教育研究所ニュース

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イングリッシュサロン①

5/14(金)に第1回目のイングリッシュサロンを開催しました。
今回のミッションは「Japan Tochigi Guideになろう!~会話を楽しみながら、ALTに日本や栃木のよさを伝えよう~」でした。6年生の「Welcome to Japan」のゴールの活動を意識して、参加者の先生方を児童に見立てて活動しました。とても盛り上がり、熱気にあふれていました。



【振り返りより】

・カードマッチングで、絵がなくなるだけで難しさが増して、子どもたちの気持ちがわかりました。とても楽しかったです。Show and Tellでは、写真を見せて話すことで、とてもわかりやすく、会話が弾みました。お世話になりました。

 

・昨年度、一度しか参加できなかったので、緊張していましたが、先生方もALTの皆さんもとても温かくて、楽しい時間が過ごせました。英語でどう言えばいいかなという悩みをALTの先生が優しくフォローしてくださり、たくさんの表現を学べました。「伝わるって楽しい!」という感動を、子どもたちにも伝えられたらいいなと思います。すてきな時間をありがとうございました。

 

・本物の外国人を案内する体験ができて、必然性のある活動でした。グローバルデーなどで活用できるといいですね。My favoriteを紹介することで、伝えたいと追う気持ちが増したし、相手ともコミュニケーションが深まってよかったです。日頃の多忙感を忘れる楽しいひとときでリフレッシュできました。ありがとうございました。

 

・英語で日本(栃木)のことを紹介したりオススメしたりすることは、はじめは「難しそう」「英語話せない」と不安でした。しかし、始まってみると、ジェスチャーやわかる単語をつなぎながら、なんとかコミュニケーションをとることができました。「意味のあるコミュニケーション」ができたとき、達成感と「楽しい!」という気持ちを味わうことができました。ペアで組んだ先生にも助けていただいてよかったです。次回が楽しみになりました。

 

・児童側で授業に参加するというのは初めてのことでした。こうやって指示を出せばいいんだなど、違った視点で勉強ができました。普段、外国語の授業くらいでしか英語を話さないので、単語が全然出なくて大変でした。英語を初めて習う子どもたちはもっと緊張するし、大変なんだと改めて気付けたので、来週にもっと子どもに優しく寄り添って指導ができそうです。とても楽しい時間でした。みなさんの雰囲気があたたかくて安心して参加できました。次回も楽しみです。ありがとうございました。

学級づくりパワーアップ学習会①

 第1回目の学級づくりパワーアップ学習会を開催しました。学級開きを終え、子どもたちのようすがだいぶ見えてきた5月。学級への思いや自分自身への課題などをじっくりと話し合うことができました。うまくいっていることや失敗談などを、時には笑顔になったり、時には考え込んでみたりしながら、明日からの学級に思いを馳せる時間となりました。




【振り返りより】
・同じ環境の先生と悩みを共有することができ、少し心が軽くなったように思います。自分が感じていた違和感を大切に、焦らず適切な行動・指導を行っていきたいです。これからの研修を通して、少しでも悩みが解決するタネを見つけられたらなと思います。

・どの先生も悩んで、いろいろ工夫をして頑張っているのだと感じた。自分も他の先生に負けないように頑張ろうと、改めて思った。これからの研修について、今日のように悩みを話すのもとても良いし、ICT機器など、焦点を1つ決めて話し合っていくのも良いと思った。

・多くの先生と交流できたこと、また悩みについて打ち明けることで、アドバイスをもらうことができました。また明日から、今日の研修を少しでも生かしていきながら、1つでもステップアップできるよう、頑張っていきたいと思います。

・様々な視点でのお話を聞くことができ、大変勉強になりました。自分はまだまだ考え方も未熟で経験もありませんが、生徒にとってよりよい学校生活にしたいという思いは強くあるので、この学習会を通して成長していきたいと思いました。

・新学期が始まり、他の学級の様子も分からないままだったので、同年代の先生方と思いを共有できてよかったです。すぐに解決できるようなことばかりではありませんが、これからの研修を通して、少しずつスキルアップできるのではないかと前向きな気持ちになれました。中学校の先生と話す機会はこれまでなかったので、おもしろかったです。小中のつながりとしても、中学校の先生の困り感を知り、小学校での指導に生かせるのではないかと思いました。まずは気楽に悩みを話せる先生方と出会えて嬉しかったです。
 

教育研究所第1回研修会

 5月10日に第1回研修会実施しました。
今年度は3年間の研究の3年目、まとめの年になります。今年新たに6名の先生方を迎え、25名が5つの部会に分かれて研究を進めます。今回は昨年度までの研究内容を確認し、今年度の研究計画について話し合いました。


【それぞれの部会の振り返りより】
〇 授業づくり部会
 昨年度に引き続き、研究テーマが「振り返り」となった。先生方が今、振り返りについてどのようなことを考えているかを共有できたので、それを生かして今年の研究を方向付けていきたい。生徒たちにも自分たちにもためになるような研究にしていけるようにしたい。

〇 教材開発部会

 部会の中でこれまでの流れを確認して、今年の方向性を話し合いました。先生方の現状に沿った形での研究ができそうなので、自分自身もいろいろと勉強をしていきたいと思います。

〇 学びに向かう学級づくり部会
 昨年度に引き続き、「子どもの多様性を生かし、安心して学びに向かう学級づくりを目指した実践研究」を研究テーマとして取り組むことになりました。今年度はタブレットを授業や学級経営にも生かしていけるよう、研究を進めていきます。どのように活用できるのか、実際に自分たちが使ってみることで様々な活用法を探っていきたいと思います。

〇 児童生徒指導部会

 本年度の研究をしていくにあたり、不登校を出さないための支援策や、改善するための手立てをまとめていき、それを栃木市の先生方に返していけるようにしていこうということになった。
 次回に向けて、新年度始まってからのうまくいった事例や、うまくいかなかった事例をまとめていくこととなった。

〇 特別支援教育部会

 「主体的に学ぶ姿とは」について、もう一度確認し合った。学級開きを行い、その中で特別支援教育の視点で工夫したこと、工夫してみたいことを伝えた。
 今後の研究の見通しをもち、思いを新たに研究をしたい。

授業づくりラウンドテーブル(第5回)開催 12/1(火)

 回を重ねて今回で実質3回目。お互い顔を見知った間柄となり、今回も参加された先生方の授業の資料を持ち寄り、参加者相互で笑顔があふれる意見交換が行われました。
 前回のラウンドテーブルで話題となった授業について、授業での子どもたちの反応や学びの様子を伺ったり、新しい授業提案について子どもの様子を思い描きながら話し合ったりすることができました。
 
【振り返りより】
・正確はなくても、考えたように展開しなくても、手持ちが多い人の方が、あまり外さないで授業できる…松本先生の言葉に納得です。いろいろな先生の(しかも若くてチャレンジャーな先生方の)子どものやる気を向上させるような授業の話を聞くだけで、自分の実になっているのが本当にありがたい。
・今日が今までで一番、時間があっという間に感じました。私が苦手な道徳の授業についてのとても大きなヒントを得られました。まだまだ話したかったのですが、楽しい有意義な時間でした。
・普段何気なく授業でやっていることをよく考えてみると、「あたりまえ」のことって、実はどうなの?と思いました。ノート中心 or プリント中心、板書など、自分の授業を振り返るきっかけとなりました。自分の授業を以前よりバージョンアップできるようにしたいです。
・図工の評価に関してや、道徳のクリティカルシンキングな授業案など、とても勉強になりました。話している中で先生方の様々な教育技術を学べてよかったです。
・1年生の話す・聞く・書くの授業についてお話しいただき、他教科との関連、本時にいたるまでの下積み・指導の大切さを改めて感じました。

教育研究所研究所員第4回研修会を開催(今年度3回目)

 12月1日(火)教育研究所研修所員の第4回研修会が実施されました。
 前回に続いて、各部会で研究がすすめられ、ホワイトボードにこれまでの研究内容や取組についてまとめていただきました。研修会後半では、部会相互の情報交換・情報共有を行うことで、それぞれの部会同士のつながりを感じることができました。


【それぞれの部会の振り返りより】

◯ 授業づくり部会
 各部会の情報共有によって、各部会がつながっていることが改めて分かった。(居甲斐のある学級⇔特別支援⇔振り返りの共有)
発達段階×教科×振り返りの方法=?というような今後の研究の方向性が見えてきた。


◯  教材開発部会
 思考を見取るためには、教師側がレールを引きすぎず、子どもたちに自由な発想で活動させることが必要である。しかし、どこかで線引きをしないとただの放任になってしまうので、経験を元に、適宜声かけをしていくことが必要である。

 
◯   学びに向かう学級づくり部会
部会内では、道徳の授業づくりについて話し合いました。学級での所属感や参画意識を考えた工夫について提案し合うことができました。他の部会との共有の時間があることで、5つの部会がしっかりとつながり合っていることや、今まで積み上げてきた経験をこわす勇気をもつ大切さが実感できました。次回、最終回でのまとめが楽しみです。

 
◯   児童生徒指導部会
不登校児童生徒の事例を持ち寄って検討を行った。原因として考えられることは、様々であると思うが、その原因を知っていないといざ対応するときに生徒を救うことができないので、参考になった。だが、子どもたちが過ごす時間が一番長い過程にはメスを入れなければならない事例ばかりだった。本校の生徒指導に生かして状況の改善をはかりたいと思う。

 
◯   特別支援教育部会
 主体的に学ぶとはどういうことかを、再び考え直しました。全体の環境づくり、個別支援体制の両面から指導のあり方や方法について実践を通して考えました。また、小・中で指導内容や方法で同じではないような気がして、少し分けて考えました。次回の報告に向けてまとめていきたいと思います。