学芸委員の生徒たちが、放送室からおすすめの本とその内容を紹介することになっています。各教室では本の表紙がテレビに映し出され、生徒たちがじっと耳を傾けていました。
それぞれの本について、内容やおすすめする理由など、とても分かりやすく、読みたいと思わせるような工夫がされていました。
ところで、みなさんは本を選ぶとき、何をポイントにして選んでいますか?最近ではインターネット上のレビュー、本の表紙やデザイン、売れ筋ランキング、身近な人からの紹介などを参考にする人も多いと思います。本との出会いは人との出会いに似ており、人生の宝物となります。素敵な本にたくさん出会えるといいですね。図書学芸委員のみなさん、ありがとうございました。明日も楽しみにしています。
皆川城址まつりに参加しました。
10月18日(土)本校の応援団とあんどん点灯ボランティア計27名が、皆川城址まつりに参加しました。
皆川地区で長年開催されてきた「皆川城址まつり」は、今年で18回目を迎えます。実行委員会の方々から、皆川中学校最後の応援団の演舞をぜひとの熱いご要望にお応えし、参加することになりました。
皆川公民館・皆川城址公園にはたくさんの模擬店が軒を連ね、本格的な石窯ピザを焼いて提供するブースもありました。また、栃木特別支援学校のみなさんの作品販売や、NPO法人「このゆびとまれ」さんのおいしいチュロスを販売するお店もあり、皆川と周辺地域の方々の舞台発表、日暮れとともに皆川城址をあんどんが照らす幻想的な景色の中、多くの人々でにぎわっており、この行事が広く地域の方々に親しまれてきたことを実感しました。
午後1時過ぎ、本校の応援団生徒が学校に集合し、体育館で約1時間練習して本番に臨みました。応援団の演舞発表は午後3時。実行委員会から急遽団員に、皆川中学校閉校にあたっての感想を全員からお願いしたいとの依頼がありました。
いよいよ演舞の発表です。第19代、最後の皆川中学校応援団長を筆頭に、12名の団員が雄々しい演舞を披露します。
大勢の前で話すのは少し緊張したようですが、みんな堂々と感想を述べることができました。演舞も素晴らしく、皆川中学校最後の応援団として凛々しく、皆川城址まつりの成功を祈念し応援していました。終了後、校長先生から労いの言葉をいただきました。
大役を果たし、ようやく肩の荷を下ろしてお祭りに参加します。ここで前々から気になっていた、団長の学ランを見せてもらいました。するとそこには、皆川中学校歴代応援団長の名が金糸で刺繍されていました。この学ランを身にまとい、応援団を率いてきた歴代の団長の思いが込められているようです。
あんどん点灯まで少し時間があったので、皆川城址に登ってみました。思っていたより坂が急で息が切れましたが、ここに皆川城があったのかと昔に思いをはせつつ、頂上を目指します。
本丸のあった頂上から本校を見下ろしました。素晴らしくよい眺めで、晴天の日にもう一度登ってみたいものです。
演舞のあとは、いよいよあんどんの点灯です。日が暮れ始めた午後4時半過ぎ、本校生徒も皆川城址に設置されたあんどんに火を灯していきます。消防団の皆さんも万が一に備えて待機されていました。
あんどんが点灯し、空がすっかり暗くなりました。ステージではダンスが披露され、皆川城址のライトアップで華やかな雰囲気の中、祭は大勢の人々でにぎわいました。皆川城址まつり実行委員会の皆様、地域の皆様、城址まつりの成功おめでとうございます。そして準備等、大変お疲れさまでした。本校生徒、職員もとても楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
皆川わっしょいまつりが新聞に掲載されました。
10月8日(水)に皆川城東小学校で行われた「皆川わっしょいまつり」が下野新聞に掲載されましたので、ご紹介します。(下野新聞10月16日掲載 *記事転載の許可をいただきました。)
第35回下都賀地区英語スピーチコンテスト
10月16日(木)岩舟町文化会館において、第35回下都賀地区英語スピーチコンテストが開催され、本校から2名の生徒が出場しました。
皆川中学校からは、3年生が 'Food That Brings Joy'、2年生が 'What Is Truly Important' というスピーチを行いました。数年前から、英語スピーチコンテストは、学年枠をなくしてのオープン参加となっています。
3年生代表生徒は、最近話題になっている「昆虫食」について、未来の人口増加による食糧危機や地球環境保護のための昆虫食と、食べることの喜びについて自分なりの考えを伝え、2年生代表生徒は、個人で通う英語の先生がアルゼンチン人で、その方とのやりとりから、本当に大切にするべきものは何か?という問いについて、自分の家族との関係を振り返るという内容のスピーチを行いました。
二人は8月に原稿を作成し、9月から約1か月半の間、スピーチの暗記に始まり、発音チェック、ジェスチャーや表現の仕方などに集中して取り組んできました。コンテスト当日は校長先生が客席から二人のスピーチを見守ってくださり、見事、自己ベストともいえる見事なスピーチを披露しました。
結果は、惜しくも県大会出場は逃したものの、3年生が優秀賞入賞、2年生がその次の優良賞入賞を果たしました。第1部全58名の出場者中、最優秀賞(県大会出場)、優秀賞、優良賞は各6名ということで、本当に素晴らしいことです。翌日朝に結果を直接伝えた後、二人に感想を聞きました。
「落ち着いて発表できたと思います。見に来ていた家族からも、堂々と発表していたね、と言われました。」
「最初の目標通り、ステージで自分の思いをしっかり伝えられました。家に帰ったら眠気が襲ってきて、すぐに寝てしまいました。」
コンテスト前日に英語科教員と校長先生の前でリハーサルをし、その後「これまでの自分の努力を信じて、楽しんでスピーチしている自分を思い描くこと。自分は大丈夫!と信じること。」と伝えましたが、二人の表情から、スピーチを精一杯楽しみ、達成感を味わえたことがよく分かりました。本当によく頑張りましたね!
なお、10月24日(金)皆中祭でもスピーチを披露します。字幕もつきますので、みなさんぜひお聞きください。
皆中祭準備がありました
10月16日(木)5・6校時に皆中祭準備がありました。
よりよい皆中祭になるよう、どの班もがんばっていました。
本番が楽しみです。
1・2年合唱練習「輝くために」
10月16日(木)昼休みに、1・2年合同で合唱練習が行われました。
今年度、皆中祭の中で「合唱祭」が行われますが、1・2年生と3年生に分かれてそれぞれ1曲、全校で歌う1曲を練習しています。今日は昼休みに2階の中央オープンスペースから歌声が聞こえてきました。(3年生は体育館で練習中でした。)
曲は「輝くために」。指揮者と伴奏、二人とも息が合っています。
学生時代に合唱をやっていた担任の先生から、歌詞をはっきり発音することや、曲に込められた意味などを考えて歌うことなどについてのアドバイスがありました。
最後に校長先生から「毎回の練習を一回、一回大切に、本番だと思って歌いましょう。」との言葉をいただきました。練習は本番のように、本番は練習のように。ここぞというときに自分たちの力を最大限発揮できるよう、何より仲間たちと楽しんで歌うことができるよう頑張ってくださいね!
1年家庭科 ティッシュケースカバーを作ろう
10月16日(木)1年生は家庭科の授業でティッシュケースカバーを作っています。
来週10月24日(金)は皆中祭です。1年生はこのティッシュケースカバーを展示する予定になっており、みんな一心に針を進めています。
最初に布を裏返して縫い合わせていきました。見ていると、かがり縫いとまつり縫いが難しいようで、先生に教えてもらいながら真剣に取り組みました。この写真は以前、かがり縫いを練習したものです。家庭科のファイルにしっかりと綴じてありました。そういえば習ったなぁ・・・と大昔の記憶がよみがえります。
作業がひと段落した人からアイロンをかけていきます。
アイロンをかけたら、布をひっくり返して形を整えます。すると角が90度になりません。浅川先生が秘密の道具を貸してくれました。さて、どうやって使うか、自分で考えてみましょう。力を加減しないと布が切れてしまうかもしれません。
このティッシュケースカバーは壁からつるすタイプなので、この後これにひもをつけるのでしょうか?皆中祭まであと約1週間です。あせらず、丁寧に作っていきましょう。
調べ学習プレゼンテーション(2年)
10月14日(火)今日は2年生のプレゼンテーションを見に行きました。
今回のプレゼンは、「2進法」についてでした。
発表者によると、私たちが日頃使っているのは0~9で数を表す10進法ですが、2進法は0と1だけで数を表すそうです。例えば、1の次に大きい数は2ではなく、位が1つ増えて10になります。そしてこの2進法は、主にコンピューターで使われています。コンピューターは1と0のそれぞれに電気が与えられることによって動作しており、電気信号のON(1)とOFF(0)しか判別できないため、0か1で情報をやりとりする仕組みになっているそうです。この2進法は、17世紀ドイツの数学者ライプニッツが体系化しました。
また、この2進法では、5本の指を使うと32通りあるので、片手で31まで数えることができるそうです。
ON(1)指を立てた状態
OFF(0)指を折った状態
発表を聞いていた先生からも質問が出ました。「60進法というのもあるが、これは何に使われていると思う?」
生徒「時計です。」(正解!)数学は、意外と私たちの日常の中に使われていることがよく分かりました。今回のテーマは生徒にとって、遠いようで近い、新鮮な面白さを提供してくれたように思います。この後インターネットで2進法の手の数え方を調べてみました。いろいろあるのですね。皆さんもぜひ、調べてみてください。
2年社会 グローバル教育
10月14日(火)1校時、2年社会科の授業で「水俣から学ぶ 本当に豊かで幸せな生活とは?」についての授業を行いました。
今回の授業は、栃木市が実施している独自のプログラム「グローバル教育」をもとに行われました。「グローバル教育」とは、各教科で学んだ知識にSDGsの視点を取り入れ、正しい情報をもとに多角的・多面的な視点から物事を捉え、客観的に判断することができる思考力・判断力の育成を目指すものです。
先日は3年社会科の授業で「どうすれば児童労働をなくせるのだろう」というテーマについて、生徒たちがグループになり、課題の解決に向けて話し合いを行いました。今日は2年社会科で「水俣病から学ぶ 本当に豊かで幸せな生活とは」についての話し合い活動です。
下の写真は、生徒たちが事前に水俣病について「調べ学習」で調べたものの一部です。図などを使い、分かりやすくまとめてあり、これも参考にしながら話し合い活動を進めていきます。
水俣病は、日本の高度経済成長期(1955~1973)に、企業がプラスチックを生産する過程で生じたメチル水銀が河川や海に流れ込み、その毒に汚染された魚を食べた人々に重篤な神経障害が出たことで知られる病です。今もなおその後遺症に苦しむ人々がおり、2009年の水俣病特別措置法の施行により、救済対象者への補償や救済対策が行われています。
生徒たちは、水俣病の原因や背景など、授業で学んだ事柄を確認した上で、政府・企業・国民それぞれの立場から、私たちが豊かで幸せな生活を送るために何をすればよいかについて考え、アイデアを出し合い、模造紙にまとめていきました。
今回の話し合いの中で、水俣病が人々に与えた事実を踏まえ、様々な意見が共有されました。例えば、私たちの生活に必要なプラスチックの生産を一方的に禁止するのではなく、企業は生産過程でどんな影響が出るかを考え、その対策を準備する責任があることや、国が法律を作って規制する場合、どのような法律を作るべきかなどさまざまな意見があがり、そこから考えをさらに深めていきます。ここで生徒の考えをより深めるためのファシリテーターを務めるのが教員です。授業者の黒川先生が各班を回って、生徒に適切な言葉かけや問いかけをしながら、考えが深まるようなアプローチをしていきました。
20分ほどたち、各班の発表です。代表の生徒が班で出た意見を発表しました。各班の発表についても、先生が適切なアドバイスを加え、生徒に気づきを促していきました。
このような話し合い活動に「これ!」という答えはありません。ですが、学んだことをもとに、話し合いを行いながら多様な考えに触れ、自分の考えを深めたり再構築したりすることが大切です。これからも身の回りにある課題に目を向け、自分たちに何ができるか、何をすべきかを、自分事として捉え考えていきましょう。
皆川わっしょい祭り実践
先日10月8日(水)皆川城東小学校を会場に、皆川わっしょい祭りが行われました。
皆川わっしょい祭りに向けて準備や計画を行ってきたのでとても楽しみにしていました。
皆川中学校の校長 藤間先生からの「楽しみにしていた人?」の質問には、児童生徒全員の手が挙がりました。
小学5年生から中学3年生までの児童生徒が下級生や栃木特別支援学校の皆さんに楽しんでもらえるように準備を始めました。
いよいよ活動の時間です。中学2年生のリーダーシップや中学3年生の温かいサポート、小学校5年生、6年生、中学1年生も自分の出来ることを積極的に探し、フォロワーシップを発揮していました。
皆川中学校・皆川城東小学校・栃木特別支援学校 3校の交流がより強まった皆川わっしょい祭りになりました。
グローバル・アワー
10月10日(金)5校時、栃木市教育委員会から9名のALTの皆さんが来校し、「グローバル・アワー」が開催されました。
今回皆川中学校を訪れたALTの皆さんは、本校のALTであるジョアンナ先生(オーストラリア)のほか、フィリピン、ナミビア、アメリカ、イギリス、ケニアと、世界のさまざまな国の出身です。生徒たちは6グループに分かれ、前半と後半各20分でそれぞれ1つずつ、違うALTの体験講座に参加しました。ALTのみなさんは、はじめからとても明るく笑顔いっぱいで、期待が高まります。
グローバル・アワーのはじめに、校長先生から英語でスピーチがありました。本校では、常に「間違いや失敗を恐れずチャレンジしよう」と呼びかけています。今回のグローバル・アワーでも同様に、積極的に英語で交流し、楽しい時間を過ごしましょう。とお話がありました。
本校のALTの先生が、MCとしてイベントの進行を務めました。いよいよ、各グループに分かれての活動です。最初に、ALTの先生の母国の紹介です。場所、有名なもの、文化など、映像やゲームを取り入れて楽しく紹介しました。工作をしたり、各国の遊びをみんなで体験したりと、まさに体全体を使った交流会となりました。
最後に、クロージングセレモニーでは、ALTの先生から生徒に、今日の活動について英語でのインタビューと、生徒会長による英語での流ちょうなスピーチがあり、ALTの皆さんに見送られ、本日のグローバル・アワーの幕を閉じました。
1時間という短い間ではありましたが、世界のさまざまな国の文化に触れ、日頃学んでいる英語を使ってALTと交流することができました。このような貴重な機会をくださったALTのみなさん、栃木市教育委員会グローバル教育推進室の先生方、本当にありがとうございました。
1年美術 表現を工夫して描こう
10月10日(金)1年生が美術の授業で風景や植物の絵に取り組む様子を見に行きました。
今日の授業では、下書きした絵に色を付けていく作業に取り組みました。美術科の宇佐美先生から、絵の構図によっては、広い部分から塗り始めるとよいことや、色をつけていくときに、木々の葉の部分などに点描という技法を取り入れるとよいことなどについてアドバイスをいただき、それらを生かして作業を進めました。
自分が選んだ対象物や風景の写真をもとに、絵を描いていきます。目で見た色や形をどのように表現するか。それぞれの工夫が光ります。こちらは、少しずつ絵具を加えながら、赤い色に変化を加えていました。なかなかいい感じですね。
こちらは、窓から見える空や木々を描いています。実際に窓から外を眺めたような風景が広がった絵になっており、また、木々の緑や空の青が単一の色ではない点をよく観察し表現していました。完成が楽しみです。
調べ学習プレゼンテーション(2年)
10月3日(金)今日は2年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。
今回のプレゼンでは、「避難訓練」について調べたことを発表しました。
学校での避難訓練を経験し、避難経路や避難場所等の確認の大切さ、実際に災害が起きたときの対応の仕方等について詳しく知りたいと思ったことが、今回のテーマ設定の理由です。
地震と火災では、対応が異なります。例えば、地震発生時は窓をあけて避難経路を確保するのに対し、火災では酸素が入って炎が大きくなるのを防ぐために窓を閉めます。このように、知識として学び、訓練で経験することを通して、自らの身を守る行動をとれるようにすることが必要であることを、発表を通してクラスの仲間と共有することができました。
ところで、2年生のプレゼンテーションは他の学年と違うことにお気づきでしょうか。2年生は、全員がプレゼンテーションを行い、質問をしたり、発表に好ましい反応を返したりすることに慣れるまで、このように円になって聞くことにしました。基本は同じでも、クラスごとに工夫を加えた取組はそのクラスの特徴が表れていて興味深く、そうした点を互いに共有していくとさらに素晴らしいものになっていくはずです。
その後の質問タイムでは、防災用品について、どんなものが必要かについて話をしました。まず絶対に必要なものとしては、多くの生徒が「水」と答えました。このほかにも、スマホ、食料などがあがりましたが、みなさんなら防災用品に何を入れますか?
今回のプレゼンテーションから、災害時の行動や防災用品について考える機会を得ました。秋は台風が多い季節です。大雨や洪水等の災害についても、ご家族で話し合い、備えてみてはいかがでしょうか。
読書の秋 本に親しもう!
10月3日(金)朝、1年生から3年生までの全員が図書室で読書をしました。
校内読書週間は10月6日(月)~10月23日(木)です。皆川中学校の図書室は、螺旋階段やステンドグラスに加えて、学校図書館担当の先生が中心となり、生徒の本に対する興味関心を高め、読書に親しむ環境づくりに日々取り組んでいます。
通常は各教室で読書をするのですが、今日は全生徒が図書室に集まり、読みたい本を借り、集中して読書に取り組むひとときを過ごしました。
本校の図書室は2階にあり、室内の螺旋階段を上ると自習室になっています。普段の昼休みも、図書室で読書をしたり、勉強をしたりする生徒の姿が常に見られ、とても素晴らしいことだと思います。また、学校図書館担当の先生が、おすすめ本の紹介や生徒が本に興味をもてるようなレイアウトの工夫等をしています。読書は私たちの生活を豊かにしてくれるため、小・中学生のころからさまざまな種類の本に親しむのはとてもよいことです。国語科でも、授業の中でおすすめ本のポップを作っています。
図書学芸員の生徒たちが、本の貸し出しカウンターで活動しています。まるで市の図書館のようですね。
教員も本に親しみます。漫画「世界の歴史」の絵が、昔とはガラリと変わって今風の絵になっていたり、昔歴史で習った人物についての話をしたりして(静かに)盛り上がりました。
最近ようやく秋らしくなってきました。秋の夜長に、ぜひ読書を楽しんでください。
3年生下都賀地区音楽祭
9月29日(月)
3年生は下都賀地区音楽祭に参加しました。
夏休みから、この日のために一生懸命練習を重ねてきました。
これまで音楽祭に参加したり、大きな舞台で歌ったりする経験がなかったのでとても緊張している様子でしたが、担任の指揮のもと、全員で声を出し切り最高の合唱となりました。悔いのない合唱を22人全員で作り上げることができ、感動的な思い出となりました。
会場まで足を運んでくださった保護者の皆さま、応援ありがとうございました。3年生の成長した姿をお見せすることができたと思います。本当にありがとうございました。
皆川わっしょいまつり計画
本日9月25日(木)の午前中に、皆川城東小学校を会場に、皆川わっしょいまつりの計画が行われました。
小学校5年生から中学3年生までの児童・生徒が協力して計画や準備を行いました。
中学3年生のあたたかいサポートのもと、中学2年生がリーダーシップを発揮して活動していました。中学1年生と小学5・6年生も自分のできることを探して協力し、フォロワーシップを発揮していました。
今年度は、射的、スーパーボールすくい、目方でドン、糸くじ引き、ストラックアウト、ボウリング、ポッパーシューティングのブースを児童生徒が縦割り班で運営します。また、水ヨーヨーのブースでは、アシストネットの方々と小中のPTAの方々で運営します。
10月8日(水)に皆川わっしょいまつり本番が実施されます。
調べ学習プレゼンテーション(1年)
先日本校ホームページ上でご紹介した「調べ学習プレゼンテーション」、同日、同時間帯に複数の発表があり、全部をご紹介できないのが残念ですが、できる限りここで取り上げていきたいと思います。
9月19日(金)、今日は1年生のプレゼンテーションを見に行きました。
今回のプレゼンテーションは、「埃(ほこり)」についてでした。
掃除をしても後から後から出てくる綿埃の色や、埃がなぜ部屋の隅にたまるのか、等、当たり前の日常の中からテーマを見出して調べようという、問いをもつ姿勢や探究心が素晴らしいです。
発表によると、埃の色が灰色なのは、繊維のくずや髪の毛など、いろいろな成分が混ざってできており、単体では透明や白っぽいのですが、これらが集まると人の目には灰色のように見えるのだそうです。
また、なぜ埃が部屋の隅にたまるのか?これは、空気の流れが少ない場所に埃が落ちやすいためだそうです。これから部屋の掃除をするときには、こうしたことを分かった上で掃除すると、掃除も少し楽しくなるかもしれません。
発表後は、クラスメートから質問や感想がたくさんあがりました。頭に浮かんだ疑問や考えを躊躇せず発言することができており、とても良い雰囲気です。
今日は、生徒の調べ学習から、生活に役立つ豆知識を知ることができました。早速、家の埃を観察してみようと思います。
閉校イベント
9月18日(木)に、皆川中学校閉校イベントが行われました。
第1部は、皆川中や皆川地区の歴史に関する「クイズ大会」でした。
ホワイトボードに答えを書き、走って提出する解答方法でしたが、みんな提出場所まで全力疾走!楽しみながら、改めて皆川中や皆川地区について知ることができました。
保護者の皆様にも運営をお手伝いいただき、大変盛り上がりました。ありがとうございました。
第2部は、生徒と先生でチームを組んだ「ドッジボール大会」でした。
誰かがボールを取ると盛り上がり、誰かが当たると「どんまい!」と声が飛び交っていました。お互いに声を掛け合いながら真剣に戦う姿は、本当にすばらしかったです。
閉校イベントの「本校の歴史を振り返り、仲間との思い出をつくる」目的が、十二分に達成されていたと思います。
また今回のイベントが大成功に終わったのは、1学期から計画準備を進め、当日も運営を務めた生徒会役員のみなさんのおかげです。本当にお疲れさまでした。
9月22日(月)16時から、ケーブルテレビにて本日の様子が放送されます。
当日見られなかった保護者の皆さまも、ぜひ生徒が楽しんでいる様子をご覧ください。
3年家庭科 刺し子に挑戦
9月17日(水)、3年生家庭科の授業で「刺し子」に取り組みました。
さまざまなデザインの線を波縫いで縫っていき、幾何学的な模様を作る「刺し子(さしこ)」。裁縫は小学校5年生で習ったとのことですが、玉結びや針に通す糸の長さなど、もう一度復習を兼ねて確認しました。
先生から、一枚の布を縫っていく過程で、きれいに仕上げるための工夫がいくつか示されました。一方向に縫っていったら、次は逆方向に、またその反対側から、というように、縫う方向を交互にする、縫い目を伸ばしながら作業する、などの工夫をすると、きれいに仕上がるということです。なるほど、勉強になります。
どの生徒も、一心に針を進めています。また班の中で教え合いながら作業する姿も見られました。
じっくり丁寧に取り組んで、すてきな作品を完成させてくださいね。
調べ学習プレゼンテーション(3年)
9月16日(月)帰りの会の時間に、3年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。
2学期から始まった「調べ学習プレゼンテーション」。この取組の主なねらいは、①発表者のプレゼン力 ②聞き手の発表を引き出す力 ③学級力。発表者と聞き手が互いの役割を果たしながら発表を作り上げることを通して、より良い集団を作っていくことです。プレゼンテーションは、1年生は週1回、2・3年生は週2回のペースで取り組みます。
今日は、雨が降る前兆の雲の様子についての発表でした。
調べ学習の発表にPower Pointを作ることはガイダンスで指示をしていませんでしたが、画像があると目を引きますね。また、発表者が次々とクラスメートに質問を投げかけ、たくさんの手が挙がって活発なやりとりが行われており、学級内の良好な人間関係がよく表れています。また聞いている生徒たちの表情からも、よい雰囲気の中で発表が行われていることがわかりました。
担任の先生からも質問があがりました。雲についてのプレゼンテーションから、さまざまな質問が出て、内容が広がり、深まっていきました。
また、2学期に入り、生徒たちから新たな「調べ学習」が続々と提出されており、今後がますます楽しみです。
職場体験学習を実施しました
9月10日(水)から9月12日(金)の3日間(事業所によっては2日間)、2年生が栃木市内の事業所にお世話になり、職場体験学習を実施してきました。それぞれの様子を見に行くと、真剣な眼差しで話を聞いている姿があったり、不慣れであっても一生懸命に作業をしている姿があったりと、とても多くを学んでいることがわかりました。以下にその様子の一部を掲載します。
職場体験学習はキャリア教育となりますので、生徒の進路選択に参考になります。ご家庭でも職場体験学習でどんなことを学んだのかをお話しいただき、今後の進路に活かしてほしいと思います。
最後になりましたが、各事業所の皆様、お忙しい業務の中で生徒を引き受けてくださり、大変にありがとうございました。
クリーン大作戦
9月12日(金)、今日は2年生の職場体験学習最終日です。事業所の営業日の都合により、2名の生徒が午前中自習、午後は校舎南の植え込みをきれいにしてくれました。
今年度本校は全校生徒数44名のため、校内の清掃の人手が足りません。それでも皆、本当に一生懸命清掃に取り組んでくれています。
今日は、学校に残った2名の生徒の力を借りて、この夏の暑さで伸び放題になっていた草を抜くことにしました。
Before 作業前の様子
二人の背丈より長い草もたくさん生えています。自分と比べてどっちが高いか、背比べをしながらひたすら草を抜きます。
先生も、着替えて本気モードです。抜いた草を集めてくれています。
だんだんきれいになっていく植え込みを見ると、達成感がありますね。二人ともいい笑顔です。
After 作業後
何ということでしょう!!!あんなにあった草が、すっかりきれいになりました!わずかな時間、わずかな人数にもかかわらず、こんなに変わるとは驚きです。快くボランティア活動に取り組んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。
皆中祭準備①
今年も皆中祭に向けての準備が本格的に始まりました。
今年のテーマは、「Miracle 個性大爆発~65人の瞬間を創造する~」です。
今年が最後の皆中祭。一人ひとりの個性が輝ける文化祭になるように準備から本気で頑張る皆中生です。
今年もアシストネットの方々からご指導いただいております。暑い中、ご指導ありがとうございました。
小中連携交流授業(音楽)
9月5日(金) 今日は皆川城東小学校との交流授業第2回目。今日は2年生の音楽の授業を行いました。
今日は和太鼓を使い、さまざまなリズムを組み合わせて祭りの音楽を作る授業です。
椎名先生は和太鼓の経験があり、授業の最初にみんなの前で演奏を披露してくれました。子供たちはこれから始まる活動に興味津々です。
太鼓は、リズムによって右手と左手を使い分けます。右手は赤、左手は青の音符で表してあり、さまざまなリズムのカードを1セットずつ配りました。子どもたちは、自分の好きなカードを2枚選び、順番を考えながらペアで練習。最後にみんなで合わせてみよう!という目標を全員で確認します。
ペア練習の様子です。それぞれが選んだリズムを真剣に練習しているところです。赤と青で色分けしてある通りに両手を使い分けるのが難しいようです。太鼓のふちをたたいて出す「カン!」という音を入れて工夫している子もいます。みんなとても楽しそうに練習していて、見ているこちらも参加したくなりました。
練習中、城東小の茂木先生と椎名先生がペアを見て回り、太鼓の位置やたたき方などをアドバイスします。
練習ができたら、いよいよ全員で一つの音楽を創ります。黒板に各自が選んだリズムカードを貼り、貼られた順番に太鼓をたたきます。うまくできるでしょうか?
1回目が終わり、リズムを変えて2回目。だんだん慣れてきました。次はたたく速さを少し早めてみましょう。みんな真剣です。自分の順番を待っている人は、「ドン、ドン、ドンドコ!」と声で応援することで一体感が生まれ、ひとつの音楽になってきました。
最後に、全員の演奏を茂木先生がタブレットで撮影しました。
撮影したビデオを見てみると、一人ひとりが選んだリズムがつながり、見事、ひとつの音楽に仕上がっていました。映像に写る自分たちの姿を、子供たちは嬉しそうに見て、「もっとたたきたい!」という声があちこちから出ました。また次回できるといいですね。
子供たちが興味関心をもちつつ、自分なりに工夫しながら音楽を創造していく今回の授業。小・中の教員が連携して子供たちの意欲を引き出し、サポートしている様子がとても素晴らしいと思いました。茂木先生、椎名先生、今日はありがとうございました。
3年生合唱練習の様子
9月29日(月)、3年生は下都賀地区中学校音楽祭に参加します。
音楽祭当日に向けて、これまでも練習を重ねてきましたが、昼休みや帰りの会の時間を使ってより一層本気で練習に励んでいます。
最高の合唱を全員で作れるよう、これからも日々練習に励んでいきたいと思います。
頑張れ3年生!目指せ県大会!!
第2回生徒会オンライン交流会
9月4日(木) 寺尾中・吹上中の生徒会役員と本校の生徒会役員が交流会を行いました。
今回の内容は、2学期に行われる行事についてと閉校に向けて各校でどのような企画があるかというものでした。
これまでも交流会を度々行ってきたため、一人ひとりが堂々と意見を述べられるよう成長しました。
オンラインということで意見交換する難しさもありましたが、相手に伝わるよう一生懸命取り組んでいました。