学校ニュース

2025年11月の記事一覧

武道で学ぶ礼と技 〜剣道最終授業〜

11月28日(木)アシストネットボランティアの皆様による、剣道の授業最終日を迎えました。

アシストネットボランティアの方々による剣道の授業は、11月10日(月)から始まりました。

剣道は礼に始まり、礼に終わる。日本の武道の基本です。授業においても毎回正座であいさつをします。剣道を体験したことのある方はご存じだと思いますが、手ぬぐいで頭を覆い、防具を身に着けていくのは時間がかかります。夏は暑く冬は寒い。厳しいけれど、精神の鍛練にはもってこいのスポーツかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防具をつける様子を見守り、優しく教えてくださっています。防具をつけ終えたら、いよいよ対戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アシストネットの関口さんと対戦です。緊張感が漂います。生徒とはいえ、手加減なしですね?

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことはなく、優しく相手をしてくださいました。厳しさの中にも優しさのあるご指導をいただき、楽しく剣道を学ぶことができました。生徒に感想を聞いてみると、「防具を身に着けるのが大変だった。」「正座できちんとあいさつをして始めるのが、日本の武道だなと思った。」「打たれるのは痛いけど、打つのは楽しかった。」など、笑顔で話していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣道をご指導くださったアシストネットの皆様には、剣道の授業を通して、剣道だけでなく礼儀作法等大切なことを教えていただき、ありがとうございました。

 

専門委員会振り返りと給食太郎さんからのメッセージ

11月26日(水)放課後、各専門委員会で2学期の振り返りを行いました。

本校には、5つの専門委員会があります。

生活美化、図書学芸、放送、保体、給食委員会です。今日は2学期を振り返ってのそれぞれの取組について、よくできたところ、改善すべきところ、3学期の活動等について話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間の関係で、すべての委員会の写真を撮ることができませんでしたが、それぞれの委員会で、各自の役割に責任をもって取り組んだことや3学期の活動の内容等について、互いに考えを伝え合う様子が見られました。

専門委員会は生徒が主体となって行う活動です。私たちがより良い学校生活が送るために、積極的に呼びかけたり、必要なことを伝えたり、点検したり、補充したり、また、足らない点を見つけて改善したりと、ひとりひとりの活動がなくてはならないものです。2学期で振り返り気づいたことを来学期に生かし、より良い学校にしていきましょう。

最後に、給食委員会から一句。インフルエンザが流行っていますが、たくさん食べて、よく寝て、元気に終業式を迎えてくださいね!

表彰集会、あったか皆川いじめ防止集会

11月19日(水)5時間目に、表彰集会、あったか皆川いじめ防止集会が行われました。

 

表彰集会では、3年生が出場した下都賀地区合唱音楽祭をはじめとする、さまざまな賞の表彰がありました。

 

 

あったか皆川いじめ防止集会では、全校生徒が縦割り班に分かれて、意見を交流しました。

まず、夏休み中に皆川中代表として、生徒会長と副会長が参加した、「あったか栃木いじめ防止子どもフォーラム」についての話を聞きました。

市内の代表生徒との話し合いを通して、いじめ防止に対する考えを深めたことがよくわかる発表でした。

 

 

次に、「いじめ防止教室~いじめをしない!させない!許さない!~」という新潟県警察の動画を視聴しました。

具体的な事例をもとに、いじめが犯罪につながることを改めて理解することができました。

 

 

最後に、それらを踏まえて「いじめをしない・させないために私たちができること」について班に分かれて話し合いを行いました。

話し合い後の班長の発表からも、いじめに対してさまざまな角度から考え、「私たちができること」について意見を交流したことがよくわかりました。

   

 

 

 

今回の集会で学んだことや気づいたことを大切に、これからもいじめのない皆川中学校を、みなさん自身の手でつくっていきましょう。

From the Principal's Office

校長室のことをPrincipal's Officeと言います。今日は、校長室(の中ではなく)の外にある掲示板をご紹介します。この掲示板は、日々校長先生がさりげなく情報発信をされている場所のひとつです。

今朝、校長室前の掲示板を通りかかると、素敵なリースが飾ってありました。アシストネット大島さんが活けた花もあります。

校長室前のこの掲示板には、今年度の学校スローガン、学習キーワード、学校だよりや進路だよりなどが貼ってあり、今年度皆川中学校が何を目指し、何をしていくのかが一目で分かります。

学校スローガンはこちら。生徒会が中心となって話し合い、決定したものです。今年度末に閉校する本校で、「生徒・教職員みんなで、自分の殻を破り、積極的に考え、行動し、未来に向かってチャレンジしよう」という気持ちが込められています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、今年度「確かな学力の育成(学力向上)」にむけた学習キーワードです。「生徒は、自ら考え、表現する。」とともに、「教師は、(生徒のモデルとして)自ら問い、意味を考え、議論する。」ことを、学校全体で取り組んでいます。これまでも本校ホームページでたびたびご紹介してきたように、すべての教育活動の中で、自分の考えを積極的に表現することを重視し、授業等においてその成果ともいえる光景が各所で見られます。今日の5校時に行われた全校道徳「あったか皆川いじめ防止集会」においても、学年の枠をこえたグループ協議の中で、3年生がリーダーシップをとる中、それぞれが自分の考えをしっかりと述べる様子がとても素晴らしかったです。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

11月も下旬に入り、来月はクリスマスです。先日校長先生が栃木特別支援学校の「しらさぎ祭」に行かれた際、購入されたというリースがかかっていました。青や紫を基調とした美しいリースで、寒い廊下が華やかになりました。

 

 

 

 

                                                     

 

11月の生け花②

11月17日(月)、アシストネットボランティアの大島康子さんが、玄関に花を活けてくださいました。

今回、長い枝から花を咲かせているのは「カンガルーポー」Kangaroo pawです。pawとは、犬や猫などの、爪のある動物の手足のことです。名前が面白いなと思って調べてみたら、花がカンガルーの前足のような形をしていることからつけられた名前でした。さらに、原産地はやはりオーストラリアで、乾燥した土地でも育つ植物です。よく見てみると、確かに似ているような気がしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーベラは淡いピンク、オレンジ色のスプレーカーネーションの色と対照的でいいアクセントになっています。大島さん、素敵なお花をありがとうございました。

 

R7. 12. 26(金) 校内公開のご案内

皆川中学校 校内公開について

皆川中学校は、令和8年3月をもって閉校することになりました。

つきましては、本校の卒業生、地域にお住まいの皆様など、本校にゆかりのある方、思い出のある方を対象とした校内公開を実施します。ご参加を希望される場合は、下の「校内公開ポスター」をクリックして詳細をご覧ください。この画面下のQRコードからもお申し込みいただけます。

日時:令和7年12月26日(金)10:00~12:00

申込方法:QRコード、またはお電話にてお申込みください。

申込締切:令和7年12月19日(金)

その他:今後、校内公開について本校からのお知らせ等は、学校ホームページで随時ご案内します。学校の様子等も頻繁に更新しておりますので、ぜひご覧ください。

20251226 校内公開ポスター.pdf ←ここをクリック

 

 

調べ学習プレゼンテーション(2年)

11月13日(木)、今日は2年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。

今日のプレゼンでは、家でイチゴを栽培するのに使う農薬について着目し、病害虫別の農薬について調べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農薬は種類も用途も、値段もさまざまです。一番高価な農薬だと1万円以上もするようです。楽しかったのは、大澤さんが農薬の値段を紹介するたびに、聞いている生徒たちがその値段の違いによって「おおーっ!」「へぇー!」「わぁー!」など、自然にリアクションを返していたことです。この「調べ学習プレゼンテーション」の目的を2学期の始業式で紹介した際に、3つのねらいについて話しました。その中の、聞き手が発表を引き出すより良い学級の雰囲気を作る、ということがすでに達成できていました。発表者と聞き手が一体となってすばらしいプレゼンテーションになっていたと思います。2年生の皆さん、楽しい発表をありがとうございました。

FMくらら『中学校スクールデイズ』収録

 11月13日(木)、14:40よりFMくららの『中学校スクールデイズ』を本校図書室にて収録しました。各学年の学級委員2名が参加し、インタビューに答える形での収録になりました。

本番が始まります 

 オープニングです。ラジオ放送ですが、ケーブルテレビの収録もありました。みんな少し緊張しているようです。

学級委員による説明です① 学級委員による発表②

 学校の特徴や自慢は、「学校はみんなが仲良く過ごしており、学級も発言しやすい(安心できる)雰囲気がある」、「学習の決まりをよく守り、積極的に発言している」でした。

閉校イベントについて 下都賀地区学校音楽祭について

皆川わっしょいまつりについて 皆川城址まつりについて

皆中祭・合唱祭について 校内ロードレース大会について

 2学期の学校行事についてのインタビューもありました。閉校イベントでは「クイズやドッジボールを実施しました。閉校することは寂しいですが、この行事を通してさらに仲が深まったと思います」、下都賀地区学校音楽祭では「合唱の部ではクラスで出場したのは皆川中だけだったので、みんなで出られて思い出に残りました」、皆川わっしょいまつりでは「小学校に行って活動し、多くの人と触れ合い、思いやりを持って協力して行動できた」、皆川城址まつりでは「開催18回目ですが、本校の応援団が今年も参加することができ、学生服で演技する姿がかっこよかった」、皆中祭・合唱祭では「Miracle 個性大爆発のスローガンのもと、ステージ発表等とても思い出に残った」、校内ロードレース大会では「保護者や地域のサポートのもと、全員が一生懸命に取り組み完走できた」ことを紹介しました。

1年生 今の気持ち 2年生 今の気持ち 3年生 今の気持ち

 閉校や統合まで5か月が過ぎた今の気持ちは、1年生は「統合で不安はありますが、新しいクラスで仲良く頑張りたい」、2年生は「閉校を実感することがあり新しい生活で不安もありますが、交流会で顔を合わせているので楽しみです」、3年生は「長い歴史で愛されてきた学校が閉校するのは寂しい過ごした日々は大切な日々だった。新しい一歩を踏み出したい」と話していました。

 校長先生から「失敗を恐れず挑戦し、自分の考えを持ち、仲間と学びあう。行事では全校が心をひとつにして団結し、地域のボランティアの皆さんに支えられ、勇破・・・自分の殻を勇気をもって破る・・・挑戦する心を育ててきました。」

藤間校長先生の話 藤間校長先生の話②

 最後に全員で本校の合言葉「We can make a miracle!」があり、収録を終えました。

 

【お知らせです】

 1月1日(木)~1月31日(土)の1か月間FMくらら857で「10時の時報」を本校生徒がお知らせします。ぜひお聞きください。

10時で~す

小中合同研修会 要請訪問(3年公民)

11月12日(水)5校時、3年生社会科(公民)の研究授業を行いました。

今日は、小中合同研修会の中で、社会科の研究授業を行いました。3年公民の授業で、「労働環境の変化と課題」、非正規雇用の増加がもたらす社会問題について着目し、政府・企業・労働者の三者の立場から解決策を考える、というものです。

前回の授業の振り返りとして、非正規雇用による社会問題にはどのようなものがあるかを確認しました。                                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大勢の参観者を背に、生徒たちはこれまでの授業で学習したことをもとに、積極的に意見を出し合っています。グループ内でホワイトボードを使い、書いたり消したり、加えたりと、思考するツールとして使いながら考えをまとめ、発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業者が各班を回り、助言しています。企業の立場から、なぜなのかその理由を述べる生徒たちに先生が質問を投げかけ、考えを広げたり深めたりできるよう支援します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、この問題を解決するために、政府・企業・労働者という三者の立場から考えていきます。学童保育の充実や労働者の教育・研修の充実、待遇の差をなくす等、さまざまな意見があがりました。

授業研究会では、3班に分かれた教員が授業について意見を述べ合いました。その中で、生徒たちがこれまでの授業で学んだ知識を使って思考していたことや、自分の考えを根拠をもとにしっかりと伝えられていた点がすばらしく、学級が思ったことを話しても否定されない、安心できる場所になっているからではないかとの嬉しい言葉をたくさんいただきました。

授業後、生徒たちから「授業がとても楽しかった」という感想をもらったと聞き、学ぶことが楽しいと思えてきた生徒たちに、もっともっとその楽しさを味わってもらえるような授業づくりをしていきたいと思いました。