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教育研究所ニュース
かかわりスキルアップセミナー⑤
雪のため、急遽オンラインに切り替えての実施となりました。専門家の立場からWISCについて実例を交えながら話していただき、貴重な機会となりました。参加した先生方は真剣そのもので、目の前の児童生徒をどう受け止め、どう導けばよいのか、ヒントになることを学び取ろうとしていました。
・WISCについて知ってはいたものの、実際にどのような支援が必要か、実態にどうリンクしていくか、などの話を聞くことができ本当に勉強になりました。自分も含め、どんな人にも得意不得意があり、学校という場所で、集団でカバーし合う関係が根底にあることを忘れてはいけないなと改めて感じました。ありがとうございました。
・WISCの結果を見てみた時に、その子の弱い部分を見てしまうところがあり、長所を生かして補填するというのは意識していく必要かあると改めて感じました。またWISCだけでは測れない子も中にはいるということで、普段からの見取りは重要だと思いました。今年度も残り少しなので、より意識して次年度に繋げていきたいです。WISCのことはほとんど無知だったので、専門的にお話を聞けてとても勉強になりました。ありがとうございました。
・全5回の研修、本当にありがとうございました。初めての担任で、指導について悩むこともたくさんありました。この研修を通して、他の学校の先生方の実践についてや、WISCについてのお話など、とてもためになるものばかりでした。少しは自分の中で成長できたかなと感じています。今の子どもたちとも担任できるのは、あと30日もありません。さらに関わりを増やして1日1日を大切にし、来年度に向けて頑張っていきたいと思います。
・児童のメタ認知を目指すとき、まずはその子の良さ・長所を十分に伝えて自信を与える。その後、『ここをがんばれると更に良いね。』という姿勢で声掛けをし、励まして苦手の理解を促す。児童がメタ認知した時に自分の苦手なところばかりに目がいかないように、日ごろより温かい声掛けを続けていきたい。児童の成長を児童自身が自覚し、自信につなげていきたい。そうして成長できる自分に自信をもてるように声掛けをしていきたい。本研修で、他校の先生方と情報交換をしたり、事例について考えたりすることで、私自身が児童とのかかわり方に生かすことができました。この研修で知ることのできた、児童の見方、児童への言葉のかけ方、考え方を大切にしていきたいと思います。
・WISCの話を聞いたことで、学級の困り感のある児童について「この子がいつも行動が遅いのは、耳からの情報が苦手だからか、目からの情報が苦手だからか、それとも処理能力の部分か」と、深く観察・考察しようという気持ちになりました。ただできないと漠然と判断するのではなく、どの分野に苦手がありそうか、どの力でそれをカバーできそうかをよく考え、指導・支援に役立てたいと思います。