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教育研究所ニュース
かかわりスキルアップセミナー④
緊急事態宣言が明けたタイミングではありましたが、オンラインでの実施となりました。オンラインでの研修になれてきた先生方も多く、和やかな雰囲気で話し合いが進んでいました。
・コロナ禍ということもあり、他校の先生と直接話をする機会が少なくなっている中で、先生方と話をする時間はとても楽しく有意義でした。特に9月は、短縮授業やタブレットの活用など今までとは全然違う状況での生活だったので、その中で悩んだことなどを共有できたことで少しほっとしました。また、制限のある生活の中で子どもたちと楽しんでいることなど、楽しい話もたくさんあり、やはり子どもたちが元気に笑顔で過ごしていることが私たちの仕事の楽しさにつながっているなと改めて感じました。
・コロナ禍での子どもとのかかわりと言うことで、タブレットをうまく取り入れた事例は、大変参考になりました。上手に取捨選択しながら取り組む事が重要だと思いました。若い先生方の柔軟な考えを活かしながらも、手を抜いてはいけない部分を忘れずこれからも教室活動をしていきたいと思います。
・先生方のお話を聞き、似たような悩みが自分の学級にもあるなと思いました。また、その悩んでいる中で、他の先生方の手立てや方法を聞くことができ、自分の学級でも試してみたいと思いました。学校も学年も違う先生方のお話でしたが、自分の学級もそうだな、自分の学級にもそのような子がいるな、など不思議と共通点があり、楽しく話し合いをすることができました。
授業づくりラウンドテーブル③
・小学校数学での折れ線グラフの学習内容を教えて頂き、中学校での関数のグラフの読み取りや活用と深く結びつく部分が多々あり、大変参考になりました。研究テーマとして既習事項の振り返りを重点的に行っているので、ラウンドテーブルで小学校の学習内容を確認できて有難く思います。小学校との繋がりを生徒にも意識させながら、様々な学習場面に生かせる授業づくりを続けたいです。
・授業づくりでの視点を学べました。そういう視点で授業づくりをし、ふりかえりをしていらっしゃるのだなと感心しっぱなしの1時間半でした。日頃の不安やICT関係の情報も共有できて、自分も負けていられないなと気を引き締めました。次回の発表者のネタをまた探したいと思います。
・タブレット活用について、各学校での取り組みを知ることができて大変勉強になりました。また、授業作りで心掛けていることを先生達独自の視点で話していただいたのが参考になりました。それぞれの先生方が、授業で大切にしていることが、自分では気が付かなかったことだったり生かしたいことだったりしました。自分との共通点や、相違点を考えながら、他の先生方のお話を聞くことができました。早速、挑戦したいことが増えて意欲がわいてくる研修でした。
・中学校の先生とリモートでの授業の持ち方やICTの利用の仕方について、できることとできないことを共有できたので参考になった。また、松本先生の「教師が興味を持っていないものは、児童・生徒も興味を持ちにくい」というお言葉を聞いて、自分も苦手な教科を教えるときに、肝に銘じて、教材研究しなければいけないなと感じました。
かかわりスキルアップセミナー③
少人数のグループで話し合う形式でしたので、じっくりと語り会うことができました。
・今回は保護者の方や同僚の先生方との関わりを中心にお話することができて良かったです。生徒よりも保護者との関わりの方が難しい場合やなかなかお伝えしたいことが正しく伝わらないことも多いのでその対処法や経験談をお聞きすることができたので参考にしたいと思いました。
また、小学校の先生方とのお話し合いだったので、小学校のスタイルや流れなどを知ることができました。なかなか小学校の先生のお話をお聞きする機会もなかったので有意義な時間になりました。小学校の先生方は特別支援学級の先生方とも放課後などを利用して上手に連携が取れているため、見習いたいと思いました。
子どもに関心がない保護者や、愛はあるけど実状を理解できていない保護者など様々な方がいる中で、私たちは迷う時や遠慮してしまう時もあるかもしれませんが、一番は学校に来ている生徒を全力で支援することの大切さを改めて感じました。
今、学校で生徒がどのくらい困っているのか、何がうまくいっているのか
を保護者の方にもお伝えしつつ、連携して支援を続けていきたいです。
・同僚・先輩方の話をよく聞く(傾聴する)ことが大切だと感じた。つい「それ、知ってます。」「分かってるので、大丈夫です。」と言いがちなところで一呼吸して、「ありがとうございます。」「助かりました。」の一言で、印象が大きく変わるので気を付けたいと改めて感じた。
保護者も同様で、まずは悩みなどを聞き、共感し、それから話すことが大切だと思った。また、こちらから連絡する場合は、必ず良いことを話すように意識することで、良い印象を持ってもらえるのだと思う。
・今回の研修で、人数はいつもより少なかったですが、その分、一人一人の話を深く聞くことができたり、悩みをしっかり聞いてもらい、児童や保護者、先生方との様々な接し方や話し方のアドバイスをもらえたりしました。
保護者とのかかわり方では、良くないことの報告だけに電話をかけるのではなく、児童の良かったところだけを報告する電話も積極的にかけていくことで、保護者との信頼関係を築きやすくなること。保護者に学校からの電話に良いイメージをもってもらうことが大切であること。これら2つのことをアドバイスをしていただいたので、子どもたちの良いところを保護者にたくさん伝えることを意識して2学期からは取り組んでいきたいと思いました。
また、先生方とのかかわり方では、何気ない会話でもいろいろな先生方と話すことが大切であり、その会話から指導する上でのヒントに繋がっていくことも多いとアドバイスをいただきました。そして、分からないことだけではなく、分かっていることも他の先生方に聞くことで、自分の知らなかったことが見えてくることもあるとお話をいただいたので、これからは、一日一回は全員の先生方と会話することを目標にしていきたいと思います。
・今回も、お世話になりました。参加してよかったです。
この研修の最初に、参加者が6名しかいないことには驚きましたが、グループ別の話し合いがあると知らされていたので、どんな話が聞けるかと楽しみでした。若い先生方が努力されているのを伺うのはうれしいものです。まさかの教え子との再開もうれしかったです。
次回がまたグループ別の話し合いでしたら、リモートも大歓迎です。よろしくお願いします。
〇改めて学んだこと
・自分が話すのをできるだけ少なくして、本人や両親の考えや気持ちを話してもらえる関係作りを心がける。
・子どものよいところや成長に気づく目を身につける。
・困ったことがあったら、周りの教職員に相談する。(分からないことは、すぐに聞く)
学級づくりパワーアップ学習会②
夏休み中の夕方の研修会。しかもオンライン。条件が合わず、参加できる先生が少なくなってしまったことが残念でなりません。しかし、少人数は少人数のメリットがあります。一人一人の先生方の話をじっくりと聴くことができ、とても深まるのです。今回はそんな研修会となりました。
・昨日は、研修大変お世話になりました。とても暖かい雰囲気の中、自分の学級経営について振り返ることができるよい時間となりました。市教委の先生方や他の学校の先生方のお話もすごくためになるものばかりでとても勉強になりました。特に、子どもたちが作った問題を活用することや、クラスで頑張ったことのランキングを作成したというお話が印象に残っていて、2学期から自分の学級でも取り入れてみたいと思いました。また、子どもは褒められたことをよく覚えていてお家の人に話すというのも、確かに自分もそうだったなぁと思い、子どもたち一人一人への声掛けや接し方をこれからもっと丁寧にしていこうと思いました。他にも、タブレットのお話、レクレーションのお話等、ためになるお話をたくさん聞くことができて自分にとってありがたい研修でした。
第一回目の研修に参加できず申し訳なかったです。第三回も必ず参加したいと思います。お忙しい中、このような研修の機会を作ってくださり本当にありがとうございました。
・先日の研修はお忙しい中、開催していただきありがとうございました。それぞれの先生方の実践報告を聞き、自分の学級経営や1学期の取組を振り返る契機となりました。実践の中で《児童同士のつながり》を意識する上での課題・メリットについて話し合い、松本先生からの「対象となっていない児童への配慮」という視点を大切にしたいと感じました。また、保護者とのつながりを意識された先生方の実践も参考になりました。
2学期以降、学級全体としての組織作り+個へのスポットライトの視点を大切に、学級作りを行っていきたいと思います。今後の研修では、他校の先生方の実践を是非お聞きしたいです。大変お世話になりました。
・今回は少ない人数での研修でしたが、先生方お一人お一人の考えをよく聞くことができたり、市教委の先生方からお話を伺うことができたりと、ありがたい機会となりました。
特に今回、S先生の運動会を生かした学級経営が参考になりました。私も2学期には運動会や宿泊学習が待っています。正直なところピンチをチャンスに変えられる自信はまだないので、ピンチな状況にならないでと願っていますが・・・。せっかくの機会なので、日頃なかなか見せられないような子どもたちの自己発揮の場にできたらと思っています。わたしなりに精一杯やってみようと思います。
大変お世話になりありがとうございました。
かかわりスキルアップセミナー②
今回は、講話形式の研修会でした。
題して、「WISCってなあに?」~発達心理検査を知ろう~
教育現場にいるとWISCという言葉をよく耳にします。
しかし、その検査結果を活用するとなると、高度な専門知識が必要です。
そこで、臨床心理士の先生から、わかりやすく、明日からすぐに役立つお話しをしていただきました。学びの多い研修会となりました。
・IQが高い子も困っていることに初めて気がついた。確かに平均より高いことで、生きづらさがあるかもしれない。WISCの説明が丁寧で、今まで曖昧だったことがはっきり分かった。実際の検査キットも見られてイメージを持てた。WISCの例から、何が苦手だからどの強みを使うか実際に考えることができた。どんな結果からどう支援するか、教育活動に反映させ、WISCを取っただけという状況にはしないようにしたい。ASDやADHDの子のWISCの傾向について、また教えていただける機会があればお願いしたいです。
・分からないことを分かるようにしてあげること。自分のクラスの子ども達の顔を思い浮かべながらの研修でした。弱い部分を補う支援をして、子ども達ができたという喜びを感じられるような学習を準備していきたいです。
・今までよく知らなかったWISCの概要が理解できました。今までは点数だけを捉え、高い低いで判断していましたが、それでは全く意味がなく、どのように活用していくのかこそがWISCを受ける意味であることが分かりました。その子の強みと弱みを正しく捉えて、普段の生活に生かしていくツールであることを認識し、さらに勉強して実践していけるようにしていければと思います。本日はありがとうございました。
・WISCの構造について、深く知ることができました。また、活用上の注意事項や現場レベルでの配慮事項についても学ぶことができました。教員として、子どもと向き合う姿勢も考えることができ、どうしてそのような行動をするのか、その原因をしっかりと考えて、指導したいと思います。
・WISCについて、実際に子どもが受けているものを見てなんとなくで今まで取り扱っていた部分がありました。今回詳しく伺うことができ、適切な指導のあり方について考えることができました。頭の中に浮かんだ児童について、明日から支援の手立てを考えていきたいとともに、強みで苦手な部分をカバーするWISCを活用していきたいと思います。
授業づくりラウンドテーブル②
じっくりとお互いに傾聴し合うラウンドテーブル。
今回は話題提供者が資料を持参して、ファシリテーターも参加者自身が務めるというスタイルでした。話題提供者は、教科書や指導案、タブレットなどを持参し、日々の悩みを率直に打ち明けていました。そこに様々な意見を次々に出すことで、次第に解決策が見えてくるようです。帰る頃には参加した先生方がみんな笑顔になっていました。
・今回もICT活用法について、たくさん意見交換ができました。中学生の授業内容を目にして、学習レベルの高い内容でのICT活用について考えましたが、MetaMoJi、Teams、その他の機能でもっと便利に「ねらい」に迫れるものがないかと感じました。活用する中でメリット・デメリットを見つけつつ、よい方法を研修や学校内で共有できるように、もっと頑張っていきたいと思います。
・「見方・考え方」を働かせた各教科の授業改善の糸口をつかむことができました。特に社会科では各学年のつながりを意識し、どのような考え方を身に付けさせるか?という方向で授業をつくればよいと少し授業づくりが楽に感じることができました。タブレットの使い方では、同じ悩みを共有したり新しい使い方を知ったり、とても有意義な時間となりました。
・道徳のことについて話し合いました。ポイントは揺さぶりだと分かりました。道徳で本音を引き出すことが大切だと頭で分かっているけど、実践できないなと思っています。道徳こそじっくり教材研究して、1つの発問に対していろいろなパターンの考えを予想して、自分の引き出しに入れておくようにしたいです。皆さんがどうやって教材研究しているかまで聞けなかったので、やり方や考え方、ポイントを機会があれば聞きたいです。
・自分が実践した授業で、分からなかったことやモヤモヤしたことなどを聞くことができてよかったです。道徳の授業について聞いたのですが、価値項目に対して様々なアプローチ方法があり、とても勉強になりました。どんな学習でも「ちょっと面白そう、できそうかも」と児童が思えると、教材との出会いは楽しくなるのかなと思いました。明日からの授業に生かしていきたいです。
・今回課題の持参をし、心配な部分、不安な所の確認ができました。板書の意義や役割を再認識することにつながり、黒板の活用について今後も学び、子どもたちにとって意味のある授業・振り返りの素材となる板書をしていきたいです。タブレットの活用も進めていきたいと思います。ありがとうございました。
教育研究所第2回研修会
第2回の研修会は、研究計画立案のための話し合いでした。
市内の先生方の役に立つ研究にするという熱い意気込みがあちこちから聞こえてきました。各部会の研究内容が相互に関係し合っているので、情報交換も行いました。
〇学びに向かう学級づくり部会
主にタブレットの活用の仕方について話をした。学校や先生によって活用頻度やレベルに違いがあることも分かったし、共有することでそれぞれの先生の活用の仕方に幅ができたと思う。それぞれ授業で活用してみて感じた課題として、学習(学び)の記録が紙ベースで残らなかったり、タブレットを活用することでコミュニケーションを取らなくなってしまったりすることが挙げられた。学びに向かう学級づくり部会として、コミュニケーションが核となる部分があるので、今後の研究によって活路を見出していきたい。
〇児童・生徒指導部会
本日は、不登校児童・生徒の事例を持ち寄って話し合いました。指導がうまくいき、状況が改善した事例、うまくいっていない事例があり、聞いているだけでもかなり勉強になりました。今年度のテーマも事例を整理することで見えてきそうなので、そこに力を入れて研究したいと思います。
〇授業づくり部会
振り返りについて具体的にどういうことを研究するかについて話し合った。振り返りを児童・生徒の学習改善と教師の授業改善に生かす手立てを研究する。それぞれどちらかに視点を当て授業実践をする。それを蓄積したり、研究授業をしたりする。
〇教材開発部会
既存の教材の見方を変えることで、より子どもたちが思考する授業になることを主眼に話し合いました。どうしても「見取れる=評価できる」と考えるので、評価は切り離すことができないと改めて感じました。多くの実践を集めて、市内の先生方に少しでも参考になる形で何かを伝えられるよう頑張ろうと思いました。
〇特別支援教育部会
まず、2年間の研究で分かったことを確認しました。次に、対象となる児童・生徒のうまくいっていること、うまくいっていないこと、主体的に学ぶ姿、支援策について話をしました。1年間の見通しを持ち、今後実践の中でうまくいったこと、うまくいかずに困っていることを次回共有していこうと思います。
イングリッシュサロン②
グローバルデーで行うアクティビティーを先生たちが体験しました。
フードコートでお買い物したり、おすすめのお店を紹介したり、日常よくある場面を英語でやり取りしながら活動が進みます。どののグループも楽しそうでした。
・5年生「I’d like pizza.」の単元で、子どもたちが楽しめそうなアクティビティがたっぷりで、私自身もとても楽しめました。メニューを決める前にインタビューして、相手が好きなものをメニューにしたのも、とてもいいアイディアだと思いました。高学年は、内容もたっぷりですが、こういう楽しいアクティビティも取り入れていきたいと思いました。
・ALTとの交流の中で、楽しいんで交流・会話することが1番なんだなと思いました。子どもたちと授業をやるときも、楽しむ気持ちを忘れず、一緒にがんばりたいと思いました。
・楽しいアイスブレイクやアクティビティ、すぐに学校の子どもたちにも使えそうなアイディアばかりでした。おもてなしでは、はじめは自分自身も戸惑いながら行いましたが、2度目はスムーズに行うことができました。やはり回数や経験、体験することが多くの学びになるということを実感することができました。とても楽しい時間でした。
・話す必然性を感じる場の設定や工夫がされていて、自然と英語を話すことができました。身近な話題から英語を使える場面を見つけていきたいです。
・グローバルデーの予習になりました。子ども役で実際にやってみると子どもの視点で活動できるので、子どもがどんな気持ちで活動するのか想像しやすかったです。1つ1つ言い方の確認、言葉、活動を区切ることで、活動しやすくなると思いました。生かしていきたいです。そして、教師側が全力で楽しむこと、緊張して話せない子がいることを知っておくことが大切だと気がつきました。
かかわりスキルアップセミナー①
5月25日(火)、第1回のかかわりスキルアップセミナーを開催しました。
キーワードは心のデトックス。日頃の悩みを語り合い、共有し、解決策を模索する活動です。熱心に活動に取り組んでいたため、あっという間に終了時刻を迎えてしまいました。それでも帰るときには先生方は笑顔になっていました。少しでも心が軽くなって、明日への活力が満ちてきたならうれしいです。
【振り返りより】
・今日は、普段悩んでいたことへの解決の手がかりをいただきました。自分1人では思いつかなかったことなので、明日から早速実践していきたいです。他の方の様々な事例を聞き、皆さんと考えることで支援の幅を広げられたように感じます。楽しく研修会に参加できました。なかなか小学校の先生方のご意見や児童の様子を聞く機会がなかったので、新鮮な気持ちで語り合うことができました。
・15分ずつという短い時間の割り当てでしたが、皆さんの話をゆっくり聞くことができ、自分が納得できるアドバイスをいただけたと思います。雑談って楽しいですね。職員室では必要な打ち合わせの時間はとれても、雑談の時間はなかなか取れないので、参加してよかったです。
・本日の研修会で、小中学校の先生方や特別支援の先生方とお話ができて、それぞれのお話が聞けて参考になりました。また、私の感じていた悩みも、特別支援の視点からのアドバイスをいただき、明日からまた頑張ろうという気持ちになることができました。また、中学校の話も聞けて、今の指導の成果が見られなくても、中学生で芽を出してくれていれば、やりがいを感じるなと思いました。本日は本当にありがとうございました。
・お忙しい中、研修会を計画していただき、ありがとうございました。グループでの話し合いでは、先生方の悩みを聞くことができ、自分だけが悩んでいる訳ではないことを改めて感じました。私としては、小→中→高校を見すえた将来に、今の指導の仕方で大丈夫なのか不安がありましたが、中学校の先生や指導主事の先生のお話を伺うことで、安心感を得ました。これからも、子どもの将来を考えながら教育していく必要性を考え、取り組んでいきたいと思います。
・関わりの難しい子や、クラスの中の騒がしい子をはじめとして、どんな子とも保護者とも教師が積極的に関わっていくことが大切だと実感しました。話をするだけでなく、子どもの話に耳を傾けることで、普段なかなか気付けないその子の良さや特性にも気付くことができ、学級づくりにも役立てられそうだなと思いました。同じグループの先生方のお話の中にも新しく知ることや今後のヒントになりそうなことがたくさんあったので、充実した時間を過ごすことができました。
授業づくりラウンドテーブル①
聞こえてきたテーマは、道徳、小中のつながり、タブレットの活用、授業で勝負するには、などさまざまでした。校種や教科を超えて、様々な角度から意見を出し合ううちに、解決策が見えてきたり、明日への活力がみなぎってきたり、研修が終わる頃には笑顔が増えていたような気がします。
【振り返りより】
・最初の全体自己紹介で、この雰囲気の中、勉強や話し合いができることに楽しみな気持ちをもてた。グループでの話し合いは小学校の先生方の話が新鮮で、「なるほど」の連続だった。今後、タブレットの活用法をもっと学びたい。次回が楽しみです。参加してよかったです。
・新学期が始まり、初めての担任で、授業に対する熱意や教材研究の時間が無くなっている自分がいました。ですが、今日研修会に参加し、授業に対する様々な考えをお持ちの先生方を見て、改めて「授業で勝負できる教師になりたい!」と思いました。校種が違う先生からの意見などを聞き、自分にはなかった視点も発見することができました。もっと他の先生方ともお話ししてみたいです。次回も楽しみです。
・中学校と小学校の教科書を比較し、小学校の6年間で国語の読む力をここまで向上させなければならないのかと思いました。その一歩目として、今年の1年生にどんな力を付けていくか、改めて考えていかなければと思いました。また、2年生の先生方と話をして、1年生からのつながりを感じることができました。2年生はこんなふうになってほしいという思いを実現できるような1年生の指導をしていけるようにしたいと思いました。
・道徳の授業づくりについて相談しました。話してみると、自分の中にはなかったやり方や発想があって、そのやり方でもやってみたいなと思いました。また、自分がやっていたことと同じ考えの先生もいたことがわかって、自信につながりました。中学校の先生の話を聞いて、小学校でやるべきことが少しわかりました。また、小学校で付けたい力、中学校につなぐべきこと、中学校でこうなってほしいなど、そういう話もしていきたいなと思いました。、
イングリッシュサロン①
今回のミッションは「Japan Tochigi Guideになろう!~会話を楽しみながら、ALTに日本や栃木のよさを伝えよう~」でした。6年生の「Welcome to Japan」のゴールの活動を意識して、参加者の先生方を児童に見立てて活動しました。とても盛り上がり、熱気にあふれていました。
【振り返りより】
・カードマッチングで、絵がなくなるだけで難しさが増して、子どもたちの気持ちがわかりました。とても楽しかったです。Show and Tellでは、写真を見せて話すことで、とてもわかりやすく、会話が弾みました。お世話になりました。
・昨年度、一度しか参加できなかったので、緊張していましたが、先生方もALTの皆さんもとても温かくて、楽しい時間が過ごせました。英語でどう言えばいいかなという悩みをALTの先生が優しくフォローしてくださり、たくさんの表現を学べました。「伝わるって楽しい!」という感動を、子どもたちにも伝えられたらいいなと思います。すてきな時間をありがとうございました。
・本物の外国人を案内する体験ができて、必然性のある活動でした。グローバルデーなどで活用できるといいですね。My favoriteを紹介することで、伝えたいと追う気持ちが増したし、相手ともコミュニケーションが深まってよかったです。日頃の多忙感を忘れる楽しいひとときでリフレッシュできました。ありがとうございました。
・英語で日本(栃木)のことを紹介したりオススメしたりすることは、はじめは「難しそう」「英語話せない」と不安でした。しかし、始まってみると、ジェスチャーやわかる単語をつなぎながら、なんとかコミュニケーションをとることができました。「意味のあるコミュニケーション」ができたとき、達成感と「楽しい!」という気持ちを味わうことができました。ペアで組んだ先生にも助けていただいてよかったです。次回が楽しみになりました。
・児童側で授業に参加するというのは初めてのことでした。こうやって指示を出せばいいんだなど、違った視点で勉強ができました。普段、外国語の授業くらいでしか英語を話さないので、単語が全然出なくて大変でした。英語を初めて習う子どもたちはもっと緊張するし、大変なんだと改めて気付けたので、来週にもっと子どもに優しく寄り添って指導ができそうです。とても楽しい時間でした。みなさんの雰囲気があたたかくて安心して参加できました。次回も楽しみです。ありがとうございました。
学級づくりパワーアップ学習会①
【振り返りより】
・同じ環境の先生と悩みを共有することができ、少し心が軽くなったように思います。自分が感じていた違和感を大切に、焦らず適切な行動・指導を行っていきたいです。これからの研修を通して、少しでも悩みが解決するタネを見つけられたらなと思います。
・どの先生も悩んで、いろいろ工夫をして頑張っているのだと感じた。自分も他の先生に負けないように頑張ろうと、改めて思った。これからの研修について、今日のように悩みを話すのもとても良いし、ICT機器など、焦点を1つ決めて話し合っていくのも良いと思った。
・多くの先生と交流できたこと、また悩みについて打ち明けることで、アドバイスをもらうことができました。また明日から、今日の研修を少しでも生かしていきながら、1つでもステップアップできるよう、頑張っていきたいと思います。
・様々な視点でのお話を聞くことができ、大変勉強になりました。自分はまだまだ考え方も未熟で経験もありませんが、生徒にとってよりよい学校生活にしたいという思いは強くあるので、この学習会を通して成長していきたいと思いました。
・新学期が始まり、他の学級の様子も分からないままだったので、同年代の先生方と思いを共有できてよかったです。すぐに解決できるようなことばかりではありませんが、これからの研修を通して、少しずつスキルアップできるのではないかと前向きな気持ちになれました。中学校の先生と話す機会はこれまでなかったので、おもしろかったです。小中のつながりとしても、中学校の先生の困り感を知り、小学校での指導に生かせるのではないかと思いました。まずは気楽に悩みを話せる先生方と出会えて嬉しかったです。
教育研究所第1回研修会
今年度は3年間の研究の3年目、まとめの年になります。今年新たに6名の先生方を迎え、25名が5つの部会に分かれて研究を進めます。今回は昨年度までの研究内容を確認し、今年度の研究計画について話し合いました。
【それぞれの部会の振り返りより】
〇 授業づくり部会
昨年度に引き続き、研究テーマが「振り返り」となった。先生方が今、振り返りについてどのようなことを考えているかを共有できたので、それを生かして今年の研究を方向付けていきたい。生徒たちにも自分たちにもためになるような研究にしていけるようにしたい。
〇 教材開発部会
部会の中でこれまでの流れを確認して、今年の方向性を話し合いました。先生方の現状に沿った形での研究ができそうなので、自分自身もいろいろと勉強をしていきたいと思います。
〇 学びに向かう学級づくり部会
昨年度に引き続き、「子どもの多様性を生かし、安心して学びに向かう学級づくりを目指した実践研究」を研究テーマとして取り組むことになりました。今年度はタブレットを授業や学級経営にも生かしていけるよう、研究を進めていきます。どのように活用できるのか、実際に自分たちが使ってみることで様々な活用法を探っていきたいと思います。
〇 児童生徒指導部会
本年度の研究をしていくにあたり、不登校を出さないための支援策や、改善するための手立てをまとめていき、それを栃木市の先生方に返していけるようにしていこうということになった。
次回に向けて、新年度始まってからのうまくいった事例や、うまくいかなかった事例をまとめていくこととなった。
〇 特別支援教育部会
「主体的に学ぶ姿とは」について、もう一度確認し合った。学級開きを行い、その中で特別支援教育の視点で工夫したこと、工夫してみたいことを伝えた。
今後の研究の見通しをもち、思いを新たに研究をしたい。
授業づくりラウンドテーブル(第5回)開催 12/1(火)
前回のラウンドテーブルで話題となった授業について、授業での子どもたちの反応や学びの様子を伺ったり、新しい授業提案について子どもの様子を思い描きながら話し合ったりすることができました。
【振り返りより】
・正確はなくても、考えたように展開しなくても、手持ちが多い人の方が、あまり外さないで授業できる…松本先生の言葉に納得です。いろいろな先生の(しかも若くてチャレンジャーな先生方の)子どものやる気を向上させるような授業の話を聞くだけで、自分の実になっているのが本当にありがたい。
・今日が今までで一番、時間があっという間に感じました。私が苦手な道徳の授業についてのとても大きなヒントを得られました。まだまだ話したかったのですが、楽しい有意義な時間でした。
・普段何気なく授業でやっていることをよく考えてみると、「あたりまえ」のことって、実はどうなの?と思いました。ノート中心 or プリント中心、板書など、自分の授業を振り返るきっかけとなりました。自分の授業を以前よりバージョンアップできるようにしたいです。
・図工の評価に関してや、道徳のクリティカルシンキングな授業案など、とても勉強になりました。話している中で先生方の様々な教育技術を学べてよかったです。
・1年生の話す・聞く・書くの授業についてお話しいただき、他教科との関連、本時にいたるまでの下積み・指導の大切さを改めて感じました。
教育研究所研究所員第4回研修会を開催(今年度3回目)
前回に続いて、各部会で研究がすすめられ、ホワイトボードにこれまでの研究内容や取組についてまとめていただきました。研修会後半では、部会相互の情報交換・情報共有を行うことで、それぞれの部会同士のつながりを感じることができました。
【それぞれの部会の振り返りより】
◯ 授業づくり部会
各部会の情報共有によって、各部会がつながっていることが改めて分かった。(居甲斐のある学級⇔特別支援⇔振り返りの共有)
発達段階×教科×振り返りの方法=?というような今後の研究の方向性が見えてきた。
◯ 教材開発部会
思考を見取るためには、教師側がレールを引きすぎず、子どもたちに自由な発想で活動させることが必要である。しかし、どこかで線引きをしないとただの放任になってしまうので、経験を元に、適宜声かけをしていくことが必要である。
◯ 学びに向かう学級づくり部会
部会内では、道徳の授業づくりについて話し合いました。学級での所属感や参画意識を考えた工夫について提案し合うことができました。他の部会との共有の時間があることで、5つの部会がしっかりとつながり合っていることや、今まで積み上げてきた経験をこわす勇気をもつ大切さが実感できました。次回、最終回でのまとめが楽しみです。
◯ 児童生徒指導部会
不登校児童生徒の事例を持ち寄って検討を行った。原因として考えられることは、様々であると思うが、その原因を知っていないといざ対応するときに生徒を救うことができないので、参考になった。だが、子どもたちが過ごす時間が一番長い過程にはメスを入れなければならない事例ばかりだった。本校の生徒指導に生かして状況の改善をはかりたいと思う。
◯ 特別支援教育部会
主体的に学ぶとはどういうことかを、再び考え直しました。全体の環境づくり、個別支援体制の両面から指導のあり方や方法について実践を通して考えました。また、小・中で指導内容や方法で同じではないような気がして、少し分けて考えました。次回の報告に向けてまとめていきたいと思います。
学級づくりパワーアップ学習会(第2・3回)開催 8/12(水)・10/30(金)
実質初回開催となった第2回では、学級への願いや、今の状況や困っていること。第3回では、子どもや保護者、同僚などといった「かかわり」について、普段思っていることについて話し合いました。
経験年数の近い先生方、年齢の近い先生方と日頃のクラス経営の悩みや取り組みを話し合うことができました。
【振り返りより】
・自分が感じていた悩みを、先生方が親身になって聞いて下さり、とても救われました。逆に先生方のお悩みから勉強になることがたくさんあり、参加できてよかったです。学級経営で、先生方が実践している面白い取り組みについて是非知りたいので、次回以降も楽しみです。
・自分が悩んでいたことを「それは辛かったね。先生は悪くないよ」と寛容的に受け取ってもらえて気持ちが軽くなりました。始まる前は少し不安でしたが、先生方の体験談やアドバイスを聞けてとても有意義でした。
・日々の悩みはつきず、同僚の先生方に言えないことを話せるのは、とても貴重です。自分の話を聞いてもらって、すっきりしました。次回は他の先生たちからも、たくさん話をお聞きしたいです。
・現在小学2年生の担任をしていますが、家族のような雰囲気で安心できるクラスにするため何ができるかを考えて実践していきたいです。また、自分の学級を客観的に捉えられました。来週からもっと一人一人を見て、話して、もっともっと理解できたらなと思いました。
・他の学校の様子や体験談、実践談を聞いて「そういう方法があるんだ」という発見があった。また自分の実践談を認めてもらえたことで、これからも頑張ろうと思えた。そして自身になった。
・悩みや失敗したこと、現在意識していることなど、先生方それぞれの個性はあるけれど「児童生徒のために」という思いはみんな同じだと感じました。
イングリッシュサロン(E-Salon)(第4回) 11/13(金)
ALTの先生方のエネルギッシュで温かい雰囲気な中、英語で伝え合う楽しさを改めて感じることができたようです。
【振り返りより】
・5年生の「ALTに日本中をおすすめしよう」は社会の学習とも合科的にできて、子どもたちの意欲も高まると思いました。私は1年生担任ですが、やはり子どもたちが日常使ってみたくなるトピックを考えて、レッスンプランを作って行きたいと思います。
・目的意識があることで(日本をおすすめしよう)伝えたいという思いが高まると、実際に子どもの立場で授業を受けてみて実感しました。授業でも目的意識や相手意識を大切にしていきたいと思いました。
・My hometownのフリートークの際、フィリピンの台風の災害状況の動画を見せていただいたのですが、大変な状況の中でもユーモアを忘れない国民性にとても感動しました。子どもたちにも是非伝えたいと思いました。多様な文化を学ぶことは、豊かな人間性を育み、真のグローバルな人材育成に欠かせませんね。
・ALTとの会話を、文章を、その場で考えてトークすること。難しさはあるけれど、伝わるのは楽しいし、伝わった時は嬉しい。子どもたちにもALTと話す機会をもっと与えてあげたいし、自分も「もっと話したい。英語を学びたい」と思うことができた。
イングリッシュサロン(E-Salon)(第3回) 10/9(金)
今回のミッションは、「Let’s enjoy Global Day」大平中央小と栃木中央小で行うグローバルデーでの内容についてでした。
参加した先生方もバンブーダンスに挑戦。振り返りの後、松本所長のEnglish speechに感動でした!!
【振り返りより】
・英語で話すことがあまり得意ではなく、最初はとても緊張していましたが、下手でも勇気を出してなんとか英語で話したことが伝わり、とても嬉しくなりました。「一生懸命やれば思いは伝わる」ということを、授業で児童に実感させられたらと思いました。
・英語が母国語の人たちと話す機会がなかなかない中、このような場を設けていただきありがとうございます。Free talkの時間があると「話したいこと」をどうにか英語で話そうという意欲が高まります。次回同僚を誘って参加したいと思います。
・ここに来ることがとてもリフレッシュになります。自分が話したいことを話せる環境はとてもいいです。社交的な人たちの中にいるのはとても楽しく、自分のアウトプットの学びにもなります。Thank you for giving this time for me!
授業づくりラウンドテーブル(第4回)開催 11/10(火)
各グループでの話し合いの後、参加された先生の要請訪問での授業の後日談を伺うことができました。わからないことを「わからない」と言える雰囲気。わからないことをそのままにせず子ども自身が追究をする様子。自己分析した結果を後日自分からクラスのみんなに発表する様子。そして、実は他の子どもが同じように思っていたという子どもの告白。授業づくりを通して、子どもの学びの様子を感じ取ることができたシーンでした。
【振り返りより】
・授業はリアルタイムだからこそ、ドラマがあるなと感じました。
私が提案した授業についてアイディアを頂いたので、それを踏まえて学校でも授業づくりについて学年主任と話したいと思います。
・先生方からご意見を頂き、自分の授業の見方が変わりました。もっとワクワクしたり、ん?と考えたくなったりする授業をしたいなと、心から純粋に思えました。
・「目的意識」を持たせることが「意欲」につながり、それが学力の向上へとつながっていくことも改めて感じることができました。何のため?誰のため?を忘れずに授業づくりに取り組んでいきたいと思いました。
・道徳の授業を組み立てている中で、「教師が当たり前に考えていることが、子どもにとって当たり前ではないかもしれない」ということを忘れてはいけないと感じました。また子どもの発言が友達と似たような意見だとしても、口に出させることで子どもの意識に働きかけることができることを知り、今度実践しようと思いました。
授業づくりラウンドテーブル(第3回)開催 10/20(火)
自己紹介を兼ねて、好きな食べ物とおすすめの店の紹介といったアイスブレーキングから始まり、ベテランから若手まで同じ土俵に立って授業づくりについて『熱心に』話し合いました。
【振り返りより】
・要請訪問の指導案についてたくさんのアドバイスを頂きました。
今まで「子どもたちを落ち着かせないと」「自分が授業をしっかりやらないと」という気持ちでいっぱいでしたが、ラウンドテーブルを通じて「子どものための」授業について考えることができました。新しい気持ちで頑張ります。
・発問の仕方や導入の仕方などとても参考になり、自分の授業でも取り入れてみようと思いました。一つの授業に対しても様々な見方・考え方があり、「面白そう」「なるほどな」とつい口に出して言ってしまう自分がいました。このような雰囲気で授業について話ができるラウンドテーブルの場は素晴らしいなと思いました。
・授業のことを考えている時、「この時間は子どもが何ができるとゴールなのか」をまず考えますが、そこに向かうための「一番分かりやすく、かつ楽しそうな道」を考えるのに手こずることがあります。最近は「答えを知ること」よりも「考えること」を重視することや、「なぜそれを考える必要があるのか」という学びの必要性を感じさせたいと考えています。
・教材研究をしていく際には「やわらかあたま」でいろんな角度で見ていき、子どもたちがどんな反応をするか、どんなことを考えるのかを予想して、よりよい授業を作って行きたいです。