教育研究所ニュース

2022年10月の記事一覧

学級づくりパワーアップ学習会③

少人数でたっぷりと時間をかけながら、学級で起こっていることや先生方の思いを語っていただきました。客観的に聞いているととても良いクラスだなあと思うのに、先生方の向上心は尽きることがないようでした。そんな一生懸命な先生の姿は、子どもたちに必ず届くのだろうと感じました。

 

 

・今回のテーマは「かかわり」でしたが、テーマにこだわりすぎず悩みを共有しあうことができました。先生方からあがる悩みが、私も同じく抱えているものも多く、同じような悩みをもちながら業務にあたっている仲間がいることを知り安心できました。
 学級経営の相談のひとつに「決められたことには強いが、自由度があがると動けず静かになってしまう」という意見がありました。それに対して、

 ◎絵の具の色は決めてあげる

 ◎子どもと直接やりとりするなかで決めていく

 ◎今すぐにできなくても、3年生になるころにはできるかも。種をまいておく

 ◎育てようとせず、育つための支援をする

 ◎【自分のクラス】を子どもとつくる。

などのアドバイスをいただきました。実際に研修会の次の日から、私自身の生徒への接し方や考え方が変わりつつあります。研修会で得たものを学級に還元していきたいです。諸先生方、ご指導ありがとうございました。

 

・生徒との関係づくりにおいて意識するべきことや、学級経営をする上で気を付けるべきことについて、改めて考えることができました。どのような学級にしていきたいか考えながら日々生徒と接することができるとよいと思いました。大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

・同じグループの中に同学年を担任している先生もいたので、参考になることや共感できることも多く貴重な時間となりました。それぞれのクラスの課題は違うけれど、一緒に考えてもらったり話を聞いてもらえたりすることで安心できるので、他の学校の先生とのかかわりも大事にしたいなと思いました。ありがとうございました。

 

・冒頭の松本先生の話から、支援員の先生との役割分担を考えました。子どもに厳しくするべき時、隙を与えるべき時など、それぞれの役割を踏まえて指導に当たっていくといいと思いました。

イングリッシュサロン③

 中学校で実施するコミュニケーションチャレンジ(昨年までのスピーキングテスト)を体験することが活動のメインでした。筆者も体験したことありますが、伝えたいことが言葉になってくれないもどかしさ、それi感じ取って分かろうと一生懸命聞いてくれるALTの姿など、中学生と同じ感覚を味わえる良い機会となったと思います。

 

 

・中学生のスピーキングテストを体験させていただき、大変勉強になりました。思ったよりも自分の伝えたいことが言えないもどかしさや、もっと話すための課題などをこれで実感できることがわかりました。小学生のうちから、英語で伝えたいという意欲をのばしていきたいと思いました。

・大変有意義な時間でした。今後フリートークもしてみたいです。初参加だったのでALTの先生方の名前がわからず大変でした。

・スピーキングテストを体験してみて、生徒の苦労が身にしみて実感できた。これはどう言えば良いのか、どう返せば良いのかといった、生徒目線での指導を意識していきたい。

・今年度からスピーキングテストからコミュニケーションチャレンジに名称が変わり、子どもたちが外国語に慣れ親しむ、積極的に外国語を使う姿勢を大切にしているのかなと考えました。実際に体験してみて、苦手な児童の気持ちも知ることができたので、小学校での指導にも生かしていきたいと思います。

教育研究所第3回研修会

第3回ということで、どの部会も研究の方向性が絞り込まれてきたようです。それを確認する意味でも、授業実践が重要です。研究授業の計画を立てている部会が多く、いよいよ本格的に動き出したという実感がわいてきます。

 

 

・研究授業の指導案の検討会でした。授業について話し合うのが一番面白いと改めて感じました。タブレットの活用方法、学びあいの取り入れ方、評価の方法、それぞれの考えを共有できて、勉強になりました。ただ、どんな方法や課題を取り入れても、絶対にずれてはいけないのは、この授業で身に付けさせたいねらいであって、そこがぶれなければ、どんな話し合いもとても意味のあるものになると思いました。研究授業にはいろいろな課題があるが、まだまだたくさんの教科の授業を見させていただいて、勉強したいです。ありがとうございました。

・学級における安心感を育むためのそれぞれの取り組みを話し、小中共通して取り組めることや、その際に生じる課題などが話し合えました。11月には部会の先生の授業を参観することができ、子どもたちにどのようなアプローチができるか研究していきたいです。

・今回の研修では、今後の方向性を中心に話をした。保護者・若手の対応について、今後研究していくことで話がまとまった。今の若手の先生について、自分自身良く分かっていないので、いろいろと知るうえでとても良い機会になると思う。一人にならない体制づくり、組織的に全体で関わる体制づくりなど本校がどのようになっているのか確認してみたいと思った。

・各自の実践報告と授業研究について検討をしました。実践報告では、UD化を意識したものや個別化を意識したものを教えていただき大変勉強になりました。また、タブレットを活用した視覚化の方法など、実際に授業に取り入れてみようというものがありました。とても勉強になる話し合いでした。貴重な機会をありがとうございました。

 

かかわりスキルアップセミナー④

 対面での研修となりました。膝をつき合わせるように互いに傾聴して助言し合う先生方の姿が印象的でした。どうにか自分の抱えている課題を解決したいという強い気持ちが互いを刺激し合っているのだと思います。 

 

 

 ・初めての対面での研修となりました。オンラインではわからなかった先生方の人柄を知り、良い雰囲気の中で話し合うことができ、とても有意義な時間になりました。おかげで悩みが軽くなりました。ぜひまた、対面で参加したいです。

・対応が難しい事例があり、一人一人に適切に対応するための方策など考えたりアドバイスいただいたりして、勉強になりました。みんなパワーがあり、しっかり考えていたことに感動して帰りました。こどもたちが楽しい学校生活を送れるようにできる教師になりたいと思いました。

・先生方と児童指導についてたくさんのお話をすることができました。ほめても改善されない場合の対応について、児童の『関わりたい。』という気持ちを尊重すること、児童同士が本音でぶつかってこそ分かる成長の瞬間があること、児童が『自分達でできる。』と自信をもたせることが大切であることなどです。今回の話し合いで、かかわり方はもちろん、教師がどういったスタンスで児童を信じ、見守るかを考えていくことが大切なのだと思いました。

・他の学校の先生と、それぞれの学校の事例について話しました。実際には違う児童について話していても、自分が困っているとこと共通していることが多々あり、解決の糸口が見つかりました。児童の背景を考えたり、思いを汲み取ろうとする姿勢が改めて大切だと感じました。次回のセミナーも楽しみにしています。お世話になります。

・毎日顔を合わせている子どもたちなので、自分目線だと「毎日言ってるのになんでできないんだろう」ということにばかり目が行きがちです。ただ、他の先生方と話していて、4月初めと比べれば…1学期よりは…と、長い時間の中での変化を考えると、彼らも成長しているのだと気づきました。

授業づくりラウンドテーブル③

集合、対面の形式で研修会を実施できるようになりました。

熱量が伝わる距離で議論すると吸収力が増すようです。

校種、教科の壁を越えて刺激し合える実践的な研修会。

個々に参加してくださる先生方の授業は、きっと子どもたちが前のめりになるのだろうと思います。

 

 

・今回は資料提供をし、グループの方々からたくさんのお話を聞くことができました。様々な案が出てきて、試してみたいと思うものばかりでした。最終的には私自身が何をやりたいかが一番大事だというご意見をいただき、もう一度授業を考え直しているところです。いただいた案を参考にしつつ、子ども達の実態に合った、実りのある授業を目指していきたいと思います。

・改めて道徳の指導の難しさを感じた研究会であった。自校の先生の取り組みで最後の先生の話をするところをあえて、子供への投げかけで終わらせるものがあり、実際に試してみるといい反応があったので、紹介した。社会の授業に関しては、途中での評価をすべてとするのではなく、最終的にどうだったかを評価すべきと聞き、安心した。

・人数は少なかったですが、その分濃い内容で話すことができました。持ったことのない学年であまり意見は言えませんでしたが、受け持った時にこんなふうにやれたらな…と思える話し合いでした。自分が持って行った課題も時間いっぱいまで考えていただけたので、やってみようという気持ちが強くなりました。授業頑張ります!
ありがとうございました。

・研修では、他校の同じ教科の先生と授業について協議することができました。授業づくりをするときには、やはり授業で育てたい生徒の資質能力を明確に定め、授業のねらいを設定した上で、学習形態や展開を考えていくことが大切だと感じました。ありがとうございました。

・松本先生のお話より。10年前の教科書と今の教科書が変わっていることや、松本先生のご経験から、変わることへの柔軟性の大切さを改めて教えていただきました。また「変わる」ものの例として、関係性も変わるという考え方はなるほどと思いました。柔軟性を身につけるための1つの方法として、白か黒かでものごとを判断するのではなく、グラデーションで捉えるという考え方が、自分が最近考えていたことに近かったのでとても嬉しかったです。多様性をどのように受け止めるかは、教師という仕事では特に考えていかなくてはいけない、大切なことだと思いました。前任校で一緒に働いていた若い先生2人が、ラウンドテーブルに参加していて、がんばっているんだなと胸が熱くなりました。若い先生が増えていることに、ネガティブな意見をメディアでは聞きますが、私はそんなことないと思っています。こうした若い先生が主体的に学ぶ場所は大切だとしみじみ思いました。