文字
背景
行間
教育研究所ニュース
教育研究所第2回研修会
第2回の研修会は、研究計画立案のための話し合いでした。
市内の先生方の役に立つ研究にするという熱い意気込みがあちこちから聞こえてきました。各部会の研究内容が相互に関係し合っているので、情報交換も行いました。
〇学びに向かう学級づくり部会
主にタブレットの活用の仕方について話をした。学校や先生によって活用頻度やレベルに違いがあることも分かったし、共有することでそれぞれの先生の活用の仕方に幅ができたと思う。それぞれ授業で活用してみて感じた課題として、学習(学び)の記録が紙ベースで残らなかったり、タブレットを活用することでコミュニケーションを取らなくなってしまったりすることが挙げられた。学びに向かう学級づくり部会として、コミュニケーションが核となる部分があるので、今後の研究によって活路を見出していきたい。
〇児童・生徒指導部会
本日は、不登校児童・生徒の事例を持ち寄って話し合いました。指導がうまくいき、状況が改善した事例、うまくいっていない事例があり、聞いているだけでもかなり勉強になりました。今年度のテーマも事例を整理することで見えてきそうなので、そこに力を入れて研究したいと思います。
〇授業づくり部会
振り返りについて具体的にどういうことを研究するかについて話し合った。振り返りを児童・生徒の学習改善と教師の授業改善に生かす手立てを研究する。それぞれどちらかに視点を当て授業実践をする。それを蓄積したり、研究授業をしたりする。
〇教材開発部会
既存の教材の見方を変えることで、より子どもたちが思考する授業になることを主眼に話し合いました。どうしても「見取れる=評価できる」と考えるので、評価は切り離すことができないと改めて感じました。多くの実践を集めて、市内の先生方に少しでも参考になる形で何かを伝えられるよう頑張ろうと思いました。
〇特別支援教育部会
まず、2年間の研究で分かったことを確認しました。次に、対象となる児童・生徒のうまくいっていること、うまくいっていないこと、主体的に学ぶ姿、支援策について話をしました。1年間の見通しを持ち、今後実践の中でうまくいったこと、うまくいかずに困っていることを次回共有していこうと思います。