教育研究所ニュース

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学級づくりパワーアップ学習会①

「学級づくりについて語り合おう」というテーマで話し合いました。

参加者数は少なめでしたが、その分じっくりと話し合いことができました。 

 新クラスがスタートして約1か月。まだまだ手探りの部分があるものの、

少しずつ特徴がつかめてきた時期でもあります。この研修で明日の活力になる

何かをつかんでいただきたいです。

 

 

・『「いいクラス」とは、いつ・誰が感じるものなのか』という話を聞き、自分なりに考える必要があると思いました。今の自分のクラスは比較的落ち着いており、雰囲気も悪くはないため「いいクラス」なのかと少し思いましたが、それはあくまで「教師にとって都合のいいクラス」なのでは?とも考えました。30人以上いる学級の子どもたち一人一人にとって「いいクラス」は違うかもしれませんが、なるべく全員が思い描く、そして学校として目指す児童像のような「いいクラス」に近づけることができればいいなと考えました。

・同じ規模の先生と学級経営上の悩みを共有でき、思っていることを吐き出す貴重な時間となりました。また、グループに入ってくださった指導主事の先生方の経験談も聞くことができ、今、目の前にいる一人ひとりを大事にすること、大切に思っていることを伝えていくことで安心できる学級にしていきたいと思います。

 

教育研究所 第1回研修会

 5月6日(金)、連休の中日ではありましたが、第1回の研究所員研修会を開催しました。研修に先立って、開会行事を行いました。研究所長のあいさつの中で、研究所の経緯や研究への取り組み方など、示唆に富んだお話がありました。

 

 令和3年度で、3年間の研究に区切りがつき、新しい体制での研究が始まります。5部会から4部会へと再編成し、研究所員の人数も25名から16名とややコンパクトになりましたが、初回から活発な議論が展開されました。

   

 

 

【授業づくり部会】

 今年度も新しいメンバーで研究できることを嬉しく思います。いろいろな先生方の困っていることや、もっと知りたい、研究したいと思っていることなど、たくさんの意見交換ができました。数回しかない研修会がとても楽しみになりました。充実した研究になるようがんばりたいと思います。

 

【学びに向かう学級づくり部会】

 不安と緊張の中、研修会に臨みました。しかし、部会の皆さんとは短時間のうちに打ち解けることができ、率直な意見交換ができました。悩み事や実践例を共有できて、とても有意義な時間となりました。

 

【児童生徒指導部会】

 全体で児童生徒指導に関する現在の状況について話し合いました。例えば、子どもにどのように接していけばよいか、不登校の児童生徒の中には理由が分かりにくい場合がある、など多くのことを話すことができました。これからも張っていきたいと思います。

 

【特別支援教育部会】

 授業のルーティーン化、タブレットの活用等、昨年度の実践における成果と課題を確認しました。さらに、現在各校で行っているユニバーサルデザインの実践等、先生方が日頃実践したり、感じたりしていることについて意見交換を行いました。校種が異なっても、悩みや課題に感じていることは共通していると実感しました。

この部会でよりよい教育活動を目指し、話し合いを深めていきたいと思います。

 

学級づくりパワーアップ学習会⑤

学級とは学校生活を送りながら頭と心と体を育む基盤です。学級づくりとは教育の基盤づくりですがら、参加している先生方の本気度が高い研修会です。オンラインでもその熱は冷めることなく、真剣な議論が続きます。指導主事も悩みに寄り添い、一緒に解決策を探ります。

 

 

・今回の研修では担任1年目の先生方が多く、1年目だからこそ抱える悩みや、問題に対してどのような手立てを講じ、1年間を通じてどのような変化があったかのか知ることができ、大変勉強になりました。来年度の研修も、今年度のように他校の先生とお話する場があると嬉しいです。ファシリテーターの先生方がいらっしゃったお陰で、スムーズに会話することができました。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

・1年間で先生方と話を共有していく中で、自分なりに工夫してみたことや実践していき見えてきた課題もありました。悩みは尽きませんが、今日話をして考えすぎたときにうまく力を抜くことができるようにしたいなと思いました。貴重な研修の機会をありがとうございました。

 

・今回の研修では、「自己開示」というキーワードが何度か出ました。わたし自身、クラスで担任に悩みが話せない児童がいることに悩んでいました。先生方や松本先生のお話を聞いて、子どもたちに対して変化をすぐに求めるのではなく、長期的な視点をもってゆったりと関わることが大切だと感じました。子どもたちが変化したときに、「頼っていいんだ」と思ってもらえるような関わり合いを続けて、待とうと思います。

 

・今年度のような形でグループに分かれて少人数で話せる機会が多いと嬉しいと思います。学校に同期がいなかったり、県の研修がオンラインになったりと、同年代の先生と気軽に話をできる機会が少ない1年でした。わたしにとっても拠り所となる研修となりました。1年間、大変お世話になりました。

授業づくりラウンドテーブル⑥

今年度、最も参加者が多かった研修会です。参加した先生方の振り返りをじっくり読むとその理由がよくわかります。キーワードは授業力の向上です。もちろん本研修のねらいもそこにあるのですが、自分の授業力が向上していることを実感できる研修会になっているようです。確かな手ごたえのある研修会を創り上げているのは、参加している先生方自身なのです。活気あふれる年間6回の研修会でした。

 

 

・授業づくりで気をつけたいところや、教材開発の工夫についてたくさんの話を聞き、自分の教材研究に生かしていこうと思った。特に、同じ教材でも、先生の見方によってどのようなしかけを考えるか違いがあり、おもしろかったので今後の教材研究でも同学年の先生方や経験のある先生方と意見を交流させること重要性を感じた。

 

・授業について、力のある先生や市教委の先生と真剣に話し合いができて、研修会に参加するたびに、力が付いてるのが分かりました。1番良かった点は、自分の研究授業の時に相談できたことがよかったです。大変ありがとうございました。

 

・毎日の授業を楽しんでやりたいという気持ちを持ち続けることができた。定期的に、他校の先生方と情報交換することで、モチベーションが上がった。研修で色々な考え方に触れることで、一つの授業でも、沢山の指導方法があることを改めて知ることができた。教えてもらった実践を実際の授業に生かすことで、自分自身のスキルが上がっていることを実感できた。

 

・授業をするうえで苦手意識をもっていた教科の指導方法を様々の視点からアドバイスしていただけてとても勉強になりました。様々な学年、学校の先生とお話しできて楽しみながら学ぶことができました。また、どう活用してよいかわからなかったタブレットの活用方法を周りの先生方がやっているのを参考にしながら取り入れてみることができました。1年生でもできることがいっぱいあることに気づき、少しずつ使えるようになってきました。来年度はどの学年を受け持ってもうまく活用していきたいと思います。

 

・私は今年2年目でコロナの影響もあり近隣の学校の先生方との交流がほとんどありませんでした。なのでこのラウンドテーブルで先生方のアイデアを吸収し、自分に生かせることを探したいと思い参加しました。小学校の先生方も多く、自分の指導について深掘りできるかと不安な思いもありましたが、様々な面で自分にとってプラスになることばかりで、いつも前向きな気持ちで終えることができました。生徒に向き合って、生徒と共に考えていきたいという思いと、そのための実践を考えることのできる貴重な時間となりました。

 

・小学校の先生が多くいたので、生徒たちが今まで、授業や指導についてどのようなことを学んできたのかがわかりました。そして、中学校でどのようなことで困り感を抱きやすいかを考えるきっかけとなり、授業等でつながりを意識しやすくなりました。また、経験豊富な先輩方が多い中で、自分自身の悩みを相談し、アドバイスいただいたことがとても有難く感じました。特に、目的意識をもつことの大切さや、道徳の指導方法等が印象に残っています。

教育研究所第5回研修会

 今年度最後となる5回目の研修会は、3年間継続してきた研究に区切りをつける節目の研修会でもありました。残念ながらオンラインでの実施となりましたが、各部会で研究の総括をした後、情報共有しました。そして、松本所長より講評をいただき、締めくくりました。

 研究所員全員に1年間を振り返っていただきました。各部会から代表して1名ずつの振り返りを紹介します。また、研究のまとめについては「研究のあしあと」のページをご覧ください。

 

【1年間の振り返り】

〔授業づくり部会〕

 児童に学びの実感をさせるため、「振り返り」を通して授業を作る経験ができました。それは、単元を通した学び、めあてとゴールの一体化に直結する授業づくりの視点であると思いました。学習意欲と学習の定着は相互に関係していて、いかに学びの実感を持たせられるかが重要だと考えます。研究所の先生方と研究を進めることで、より高次の授業づくりについて考えることができ、刺激となり、自分の授業力についてしっかり立ち止まって「振り返る」よい機会となりました。

 

〔教材開発部会〕

 教材開発部では、子供たちの思考を深める教材研究を行ってきました。そのため、同じ教材を使っても、提示の仕方やワークシート、授業の段取りの工夫で、子供たちがすすんで考えながら学習に取り組むことができるとわかりました。また、本日の振り返りで授業づくり部会でも振り返りの時間について課題としており、限られた時間の中で学習をいかにすすめ、子供たちの考えを深めていくか全体の課題であることを再認識しました。

 

〔学びに向かう学級づくり部会〕

 研究初年度から携わらせていただきました。コロナウイルス感染症の流行により、思ったように研究を進めることができないこともありましたが、今求められる子どもたちの良好な関係作りについて、部会の先生方と様々な取組や授業について意見を交わすことができました。そして、改めて子どもどうしのつながりを築くためには、話すことが重要な役割を担っていることに気付くことができました。さらに、活動が制限されているからこそ、授業の中での教師のコーディネート力が重要であるため、より一層自分自身の力を磨いていきたいと思いました。今後も児童の学級への所属感や参画意識を高められるように実践を重ね、安心して学びに向かう学級づくりを目指していきたいです。

 

〔児童生徒指導部会〕

 不登校児童・生徒への支援というテーマで、本校の不登校児への対応についていろいろな先生から話を伺う機会が得られました。不登校児を担任した経験が少なかったため、一つ一つの支援が勉強になりました。また、他校の事例や取り組みを伺うことができ、不登校児への対応として、寄り添うこと、つなぐこと、段階的・計画的にすすめることなどの共通点があることがわかりました。また、登校したいと思っている児童に対しては、自分で決めさせることも大切だと分かりました。不登校児への支援は、児童指導の中でも効果や結果が見えにくい(時間がかかる)ため、本人も保護者も教員もどうしたらよいか迷うことも多いと思いますが、今回得られたことを生かしていければと思います。ありがとうございました。

 

〔特別支援教育部会〕

 特別支援部会で一年間勉強させていただきました。UDを取り入れた指導は,本校の学校課題とも結びつくものでもあり,その中で,他の小学校や中学校での実践に触れられたことは貴重な経験となりました。
対象児の特性を洗い出すことで,より効果的な手立てを考える中で,その特性への理解が深まったり,児童のつまずきを特性の観点から考えるようになったりと,多くの学びを得ることができました。一方,さまざまな特性を持った児童がいるクラスにおいて,皆が達成感を感じられる、またはそれぞれのレベルに応じて自己解決ができる授業づくりなどの課題も生まれました。
 今年度学ばせていただいたことをこれからの仕事に活かして行くとともに,より良い取り組み方についても考えていきたいと思います。一年間ありがとうございました。

かかわりスキルアップセミナー⑤

さまざまな特性をもつ児童生徒と、本気で向き合うからこそ悩みは尽きないものです。

かかわり方の悩みを解決するため、悩みを持ち寄り共有し、互いの経験の中から解決策を話し合う。

そこで得るのは、スキルだけでなく、活力や自信、そして何より笑顔です。

毎回この研修会が終わるころ、参加した先生方がみんな笑顔になるのです。今回もディスプレイ越しでしたが同じでした。そして、運営している指導主事も笑顔になる素敵な研修会となりました。

・1年間のかかわりを、ふりかえることができました。3学期の残りの期間に活かしていきたいです。コロナ禍でしたが、セミナーの中止ではなく、オンラインで開催していただけて良かったです。普段話す機会がない他の学校の先生方からアドバイスをいただけたことは、普段の指導・支援を客観的に見つめるいい時間でした。

 

・研修後は、いつも温かい気持ちになりました。きっと、互いの仕事ぶりを認め合える場や日頃の疑問をぶつけあえる場は必要なのだと思います。来年もぜひ、開催をお願いします。今回の話し合いの中で、コロナのせいで、子供達の置かれている場や今後の成長を心配されている声がありました。でも、きっと学校現場は、これまでの先輩の先生方がそうしてきたように、これからの若い先生方も、入学してくる子供たちの成長の実態に合わせて柔軟に対応し、愛情をもって指導してくださると思います。このような、若い先生方が希望をもって仕事を続けられるような研修の場をこれからもよろしくお願いします。

 

・普段小学校の先生とお話する機会がないので、今回は小学校の様子や小学生の発達段階での悩みなど様々な話題に触れることができ、とても有意義な時間となりました。
 タブレットでの指導に関して、若い先生方の活用例を知ることで、モチベーションが上がりました。最後の松本先生からの「気になる子のかかわりにおいては、同級生の方が先輩。時には先生が引っ張るのではなく同級生の力を・・・」とのご助言も大変参考になりました。明日からの言葉かけ、指導、支援に役立てていけそうです。ありがとうございました。

 

・グループワークの中で、困り感のある児童への対応は、その子との時間を積み重ねている周りの子どもたちがどんどん上手になっていくという話題が出ました。私自身も、発達障害の児童への接し方を模索してきた一年間でしたが、その子の周りの友達の関わりで上手くいったことがあり、子どもを支えているのは先生だけではないことに改めて気が付きました。また、子どもたちの足りないところ・得意なものを生かしていけるような関わりについても話題が出ました。今後も、子どもについて分かったつもりにならず、一人を見たり、全体を見たりして、子どもたちが安心して、個性を発揮できる学級づくりを目指したいと思います。

 

・このご時世での学級の経営の仕方、子どもたちとの関わり方など多くの先生方の経験のお話が聞けて、自分の学級でも挑戦してみたいことができました。いろいろな先生方に自分の学級を説明するたびに自分の学級を一歩引いてみることができ、困っているところを考えるときに新しい視点が入る良い機会になりました。5回の研修、大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもがんばります。

 

・スキルアップセミナー大変お世話になりました。
去年からの参加ですが、とても有意義な時間でした。悩みを話せたり、皆さんの素晴らしい実践を聞くことができたり、毎回、たくさんの刺激を頂きました。なかなか実践まで行けず、申し訳ない気持ちも持ちました。私はオンラインで話すのが苦手なので、そこが少し残念でした。また、機会があれば参加したいと思います。どうもありがとうございました。

イングリッシュサロン⑤

イングリッシュサロンの魅力は、大勢のALTとたくさん話ができることです。オンラインで、対面と同じように進行するのは大変難しいのですが、チャレンジしました。

教育研究所をスタジオがわりにして進行と運営を担います。ALTはオンライン会議に入室し、ブレイクアウトルームで少人数での活動をします。活動内容にも工夫を凝らし、参加者の先生方にはたっぷりと話をしていただきました。

 

 

・「MY Winter Vacation」のアクティビティでは、センテンスパズルやグループトークなど盛りだくさんで、実際に子どもたちともやってみたいなと思いました。今年度もEサロンに参加できてよかったです。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

・今年は、松本所長と同じ班になることが多く、所長の明るく前向きな姿勢はとても勇気づけられ元気が出ました。楽しかったです。
 でもやっぱり対面がいいですね。来年度は対面でのやり取りが可能になることを願っています。今年度も楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。

 

・今回は、センテンスパズルを並べて文を完成させたり自分の思い出を発表したり、実際の授業を楽しく体験することができました。どきどきしましたが、発表できた時の嬉しかったです。きっと子どもたちも同じ気持ちなのかなと思いました。グループトークの時には、なかなか英語が出てこなく、自分から発信することができなかったので、今後もっと英語に触れ、スキルを高めたいなと強く思いました。
 今回初めてイングリッシュサロンに参加することで、たくさんのALTの先生とお話ができ、たくさん英語に触れるという貴重な体験ができたこと、とても嬉しかったです。また、現在1年生の担任をしているので、他学年がどんな外国語の授業をしているかを知ることができました。今後、生かしていこうと思います。
 本当にお世話になりました。ありがとうございました。

学級づくりパワーアップ学習会④

学級づくりパワーアップ学習会は、若い先生方が日ごろの悩みを相談したり、お互いに実践事例を紹介しあったり、目の前の課題を一緒に解決していくような研修会です。コロナ禍のためオンラインでの実施ですが、それでも手ごたえを感じる先生が多いようです。

 

 

・自分が無意識のうちに生徒との関わり方に苦手意識を持ってしまっていることに気づくことができました。先生方がおっしゃっていたように、長い目で見て生徒たちが成長していけるような指導をしていきたいと思いました。自分自身も気持ちを新たに、どのようなスタンスで生徒と関わっていくのか考え、再スタートする気持ちで頑張りたいです。本日は貴重なお時間をありがとうございました。

 

・今回の研修では、学級での指導について先生方の具体的な実践を聞くことができ、大変ありがたかったです。
先生方の話を聞いて、指導は子どもが納得できるかどうかが大切なのかと思いました。教師の押し付けではなく、「なんのためにするのか」を子どもに話したり、時にみんなで考えたりしながら過ごしていきたいです。

 

・今回もたくさん参考になるお話ばかりでした。普段聞けないことも聞けて勉強になりました。
認め合う学級づくりという点で、具体的に褒めることを意識したり、係活動で頑張っている係を考えさせたりなど、さっそく実践させていただいております。貴重なお時間ありがとうございました!

 

授業づくりラウンドテーブル⑤

班編制を変えてから2回目の研修会となり、前回よりも打ち解けた雰囲気で議論が進みました。先生方の振り返りで多く見られる内容の一つに、「小中のつながりを意識できた」というものがあります。この研修会ならではの大きな意義です。小学校の先生が先を見通し、中学校の先生が学びの蓄積を知る。小中の系統性を意識して授業に生かす。とてもすばらしい取組です。互いに磨き合って授業力が向上していく「授業づくりラウンドテーブル」です。

 
 

・校内研修授業のためのICT活用、展開について意見を聞いて、児童への思考を深めるための手立てや学習の着地点につい考えを深めることができた。他学年の国語指導についても、自分の学年と比較しながら、系統性を考えて効果的な指導について話し合ったことが有意義だった。

・5年の社会の情報や、中学3年生の外国語などたくさんの授業実践を学べて有難かったです。教師が喋りすぎず、いかに児童間で対話させ、深い学びにつなげていくかや、ICTと黒板の板書のバランスなど、これから自分の授業に生かしていきます。

・中学校の先生方のお話を聞き、小学校の学びの重要さに改めて気づくことができました。いかに身近に感じさせるかを意識して授業を進めていきたいです。
 また、先生方の話を聞いて同じ単元においても、子どもたちの実態によって、学習の進め方が異なっていることを知りました。指導書だけではなく、目の前の子どもたちの反応から自分の授業の進め方を振り返り、改善していきたいと思います。
 11月に入り、クラスの中だるみを感じていたところだったので、先生方のお話を聞き勉強になることがたくさんありました。何をするべきか子どもが気づき学び合えるクラスにするために、もう一度クラスでルールを確認したいと思いました。ありがとうございました。

・今回の研修では、国語の書く活動が話題に上がった。単元を学習するにあたり、児童が書いてどうなるかを見通すことの大切さを学んだ。今後は、何のために書くのか、書いた文をどのように扱うのかなど、書く活動の先を見据えた授業の実践を行いたいと感じた。また、取り扱う題材についても、子どもにとって身近なものや、子どもが書きたいと感じるものを取り上げていくことが大切だと考えた。次に、書く単元を学習するときは、子どもたちと書く目的や、書いた先に何があるのかを考えながら取り組んでいきたい。
 また、道徳の授業についても話題があった。中には道徳の授業を苦手としている先生もいた。個人的には道徳ほど、自分のことを喋っていい授業はないと考えており、授業が楽しいと感じている。少しでも、その気持ちや捉え方を共有できれば良いと考えた。
今回の研修でも良い学びがある有意義な時間だった。

・中学校の社会の授業を考えるという貴重な経験をさせていただきました。小学校でやっていた授業づくりや、資料の切り取り方が中学校でも通じることに驚いた反面、小中一貫的に今の学びが中学校にもつながるんだなと少し自信にもなりました。毎回新しい発見があってありがたいです。今回もお世話になりました。

教育研究所第4回研修会

 各部会とも、栃木市教育研究発表会に向けて大詰めの打合せを行いました。
 今年の発表会もオンデマンド方式となりますので、撮影方法や日程調整についても話し合いました。各部会の情報交換の時間には、別会場に集合していた部会とオンラインで実施しました。
 
 

授業づくり部会
 教育研究発表会にむけて、発表内容や資料作成について話し合った。研究の概要や小学校、中学校の実践の概要、成果と課題について発表をパワーポイントを作成し、発表する予定。3年間で研究してきた「振り返り」について、どのような方法で、どのような効果が得られたのかを発表する。

学びに向かう学級づくり部会
 今日の研修では、先日実践した学級活動の授業(小学校)についての話合いを中心に行いました。タブレットを活用をすることでアンケートの集計が簡単にできたり、児童の考えをまとめる際に役立ったり、効果的な指導ができました。しかし、その反面、タブレットを活用することで友達とのコミュニケーションの取り方がうまくいかないこともあり、使用する場面を改めてよく考えていきたいと思いました。子ども同士や、子どもと教師とをうまく結びつけられるように効果的に活用していきたいです。また、1月の発表会に向けて、発表内容等についても協議しました。他の先生方のお力になれるような内容をお伝えできるように、今までの取組をまとめていきたいと思います。

特別支援教育部会
 最初に、先日行った授業参観についての振り返りを行いました。日頃からの先生の授業の流れやクラスの雰囲気が、どの生徒も安心して授業を受けることができることに繋がっているとの意見が多くありました。また、ベルで活動の切り替えを知らせることが理解されているので、活動の切り替えがよくできていました。担任一人の授業だとすべての生徒へ個別に支援することは難しいですが、学習活動をテレビに表示したり生徒同士で聞きあったりすることで多くの生徒の支援に繋がっていたように思います。
 ほかには教育研究発表会に向けての内容確認や役割分担をしました。これまでの実践をまとめて、成果や課題を発表したいと思います。

児童生徒指導部会
 発表会に向けて、今まで研究してきた事例を振り返り、効果的な児童生徒指導の方法を検証しました。
 たくさんの事例の中から、見つけた共通点や相違点を見つけ、指導に生かせる要素を研究しました。さらに、学校のみでなく外部機関との連携の方法等や、活用方法、タイミングの話合いも行いました。

教材開発部会
 今回の授業参観は昨年の反省を元に再構築された授業でした。子どもたちの思考をより柔軟に引き出すためのワークシートの工夫や活動に対して適切かつ適量の指導・支援がとても素晴らしかったです。