教育研究所ニュース

教育研究所第4回研修会

 感染症の状況に配慮し、オンラインでの研修会となりました。

先生方もオンラインでの研修に慣れ、とてもスムーズに話し合いが進みました。部会によっては、本件集会前に研究授業を実践し、話し合う内容がより具体的なってきました。次回が今年度最後となりますが、研究はさらに進んでいきます。

  

  

〔授業づくり部会〕

 中学校の英語の授業のプレ実践報告と前回の小4算数の授業実践の振り返りでした。教科による学び合いのやり方や目的と方法の関係について、校種の違う立場で話し合いました。やればやるだけ課題や成果が見えてきています。次回までに「学び合いと評価」の関係について情報交換できたらと考えています。

 

〔学びに向かう学級づくり部会〕

 安心感のある学級づくりにおいて、どの学校でもどの先生でも取り組めるものの一つとして学級目標に視点をあてるという意見がとてもよいと思った。自分たちで決めた学級目標であるから、何かあればそこに立ち返り、安心感のある学級づくりができると感じた。

 

〔児童生徒指導部会〕

 若手教員の悩みや困り感を聞いたことで、多くのことについて悩んでいることが分かった。自分自身が悩んできたことと同じことで悩んでいることについては、うまくサポートしていきたいと思った。そして、少しでも若手教員が抱えている負担が減るように、私たちがどのように関っていけばよいかを今後も考えていきたい。

 

〔特別支援教育部会〕

 特別支援教育部会では、算数の授業を参観した後の意見交換会と次回の授業に向けての研究会を行いました。UD化の視点から考えたワークシートや板書の仕方、話合いのもち方や授業の進め方についても話ができ、とても勉強になりました。また、困り感は人によって様々で、それぞれの個に応じた支援が必要だということを改めて感じました。次回は中学校の授業なので、発達段階に合わせた支援の仕方も学びたいと思います。最後に松本先生から、視点を動かすことが苦手な児童にタブレットを使ったノート指導が有効だということを教えていただいたので、ぜひ取り入れてみたいと思います。今日の研修会も大変勉強になりました。ありがとうございました。