教育研究所ニュース

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かかわりスキルアップセミナー⑤

さまざまな特性をもつ児童生徒と、本気で向き合うからこそ悩みは尽きないものです。

かかわり方の悩みを解決するため、悩みを持ち寄り共有し、互いの経験の中から解決策を話し合う。

そこで得るのは、スキルだけでなく、活力や自信、そして何より笑顔です。

毎回この研修会が終わるころ、参加した先生方がみんな笑顔になるのです。今回もディスプレイ越しでしたが同じでした。そして、運営している指導主事も笑顔になる素敵な研修会となりました。

・1年間のかかわりを、ふりかえることができました。3学期の残りの期間に活かしていきたいです。コロナ禍でしたが、セミナーの中止ではなく、オンラインで開催していただけて良かったです。普段話す機会がない他の学校の先生方からアドバイスをいただけたことは、普段の指導・支援を客観的に見つめるいい時間でした。

 

・研修後は、いつも温かい気持ちになりました。きっと、互いの仕事ぶりを認め合える場や日頃の疑問をぶつけあえる場は必要なのだと思います。来年もぜひ、開催をお願いします。今回の話し合いの中で、コロナのせいで、子供達の置かれている場や今後の成長を心配されている声がありました。でも、きっと学校現場は、これまでの先輩の先生方がそうしてきたように、これからの若い先生方も、入学してくる子供たちの成長の実態に合わせて柔軟に対応し、愛情をもって指導してくださると思います。このような、若い先生方が希望をもって仕事を続けられるような研修の場をこれからもよろしくお願いします。

 

・普段小学校の先生とお話する機会がないので、今回は小学校の様子や小学生の発達段階での悩みなど様々な話題に触れることができ、とても有意義な時間となりました。
 タブレットでの指導に関して、若い先生方の活用例を知ることで、モチベーションが上がりました。最後の松本先生からの「気になる子のかかわりにおいては、同級生の方が先輩。時には先生が引っ張るのではなく同級生の力を・・・」とのご助言も大変参考になりました。明日からの言葉かけ、指導、支援に役立てていけそうです。ありがとうございました。

 

・グループワークの中で、困り感のある児童への対応は、その子との時間を積み重ねている周りの子どもたちがどんどん上手になっていくという話題が出ました。私自身も、発達障害の児童への接し方を模索してきた一年間でしたが、その子の周りの友達の関わりで上手くいったことがあり、子どもを支えているのは先生だけではないことに改めて気が付きました。また、子どもたちの足りないところ・得意なものを生かしていけるような関わりについても話題が出ました。今後も、子どもについて分かったつもりにならず、一人を見たり、全体を見たりして、子どもたちが安心して、個性を発揮できる学級づくりを目指したいと思います。

 

・このご時世での学級の経営の仕方、子どもたちとの関わり方など多くの先生方の経験のお話が聞けて、自分の学級でも挑戦してみたいことができました。いろいろな先生方に自分の学級を説明するたびに自分の学級を一歩引いてみることができ、困っているところを考えるときに新しい視点が入る良い機会になりました。5回の研修、大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもがんばります。

 

・スキルアップセミナー大変お世話になりました。
去年からの参加ですが、とても有意義な時間でした。悩みを話せたり、皆さんの素晴らしい実践を聞くことができたり、毎回、たくさんの刺激を頂きました。なかなか実践まで行けず、申し訳ない気持ちも持ちました。私はオンラインで話すのが苦手なので、そこが少し残念でした。また、機会があれば参加したいと思います。どうもありがとうございました。

イングリッシュサロン⑤

イングリッシュサロンの魅力は、大勢のALTとたくさん話ができることです。オンラインで、対面と同じように進行するのは大変難しいのですが、チャレンジしました。

教育研究所をスタジオがわりにして進行と運営を担います。ALTはオンライン会議に入室し、ブレイクアウトルームで少人数での活動をします。活動内容にも工夫を凝らし、参加者の先生方にはたっぷりと話をしていただきました。

 

 

・「MY Winter Vacation」のアクティビティでは、センテンスパズルやグループトークなど盛りだくさんで、実際に子どもたちともやってみたいなと思いました。今年度もEサロンに参加できてよかったです。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

・今年は、松本所長と同じ班になることが多く、所長の明るく前向きな姿勢はとても勇気づけられ元気が出ました。楽しかったです。
 でもやっぱり対面がいいですね。来年度は対面でのやり取りが可能になることを願っています。今年度も楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。

 

・今回は、センテンスパズルを並べて文を完成させたり自分の思い出を発表したり、実際の授業を楽しく体験することができました。どきどきしましたが、発表できた時の嬉しかったです。きっと子どもたちも同じ気持ちなのかなと思いました。グループトークの時には、なかなか英語が出てこなく、自分から発信することができなかったので、今後もっと英語に触れ、スキルを高めたいなと強く思いました。
 今回初めてイングリッシュサロンに参加することで、たくさんのALTの先生とお話ができ、たくさん英語に触れるという貴重な体験ができたこと、とても嬉しかったです。また、現在1年生の担任をしているので、他学年がどんな外国語の授業をしているかを知ることができました。今後、生かしていこうと思います。
 本当にお世話になりました。ありがとうございました。

学級づくりパワーアップ学習会④

学級づくりパワーアップ学習会は、若い先生方が日ごろの悩みを相談したり、お互いに実践事例を紹介しあったり、目の前の課題を一緒に解決していくような研修会です。コロナ禍のためオンラインでの実施ですが、それでも手ごたえを感じる先生が多いようです。

 

 

・自分が無意識のうちに生徒との関わり方に苦手意識を持ってしまっていることに気づくことができました。先生方がおっしゃっていたように、長い目で見て生徒たちが成長していけるような指導をしていきたいと思いました。自分自身も気持ちを新たに、どのようなスタンスで生徒と関わっていくのか考え、再スタートする気持ちで頑張りたいです。本日は貴重なお時間をありがとうございました。

 

・今回の研修では、学級での指導について先生方の具体的な実践を聞くことができ、大変ありがたかったです。
先生方の話を聞いて、指導は子どもが納得できるかどうかが大切なのかと思いました。教師の押し付けではなく、「なんのためにするのか」を子どもに話したり、時にみんなで考えたりしながら過ごしていきたいです。

 

・今回もたくさん参考になるお話ばかりでした。普段聞けないことも聞けて勉強になりました。
認め合う学級づくりという点で、具体的に褒めることを意識したり、係活動で頑張っている係を考えさせたりなど、さっそく実践させていただいております。貴重なお時間ありがとうございました!

 

授業づくりラウンドテーブル⑤

班編制を変えてから2回目の研修会となり、前回よりも打ち解けた雰囲気で議論が進みました。先生方の振り返りで多く見られる内容の一つに、「小中のつながりを意識できた」というものがあります。この研修会ならではの大きな意義です。小学校の先生が先を見通し、中学校の先生が学びの蓄積を知る。小中の系統性を意識して授業に生かす。とてもすばらしい取組です。互いに磨き合って授業力が向上していく「授業づくりラウンドテーブル」です。

 
 

・校内研修授業のためのICT活用、展開について意見を聞いて、児童への思考を深めるための手立てや学習の着地点につい考えを深めることができた。他学年の国語指導についても、自分の学年と比較しながら、系統性を考えて効果的な指導について話し合ったことが有意義だった。

・5年の社会の情報や、中学3年生の外国語などたくさんの授業実践を学べて有難かったです。教師が喋りすぎず、いかに児童間で対話させ、深い学びにつなげていくかや、ICTと黒板の板書のバランスなど、これから自分の授業に生かしていきます。

・中学校の先生方のお話を聞き、小学校の学びの重要さに改めて気づくことができました。いかに身近に感じさせるかを意識して授業を進めていきたいです。
 また、先生方の話を聞いて同じ単元においても、子どもたちの実態によって、学習の進め方が異なっていることを知りました。指導書だけではなく、目の前の子どもたちの反応から自分の授業の進め方を振り返り、改善していきたいと思います。
 11月に入り、クラスの中だるみを感じていたところだったので、先生方のお話を聞き勉強になることがたくさんありました。何をするべきか子どもが気づき学び合えるクラスにするために、もう一度クラスでルールを確認したいと思いました。ありがとうございました。

・今回の研修では、国語の書く活動が話題に上がった。単元を学習するにあたり、児童が書いてどうなるかを見通すことの大切さを学んだ。今後は、何のために書くのか、書いた文をどのように扱うのかなど、書く活動の先を見据えた授業の実践を行いたいと感じた。また、取り扱う題材についても、子どもにとって身近なものや、子どもが書きたいと感じるものを取り上げていくことが大切だと考えた。次に、書く単元を学習するときは、子どもたちと書く目的や、書いた先に何があるのかを考えながら取り組んでいきたい。
 また、道徳の授業についても話題があった。中には道徳の授業を苦手としている先生もいた。個人的には道徳ほど、自分のことを喋っていい授業はないと考えており、授業が楽しいと感じている。少しでも、その気持ちや捉え方を共有できれば良いと考えた。
今回の研修でも良い学びがある有意義な時間だった。

・中学校の社会の授業を考えるという貴重な経験をさせていただきました。小学校でやっていた授業づくりや、資料の切り取り方が中学校でも通じることに驚いた反面、小中一貫的に今の学びが中学校にもつながるんだなと少し自信にもなりました。毎回新しい発見があってありがたいです。今回もお世話になりました。

教育研究所第4回研修会

 各部会とも、栃木市教育研究発表会に向けて大詰めの打合せを行いました。
 今年の発表会もオンデマンド方式となりますので、撮影方法や日程調整についても話し合いました。各部会の情報交換の時間には、別会場に集合していた部会とオンラインで実施しました。
 
 

授業づくり部会
 教育研究発表会にむけて、発表内容や資料作成について話し合った。研究の概要や小学校、中学校の実践の概要、成果と課題について発表をパワーポイントを作成し、発表する予定。3年間で研究してきた「振り返り」について、どのような方法で、どのような効果が得られたのかを発表する。

学びに向かう学級づくり部会
 今日の研修では、先日実践した学級活動の授業(小学校)についての話合いを中心に行いました。タブレットを活用をすることでアンケートの集計が簡単にできたり、児童の考えをまとめる際に役立ったり、効果的な指導ができました。しかし、その反面、タブレットを活用することで友達とのコミュニケーションの取り方がうまくいかないこともあり、使用する場面を改めてよく考えていきたいと思いました。子ども同士や、子どもと教師とをうまく結びつけられるように効果的に活用していきたいです。また、1月の発表会に向けて、発表内容等についても協議しました。他の先生方のお力になれるような内容をお伝えできるように、今までの取組をまとめていきたいと思います。

特別支援教育部会
 最初に、先日行った授業参観についての振り返りを行いました。日頃からの先生の授業の流れやクラスの雰囲気が、どの生徒も安心して授業を受けることができることに繋がっているとの意見が多くありました。また、ベルで活動の切り替えを知らせることが理解されているので、活動の切り替えがよくできていました。担任一人の授業だとすべての生徒へ個別に支援することは難しいですが、学習活動をテレビに表示したり生徒同士で聞きあったりすることで多くの生徒の支援に繋がっていたように思います。
 ほかには教育研究発表会に向けての内容確認や役割分担をしました。これまでの実践をまとめて、成果や課題を発表したいと思います。

児童生徒指導部会
 発表会に向けて、今まで研究してきた事例を振り返り、効果的な児童生徒指導の方法を検証しました。
 たくさんの事例の中から、見つけた共通点や相違点を見つけ、指導に生かせる要素を研究しました。さらに、学校のみでなく外部機関との連携の方法等や、活用方法、タイミングの話合いも行いました。

教材開発部会
 今回の授業参観は昨年の反省を元に再構築された授業でした。子どもたちの思考をより柔軟に引き出すためのワークシートの工夫や活動に対して適切かつ適量の指導・支援がとても素晴らしかったです。