教育研究所ニュース

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学級づくりパワーアップ学習会④

学級づくりパワーアップ学習会は、若い先生方が日ごろの悩みを相談したり、お互いに実践事例を紹介しあったり、目の前の課題を一緒に解決していくような研修会です。コロナ禍のためオンラインでの実施ですが、それでも手ごたえを感じる先生が多いようです。

 

 

・自分が無意識のうちに生徒との関わり方に苦手意識を持ってしまっていることに気づくことができました。先生方がおっしゃっていたように、長い目で見て生徒たちが成長していけるような指導をしていきたいと思いました。自分自身も気持ちを新たに、どのようなスタンスで生徒と関わっていくのか考え、再スタートする気持ちで頑張りたいです。本日は貴重なお時間をありがとうございました。

 

・今回の研修では、学級での指導について先生方の具体的な実践を聞くことができ、大変ありがたかったです。
先生方の話を聞いて、指導は子どもが納得できるかどうかが大切なのかと思いました。教師の押し付けではなく、「なんのためにするのか」を子どもに話したり、時にみんなで考えたりしながら過ごしていきたいです。

 

・今回もたくさん参考になるお話ばかりでした。普段聞けないことも聞けて勉強になりました。
認め合う学級づくりという点で、具体的に褒めることを意識したり、係活動で頑張っている係を考えさせたりなど、さっそく実践させていただいております。貴重なお時間ありがとうございました!

 

授業づくりラウンドテーブル⑤

班編制を変えてから2回目の研修会となり、前回よりも打ち解けた雰囲気で議論が進みました。先生方の振り返りで多く見られる内容の一つに、「小中のつながりを意識できた」というものがあります。この研修会ならではの大きな意義です。小学校の先生が先を見通し、中学校の先生が学びの蓄積を知る。小中の系統性を意識して授業に生かす。とてもすばらしい取組です。互いに磨き合って授業力が向上していく「授業づくりラウンドテーブル」です。

 
 

・校内研修授業のためのICT活用、展開について意見を聞いて、児童への思考を深めるための手立てや学習の着地点につい考えを深めることができた。他学年の国語指導についても、自分の学年と比較しながら、系統性を考えて効果的な指導について話し合ったことが有意義だった。

・5年の社会の情報や、中学3年生の外国語などたくさんの授業実践を学べて有難かったです。教師が喋りすぎず、いかに児童間で対話させ、深い学びにつなげていくかや、ICTと黒板の板書のバランスなど、これから自分の授業に生かしていきます。

・中学校の先生方のお話を聞き、小学校の学びの重要さに改めて気づくことができました。いかに身近に感じさせるかを意識して授業を進めていきたいです。
 また、先生方の話を聞いて同じ単元においても、子どもたちの実態によって、学習の進め方が異なっていることを知りました。指導書だけではなく、目の前の子どもたちの反応から自分の授業の進め方を振り返り、改善していきたいと思います。
 11月に入り、クラスの中だるみを感じていたところだったので、先生方のお話を聞き勉強になることがたくさんありました。何をするべきか子どもが気づき学び合えるクラスにするために、もう一度クラスでルールを確認したいと思いました。ありがとうございました。

・今回の研修では、国語の書く活動が話題に上がった。単元を学習するにあたり、児童が書いてどうなるかを見通すことの大切さを学んだ。今後は、何のために書くのか、書いた文をどのように扱うのかなど、書く活動の先を見据えた授業の実践を行いたいと感じた。また、取り扱う題材についても、子どもにとって身近なものや、子どもが書きたいと感じるものを取り上げていくことが大切だと考えた。次に、書く単元を学習するときは、子どもたちと書く目的や、書いた先に何があるのかを考えながら取り組んでいきたい。
 また、道徳の授業についても話題があった。中には道徳の授業を苦手としている先生もいた。個人的には道徳ほど、自分のことを喋っていい授業はないと考えており、授業が楽しいと感じている。少しでも、その気持ちや捉え方を共有できれば良いと考えた。
今回の研修でも良い学びがある有意義な時間だった。

・中学校の社会の授業を考えるという貴重な経験をさせていただきました。小学校でやっていた授業づくりや、資料の切り取り方が中学校でも通じることに驚いた反面、小中一貫的に今の学びが中学校にもつながるんだなと少し自信にもなりました。毎回新しい発見があってありがたいです。今回もお世話になりました。

教育研究所第4回研修会

 各部会とも、栃木市教育研究発表会に向けて大詰めの打合せを行いました。
 今年の発表会もオンデマンド方式となりますので、撮影方法や日程調整についても話し合いました。各部会の情報交換の時間には、別会場に集合していた部会とオンラインで実施しました。
 
 

授業づくり部会
 教育研究発表会にむけて、発表内容や資料作成について話し合った。研究の概要や小学校、中学校の実践の概要、成果と課題について発表をパワーポイントを作成し、発表する予定。3年間で研究してきた「振り返り」について、どのような方法で、どのような効果が得られたのかを発表する。

学びに向かう学級づくり部会
 今日の研修では、先日実践した学級活動の授業(小学校)についての話合いを中心に行いました。タブレットを活用をすることでアンケートの集計が簡単にできたり、児童の考えをまとめる際に役立ったり、効果的な指導ができました。しかし、その反面、タブレットを活用することで友達とのコミュニケーションの取り方がうまくいかないこともあり、使用する場面を改めてよく考えていきたいと思いました。子ども同士や、子どもと教師とをうまく結びつけられるように効果的に活用していきたいです。また、1月の発表会に向けて、発表内容等についても協議しました。他の先生方のお力になれるような内容をお伝えできるように、今までの取組をまとめていきたいと思います。

特別支援教育部会
 最初に、先日行った授業参観についての振り返りを行いました。日頃からの先生の授業の流れやクラスの雰囲気が、どの生徒も安心して授業を受けることができることに繋がっているとの意見が多くありました。また、ベルで活動の切り替えを知らせることが理解されているので、活動の切り替えがよくできていました。担任一人の授業だとすべての生徒へ個別に支援することは難しいですが、学習活動をテレビに表示したり生徒同士で聞きあったりすることで多くの生徒の支援に繋がっていたように思います。
 ほかには教育研究発表会に向けての内容確認や役割分担をしました。これまでの実践をまとめて、成果や課題を発表したいと思います。

児童生徒指導部会
 発表会に向けて、今まで研究してきた事例を振り返り、効果的な児童生徒指導の方法を検証しました。
 たくさんの事例の中から、見つけた共通点や相違点を見つけ、指導に生かせる要素を研究しました。さらに、学校のみでなく外部機関との連携の方法等や、活用方法、タイミングの話合いも行いました。

教材開発部会
 今回の授業参観は昨年の反省を元に再構築された授業でした。子どもたちの思考をより柔軟に引き出すためのワークシートの工夫や活動に対して適切かつ適量の指導・支援がとても素晴らしかったです。

イングリッシュサロン④

対面でのイングリッシュサロンが戻ってきました。
今回は、中学校で実施しているスピーキングテストを体験することがメインの活動でした。その後は恒例のフリートークの時間です。
スピーキングテストはALTと1対1で設定されたテーマで会話するテストです。
2分間ですが、ALTにしっかり評価もされます。
テストを受ける先生方に聞いたところ、廊下で待っているうちに緊張感が高まるそうです。でも、終わると笑顔で退室してきます。中学生同様、達成感を味わって笑顔になるようです。

 
 

スピーキングテスト体験の感想】
・とても緊張しました。答えることで精一杯になってしまい、会話を続けるために自分から質問をすることができませんでした。もっと話せればよかったな、もっと英語のスキルを高めたいなと感じました。緊張しましたが、とても楽しかったです。

・経験がある程度ある我々でも、始まるまでは緊張しました。しかし始まると2分間はあっという間で楽しかったですし、自信にもつながると思いました。ALTはたくさんの生徒を相手に大変だとは思いますが、ぜひ、一人一人の生徒の話を興味をもって聞いてくれるといいなと思います。

・実施前は緊張、実施後は達成感、という子どもの気持ちがとても良くわかりました。細かく評価基準が決まっていたので、「ここは頑張ろう」というポイントも押さえることができました。ぜひ小学校でも、少しずつ取り入れてみたいと思いました。まずはスモールトークから頑張ります。

研修の振り返り】
・同じ班の先生方が気さくに話してくださり、楽しめました。自分は英語を話すことに自信がないのですが、他の先生方の英語での話を聞き取ることは好きで、楽しく会話に参加できました。自分のクラスにも、「話すことは苦手だけど聞き取ることは得意」という子がいるため、「苦手だけど、でも楽しい」と思える心も大切ではないかと思いました。自分自身は、もっと話せるようになりたいなとは思っています。異文化交流ができる貴重な機会なので、今後もたくさんの学びを得られればと思います。

・自分自身がテストを体験することで、子どもの気持ちや対応の仕方などを見直す機会になりました。クラスで1学期に実施してみましたが、まだまだ改善の余地があると思うので、今回学んだことを生かして次回につなげていきたいと思います。ありがとうございました。

・楽しい時間となっています。学び続けることは、エネルギーにもなるのですね。今後も肩の力が抜けたままで、気楽に受講できる研修会の企画をどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

学級づくりパワーアップ学習会③

 感染症の影響で延期になっていた学校行事が、緊急事態宣言が明けた10月や11月に実施されることが多く、この2学期は多くの学校で日程がタイトになっています。そんな忙しい隙間を縫って参加してくださった先生方、ありがとうございました。担任をしていれば、大小さまざまな悩みが尽きないもの。それを共有しながら互いにアドバイスしたり、解決策を探ったりする時間は、あっという間に過ぎていきました。
 ちょっぴりでも心が軽くなって、学校に行くことが楽しみになったのなら、運営するものとして嬉しいです。これからもそんな時間になるよう心がけていきたいと思います。

 

・深刻な悩みではないけれど、日頃気になったことや感じたことを気軽に話せる雰囲気がいつもありがたいです。今日は学級の子どもたちのことについて相談させていただきましたが、予想外に子どもたちのことを褒めていただき、わたしまで嬉しくなりました。先生方を見習ってわたしも褒め上手になろうと思います!

・子供との関わりを意識的に、意図的に増やしていくことの大切さを改めて認識しました。また、保護者とは協力姿勢で取り組むことや、本人から聞き出して持っている課題を明確にすることをしていきたいです。本日が初参加となってしまいましたが、大変有意義な研修でした。ありがとうございました。

・小・中の立場で「かかわり」について話合い、それぞれの共通点として子供の拠り所となる言葉掛け・接し方が大切だと実感しました。変化や様子の背景を鑑みチームで関わり合うことで、児童生徒の本心に歩み寄り、松本先生が仰っていた草取りの芯に近づけるのではないかと考えました。時として心が離れてしまう事案や時期があっても、児童生徒の成長に向けた学級作りに励んでいきたいと思います。本日は遅くまで、ありがとうございました。

・褒めるということ。問題行動や目につく子たちは承認欲求が強かったり、認めて欲しかったりする気持ちが強いので、褒めたり、かまってあげることでいい関係作りができることを学びました。

・小中関係なく、同じような悩みを持っていて、話し合いをする中で自分にも試せそうなことが見つかりました。今三者面談をしている最中なので、早速月曜日から実践してみようと思います。また、自分のやってきたことを発表する中で、自分のやってきたことを認めてもらえるような場でもあったので、これからも様々なことにチャレンジしようと思います。