教育研究所ニュース

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第2回 授業づくりラウンドテーブル

6月15日(木)の第2回「授業づくりラウンドテーブル」では、先生方がそれぞれに持ち寄った教材や指導案をもとに、自由に意見を交わしていただきました。

 

今回は特に、小学校と中学校の学習のつながり(系統性)であったり、国語と理科、生活科と社会科や理科といった教科を越えた学びのつながり(教科横断)の話題が複数のグループから聞こえてきました。

また、タブレット端末の活用が進んでいる中で、違う学校の児童と交流することで学習を深めるといった話題も上がっていました。

 

次回の第3回授業づくりラウンドテーブルは9月14日(木)です。

飛び込みの参加も大歓迎です。授業で悩んでいること、今度やってみたい授業についてなどなど、先生方とお話できる機会です。ちょっと参加してみようかなという先生、ぜひ学校教育課にお電話ください。

 

 

<参加された先生方より>

・授業を持ち寄っての話合いが本格的に始まり、学校種、学年関係なく授業について相談できたのはすごく楽しいなと思いました。また、先生方の取り組みを聞いて参考になることも多く、経験も立場も違う先生方との協議はとても勉強になります。

・日頃の教材研究において頭を悩ませている点について意見やアドバイスを頂き、教材を多面的・多角的に捉えることの重要性が分かりました。今後もより良い授業づくりのために努力したいです。

・2回目ということで、打ち解けた雰囲気で参加することができた。他の先生方のお話を聞いていると、自然と自分の授業の困り感の改善に結びつくことが多く、とても有意義な時間であると感じました。

教育研究所 研究所員研修会②

6月27日(火)、第2回研究所員研修会を開催しました。

研修に先立ち、研究所長よりご挨拶いただきました。

先日ご覧になった中学3年生の学級会の実践についてのお話でした。

3年間、コロナ禍で話し合うことを制限されてきた子どもたちの様子と

信じて待つ担任の先生の姿が印象的であったとのことでした。 

それぞれの部会で、研究テーマについて日々思っていることを語り合いながら、

今年度の方向性について話し合いました。

 

 後半は、部会相互の情報共有を行いました。

他の部会での協議内容を聞き、自分の部会に持ち帰って共有しました。

 ~振り返り、感想~

 【授業づくり部会】

昨年、学び合いを取り入れることを前提にした授業づくりの工夫について、教師側の一方的な思いで考えてきました。今年度は、子どもが学び合いたいという授業づくりということで、子どもの視点での授業づくりを考えていくことになりました。どんなに教師が考えていても、子どもが欲しているときの学び合いにかなうものはないと思いました。今年度も学びの多い取組になりそうで楽しみです。

 【学びに向かう学級づくり部会】

 「安心感」の定義について議論を交わしました。部会ごとに安心感というキーワードが出ていましたが、それぞれの部会でとらえ方が違ってくる部分、重なってくる部分があり、面白く感じました。自己決定の場をどのように設けていくかという話に落ち着いたので、次回の9月までに実践を多く積み上げ、成功、失敗例から学んでいきたいと思います。

 【児童生徒指導部会】

児童生徒指導部会のことだけでなく、他の部会とも同じ視点があったことで、つながりを感じました。外部機関へのアプローチをどうしていくのかが今後の課題です。まずは次回までに各学校での情報を収集し、次によりよい話合いができるようにしていきたいです。

 【特別支援教育部会】

自分たちの部会の話を深めることはもちろんですが、いろいろな部会での話も聞くことができ、つながりを感じました。「子どもたち主体」ということを常に念頭に置いて、先生方と研究を進めていけたらと思います。1日の大半が授業なので、日常の学習環境や支援を大切にしながらも、やはり授業の中で特別な配慮が必要な子どもたちが授業の楽しさを感じたり、学力を高めたり、社会性を身につけたりできるようにしたいと思いました。

かかわりパワーアップセミナー第2回

 6月27日(火)、かかわりパワーアップセミナー第2回を実施しました。今回は、「不登校の子どもへのかかわりについて考えよう」というテーマで、担当指導主事より、不登校の児童生徒へのかかわり方について、国の動向なども踏まえながらお話しさせていただいた後、グループに分かれて語り合いました。

 自分のものさしに当てはめて考えるのではなく、子どもたちや保護者の気持ちに寄り添った丁寧な対応ができるよう、参加された先生方は、じっくりと考えながら話合いを行っていました。

 次回第3回は、7月25日(火)、フリースクールの方にご協力をいただきながら「子どもの居場所づくりについて考えよう」というテーマで開催いたします。多くの先生方からの参加をお待ちしております。希望される方は、市教委担当までご連絡ください。

   

〈参加された先生方からの振り返り〉

・不登校に関する国の考え方を説明していただいたため、改めて勉強になりました。児童指導主任として、夏休みの研修等で職員に伝達しようと思いました。グループ協議では、どの学校の先生方も、子どもと保護者に寄り添おうとする姿勢が見られ、やはり、相手を理解しようとする態度が最も重要だなと感じました。

・いろいろな方の考えやそれぞれの学級での実践例を聞くことは、大きな学びになるということを改めて感じました。

・国の動向を踏まえてのお話や、事例を用いたグループワークがとても勉強になりました。今回自分が実際に感じたことを勤務校の先生方に紹介し、本校での子どもや保護者とのかかわりについて、共に学んでいきたいと思います。

 

ICT活用ワンポイントレッスン②

6月12日(月)第2回目のICT活用ワンポイントレッスンが開催されました。

今回は「Microsoft Teams 活用法」です。

 

今回参加された先生方は小学校の先生が大半でした。

小学校では、特に授業でMetaMoJiが活用されている様子ですが、

MetaMoJiと同じような機能をTeamsでもできることや、

Microsoft WordやPowerPointと簡単に連携する活用法や、

Teams内にあるWhite boardの活用法などについてレッスンを行いました。

 

またレッスン内での自由演習では、Teamsだけによらない私のタブレット端末活用法などについても

意見交換が行われました。

参加された先生方からも、「さっそく学校で使ってみたい」という声もあがっていました。

【参加された先生方からの声】

・teamsの活用方法について児童の立場になって学ぶことができました。教師側がどのように説明したらわかりやすいのかを体験することで自分が教師側になったときに活かせるポイントをたくさん学ばせていただきました。どんどん使うことで自分も子供たちも慣れていけたらと思うので、たくさん活用していきたいと思います。

・ホワイトボードの機能をあまり知らなかったので、今後活用したいと思います。また、パワーポイントをファイルのところに入れれば共同編集ができることも知ったので、さっそく修学旅行のグループごとのまとめで使ってみたいと思います。

・チームズのホワイトボードを以前から使ってみたかったのですが、どうすればいいかわからずにいました。今後国語の意味調べなどに活用したいと思いました。
 また、最後に教えていただいたカーソルの拡大は、さっそく設定しました。

第1回 授業づくりラウンドテーブル

5月22日(火)に「授業づくりラウンドテーブル」が開催されました。

先生方が集まって授業について意見を交わすことのできる「授業づくりラウンドテーブル」は今年で8年目となります。

 

初回は、先生方の自己紹介も兼ねつつ、今感じている授業についての思い、悩み、意気込みなどを自由にお話していただきました。

今年新採として頑張っている先生から、5年目、7年目と経験を積んでいる先生まで、年齢も校種も担当学年も違う先生方が集まって、授業についていろいろな話題が飛び交っていました。

 

今年度の「授業づくりラウンドテーブル」は全5回。

第2回からはそれぞれが話したい授業の教材や指導案やワークシートなどを持ち寄って、ラウンドテーブルを行っていきます。

飛び込みでの参加も大歓迎ですので、「ちょっと行ってみようかな…」という先生はぜひ学校教育課にお電話ください。

 

 

<参加された先生方より>

・とても学びが深く、楽しい研修でした。特に、子どもの考えるきっかけとなるのが比べる活動で、違いがはっきり分かったり、考える時間が生まれたりするので、今後の自分の授業にも取り入れていきたいと思いました。

・先生方と話していく中で、緊張がほぐれました。授業の悩みが相談できてうれしかったです。また参加させていただきます。

・研修に参加する前はざっくりとしかイメージできていなかった授業の流れが、先生方のユニークなアイディアや意見のおかげで、やってみたいと思える流れになりました。