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学校ニュース
皆川わっしょいまつり計画
本日9月25日(木)の午前中に、皆川城東小学校を会場に、皆川わっしょいまつりの計画が行われました。
小学校5年生から中学3年生までの児童・生徒が協力して計画や準備を行いました。
中学3年生のあたたかいサポートのもと、中学2年生がリーダーシップを発揮して活動していました。中学1年生と小学5・6年生も自分のできることを探して協力し、フォロワーシップを発揮していました。
今年度は、射的、スーパーボールすくい、目方でドン、糸くじ引き、ストラックアウト、ボウリング、ポッパーシューティングのブースを児童生徒が縦割り班で運営します。また、水ヨーヨーのブースでは、アシストネットの方々と小中のPTAの方々で運営します。
10月8日(水)に皆川わっしょいまつり本番が実施されます。
調べ学習プレゼンテーション(1年)
先日本校ホームページ上でご紹介した「調べ学習プレゼンテーション」、同日、同時間帯に複数の発表があり、全部をご紹介できないのが残念ですが、できる限りここで取り上げていきたいと思います。
9月19日(金)、今日は1年生のプレゼンテーションを見に行きました。
今回のプレゼンテーションは、「埃(ほこり)」についてでした。
掃除をしても後から後から出てくる綿埃の色や、埃がなぜ部屋の隅にたまるのか、等、当たり前の日常の中からテーマを見出して調べようという、問いをもつ姿勢や探究心が素晴らしいです。
発表によると、埃の色が灰色なのは、繊維のくずや髪の毛など、いろいろな成分が混ざってできており、単体では透明や白っぽいのですが、これらが集まると人の目には灰色のように見えるのだそうです。
また、なぜ埃が部屋の隅にたまるのか?これは、空気の流れが少ない場所に埃が落ちやすいためだそうです。これから部屋の掃除をするときには、こうしたことを分かった上で掃除すると、掃除も少し楽しくなるかもしれません。
発表後は、クラスメートから質問や感想がたくさんあがりました。頭に浮かんだ疑問や考えを躊躇せず発言することができており、とても良い雰囲気です。
今日は、生徒の調べ学習から、生活に役立つ豆知識を知ることができました。早速、家の埃を観察してみようと思います。
閉校イベント
9月18日(木)に、皆川中学校閉校イベントが行われました。
第1部は、皆川中や皆川地区の歴史に関する「クイズ大会」でした。
ホワイトボードに答えを書き、走って提出する解答方法でしたが、みんな提出場所まで全力疾走!楽しみながら、改めて皆川中や皆川地区について知ることができました。
保護者の皆様にも運営をお手伝いいただき、大変盛り上がりました。ありがとうございました。
第2部は、生徒と先生でチームを組んだ「ドッジボール大会」でした。
誰かがボールを取ると盛り上がり、誰かが当たると「どんまい!」と声が飛び交っていました。お互いに声を掛け合いながら真剣に戦う姿は、本当にすばらしかったです。
閉校イベントの「本校の歴史を振り返り、仲間との思い出をつくる」目的が、十二分に達成されていたと思います。
また今回のイベントが大成功に終わったのは、1学期から計画準備を進め、当日も運営を務めた生徒会役員のみなさんのおかげです。本当にお疲れさまでした。
9月22日(月)16時から、ケーブルテレビにて本日の様子が放送されます。
当日見られなかった保護者の皆さまも、ぜひ生徒が楽しんでいる様子をご覧ください。
3年家庭科 刺し子に挑戦
9月17日(水)、3年生家庭科の授業で「刺し子」に取り組みました。
さまざまなデザインの線を波縫いで縫っていき、幾何学的な模様を作る「刺し子(さしこ)」。裁縫は小学校5年生で習ったとのことですが、玉結びや針に通す糸の長さなど、もう一度復習を兼ねて確認しました。
先生から、一枚の布を縫っていく過程で、きれいに仕上げるための工夫がいくつか示されました。一方向に縫っていったら、次は逆方向に、またその反対側から、というように、縫う方向を交互にする、縫い目を伸ばしながら作業する、などの工夫をすると、きれいに仕上がるということです。なるほど、勉強になります。
どの生徒も、一心に針を進めています。また班の中で教え合いながら作業する姿も見られました。
じっくり丁寧に取り組んで、すてきな作品を完成させてくださいね。
調べ学習プレゼンテーション(3年)
9月16日(月)帰りの会の時間に、3年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。
2学期から始まった「調べ学習プレゼンテーション」。この取組の主なねらいは、①発表者のプレゼン力 ②聞き手の発表を引き出す力 ③学級力。発表者と聞き手が互いの役割を果たしながら発表を作り上げることを通して、より良い集団を作っていくことです。プレゼンテーションは、1年生は週1回、2・3年生は週2回のペースで取り組みます。
今日は、雨が降る前兆の雲の様子についての発表でした。
調べ学習の発表にPower Pointを作ることはガイダンスで指示をしていませんでしたが、画像があると目を引きますね。また、発表者が次々とクラスメートに質問を投げかけ、たくさんの手が挙がって活発なやりとりが行われており、学級内の良好な人間関係がよく表れています。また聞いている生徒たちの表情からも、よい雰囲気の中で発表が行われていることがわかりました。
担任の先生からも質問があがりました。雲についてのプレゼンテーションから、さまざまな質問が出て、内容が広がり、深まっていきました。
また、2学期に入り、生徒たちから新たな「調べ学習」が続々と提出されており、今後がますます楽しみです。
職場体験学習を実施しました
9月10日(水)から9月12日(金)の3日間(事業所によっては2日間)、2年生が栃木市内の事業所にお世話になり、職場体験学習を実施してきました。それぞれの様子を見に行くと、真剣な眼差しで話を聞いている姿があったり、不慣れであっても一生懸命に作業をしている姿があったりと、とても多くを学んでいることがわかりました。以下にその様子の一部を掲載します。
職場体験学習はキャリア教育となりますので、生徒の進路選択に参考になります。ご家庭でも職場体験学習でどんなことを学んだのかをお話しいただき、今後の進路に活かしてほしいと思います。
最後になりましたが、各事業所の皆様、お忙しい業務の中で生徒を引き受けてくださり、大変にありがとうございました。
クリーン大作戦
9月12日(金)、今日は2年生の職場体験学習最終日です。事業所の営業日の都合により、2名の生徒が午前中自習、午後は校舎南の植え込みをきれいにしてくれました。
今年度本校は全校生徒数44名のため、校内の清掃の人手が足りません。それでも皆、本当に一生懸命清掃に取り組んでくれています。
今日は、学校に残った2名の生徒の力を借りて、この夏の暑さで伸び放題になっていた草を抜くことにしました。
Before 作業前の様子
二人の背丈より長い草もたくさん生えています。自分と比べてどっちが高いか、背比べをしながらひたすら草を抜きます。
先生も、着替えて本気モードです。抜いた草を集めてくれています。
だんだんきれいになっていく植え込みを見ると、達成感がありますね。二人ともいい笑顔です。
After 作業後
何ということでしょう!!!あんなにあった草が、すっかりきれいになりました!わずかな時間、わずかな人数にもかかわらず、こんなに変わるとは驚きです。快くボランティア活動に取り組んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。
皆中祭準備①
今年も皆中祭に向けての準備が本格的に始まりました。
今年のテーマは、「Miracle 個性大爆発~65人の瞬間を創造する~」です。
今年が最後の皆中祭。一人ひとりの個性が輝ける文化祭になるように準備から本気で頑張る皆中生です。
今年もアシストネットの方々からご指導いただいております。暑い中、ご指導ありがとうございました。
小中連携交流授業(音楽)
9月5日(金) 今日は皆川城東小学校との交流授業第2回目。今日は2年生の音楽の授業を行いました。
今日は和太鼓を使い、さまざまなリズムを組み合わせて祭りの音楽を作る授業です。
椎名先生は和太鼓の経験があり、授業の最初にみんなの前で演奏を披露してくれました。子供たちはこれから始まる活動に興味津々です。
太鼓は、リズムによって右手と左手を使い分けます。右手は赤、左手は青の音符で表してあり、さまざまなリズムのカードを1セットずつ配りました。子どもたちは、自分の好きなカードを2枚選び、順番を考えながらペアで練習。最後にみんなで合わせてみよう!という目標を全員で確認します。
ペア練習の様子です。それぞれが選んだリズムを真剣に練習しているところです。赤と青で色分けしてある通りに両手を使い分けるのが難しいようです。太鼓のふちをたたいて出す「カン!」という音を入れて工夫している子もいます。みんなとても楽しそうに練習していて、見ているこちらも参加したくなりました。
練習中、城東小の茂木先生と椎名先生がペアを見て回り、太鼓の位置やたたき方などをアドバイスします。
練習ができたら、いよいよ全員で一つの音楽を創ります。黒板に各自が選んだリズムカードを貼り、貼られた順番に太鼓をたたきます。うまくできるでしょうか?
1回目が終わり、リズムを変えて2回目。だんだん慣れてきました。次はたたく速さを少し早めてみましょう。みんな真剣です。自分の順番を待っている人は、「ドン、ドン、ドンドコ!」と声で応援することで一体感が生まれ、ひとつの音楽になってきました。
最後に、全員の演奏を茂木先生がタブレットで撮影しました。
撮影したビデオを見てみると、一人ひとりが選んだリズムがつながり、見事、ひとつの音楽に仕上がっていました。映像に写る自分たちの姿を、子供たちは嬉しそうに見て、「もっとたたきたい!」という声があちこちから出ました。また次回できるといいですね。
子供たちが興味関心をもちつつ、自分なりに工夫しながら音楽を創造していく今回の授業。小・中の教員が連携して子供たちの意欲を引き出し、サポートしている様子がとても素晴らしいと思いました。茂木先生、椎名先生、今日はありがとうございました。
3年生合唱練習の様子
9月29日(月)、3年生は下都賀地区中学校音楽祭に参加します。
音楽祭当日に向けて、これまでも練習を重ねてきましたが、昼休みや帰りの会の時間を使ってより一層本気で練習に励んでいます。
最高の合唱を全員で作れるよう、これからも日々練習に励んでいきたいと思います。
頑張れ3年生!目指せ県大会!!
第2回生徒会オンライン交流会
9月4日(木) 寺尾中・吹上中の生徒会役員と本校の生徒会役員が交流会を行いました。
今回の内容は、2学期に行われる行事についてと閉校に向けて各校でどのような企画があるかというものでした。
これまでも交流会を度々行ってきたため、一人ひとりが堂々と意見を述べられるよう成長しました。
オンラインということで意見交換する難しさもありましたが、相手に伝わるよう一生懸命取り組んでいました。
2学期スタート
長いと思っていた夏休みも、終わってみるとあっという間。生徒たちの健康的に日焼けした笑顔がまぶしい、2学期のスタートです。
9月1日、始業式。各学年の代表者が新学期に向けての抱負を発表し、決意を新たにします。
「間違いを恐れないクラスの雰囲気を作ろう」という校長式辞。
友だちの勇気を応援する、思いやり溢れるクラスの雰囲気が、一人一人の自信を育て、ともに学びあう授業につながります。
任命式で2学期の学級委員が任命されました。新たなリーダーたちに期待します!
部活動や文化活動での夏休み中の活躍を称え、表彰式では多くの生徒が賞状を手にしました。
「調べ学習」発表についてのガイダンス。
2学期は、全校で取り組んでいる「調べ学習」の発表を充実させていくことを目指しています。
9月2日、実力テスト。夏休みの学習の成果を発揮できたかな?!
栃木県少年の主張下都賀地区発表会
8月21日(木)、栃木県少年の主張下都賀地区発表会が行われました。
本校では、全校発表会での発表にて選ばれた3年谷部さんが、皆川中学校代表として参加しました。
夏休み中から練習に取り組み、当日はその練習の成果を十分に発揮しました。
落ち着いた様子で、「言葉の大切さ」について堂々と主張する姿は立派でした。
谷部さんには、10月に行われる皆中祭でも発表をしてもらいますので、ぜひ皆中祭に足をお運びください。
中学生広島派遣報告会
8月23日(土)とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木市文化会館)において、本校から2名の生徒が平和大使として広島に派遣された報告会が行われました。
今年は戦後80年にあたります。栃木市内の中学2年生が栃木市を代表する平和大使として、広島平和記念式典に参列してきました。
本校からは2名の生徒が広島を訪れ、事前学習を経て3日間の日程で学んだことを発表しました。
広島派遣団は、第1日目に広島平和記念公園を訪れて千羽鶴を奉納し、平和記念資料館を見学。2日目は平和記念式典参列、午後は宮島散策、夜に灯篭流しを行いました。3日目は平和について学び合うグループディスカッション、という大変中身の濃い3日間を過ごしました。
発表はAからEの5班に分かれて行い、まず一人目の生徒のA班は、「平和記念資料館の見学」から学んだことについて発表しました。
平和記念資料館には、原子爆弾の被害を受けたさまざまなものが展示されており、中にはあまりに悲惨すぎて直視できないものも数多くあります。広島第1日目の日は見学者であふれ、なかなか前に進めないほどの混雑状況であったようです。そのような中でも見学しながら心に残ったこと、学んだことなどについて、自分の言葉で伝えていました。
もう一名の生徒は、最後のE班での発表でした。E班は「平和学習の集いへの参加」についての発表でした。片柳さんは、「中高生ボランティアによる原爆被害の説明」を、堂々と伝えることができました。2人とも、この報告会のために一生懸命準備をしてきたようです。その成果が十分に発揮され、会場にいた方々も真剣に発表に聞き入っておられました。
また今年は新たな取組として「グループディスカッション」が行われ、日本全国の生徒たちが集まり、平和についてともに学び合う貴重な経験をしました。これからの日本を担う若い世代が一同に会し、意見交換をするというのは、とても意義深いことです。
教育長様からの講評の中で、「今回の広島派遣では栃木市の平和大使26名が目、耳、肌、五感で平和の大切さを胸に刻んだ3日を通して、平和のメッセンジャー特使として、皆が平和の大切さを伝えるリレーをしていく決意をしたと思う。そのためにまずできることは、自分の周りの人たちを大切にすることである。世界に平和を広げていくためにも、まず足元から行動すること。Think globally, act locally.(地球規模で考え、地域で行動する)を実践してほしい。また、物事をしっかりと見極め、判断し、行動できる大人になってほしい」という話があり、このことを2人には皆中祭の発表の中でも伝えてほしいと思います。
この後、東京九段下にある昭和館の次世代語り部、星野達哉さんによる、「残された家族~家族を戦争で失くした人たちへの思い~」と題しての講演会がありました。広島の被爆者の方々も高齢化し、事実を伝える人が年々少なくなる中、被爆体験を語り継ぐ活動が盛んに行われています。星野さんも、戦争で親兄弟を亡くした遺族の苦しみや悲しみを聞き取り、語り継ぐ活動をなさっています。穏やかな語り口調の中にも、戦争の悲惨さを風化させないという強い意志を感じました。
最後に、2人から今回の広島派遣についての感想を聞きました。
「平和記念式典という特別な場に参加して、平和や自分のこれからについて、しっかりと考え行動していく必要があるな、と感じました。」
「今までは第二次世界大戦などは言葉では知っていてもあまり深く考えずにいましたが、広島を訪れたことで身近なことなのだと感じました。」
報告会については、「自分が思ったことを文章化して発表することができて楽しかった。」「緊張しましたが、なるべくはっきり伝えられるように観客の人の方を見るよう心掛けました。平和特使としての自覚と責任をもって、皆中祭でも伝えていきたいと思います。」と、頼もしく答えてくれました。楽しみにしていますね。2人とも、大変ご苦労様でした。
第8回しろやま会(皆川中古巣会)
8月9日(土)サンプラザにおいて、第8回しろやま会が開催されました。
古巣会というのは、学校などの組織や同窓会の集まりのことで、皆川中学校はコロナ禍中1度延期したものの、4年に1度、旧職員と現職員が顔を合わせて交流する機会を設けており、この会の名前を「しろやま会」といいます。来年度の統合を前に、今回が最後のしろやま会となります。今回は33名での開催となりました。
開会に向けて、現職員で会場の準備を行いました。思い出に残るしろやま会になるよう、みんなで力を合わせます。
いよいよ開会です。会のはじめに、出席者全員で記念写真撮影を行いました。
しろやま会会長第17代校長癸生川壯様からのごあいさつ、お亡くなりになった先生方への黙祷のあと、藤間校長先生から、現在の皆川中学校や生徒たちが毎日生き生きと活動している様子などをご紹介いただきました。
会に参加された皆様方とお話する中で、皆様が本当に皆川中学校を大切に思い、当時の楽しかった学校の様子を語ってくださる様子を拝見し、歴史と伝統ある本校を誇りに思うとともに、日一日と閉校に向かうことにさみしさを感じました。
須釜前教頭先生も駆けつけてくださいました。ありがとうございます!
会の途中で、皆川中学校開校当時から現在に至るまでの思い出スライドを上映しました。会場のあちこちから当時を懐かしむ声や笑い声が聞こえ、大盛況でした。
会を締めくくる、皆川中学校校歌の斉唱です。伴奏は音楽科の椎名先生が担当しました。皆川中学校で繋がる全員が声を合わせて歌う校歌は、本当に心に響きました。
会の締めに、第18代校長石嶋和夫様から、最後のしろやま会開催にあたって本校職員への労いのお言葉をいただきました。
皆川中学校の歴史とともに歩んできたこの「しろやま会」。今回多くの皆様とお会いして、楽しい時間を過ごすことができ、職員一同感謝の気持ちでいっぱいです。ご多忙のところご出席いただきました皆様、本当にありがとうございました。皆様のご健康とさらなるご活躍をお祈りいたします。
いじめ防止こどもフォーラム参加
8月7日(木)オンラインで「あったか栃木 いじめ防止こどもフォーラム」が開催されました。
このフォーラムは、「いじめを生まないために、私たちにできること」をテーマに、高校生・大学生ボランティアのコーディネートで、小・中学生がいじめ問題について考え、議論することを通して、いじめ防止に向けた意識の向上を図る目的で開催されました。
本校からは、生徒会長、副会長が参加し、皆川中の取組を紹介しました。
皆川中では、11月に、「あったか皆川いじめ防止集会(全校道徳集会)」を実施する予定です。全校生徒を縦割り班に分け、3年生が中心となり、「いじめを生まないために私たちができること」について、話し合い活動を行います。
他校から、縦割り班を作る上での難しさについて質問されると、「3年生がリーダーシップをとり、全員が自分の意見を述べ、共有できる雰囲気作りをしている。」と、堂々と答えていました。
教育長様からは、「協議では、小学生も中学生も、立派な態度で参加していた。いじめを生まないために、多様性を受容し、互いの違いを認め、その違いを尊重し合うことが大切である。」との講評をいただきました。
フォーラム終了後、校長室で今回参加しての感想を校長先生に報告しました。二人とも、他校の生徒とのやりとりを通して、多くのことを学んだようです。
いじめを防止するには、「安心感」のある環境が必要です。あいさつとは、相手の存在を認めていることを伝え、心を開く第一歩です。皆川中学校では、「自分から 相手に伝わる声で 何度でも」の合い言葉の下、全校で実践していることが、学年の枠を越えてよい雰囲気をつくっているのではないでしょうか。
二人とも、とてもすばらしいフォーラムに参加し、貴重な体験をすることができました。今回学んだことを,皆川中のみんなに伝えてくださいね。
学力向上研修③
8月5日(火)今日は学力向上研修3回シリーズの最終回です。今日のテーマは「対話的な学び」です。第Ⅰ部は、言語活動と生徒指導との関係について考えました。
「対話的な学び」に欠かせない「言語活動」は、学習指導以外にも、生徒の自己指導能力を育成する上で欠かせないものです。この「言語活動」をより効果的に行うには、ペアやグループとクラス全体ではどちらの方がより自然で適しているでしょうか。
答えは、「全体」です。
生徒にとって、学級は社会の縮図です。学級の中では多数がいるからこそ個性が発揮され、多くの人に意見を真剣に聞いてもらうことで自己存在感を得やすいという点があります。安心・安全と感じることのできる学級の中で、だれもが他者の意見を尊重し、考えをを自由に表現できる環境をつくることで、共感的な人間関係が形成され、その中で生徒は自己決定することができます。
良い学級では、学級の中で言語活動が活発に行われます。多様な意見を否定せず、建設的な議論ができ、互いの信頼関係が深まるためです。言語活動を行うにあたっては、教師の指導の下、より良い話し合いを成立させ、実践していくことの大切さを学びました。これは学校・学級に限らず、職員室でも、職場や集団においても言えることですね。
第Ⅱ部は数学と英語の模擬授業を行いました。数学では、「富士山の山頂はどれくらい遠くから見えるかを計算で求めよう。」英語では、「アンケート結果について、集めた情報を比較して発表しよう」 これらの模擬授業は、2学期の一人一授業の一部分を取り出したもので、私たち教員が生徒役になり、感じたことや疑問に思ったことを述べ合いました。
最後は座談会です。今日は学力向上推進リーダーの中山先生のお話から始まりました。今回も「教育について」全員が熱く語りました。教員になったばかりの頃の話や自らの専門性を高めること、他教科の話を聞く面白さなどについての話が出ました。こうして異なる世代の教職員が語り合うというのは、あまりないことです。それだけに、それぞれの思いをみんなで共有することができ、有意義な時間を過ごすことができました。
最後に、この夏3回の学力向上研修を終えるにあたって、校長先生のご挨拶をいただきました。今回の研修は、校長先生と学力向上推進リーダーの中山先生で、昨年度末から考え計画されていたとのことです。今回の研修で学んだことを振り返り、各自の授業づくり・学級経営等に生かしてください。先生方、お疲れ様でした!
みながわ寺子屋開催
8月5日(火)皆川公民館において、みながわ寺子屋(第1日目)が開催されました。
みながわ寺子屋は、皆川公民館、とちぎ未来アシストネットの皆さんが中心となり、夏休みの午前中2日間、皆川地区に小中学生の学びの場を提供してくださっています。
子どもたちはポスター、夏ドリルやワーク、習字の3グループに分かれ、小中学生がそれぞれ自分の課題に取り組みました。上から、ポスター製作、夏ドリル、習字の様子です。皆川城東小の先生方、本校の職員も公民館を訪れ、みんなの様子を見守ります。
途中休憩をはさみ、後半の部も集中して取り組みます。
夏休みに、このような素敵な学びの場を設けていただき、本当にありがとうございます。子どもたちも、久しぶりに友達と会い、それぞれの課題に一生懸命取り組むことができたようでした。次は8月7日(木)の開催です。公民館の皆様、アシストネットの皆様、またよろしくお願いいたします。
学力向上研修②
7月31日(木)午後、本校において学力向上研修②が行われました。
皆川中学校では、昨年度より生徒の「確かな学力の育成(学力向上)」に取り組んでいます。生徒の学力を高めるには、教職員の授業力の向上が欠かせません。そこで令和7年度は、
「主体的に考え表現し、自ら学ぶ意欲を育てる生徒の育成 ~UD化、主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善、9者の一体化~」
を研究主題に設定し、全教職員で学力向上推進リーダーを中心とした研修や、毎月の参観授業でねらいを明確にした授業実践・改善に取り組んでいます。
この夏休みは3日間の校内研修を設定しており、第1日目は「深い学びについて」の研修を行いました。
今回、第2回目の第Ⅰ部「主体的な学びについて」では、主体的な学習の定義と、生徒が主体的に学ぶようになるために必要なことは何かを考えました。1枚目の写真がその様子です。
第Ⅱ部は、栃木市教育委員会の佐藤先生を講師にお招きし、「主体的に学習に取り組む態度の評価」について、ご講話をいただきました。
授業の中で生徒の主体性をどのように見取り、評価するか。これは教員として日々頭を悩ませているテーマですが、授業で学んだ「知識・技能」を活用して「学んだことをもとに思考し、知識・技能・情報等を活用して判断し、表現する」過程の中で、課題を見つけたり、粘り強く課題解決に取り組んだり、自分なりに工夫して学習したりして、生徒自身の学習改善につながるものにしていくべきであるとともに、教師の指導の改善に生かしていく、ということを学びました。
最後は座談会です。「教育について語り合おう」と称して、第1日目は校長先生、2日目は教頭、3日目は学力向上推進リーダーの話から、輪になって全員が思うことを述べ合います。
本校の良いところのひとつに、生徒・職員が、年齢や立場関係なく、互いに自分の考えを述べ合うことのできる雰囲気があげられます。普段の会議や職員室においても、生徒のために何ができるかについてさまざまな意見が飛び交い、日々アップデート中です。これからもチーム皆川としてさらに成長していきたいと思います。
生徒会交流「生活のきまり」協議
7月25日(金)吹上公民館において、吹上・皆川・寺尾3校の生徒会役員たちが、来年度開校する栃木北中の「生活のきまり」について協議を行いました。
来年度の統合に向けて、各校の生徒たちはオンラインでたびたび交流を行っています。今回は、栃木北中の「生活のきまり」について、現在それぞれの学校ではどんなきまりがあるのかを比較し、靴下の長さや色、髪型、授業前の着席時間等について、あらかじめ自分の考えや質問事項をまとめ、この協議に臨みました。
途中、司会の先生が質問を投げかけ、それぞれの学校で話し合う場面もありました。活発な意見が飛び交います。
今回の協議は、栃木北中のきまりの一部についてではありましたが、生徒たちは真剣に考え発言することを通して、自分たちも新しい学校をつくるメンバーの一員であることを自覚することができました。また、「生活のきまり」とは、自分たちの学校生活をより良くするためのものであり、「皆に分かってもらうためには、どのような表現で伝えればよいか」を、生徒目線で考えていたと思います。
協議終了後、藤間校長先生から労いのことばをいただきました。特に3年生については、栃木北中に通うことがなくても、後輩の母校になる栃木北中のため、真剣に考え協議に臨んでくれました。約2時間の協議の中で堂々と発言する生徒たちの頼もしい姿を見ることができ、嬉しく思いました。