学校ニュース

2025年11月の記事一覧

第3回学校運営協議会・授業参観(国・社・数)

11月11日(火)午後、学校運営協議会が開催されました。

今回は、学校運営協議会委員の皆様に授業を見ていただきました。

授業は、1年生国語「意見文の書き方」、2年生数学「三角形の内角の和と外角の性質の証明」、3年生社会(公民)「裁判所の仕組みと働き」についてでした。

1年生は、前回の授業に続き、3種類の商品のポスターそれぞれの長所と短所を考え、その根拠を示し、文章構成を考えて書いたものを発表しました。意見文には、対象となるものの長所をあげて結論を述べる方法と、長所に加えて、その比較対象になるものの短所をあげて比べる方法とがあるそうです。選んだポスターは同じでも、人によって視点が異なります。自分がなぜそのポスターを選んだのかを聞き手に分かるよう説明していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生数学では図形の証明です。三角形の内角の和と外角の性質を証明するための考え方を発表し、クラスの仲間と共有していました。以前学習した同位角や錯角など、平行線に関する角の性質を使って角同士の大きさを明らかにするなど、学習の積み重ねの大切さがよく分かる内容でした。人に説明できるということは、自分自身が理解できているということです。本校ではこのように、自分の考え方を言葉で説明する活動を重視し、各教科の授業で取り入れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生の公民では、裁判所の役割について学習していました。最高裁判所はよくテレビなどで耳にしますが、その下に「下級裁判所」があり、さらにその中に地方裁判所、家庭裁判所などいくつかの種類の裁判所があります。裁判所での判決に不満があった場合に、上告して何度か裁判のやり直しをする制度があるのはえん罪を防ぐためである、という説明に、生徒たちは皆納得していました。3年生の社会科では「公民」の学習を通して、現代社会で生きる私たちにとっての政治・経済・社会の仕組みや、個人としての生き方を考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業参観のあとは、校長先生から来年度の統合に向けての進捗状況報告や、地域のみなさんのご協力で大成功を収めた「皆川わっしょいまつり」報告の後、意見交換として、授業を参観されての感想や質問などをいただいた際に、委員の皆様から、授業の様子や先日行われた皆中祭についてお褒めの言葉をいただきました。本校で日々力を入れている授業(学力向上)や、みんなで力を合わせて取り組んだ行事についてこのようにおっしゃっていただいたことが、職員として嬉しく、とても励みになります。

次回は年明け1月の開催になります。学校運営協議会委員の皆様、本日はお忙しい中ご来校くださり、またこのように温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。