教育研究所ニュース

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教育研究所研究所員第4回研修会を開催(今年度3回目)

 12月1日(火)教育研究所研修所員の第4回研修会が実施されました。
 前回に続いて、各部会で研究がすすめられ、ホワイトボードにこれまでの研究内容や取組についてまとめていただきました。研修会後半では、部会相互の情報交換・情報共有を行うことで、それぞれの部会同士のつながりを感じることができました。


【それぞれの部会の振り返りより】

◯ 授業づくり部会
 各部会の情報共有によって、各部会がつながっていることが改めて分かった。(居甲斐のある学級⇔特別支援⇔振り返りの共有)
発達段階×教科×振り返りの方法=?というような今後の研究の方向性が見えてきた。


◯  教材開発部会
 思考を見取るためには、教師側がレールを引きすぎず、子どもたちに自由な発想で活動させることが必要である。しかし、どこかで線引きをしないとただの放任になってしまうので、経験を元に、適宜声かけをしていくことが必要である。

 
◯   学びに向かう学級づくり部会
部会内では、道徳の授業づくりについて話し合いました。学級での所属感や参画意識を考えた工夫について提案し合うことができました。他の部会との共有の時間があることで、5つの部会がしっかりとつながり合っていることや、今まで積み上げてきた経験をこわす勇気をもつ大切さが実感できました。次回、最終回でのまとめが楽しみです。

 
◯   児童生徒指導部会
不登校児童生徒の事例を持ち寄って検討を行った。原因として考えられることは、様々であると思うが、その原因を知っていないといざ対応するときに生徒を救うことができないので、参考になった。だが、子どもたちが過ごす時間が一番長い過程にはメスを入れなければならない事例ばかりだった。本校の生徒指導に生かして状況の改善をはかりたいと思う。

 
◯   特別支援教育部会
 主体的に学ぶとはどういうことかを、再び考え直しました。全体の環境づくり、個別支援体制の両面から指導のあり方や方法について実践を通して考えました。また、小・中で指導内容や方法で同じではないような気がして、少し分けて考えました。次回の報告に向けてまとめていきたいと思います。