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教育研究所ニュース
授業づくりラウンドテーブル②
2回目のラウンドテーブルは、互いに資料を持ち寄り、時間をかけてじっくり話し合いました。話題は、俳句について、道徳の研究授業に向けて、授業のめあてと振り返りについて等、様々でしたが、意見が飛び交う白熱した議論でした。
・松本先生もおっしゃっていましたが、「対話」による気付きがたくさんあって、ありがたいなと思いました。俳句について考えを広げられました。子どもたちにも俳句について対話をたくさんさせて、気付きを広げていきたいと思いました。
・俳句の書かせ方について、じっくりと先生方のお話を聞くことができました。今まであまり深く考えていなかったことだったので、先生方のアイディアはどれも新鮮で、なるほど、と思うものばかりでした。今回も、対話の良さを味わいながら、今後の授業づくりに生かせる知識を得ることができました。次回は資料提供担当なので、準備したいと思います。ご意見をお聞きできるのが楽しみです。
・今日は、中学校の道徳の教材研究について話し合いました。私が感じたことは、中学校においても、道徳の授業の内容の本質的なことは、小学校と変わらないということです。さらに言うと、小学校で学習した道徳の延長が、中学校の道徳になっているのだなと思いましたので、日々の授業を大切にしたいと思いました。
イングリッシュサロン②
夜の希望研修は4種類ありますが、どの研修も飛び入り参加大歓迎です。事前に学校教育課までご連絡いただければ参加できます。今回のイングリッシュサロンでは、前回に引き続き飛び入り参加の先生が複数いました。楽しい活動が続くので、すぐに溶け込んでいました。身を乗り出して会話をする先生たち。そんな先生たちが授業をしたら、きっと子どもたちも同じようになることでしょう。
・前回同様、準備がしっかりとされていて目的が明確でした。また、活動の後でALTの方数名のリフレクションがあり英語に触れる機会になっている点が嬉しいです。英語の苦手意識は、否めませんが、楽しく有意義な活動でした。ありがとうございました。
・グローバルデー当日の児童の姿をイメージすることができました。ゴールの活動達成に向けて、ゲームなどで楽しみながら児童に習熟を図る過程が見え、参考になりました。お世話になりました。
・昨年5年生で行った授業だったので、活動している子ども達の顔を思い浮かべながら実践できました。中学校の先生ともお話できてよい機会となりました。フリートークでは、普段ほとんど使わない英語をどうにか絞り出して話すので難しさもありますが、よい刺激となっています。ありがとうございました。
・グローバルデーのゴールの活動を体験させていただきありがとうござました。ペアでの活動のため二人で相談しながら無理なくできることや、ALTの好みを聞きながらALTのためのおすすめのメニューを考える楽しさを実感できました。また、映像を撮らせていただけたので、それを見た5年担任はイメージを明確にもつことができたようです。ありがとうございました。
ゴールの活動は、体験できると指導者として指導に直接生かせるのでありがたいと思いました。大変お世話になりました。次回も楽しみにしております。
・急遽、参加申し込みをしてしまいました。なかなか、普段、英語に触れる機会が少ないため、ALTの先生方とお話できてうれしかったです。少しでも、英語力がつけられるように頑張りたいと思いました。レストランのメニューを言わずにおもてなしをする活動、楽しかったです。メニューを言わず聞くときには、様々な質問の仕方があることを知りました。
かかわりスキルアップセミナー①
「かかわりスキルアップセミナー」の名称は、子供たちが周囲と関わるためのスキルをどう向上させていくかをみんなで考えようという思いが込められていると、所長から伺いました。もちろん、結果として先生方のスキルもアップするかもしれませんが、悩みながら試行錯誤しているとき、お互いが心の支えになれる素敵な研修会です。
・話すことは大切だと改めて感じました。学校が違えど、悩んでいる事に共通点が多くあり、学ぶことがたくさんありました。
・他の学校でも、同じような児童や生徒がいて、似ている悩みをもっている先生方がいることに安心しました。そして、いろいろな支援の仕方について話を聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
・自分が悩んでいたことは、他の先生方も悩んでいることなんだと知ることができました。また、その悩みに対してどう対応していたかなどの話も聞くことができました。話したことを実践していきたいです。
・さまざまな特徴のある児童・生徒がいるので、長期的に見て、良い方向になるよう支援したいと思った。それぞれに合わせたものさしで見ることを心がけていきたい。他校の先生から、さまざまな悩みがあることを知って少し気持ちが楽になりました。
・皆さん同じような事例で悩んだり喜んだりしているのですね。
3人のグループだったので、たっぷりと時間をとっていただけたことがうれしかったです。語るだけでもストレス発散になるし、少しのアドバイスでも、元気になります。自分の話した事例はちょっと重かったので、たくさんの方に相談していきます。
所長の、「制服を着ることが全てじゃない。着なければならないものでもない。」という言葉を聞いて、みんなが安心できました。担任等、指導支援する人の言動を小中学生もよく見聞きしているので、本人が安心できる言葉を掛けてあげることが大切だなと思いました。貴重な時間と言葉をありがとうございました。
イングリッシュサロン①
イングリッシュサロンは、始まる前からALTが雰囲気を盛り上げています。
受付で参加する先生方を待ちエスコートしたり、BGMをかけてあちらこちらで談笑したりして、まるでホームパーティーのようです。自然に英語が飛び交い、部屋全体が外国になったようです。
・「カードマッチングのカード」では、月や季節の単語が入っていない児童に関しても、絵合わせのようにマッチングできる工夫があったので取り組みやすいと思った。次に単語のみのカードにステップアップしてくので、このようなスモールステップがあると子どもたちにとっても取り組みやすいです。また、「Japan Tochigi Guide になろう!」では、タブレットの中に必要な画像があって、取り組みやすいと思った。このような工夫は、ほかの教科でも大いに参考になります。大変ありがとうございました。
・Tochigi guideとして栃木の魅力を伝える活動を行いました。タブレットを使いながら紹介し、写真もあったので伝わりやすかったと思いました。4年担任ですが、各教科で使える方法だったので、取り入れたいと思いました。
・グローバルデーて6年生が学習する内容をやって下さるということで、参加しました。初めての参加で、また、英語がどちらかというと苦手なので不安でしたが、皆さんが優しく接して下さり、つたない英語もうなずきながら聞いて下さり、嬉しかったです。英語の苦手意識がある子どもも同じだろうなと思いました。今回学んだことを生かして、楽しいグローバルデーにしたいです。また、今までに一緒に勤務したALTの方と久しぶりにお話できたのも楽しかったです。お世話になりました。
・お世話になりました。グローバルデーの授業をどのように実施するか、イメージを持つ事ができました。実際にALTの先生とやり取りをして、楽しさと同時に緊張感がありました。子供たちも、間違えたらどうしよう?何を言えばいいのか?という不安感を常に持ちながら授業を受けているのでは…と自身の関わり方を振り返ることができました。不安感を取り除くミニゲームや掲示物など、勉強になることも沢山あり、なにより自分自身受講後、やり切った達成感で満たされました。
・英語でのコミュニケーションに不安があり、緊張していましたが、ALTの先生方の温かい雰囲気のおかげで、楽しく活動できました。6学年担任なので今回の活動を参考に授業を行いたいと思いました。また、司会の先生のゆっくりで分かりやすい言葉の選び方が大変参考になりました。瞬発的に英語を話すことが得意ではなく、つい日本語を使ってしまう場面があります。今回のようにゆっくりと落ち着いて話をすることで、子どもたちにとっても分かりやすいものになると感じ、安心して英語を話すことができそうです。
授業づくりラウンドテーブル①
毎回、笑顔で始まり、さらに元気になって帰路につく、リピーターの多い研修会です。
ラウンドテーブルの手法をよく理解している参加者が多いため、
話し合いがとても盛り上がりました。
・自分と異なる教科、校種の先生方と授業づくりについて考えることは、自分の発想を豊かにすることにつながるなと思いました。ありがたい機会でした。
・今年で3回目になりますが、授業づくりラウンドテーブルは、毎回新しい発見があって、私の一番好きな研修です。今年は単学級の学年主任の年でもあるので、教材研究にもっと力を入れて頑張りたいと思います。次回からもまたよろしくお願いします。
・ミニラウンドテーブルでは、中学校の先生のお話をお聞きすることができ、新鮮でした。また、説明文でどう要旨を捉えさせていくかをテーマに話し合ったときには、なるほどと思うアイディアをお聞きすることができました。普段あまり教材研究の話をする機会がないので、楽しく、勉強になりました。
・去年につづいて二回目の参加になりました。担任する学年は同じですが、去年行き詰まったところを改善したくて、参加しました。いろいろな先生と話すと自分では見えてこない視点で考えることができて勉強になります。学年や学校は違いますが、いろいろな方とお話をして少しでも何か得られるものがあればいいなと思います。ありがとうございました。
・今回は、研究授業の国語の指導案を持参し、グループの先生方にご指導いただきました。中学校の先生の視点からのお話、昨年度その授業をされた先生から児童の様子を聞くことができ、授業のイメージが広がり、学習内容の面白さを改めて感じました。感じた面白さを児童と感じられる授業になるように、さらに検討していきたいと思います。
ありがとうございました。
学級づくりパワーアップ学習会①
「学級づくりについて語り合おう」というテーマで話し合いました。
参加者数は少なめでしたが、その分じっくりと話し合いことができました。
新クラスがスタートして約1か月。まだまだ手探りの部分があるものの、
少しずつ特徴がつかめてきた時期でもあります。この研修で明日の活力になる
何かをつかんでいただきたいです。
・『「いいクラス」とは、いつ・誰が感じるものなのか』という話を聞き、自分なりに考える必要があると思いました。今の自分のクラスは比較的落ち着いており、雰囲気も悪くはないため「いいクラス」なのかと少し思いましたが、それはあくまで「教師にとって都合のいいクラス」なのでは?とも考えました。30人以上いる学級の子どもたち一人一人にとって「いいクラス」は違うかもしれませんが、なるべく全員が思い描く、そして学校として目指す児童像のような「いいクラス」に近づけることができればいいなと考えました。
・同じ規模の先生と学級経営上の悩みを共有でき、思っていることを吐き出す貴重な時間となりました。また、グループに入ってくださった指導主事の先生方の経験談も聞くことができ、今、目の前にいる一人ひとりを大事にすること、大切に思っていることを伝えていくことで安心できる学級にしていきたいと思います。
教育研究所 第1回研修会
5月6日(金)、連休の中日ではありましたが、第1回の研究所員研修会を開催しました。研修に先立って、開会行事を行いました。研究所長のあいさつの中で、研究所の経緯や研究への取り組み方など、示唆に富んだお話がありました。
令和3年度で、3年間の研究に区切りがつき、新しい体制での研究が始まります。5部会から4部会へと再編成し、研究所員の人数も25名から16名とややコンパクトになりましたが、初回から活発な議論が展開されました。
【授業づくり部会】
今年度も新しいメンバーで研究できることを嬉しく思います。いろいろな先生方の困っていることや、もっと知りたい、研究したいと思っていることなど、たくさんの意見交換ができました。数回しかない研修会がとても楽しみになりました。充実した研究になるようがんばりたいと思います。
【学びに向かう学級づくり部会】
不安と緊張の中、研修会に臨みました。しかし、部会の皆さんとは短時間のうちに打ち解けることができ、率直な意見交換ができました。悩み事や実践例を共有できて、とても有意義な時間となりました。
【児童生徒指導部会】
全体で児童生徒指導に関する現在の状況について話し合いました。例えば、子どもにどのように接していけばよいか、不登校の児童生徒の中には理由が分かりにくい場合がある、など多くのことを話すことができました。これからも張っていきたいと思います。
【特別支援教育部会】
授業のルーティーン化、タブレットの活用等、昨年度の実践における成果と課題を確認しました。さらに、現在各校で行っているユニバーサルデザインの実践等、先生方が日頃実践したり、感じたりしていることについて意見交換を行いました。校種が異なっても、悩みや課題に感じていることは共通していると実感しました。
この部会でよりよい教育活動を目指し、話し合いを深めていきたいと思います。
学級づくりパワーアップ学習会⑤
学級とは学校生活を送りながら頭と心と体を育む基盤です。学級づくりとは教育の基盤づくりですがら、参加している先生方の本気度が高い研修会です。オンラインでもその熱は冷めることなく、真剣な議論が続きます。指導主事も悩みに寄り添い、一緒に解決策を探ります。
・今回の研修では担任1年目の先生方が多く、1年目だからこそ抱える悩みや、問題に対してどのような手立てを講じ、1年間を通じてどのような変化があったかのか知ることができ、大変勉強になりました。来年度の研修も、今年度のように他校の先生とお話する場があると嬉しいです。ファシリテーターの先生方がいらっしゃったお陰で、スムーズに会話することができました。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
・1年間で先生方と話を共有していく中で、自分なりに工夫してみたことや実践していき見えてきた課題もありました。悩みは尽きませんが、今日話をして考えすぎたときにうまく力を抜くことができるようにしたいなと思いました。貴重な研修の機会をありがとうございました。
・今回の研修では、「自己開示」というキーワードが何度か出ました。わたし自身、クラスで担任に悩みが話せない児童がいることに悩んでいました。先生方や松本先生のお話を聞いて、子どもたちに対して変化をすぐに求めるのではなく、長期的な視点をもってゆったりと関わることが大切だと感じました。子どもたちが変化したときに、「頼っていいんだ」と思ってもらえるような関わり合いを続けて、待とうと思います。
・今年度のような形でグループに分かれて少人数で話せる機会が多いと嬉しいと思います。学校に同期がいなかったり、県の研修がオンラインになったりと、同年代の先生と気軽に話をできる機会が少ない1年でした。わたしにとっても拠り所となる研修となりました。1年間、大変お世話になりました。
授業づくりラウンドテーブル⑥
今年度、最も参加者が多かった研修会です。参加した先生方の振り返りをじっくり読むとその理由がよくわかります。キーワードは授業力の向上です。もちろん本研修のねらいもそこにあるのですが、自分の授業力が向上していることを実感できる研修会になっているようです。確かな手ごたえのある研修会を創り上げているのは、参加している先生方自身なのです。活気あふれる年間6回の研修会でした。
・授業づくりで気をつけたいところや、教材開発の工夫についてたくさんの話を聞き、自分の教材研究に生かしていこうと思った。特に、同じ教材でも、先生の見方によってどのようなしかけを考えるか違いがあり、おもしろかったので今後の教材研究でも同学年の先生方や経験のある先生方と意見を交流させること重要性を感じた。
・授業について、力のある先生や市教委の先生と真剣に話し合いができて、研修会に参加するたびに、力が付いてるのが分かりました。1番良かった点は、自分の研究授業の時に相談できたことがよかったです。大変ありがとうございました。
・毎日の授業を楽しんでやりたいという気持ちを持ち続けることができた。定期的に、他校の先生方と情報交換することで、モチベーションが上がった。研修で色々な考え方に触れることで、一つの授業でも、沢山の指導方法があることを改めて知ることができた。教えてもらった実践を実際の授業に生かすことで、自分自身のスキルが上がっていることを実感できた。
・授業をするうえで苦手意識をもっていた教科の指導方法を様々の視点からアドバイスしていただけてとても勉強になりました。様々な学年、学校の先生とお話しできて楽しみながら学ぶことができました。また、どう活用してよいかわからなかったタブレットの活用方法を周りの先生方がやっているのを参考にしながら取り入れてみることができました。1年生でもできることがいっぱいあることに気づき、少しずつ使えるようになってきました。来年度はどの学年を受け持ってもうまく活用していきたいと思います。
・私は今年2年目でコロナの影響もあり近隣の学校の先生方との交流がほとんどありませんでした。なのでこのラウンドテーブルで先生方のアイデアを吸収し、自分に生かせることを探したいと思い参加しました。小学校の先生方も多く、自分の指導について深掘りできるかと不安な思いもありましたが、様々な面で自分にとってプラスになることばかりで、いつも前向きな気持ちで終えることができました。生徒に向き合って、生徒と共に考えていきたいという思いと、そのための実践を考えることのできる貴重な時間となりました。
・小学校の先生が多くいたので、生徒たちが今まで、授業や指導についてどのようなことを学んできたのかがわかりました。そして、中学校でどのようなことで困り感を抱きやすいかを考えるきっかけとなり、授業等でつながりを意識しやすくなりました。また、経験豊富な先輩方が多い中で、自分自身の悩みを相談し、アドバイスいただいたことがとても有難く感じました。特に、目的意識をもつことの大切さや、道徳の指導方法等が印象に残っています。
教育研究所第5回研修会
今年度最後となる5回目の研修会は、3年間継続してきた研究に区切りをつける節目の研修会でもありました。残念ながらオンラインでの実施となりましたが、各部会で研究の総括をした後、情報共有しました。そして、松本所長より講評をいただき、締めくくりました。
研究所員全員に1年間を振り返っていただきました。各部会から代表して1名ずつの振り返りを紹介します。また、研究のまとめについては「研究のあしあと」のページをご覧ください。
【1年間の振り返り】
〔授業づくり部会〕
児童に学びの実感をさせるため、「振り返り」を通して授業を作る経験ができました。それは、単元を通した学び、めあてとゴールの一体化に直結する授業づくりの視点であると思いました。学習意欲と学習の定着は相互に関係していて、いかに学びの実感を持たせられるかが重要だと考えます。研究所の先生方と研究を進めることで、より高次の授業づくりについて考えることができ、刺激となり、自分の授業力についてしっかり立ち止まって「振り返る」よい機会となりました。
〔教材開発部会〕
教材開発部では、子供たちの思考を深める教材研究を行ってきました。そのため、同じ教材を使っても、提示の仕方やワークシート、授業の段取りの工夫で、子供たちがすすんで考えながら学習に取り組むことができるとわかりました。また、本日の振り返りで授業づくり部会でも振り返りの時間について課題としており、限られた時間の中で学習をいかにすすめ、子供たちの考えを深めていくか全体の課題であることを再認識しました。
〔学びに向かう学級づくり部会〕
研究初年度から携わらせていただきました。コロナウイルス感染症の流行により、思ったように研究を進めることができないこともありましたが、今求められる子どもたちの良好な関係作りについて、部会の先生方と様々な取組や授業について意見を交わすことができました。そして、改めて子どもどうしのつながりを築くためには、話すことが重要な役割を担っていることに気付くことができました。さらに、活動が制限されているからこそ、授業の中での教師のコーディネート力が重要であるため、より一層自分自身の力を磨いていきたいと思いました。今後も児童の学級への所属感や参画意識を高められるように実践を重ね、安心して学びに向かう学級づくりを目指していきたいです。
〔児童生徒指導部会〕
不登校児童・生徒への支援というテーマで、本校の不登校児への対応についていろいろな先生から話を伺う機会が得られました。不登校児を担任した経験が少なかったため、一つ一つの支援が勉強になりました。また、他校の事例や取り組みを伺うことができ、不登校児への対応として、寄り添うこと、つなぐこと、段階的・計画的にすすめることなどの共通点があることがわかりました。また、登校したいと思っている児童に対しては、自分で決めさせることも大切だと分かりました。不登校児への支援は、児童指導の中でも効果や結果が見えにくい(時間がかかる)ため、本人も保護者も教員もどうしたらよいか迷うことも多いと思いますが、今回得られたことを生かしていければと思います。ありがとうございました。
〔特別支援教育部会〕
特別支援部会で一年間勉強させていただきました。UDを取り入れた指導は,本校の学校課題とも結びつくものでもあり,その中で,他の小学校や中学校での実践に触れられたことは貴重な経験となりました。
対象児の特性を洗い出すことで,より効果的な手立てを考える中で,その特性への理解が深まったり,児童のつまずきを特性の観点から考えるようになったりと,多くの学びを得ることができました。一方,さまざまな特性を持った児童がいるクラスにおいて,皆が達成感を感じられる、またはそれぞれのレベルに応じて自己解決ができる授業づくりなどの課題も生まれました。
今年度学ばせていただいたことをこれからの仕事に活かして行くとともに,より良い取り組み方についても考えていきたいと思います。一年間ありがとうございました。