教育研究所ニュース

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ICT活用ワンポイントレッスン③

 7月25日(木)に第3回ICT活用ワンポイントレッスンを実施しました。
 夏休み中にもかかわらず、過去最多となる30名以上の小中学校の先生が参加してくださいました。
 今回のテーマは、「eライブラリの活用法」についてです。藤岡中学校の先生による実践事例発表では、朝の学習や授業での活用方法・教員の業務改善に関わる内容であり、効果的な場面・方法を研究・実践し、共有することが大切というお話をいただきました。
 その後、eライブラリを運営しているラインズ株式会社の方より、「すぐに役立つeライブラリの便利機能について」というテーマで、講話・演習を行っていただきました。参加された先生方は、児童生徒と先生役に分かれ、タブレット端末を実際に操作しながら、操作の仕方や新機能についての実習を行いました。

 eライブラリをもっと活用したい、様々な活用事例を知りたいという場合は、グローバル教育推進室までご相談ください。ICT活用支援として、様々なサポートができます。

 

   

【参加者の振り返りより】
・使い方のわからない機能がたくさんあったけど、一つずつ丁寧に解説いただいたため、2学期からの活用が楽しみになりました。漢字の手書き機能は朝学習で、カード機能はかけ算の学習で活用したいと思います。また、学級の児童にあまりタブレットを触らせる機会がないため、活用事例を参考に朝学習等積極的に活用していきたいです。

・eライブラリについて、自分の学級ではドリル機能しか使えていなかったので、今回のお話はとても参考になりました。すぐに実践できそうなことばかりだったので、2学期以降の学級経営、授業づくりに役立てていきたいです。特に、漢字の書き順を確認してくれる機能がよかったです。

・今年度赴任して、朝の学習での活用について実際にeライブラリを使用しています。最初こそ、一斉単元学習の指示やグループ設定など戸惑いましたが、慣れてしまうと隙間時間で設定できるのでそこまで負担にはならないかなと思います。

・eライブラリの有効な活用方法を考案し、働き方改革につなげることが大切だと感じました。ただの教材のユーザーになるのではなく、常に学びの視点をもち、授業の目標を考えながら、どの場面で、どの教材を使えば、生徒にとっての最適な学びにつながるかを考えることが必要など思いました。

・これまで、子どもたちが単元を自由に選んで学習する場面が多かったですが、今回収録教材を見せていただいたり、資料の配布の仕方を教えていただいたりしたので、明日から学習に活用させていただきたいと思いました。

栃木市教育研究所 研究所員研修会②

7月4日(木)、栃木市教育研究所研究所員研修会第2回を開催しました。

研修に先立ち、研究所長よりご挨拶いただきました。

4つの部会は密接に繋がっているため、それぞれが別々ではなくスクラムを組んで研究を進めていくことについてお話がありました。

部会に分かれた後は、1学期に各校で実践したことや研究テーマについて考えたことを話し合いました。

後半は、部会相互の情報交換を行い、他の部会での協議内容を確認しました。

 

その後自分の部会で共有しながら、今後の研究の方向性について再確認しました。

 

~振り返り、感想~

【授業づくり部会】

 いろいろな部会で話題になったことがわかり、とてもおもしろかったです。どの部会でも安心感がキーワードになっているように感じました。授業づくり部会では、授業を通しての安心感を研究していきたいと思います。特に子供たちが興味をもてるような課題設定について、個人的にも取り組んでいきたいと思います。

【学びに向かう学級づくり部会】

 部会相互の情報交換をした際に、学級づくり部会でも出ていた「安心感」がどの部会でもキーワードとしてあがっていて、やはり子供たちが安心して学校に来られることがすべての基盤になっているのだなということを改めて感じました。発表の方向性が決まったので、それにむけて学級目標を活用していきたいです。

【児童生徒指導部会】

 今回の研修では、今までの話合いの内容を振り返りながら今後どのようにまとめていくか話合いをすることができて良かったです。今後、10月までにどのようにまとめるか考えていきたいと思います。

【特別支援教育部会】

各学校の取組、実践を知ることができて学びが広がりました。部会相互の情報交換の時間では、他の部会との共通点も見つかり、いろいろな点で関わっていることを改めて学びました。特別支援教育部会では、ねらいに向かうためには一人一人が必要としている手立てが違うということを話しました。明日からの授業でまた一人一人に目を配り、実践していきたいと思います。

ICT活用ワンポイントレッスン②

 6月24日(月)に第2回ICT活用ワンポイントレッスンを実施しました。

 週の始めにもかかわらず、多くの先生方が参加してくださりました。今回のテーマは「オンライン授業交流体験」です。臨時休校等への対応としてオンラインでの授業が急速に広がりましたが、現在では遠方の学校とつながり、交流を深める目的で活用するケースが増えてきています。市内の学校における実践事例を紹介した後、実際にビデオ会議に入室して実習していただきました。

 オンラインでの授業交流等を実践したい、けれども授業づくりや機器の設定に不安がある、必要な機材が十分にそろわない、などお困りの際は、グローバル教育推進室までご相談ください。ICT活用支援訪問として、様々なサポートができます。

【参加者の振り返りより】

・Teamsでのオンラインの繋ぎ方がわかり、適切な場面があれば使ってみたいと思いました。また、今まで広角カメラや集音マイクなどの周辺機器を使ったことがなかったので、それらを使うと、タブレット活用の幅が広がることを実感出来ました。

 

・今回の講座では、オンライン授業の交流の仕方を何種類も学ぶことができた。自分では、あまり使ったことがなかったため、実際に活用してみて使い方を知ることができた。他の学校とTeamsを使って交流することもできるため、宿泊学習の様子や学校の様子を伝え合う授業を行っていけることを学んだ。効果的に活用するためにも、自分がタブレットをしっかりと使うことができるようにしていきたい。

 

・Teamsは集会や表彰等、気候によっては活用していたが、利用機会が減ってきていたので、内容や操作確認をすることができ、とてもよかった。タブレットのみの接続でもいろいろな接続機器があること・活用の工夫を思考し使い分けたり職員に周知したりしていきたいと思います。

 

・広角カメラなどを試してみました。オンラインだけでなく、研究授業など、様々な場面で活用できそうです。(昨年、他校とオンラインをと計画したのですが、実践までいけなかったので、今年はできるといいなと思っています)
 前回参加して、「気負わなくてもっと気軽にMetaMoJi ClassRoom使っていんだ」と思えるようになり授業での使用頻度が少し増えました。子どもたちに聞くと、授業内容によって「MetaMoJi ClassRoomがいい」「ワークシートの方がやりやすい」とあるので、より効果的な活用となるよう試していきたいと思います。

ICT活用ワンポイントレッスン①

 ICT活用ワンポイントレッスンは昨年度から希望研修にラインナップされました。市内の先生方のニーズにお応えするために、本年度は5回実施することになりました。第1回目は5/14(火)に、授業支援ソフトMetaMoJi ClassRoomの活用法をテーマに実施しました。授業のどのような場面で活用できるか、実践的な協議と演習を行いました。

 本年度から栃木市で働くことになった先生、授業力の向上のためにスキルアップを目指す先生、苦手なICTの活用に挑戦しようと意気込む先生など目的はさまざまですが、参加者の熱量は高く、あっという間の90分でした。

 

【参加者の振り返りより】

・MetaMoJi ClassRoomはワークシートなどの教材をペーパーレスで配布でき、その場で丸つけしたり、アドバイスしたりできる。また、デジタル教科書を活用して配布できるのも新しい発見でした。

・実際にタブレットを使っての学習をしていくことに不安があったため、今回の研修でいろいろな活用方法を学ぶことができたのでクラスでも活用していきたい。「協働学習」や「個別学習」の機能を効果的に行うことで、子どもたちも楽しく学ぶことができるのではないかと感じた。

・これまで授業内でMetaMoJi ClassRoomを活用したことがなかったため、今回の研修で具体的な活用方法を学ぶことができ、非常に勉強になりました。国語の授業での活用方法について、他の先生方に相談を聞いていただき、資料の配布や一斉指導から個別指導への作業転換の方法、レイヤーを変更したワークシートの作成方法などを学びました。国語だけでなく、その他の単元・教科でも活用できる技術を教えていただいたため、今後様々な授業で活用していきたいと思います。

・MetaMoJi ClassRoomの基本的な使い方が分かったので、来てよかったと心から思いました。明日から早速使えそうな機能がたくさんあったので、理科の授業で取り入れていきたいです。次回の研修も楽しみです。

令和6年度 栃木市教育研究所 研究所員研修会①

5月13日(月)、栃木市教育研究所研究所員研修会第1回を開催しました。研修に先立って行われた開会行事では、松本所長よりご挨拶いただきました。

 

 

 

 

 

研究所員の先生方には、教育研究発表会での発表だけでなく、これまでの教育実践などをもとに語り合うことを通して、視野を広げたり、ものの見方を深めたりしながら学んだことを各校の先生方にも伝えて欲しいというお話がありました。

教育研究所では、4部会に分かれて研究を行います。今年度は、3年間の計画の3年目、まとめの年となります。新しい研究所員を迎え、昨年度までの研究の成果と課題を確認しながら、今年度の方向性にについて熱心な意見交換が行われました。

   

 

 

 

 

 


 

 

 

~振り返り、感想~

【授業づくり部会】

研究3年目ということで、これまでの研究を踏まえながら、今後の方向性について有意義な話合いができました。安心・自信というキーワードが授業づくり部会だけでなく、学級づくり部会でも出ているということは、それぞれの小・中学校において、今の子どもたちに必要なことなのかもしれないと感じました。教員同士の語り場としても、この研修を楽しみにしています。

【学びに向かう学級づくり部会】

今年度も学校教育について、真剣に語れる場所の一員になれてとても嬉しく思います。また、学校種が異なっても、共通する大切なことがあるので、それを共有できることが有意義でした。次の研修会までにしっかり研究して、次回に挑みたいと思います。

【児童生徒指導部会】

今回の研修では、発表に向けてどのようにまとめていくか、その方向性を考えることができたのでよかったです。SCやSSWについて、より研究していきたいです。

【特別支援教育部会】

子どもの声を聞きながら、どの子も安心して参加できる授業づくりについて考えていきたいと思いました。研究をすることは、私のクラスの子どもたちのためにもなるからです。今後は、研究実践だけでなく、その都度子どもの声を拾い、やってよかったと思える研究にしたいと思います。

教育研究所 研究所員研修会⑤

2月8日(木)、第5回研究所員研修会を開催しました。

研修に先立ち、松本 敏 研究所長よりご挨拶いただきました。

浅草の浅草寺に掲げられている扁額に彫り込まれた「施無畏(せむい)」という言葉について触れながら、学校が子どもたちにとって安心してのびのびできる場所であることの大切さについてのお話がありました。

 

部会研修では、各部会の研究テーマについてそれぞれが実践したことを持ち寄り、今年度の成果と課題について協議しました。

 

各部会の成果と課題について代表者が発表し、全体で共有しました。

 

~振り返り、感想~

【授業づくり部会】

今日も、たくさんのお話を聞き、話し、楽しく勉強させていただきました。部会では、改めて「課題」の工夫、与え方の重要性を感じました。また、課題に向かう雰囲気づくり、児童生徒の気持ちづくりは、日ごろの学級経営がとても大切であることに気づき、学級づくり部会と連携して研究していけそうなので、とても楽しみです。松本先生のお話にあった、授業の安心感とワクワクは、何気なくやっているかもしれないけど、それができていない授業やクラスもあると反省しました。どの部会からも出ていた安心感は、授業だけでなく、学級経営だけでなく、自分の日ごろの生徒たちとのかかわりも大きいと思うので、まずは生徒との関係づくりを見直したいと思いました。

 

【学びに向かう学級づくり部会】

 今年度の研究を振り返りながら、話し合いを進めました。学級目標を軸に研究を進めてきましたが、安心感につながるのは、学級目標を決定したり振り返ったりする中で自己決定をする場を積み重ねていくことが大きいのではないかという話になりました。来年度は、学級目標の設定方法も含めて、自己決定の場をどのように設定していけるかに軸を置いていくという話になったので、意識していきたいと思います。

 

【児童生徒指導部会】

今年度の研究では、SC、SSWの活用について各校の事例を集めたことで、うまくいった事例とうまくいかなかった事例の共通点などを見出すことができました。また、私自身も含めた教職員のSCやSSWに対する知識や理解がまだまだ追いついていないことが分かり、今後の課題として考えていきたいと思います。担任によって、子どもや保護者への対応が変わらないようにするためにはどうしたらよいか考えていきたいです。

 

【特別支援教育部会】

校種を越えて先生方と話をしたことで新たな気付きがあったり、真似してみたいことや挑戦してみたいことが増えたり、自分の実践を反省したりするとてもよい機会でした。特別支援教育部会ということで研究に携わらせていただき、強く感じたことは、どの子どもも学びたいという気持ちがあり、どの子どもも可能性を秘めているということです。特別な支援を必要とする子どもたちへの支援がクラス全体にも有効であることも感じました。今年度の学びを来年度以降の実践へとつなげていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

かかわりパワーアップセミナー第5回

2月2日(金)かかわりパワーアップセミナー第5回を実施しました。

 今回は、「発達に困難さのある子どもへのかかわりについて考えよう」というテーマで、髙橋靖英臨床心理士が愛着障害やゲーム症(障害)を抱える子どもの支援の方法について講話を行い、その後グループで話し合いました。発達障害との関係や、保護者支援についての話もあり、教員として子どもたちのために何ができるかを考える機会となりました。

 

〈参加された先生方からの振り返り〉

・愛着障害について、担任がキーパーソンになれるとは思っていませんでした。ゲーム症については、保護者にも広めていきたいと思いました。

・WISCを児童支援のツールとしてどのように活用すればいいのか、勉強になりました。出来ているところを生かすという意識で、来年度の支援方法を探っていきたいです。

・発達に困難さがある子どもの特性だけでなく、具体的な関わり方についても話があったため、自分だったらどのようにするかを考えながら話を聞くことができました。

・講話では、学校でも話題になっている愛着障害について、担任としての関わり、学年・学校全体での関わりについて話があり、とても参考になりました。子どもたちにとって学校が居心地のよい場所になるよう、受容的・共感的姿勢で温かく対応していきたいと思います。

 

 

第4回 授業づくりラウンドテーブル

11月9日(木)に第4回「授業づくりラウンドテーブル」が開催されました。

今回は8名の先生方にご参加いただき、熱い議論を交わしていただきました。

 第4回のラウンドテーブルでは、算数、国語、社会、理科、体育と多くの教科を持ち寄ってのお話が繰り広げられていました。

また、指導案や教科書だけでなく、自作の教材や、実際の授業の板書を持参してくださった先生もいました。

ちょうど、同じ研修を受講している先生同士が「授業の中でどうICT活用をするか」という共通のテーマで盛り上がる場面もありました。

 

次回の第5回授業づくりラウンドテーブルは2月6日(火)です。

いよいよ、今年度最後の授業づくりラウンドテーブルとなります。

年齢も立場も校種も越えて、授業の悩み、疑問、アイデアをお話しできる充実した時間です。飛び入りの参加も大歓迎です。ぜひお越しください。

<参加された先生方より>

・理科や社会、体育の授業の検討をすることができ、大変有意義でした。特に、社会は、小学校の段階では人物を中心に展開をつくる、ということが学べたのでよかったです。いつも悩んでいたので、すっきりしました。

・算数の系統性の大切さを実感しました。2年生のかけ算の4の段までのインプットを生かして、6の段以降の問題づくりでアウトプットしていくことで、3年生の学習につながっていくことがわかりました。国語でも単元の中で、インプット→アウトプットの流れになっていることが多いため、他教科でもその流れを大切にし、次の学年に繋げたいと思いました。

第3回 授業づくりラウンドテーブル

 

9月14日(木)の第3回「授業づくりラウンドテーブル」が開催されました。

今回も、先生方それぞれが教材を持ち寄って話していただきました。

 

特に、小学校と中学校の先生が交流することで、たくさんの気付きが生まれた研修会になっていました。小学校の先生の丁寧な支援やスモールステップでの学習の積み重ねや、中学校での学習に小学校の学びがどうつながっていくのかということが見えてくることで、また授業改善につながりそうな発想や意見がたくさん出てきていました。

なにより第3回となると、先生方も顔見知りとなりどのグループからも熱い議論の声が聞こえてきたのが印象的でした。

 

次回の第4回授業づくりラウンドテーブルは11月9日(木)です。

今年度の授業づくりラウンドテーブルも残すところあと2回となります。

学校を超えて、授業についてたくさんの先生とお話しできる機会ですので、ぜひご活用ください。先生方のご参加をお待ちしております。

 

 

 
<参加された先生方より>

・小学校から中学校の学習内容のつながりがいかに大切かを改めて感じた。小学校の内容も知った上で授業を作ることが必要だと感じた。

・主に国語科を中心に縦のつながりを意識した指導の大切さ、カリキュラムマネジメントの良さや取り組みの難しい点について話し合うことができました。小学校、中学校で指導している内容の縦のつながりを意識することで、本当に必要な指導内容や身に付けさせたい力が明確になると思いました。

・今回は小学校・中学校の国語についてたくさん話し合いました。中学校の国語の教科書を見ることで小学校からの繋がりをより意識できたと思います。

 

教育研究所 研究所員研修会④

11月6日(月)、第4回研究所員研修会を開催しました。

研修に先立ち、松本 敏 研究所長よりご挨拶いただきました。

最近参観された授業に触れながら、教科横断的に学ぶことの有用性についてお話いただきました。また、校内の他の教員を巻き込んで研究することが中堅の教員には求められており、そのことが同僚性にもつながっていくのではというお話もありました。

 

 部会研修では、各部会の研究テーマについて、それぞれが実践したことを持ち寄り、協議しました。

    

 

 部会相互の情報交換も行い、それぞれの部会に持ち帰って協議しました。

  

 

~振り返り、感想~

 【授業づくり部会】

「それを学ぶことの必然性」についての話題が出ました。授業者が本時で身に付けさせたい力(ゴール)を明確にもっていないと、必然性のある課題の設定はできないと思うので、そのあたりの整理が必要かなと感じました。部会での教材研究(関数について)の協議は非常に興味深く、大変勉強になりました。子どもたちの素朴な疑問を教師がキャッチして、問い返したり再考させたりすることも学びを広げるきっかけになると思います。限られた時間の中で、どこでそれを仕掛けるのか、教材研究と子どもたちとのリレーションづくりを日々積み重ねていくことに尽きるのかなと自分自身を振り返る機会になりました。

 

【学びに向かう学級づくり部会】

「安心感」、「自己決定」ということに向かってくためにどうすべきかを考えました。年度始めの学級目標決定から年度終わりの振り返りまでのPDCAサイクルになっていくことが大切ではないかという仮説を立てました。各行事などで行っていけば、短いスパンでサイクルを回すこともできそうなので、実践してみようと思います。

 

【児童生徒指導部会】

SSWにつないだ事例を共有したことで、外部の専門機関につなぐことの有用性を再確認できました。しかし、SSWにつなぐ時には、すでに非行、虐待、引きこもり(不登校)など、事態がかなり悪くなってからが多いように感じます。もっと早くつないで未然に防ぎたいという願いがあります。保護者の困り感を引き出すよう様々なアプローチを共有していきたいです。

 

【特別支援教育部会】

安心して学びに向かえる授業づくりとして、思考ツールの活用、ICTの活用など、可視化することや興味をもたせること、さらに、安心して発言できる環境づくりの大切さを改めて実感しました。また、他のグループとの情報交換でも、学びあえる集団のためには「安心感」が大切であることを再確認できました。