文字
背景
行間
教育研究所ニュース
かかわりスキルアップセミナー②
今回は講義形式の研修会でした。発達心理検査についてスクールカウンセラーの先生から実践的な話を聞くことができました。検査結果をどのように活用するかが、先生方にとっては大きな課題となっているようです。そのためのヒントがちりばめられた講義でした。
・IQの高い子ほどバラつきがあるというお話が印象的でした。今後またWISCに関わることがあれば、結果の活用により力を入れたいです。
・WISCの結果を見ただけになってしまっていることを、自分で気づくことができた。ただ算数が嫌いだからできない、ではなくワーキングメモリーが低いからなのか、と考えられるようにしたい。もっと活用して児童は何が苦手なのかを把握し、その児童にあった支援を考えていきたい。
・これまで担任した子どもの中にWISCを受けた子もいましたが、解説を聞いてなるほどと思っていただけでした。項目によって、本人の苦手とする部分が分かるということや、それが分かるからこその活用の視点があると改めて感じました。検査を受けさせる意味をもう一度よく考えて、有効に活用していかなければならないと思います。ありがとうございました。