日誌

2025年10月の記事一覧

2年数学 多角形の外角の和の求め方を説明しよう

10月30日(木)2年生数学の参観授業を見に行きました。

 

今日は数学科の授業を学力向上推進リーダーに見ていただく参観授業で、多角形の内角の和の求め方について、どのような考え方を使って説明できるか、という内容でした。途中から授業を見たのですが、五角形の外角を切り取って並べている生徒、線を引いている生徒、分度器を使う生徒、計算している生徒など、さまざまな方法で問題の解決方法を考えました。本校では数学と英語でT.T.の授業を行っているため、T2の先生も生徒の活動を見守り、必要に応じて支援に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれ異なる考え方で五角形の外角の和の求め方を見出した生徒たちに、みんなの前でその考え方を発表してもらいました。自分のワークシートをテレビに映し出し、説明します。皆、まったく違う考え方をしていますが、同じ答えにたどりついているところが非常に興味深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

T2の先生も独自の考え方を紹介してくれました。平行線を引いて角を作り、和を求めていく方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、公式を使って求める方法を紹介してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本時の振り返りとして、六角形の外角の和の求め方を整理し、まとめます。見ていると、ほぼ全員が理解できているようです。今日の授業では、これまで学んだ知識をもとに、一人一人が問題の解決に向き合い、見方・考え方を働かせて解決方法を導き出す様子が見られました。参観したこちらにとっても、とても興味深い授業でした。

小中連携交流授業(理科)

10月28日(火)皆川城東小学校4年生で、理科の授業を行いました。

 

 

 

今日は理科の江部先生が皆川城東小学校に行き、体を動かすときの筋肉の動きについての授業を行いました。前回の授業で、体を動かすときに関節を使うことについて学習し、今日は2時間目になります。

子どもたちは、自分の腕を曲げたり伸ばしたりして、筋肉がどう動くのかを確かめ、気づいたことをワークシートに記入していきます。次に、本が入った手提げ袋を持ち上げる前と後の筋肉の様子も確かめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腕の内側と外側で筋肉の様子に違いがあるのかな?子供たちが考えていると、T1の野澤先生が、手作りの筋肉模型を取り出しました。腕に見立てた厚紙2枚が真ん中で上下に動くようになっており、その動きとともに網状の筋肉模型が膨らんだりしぼんだりします。子供たちは手造り模型に見入って、交代で動かしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に江部先生から、腕だけではなく体の他の部位の筋肉の動きについての説明があり、足や首など、体のあらゆる部分の筋肉が動きに大きな役割を果たしていることを学びました。次回は「動物のからだのつくりとしくみ」について学習します。野澤先生、江部先生、今日はどうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の皆中祭 "We Made a Miracle!"

10月24日(金)本校最後となる、皆中祭が開催されました。

今日はタイトル通り、皆川中学校最後の学校祭です。R7年度の皆中祭スローガンは、実行委員生徒みんなで案を出し合い、『MIRACLE(キセキ) 個性大爆発 ~65人の瞬間(とき)を創造する~』に決まりました。このスローガンのもと、今日はあらゆる場面・発表・作品等で生徒・教職員の個性を生かし、MIRACLEを起こした皆中祭になりました。

 

発表Ⅰ部は、3年代表生徒による少年の主張「言葉の大切さ」、英語スピーチでは2年代表生徒の'What Is Truly Important'、3年代表生徒の'Food That Brings Joy'、2年生2名が参加した広島派遣報告から始まりました。本校では「生徒は、自ら考え、表現する」をすべての教育活動で実践しています。発表した生徒たちは、それぞれの経験の中で感じたことや考えたことを大勢の前で堂々と表現しており、素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩をはさみ、合唱祭です。1・2年合同で「輝くために」、3年生「群青」、全校合唱では「越えてゆけ」を歌いました。音楽の授業や昼休み等を使い、練習を重ねて迎えた今日の本番。素晴らしい合唱は魂を揺さぶると聞いたことがありますが、今日の合唱は、まさに心の奥深くに響く歌声だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は演劇班による「ユカと不思議な仲間たち」の演劇発表でした。演技指導が功を奏して、キャストは皆、役に入り込んでおり、客席からは拍手喝采を浴びました。スポットライト、音響、大道具・小道具担当、演出、みんなで力を合わせて作り上げた舞台のフィナーレは、感慨もひとしおだったことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地域の方々にご指導いただきながら練習した和太鼓は、掛け声に体育館が揺れるようなダイナミックな演奏を披露し、黄緑の法被(はっぴ)を着た生徒たちが勇ましく太鼓をたたきました。毎回の練習で、手に豆を作った生徒も多かったと聞いています。また琴の発表では、アシストネット皆川地区地域コーディネーターの関口浩子さんのご指導で「手紙~拝啓 15の君へ~」を練習してきました。大正琴で3つの旋律に分かれた美しい音色を奏で、一気に和の世界へと引き込まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前の部の最後は、これまで長年に渡り皆川中学校や生徒の活動をサポートしてくださった「とちぎ未来アシストネット」の皆様への感謝の会です。本校では、本の読み聞かせ、琴の指導、行事のサポート、玄関の生け花、剣道の指導、体育祭等の学校行事への協力など、数えきれないほどアシストネットの皆様にお世話になってきました。アシストネットの活動は今年で14年目を迎えるそうです。生徒会長から感謝の言葉をお伝えした後、皆様に手紙と花束をお渡ししました。アシストネットの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表だけでなく、展示作品もたくさん飾られました。各教科で作ったレポートや絵画、書道、学年行事で作った湯呑やこけし、文化部生徒の個性あふれるイラストなどを展示しただけでなく、栃木特別支援学校のみなさんが作った作品もお借りして、生徒、保護者、ご来賓の皆様に見ていただくことができました。また、校内のあちこちに展示に関するクイズが示され、その答えを必死で探す生徒たちの姿もたくさん見られました。みんな、景品をゲットしようと必死です。結果はフィナーレで発表とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は発表Ⅱ部です。有志団体が校内のオーディションを受け、練習した成果を発表する部門です。先日の皆川城址まつりでも演舞を発表した、本校の第19代応援団が再び雄々しい演舞を披露しました。何度見てもかっこいいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、1年生の生徒とお父様のペア「ユッキーズ」が柔道の技を披露しました。彼は柔道を始めて4年になり、華麗な技が次々と繰り広げられ、すごい迫力です。そのたびにどよめきが沸き起こりました。腰に締めた帯は茶色で、黒帯の手前の色なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、3年生による、ショパンの「幻想即興曲」ピアノ演奏です。この曲はかなり難易度が高いと思うのですが、曲の特徴を捉え、抒情的に弾きこなしていました。彼女はこの他にも、今日の全校合唱「越えてゆけ」の伴奏も務めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は2年生有志「MSD」によるダンス発表です。明るくアップテンポな曲に乗って、個性豊かなメンバーたちが楽しいダンスを披露しました。会場からは手拍子が沸き起こり、みんなで盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて3年女子「Twinkle Rose」のダンスです。中学最後の文化祭を友情で輝かせ、最高の思い出にしようと、この名をつけたそうです。'Good Time'の曲に乗って息の合ったダンスを披露してくれました。オーバーオールの衣装も素敵ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後は、2団体のコラボレーション。3年男子「孤独なオタクたち」と「BIGGESTREET」が発表Ⅱ部の最後を飾りました。カラフルなスカートをはいて踊るアイドルたちを、4名のオタクが全力で応援する、という設定のようです。中3男子がアイドルになりきって踊るさまが何ともおかしく、また可愛らしく、会場内は生徒も保護者も教員も大盛り上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでおしまいかと思いきや、サプライズです!3年女子と教員が加わり、バブリーダンスが始まりました。みんな、何かを吹っ切ったように踊り、個性大爆発とはまさにこのこと。いつの間にか、担任の先生もオーバーオールを着て踊っています!皆川中全員がはじけて踊るこのステージは、大成功でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかった皆中祭がいよいよ幕を閉じようとしています。フィナーレでは、今日の様子を収めた動画をみんなで見て、一日を振り返りました。思い返すとあっという間でしたね。舞台に立った人、裏方として活動した人、実行委員としてこつこつと準備した人、いろいろな場面や活動で精一杯取り組んだ姿がその中にはありました。皆中祭テーマソング GReeeeNの「キセキ」を全員で輪になって歌い、実行委員長のあいさつ、そして最後に、校長先生のごあいさつをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆川中学校最後の「皆中祭」。校長先生がごあいさつの中で、You made a miracle.  We made a miracle! とおっしゃいました。私たちはこの皆中祭で、MIRACLEを起こしました。私たちみんなの力を合わせれば奇跡を起こすことができる。それをまさに今日、実感することができたのではないでしょうか。

皆中祭に関わったすべての人へ、このようなかけがえのない時間を過ごすことができたことに対し、心からの感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記:皆中祭の様子が栃木ケーブルテレビで放映されます。放映日時:11月5日(水)16時~ お時間がございましたら、ぜひご覧ください。

2年体育 エキスパート授業と校庭の大根

10月23日(木)3校時、2年生体育の時間に、栃木シティフットボールクラブの指導者の皆さんによる授業を受けました。

 

来月11月5日(水)に行われる校内ロードレース大会に向けて、生徒たちは長距離走の練習をしています。今回は4名の皆さんが来校し、長距離を走るための筋肉のほぐし方やフォーム、視線など、専門的な技術を楽しく教えてくださいました。

途中から授業の様子を見たのですが、生徒たちは楽しく鬼ごっこをしていました。今日はお天気も良く、風は少し冷たいですが、青空の下でとても楽しそうです。指導者の方から、姿勢よく、目線をあげて走るよう指示がありました。これは、実際に走るときのフォームを想定しての活動になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、ペアになってじゃんけんをし、じゃんけんの結果によってジャンプしたりしゃがんだりする活動です。走るときに足のどの筋肉を使うかを理解し、意識するためのトレーニングです。まず、指導者のお二人がモデルとなって動きを紹介してくださいました。じゃんけんで勝ったらジャンプ、負けたら屈伸をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、トラック5周(1km)を、自分のペースで走りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はさわやかな秋晴れで、屋外での運動をするには最高のお天気でした。みんなそれぞれ楽しみながら体を動かすことができたようです。授業の最後に「今日、走って達成感があった人?」という質問に、ほぼ全員が手を上げました。授業後、講師の方に「もっと走りたいです!」と感想を伝えた生徒もいました。校内ロードレース大会がますます楽しみになってきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回のエキスパート授業は10月30日(木)です。今日は楽しい授業をありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いします。

 

~つづき~

2年生は技術の時間に大根の栽培をしています。先日間引きをして、だいぶ大きく育ちました。間引きをしたときの小さな大根を洗って食べてみたら、辛かったそうです。大根は葉の部分もおいしいですよね。大きく育つといいですね!

 

 

 

 

 

 

図書学芸委員「おすすめ本紹介」

10月21日(火)朝、図書学芸委員がそれぞれのおすすめ本を放送室から紹介しました。

 

本校の読書週間は10月6日(月)~10月23日(木)です。今日と明日、図書学芸委員の生徒たちが、放送室からおすすめの本とその内容を紹介することになっています。各教室では本の表紙がテレビに映し出され、生徒たちがじっと耳を傾けていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの本について、内容やおすすめする理由など、とても分かりやすく、読みたいと思わせるような工夫がされていました。

ところで、みなさんは本を選ぶとき、何をポイントにして選んでいますか?最近ではインターネット上のレビュー、本の表紙やデザイン、売れ筋ランキング、身近な人からの紹介などを参考にする人も多いと思います。本との出会いは人との出会いに似ており、人生の宝物となります。素敵な本にたくさん出会えるといいですね。図書学芸委員のみなさん、ありがとうございました。明日も楽しみにしています。

 

皆川城址まつりに参加しました。

10月18日(土)本校の応援団とあんどん点灯ボランティア計27名が、皆川城址まつりに参加しました。

皆川地区で長年開催されてきた「皆川城址まつり」は、今年で18回目を迎えます。実行委員会の方々から、皆川中学校最後の応援団の演舞をぜひとの熱いご要望にお応えし、参加することになりました。

皆川公民館・皆川城址公園にはたくさんの模擬店が軒を連ね、本格的な石窯ピザを焼いて提供するブースもありました。また、栃木特別支援学校のみなさんの作品販売や、NPO法人「このゆびとまれ」さんのおいしいチュロスを販売するお店もあり、皆川と周辺地域の方々の舞台発表、日暮れとともに皆川城址をあんどんが照らす幻想的な景色の中、多くの人々でにぎわっており、この行事が広く地域の方々に親しまれてきたことを実感しました。

午後1時過ぎ、本校の応援団生徒が学校に集合し、体育館で約1時間練習して本番に臨みました。応援団の演舞発表は午後3時。実行委員会から急遽団員に、皆川中学校閉校にあたっての感想を全員からお願いしたいとの依頼がありました。

いよいよ演舞の発表です。第19代、最後の皆川中学校応援団長を筆頭に、12名の団員が雄々しい演舞を披露します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大勢の前で話すのは少し緊張したようですが、みんな堂々と感想を述べることができました。演舞も素晴らしく、皆川中学校最後の応援団として凛々しく、皆川城址まつりの成功を祈念し応援していました。終了後、校長先生から労いの言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大役を果たし、ようやく肩の荷を下ろしてお祭りに参加します。ここで前々から気になっていた、団長の学ランを見せてもらいました。するとそこには、皆川中学校歴代応援団長の名が金糸で刺繍されていました。この学ランを身にまとい、応援団を率いてきた歴代の団長の思いが込められているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんどん点灯まで少し時間があったので、皆川城址に登ってみました。思っていたより坂が急で息が切れましたが、ここに皆川城があったのかと昔に思いをはせつつ、頂上を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本丸のあった頂上から本校を見下ろしました。素晴らしくよい眺めで、晴天の日にもう一度登ってみたいものです。

演舞のあとは、いよいよあんどんの点灯です。日が暮れ始めた午後4時半過ぎ、本校生徒も皆川城址に設置されたあんどんに火を灯していきます。消防団の皆さんも万が一に備えて待機されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんどんが点灯し、空がすっかり暗くなりました。ステージではダンスが披露され、皆川城址のライトアップで華やかな雰囲気の中、祭は大勢の人々でにぎわいました。皆川城址まつり実行委員会の皆様、地域の皆様、城址まつりの成功おめでとうございます。そして準備等、大変お疲れさまでした。本校生徒、職員もとても楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。

第35回下都賀地区英語スピーチコンテスト

10月16日(木)岩舟町文化会館において、第35回下都賀地区英語スピーチコンテストが開催され、本校から2名の生徒が出場しました。

皆川中学校からは、3年生が 'Food That Brings Joy'、2年生が 'What Is Truly Important' というスピーチを行いました。数年前から、英語スピーチコンテストは、学年枠をなくしてのオープン参加となっています。

3年生代表生徒は、最近話題になっている「昆虫食」について、未来の人口増加による食糧危機や地球環境保護のための昆虫食と、食べることの喜びについて自分なりの考えを伝え、2年生代表生徒は、個人で通う英語の先生がアルゼンチン人で、その方とのやりとりから、本当に大切にするべきものは何か?という問いについて、自分の家族との関係を振り返るという内容のスピーチを行いました。

二人は8月に原稿を作成し、9月から約1か月半の間、スピーチの暗記に始まり、発音チェック、ジェスチャーや表現の仕方などに集中して取り組んできました。コンテスト当日は校長先生が客席から二人のスピーチを見守ってくださり、見事、自己ベストともいえる見事なスピーチを披露しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は、惜しくも県大会出場は逃したものの、3年生が優秀賞入賞、2年生がその次の優良賞入賞を果たしました。第1部全58名の出場者中、最優秀賞(県大会出場)、優秀賞、優良賞は各6名ということで、本当に素晴らしいことです。翌日朝に結果を直接伝えた後、二人に感想を聞きました。

「落ち着いて発表できたと思います。見に来ていた家族からも、堂々と発表していたね、と言われました。」

「最初の目標通り、ステージで自分の思いをしっかり伝えられました。家に帰ったら眠気が襲ってきて、すぐに寝てしまいました。」

コンテスト前日に英語科教員と校長先生の前でリハーサルをし、その後「これまでの自分の努力を信じて、楽しんでスピーチしている自分を思い描くこと。自分は大丈夫!と信じること。」と伝えましたが、二人の表情から、スピーチを精一杯楽しみ、達成感を味わえたことがよく分かりました。本当によく頑張りましたね!

なお、10月24日(金)皆中祭でもスピーチを披露します。字幕もつきますので、みなさんぜひお聞きください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1・2年合唱練習「輝くために」

10月16日(木)昼休みに、1・2年合同で合唱練習が行われました。

今年度、皆中祭の中で「合唱祭」が行われますが、1・2年生と3年生に分かれてそれぞれ1曲、全校で歌う1曲を練習しています。今日は昼休みに2階の中央オープンスペースから歌声が聞こえてきました。(3年生は体育館で練習中でした。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲は「輝くために」。指揮者と伴奏、二人とも息が合っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代に合唱をやっていた担任の先生から、歌詞をはっきり発音することや、曲に込められた意味などを考えて歌うことなどについてのアドバイスがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に校長先生から「毎回の練習を一回、一回大切に、本番だと思って歌いましょう。」との言葉をいただきました。練習は本番のように、本番は練習のように。ここぞというときに自分たちの力を最大限発揮できるよう、何より仲間たちと楽しんで歌うことができるよう頑張ってくださいね!

1年家庭科 ティッシュケースカバーを作ろう

10月16日(木)1年生は家庭科の授業でティッシュケースカバーを作っています。

来週10月24日(金)は皆中祭です。1年生はこのティッシュケースカバーを展示する予定になっており、みんな一心に針を進めています。                 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に布を裏返して縫い合わせていきました。見ていると、かがり縫いとまつり縫いが難しいようで、先生に教えてもらいながら真剣に取り組みました。この写真は以前、かがり縫いを練習したものです。家庭科のファイルにしっかりと綴じてありました。そういえば習ったなぁ・・・と大昔の記憶がよみがえります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業がひと段落した人からアイロンをかけていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイロンをかけたら、布をひっくり返して形を整えます。すると角が90度になりません。浅川先生が秘密の道具を貸してくれました。さて、どうやって使うか、自分で考えてみましょう。力を加減しないと布が切れてしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このティッシュケースカバーは壁からつるすタイプなので、この後これにひもをつけるのでしょうか?皆中祭まであと約1週間です。あせらず、丁寧に作っていきましょう。

調べ学習プレゼンテーション(2年)

10月14日(火)今日は2年生のプレゼンテーションを見に行きました。

今回のプレゼンは、「2進法」についてでした。

発表者によると、私たちが日頃使っているのは0~9で数を表す10進法ですが、2進法は0と1だけで数を表すそうです。例えば、1の次に大きい数は2ではなく、位が1つ増えて10になります。そしてこの2進法は、主にコンピューターで使われています。コンピューターは1と0のそれぞれに電気が与えられることによって動作しており、電気信号のON(1)とOFF(0)しか判別できないため、0か1で情報をやりとりする仕組みになっているそうです。この2進法は、17世紀ドイツの数学者ライプニッツが体系化しました。

また、この2進法では、5本の指を使うと32通りあるので、片手で31まで数えることができるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ON(1)指を立てた状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OFF(0)指を折った状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表を聞いていた先生からも質問が出ました。「60進法というのもあるが、これは何に使われていると思う?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒「時計です。」(正解!)数学は、意外と私たちの日常の中に使われていることがよく分かりました。今回のテーマは生徒にとって、遠いようで近い、新鮮な面白さを提供してくれたように思います。この後インターネットで2進法の手の数え方を調べてみました。いろいろあるのですね。皆さんもぜひ、調べてみてください。

 

2年社会 グローバル教育

10月14日(火)1校時、2年社会科の授業で「水俣から学ぶ 本当に豊かで幸せな生活とは?」についての授業を行いました。

今回の授業は、栃木市が実施している独自のプログラム「グローバル教育」をもとに行われました。「グローバル教育」とは、各教科で学んだ知識にSDGsの視点を取り入れ、正しい情報をもとに多角的・多面的な視点から物事を捉え、客観的に判断することができる思考力・判断力の育成を目指すものです。

先日は3年社会科の授業で「どうすれば児童労働をなくせるのだろう」というテーマについて、生徒たちがグループになり、課題の解決に向けて話し合いを行いました。今日は2年社会科で「水俣病から学ぶ 本当に豊かで幸せな生活とは」についての話し合い活動です。

下の写真は、生徒たちが事前に水俣病について「調べ学習」で調べたものの一部です。図などを使い、分かりやすくまとめてあり、これも参考にしながら話し合い活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水俣病は、日本の高度経済成長期(1955~1973)に、企業がプラスチックを生産する過程で生じたメチル水銀が河川や海に流れ込み、その毒に汚染された魚を食べた人々に重篤な神経障害が出たことで知られる病です。今もなおその後遺症に苦しむ人々がおり、2009年の水俣病特別措置法の施行により、救済対象者への補償や救済対策が行われています。

生徒たちは、水俣病の原因や背景など、授業で学んだ事柄を確認した上で、政府・企業・国民それぞれの立場から、私たちが豊かで幸せな生活を送るために何をすればよいかについて考え、アイデアを出し合い、模造紙にまとめていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の話し合いの中で、水俣病が人々に与えた事実を踏まえ、様々な意見が共有されました。例えば、私たちの生活に必要なプラスチックの生産を一方的に禁止するのではなく、企業は生産過程でどんな影響が出るかを考え、その対策を準備する責任があることや、国が法律を作って規制する場合、どのような法律を作るべきかなどさまざまな意見があがり、そこから考えをさらに深めていきます。ここで生徒の考えをより深めるためのファシリテーターを務めるのが教員です。授業者の黒川先生が各班を回って、生徒に適切な言葉かけや問いかけをしながら、考えが深まるようなアプローチをしていきました。

20分ほどたち、各班の発表です。代表の生徒が班で出た意見を発表しました。各班の発表についても、先生が適切なアドバイスを加え、生徒に気づきを促していきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような話し合い活動に「これ!」という答えはありません。ですが、学んだことをもとに、話し合いを行いながら多様な考えに触れ、自分の考えを深めたり再構築したりすることが大切です。これからも身の回りにある課題に目を向け、自分たちに何ができるか、何をすべきかを、自分事として捉え考えていきましょう。

皆川わっしょい祭り実践

 

 先日10月8日(水)皆川城東小学校を会場に、皆川わっしょい祭りが行われました。

皆川わっしょい祭りに向けて準備や計画を行ってきたのでとても楽しみにしていました。

皆川中学校の校長 藤間先生からの「楽しみにしていた人?」の質問には、児童生徒全員の手が挙がりました。

 

小学5年生から中学3年生までの児童生徒が下級生や栃木特別支援学校の皆さんに楽しんでもらえるように準備を始めました。 

 

 

 いよいよ活動の時間です。中学2年生のリーダーシップや中学3年生の温かいサポート、小学校5年生、6年生、中学1年生も自分の出来ることを積極的に探し、フォロワーシップを発揮していました。

 

 

 

  

 皆川中学校・皆川城東小学校・栃木特別支援学校 3校の交流がより強まった皆川わっしょい祭りになりました。

 

 

 

グローバル・アワー

10月10日(金)5校時、栃木市教育委員会から9名のALTの皆さんが来校し、「グローバル・アワー」が開催されました。

 

今回皆川中学校を訪れたALTの皆さんは、本校のALTであるジョアンナ先生(オーストラリア)のほか、フィリピン、ナミビア、アメリカ、イギリス、ケニアと、世界のさまざまな国の出身です。生徒たちは6グループに分かれ、前半と後半各20分でそれぞれ1つずつ、違うALTの体験講座に参加しました。ALTのみなさんは、はじめからとても明るく笑顔いっぱいで、期待が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グローバル・アワーのはじめに、校長先生から英語でスピーチがありました。本校では、常に「間違いや失敗を恐れずチャレンジしよう」と呼びかけています。今回のグローバル・アワーでも同様に、積極的に英語で交流し、楽しい時間を過ごしましょう。とお話がありました。

本校のALTの先生が、MCとしてイベントの進行を務めました。いよいよ、各グループに分かれての活動です。最初に、ALTの先生の母国の紹介です。場所、有名なもの、文化など、映像やゲームを取り入れて楽しく紹介しました。工作をしたり、各国の遊びをみんなで体験したりと、まさに体全体を使った交流会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、クロージングセレモニーでは、ALTの先生から生徒に、今日の活動について英語でのインタビューと、生徒会長による英語での流ちょうなスピーチがあり、ALTの皆さんに見送られ、本日のグローバル・アワーの幕を閉じました。

1時間という短い間ではありましたが、世界のさまざまな国の文化に触れ、日頃学んでいる英語を使ってALTと交流することができました。このような貴重な機会をくださったALTのみなさん、栃木市教育委員会グローバル教育推進室の先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年美術 表現を工夫して描こう

10月10日(金)1年生が美術の授業で風景や植物の絵に取り組む様子を見に行きました。

今日の授業では、下書きした絵に色を付けていく作業に取り組みました。美術科の宇佐美先生から、絵の構図によっては、広い部分から塗り始めるとよいことや、色をつけていくときに、木々の葉の部分などに点描という技法を取り入れるとよいことなどについてアドバイスをいただき、それらを生かして作業を進めました。

自分が選んだ対象物や風景の写真をもとに、絵を描いていきます。目で見た色や形をどのように表現するか。それぞれの工夫が光ります。こちらは、少しずつ絵具を加えながら、赤い色に変化を加えていました。なかなかいい感じですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、窓から見える空や木々を描いています。実際に窓から外を眺めたような風景が広がった絵になっており、また、木々の緑や空の青が単一の色ではない点をよく観察し表現していました。完成が楽しみです。

 

 

調べ学習プレゼンテーション(2年)

10月3日(金)今日は2年生の調べ学習プレゼンテーションを見に行きました。

 

今回のプレゼンでは、「避難訓練」について調べたことを発表しました。

学校での避難訓練を経験し、避難経路や避難場所等の確認の大切さ、実際に災害が起きたときの対応の仕方等について詳しく知りたいと思ったことが、今回のテーマ設定の理由です。

地震と火災では、対応が異なります。例えば、地震発生時は窓をあけて避難経路を確保するのに対し、火災では酸素が入って炎が大きくなるのを防ぐために窓を閉めます。このように、知識として学び、訓練で経験することを通して、自らの身を守る行動をとれるようにすることが必要であることを、発表を通してクラスの仲間と共有することができました。

ところで、2年生のプレゼンテーションは他の学年と違うことにお気づきでしょうか。2年生は、全員がプレゼンテーションを行い、質問をしたり、発表に好ましい反応を返したりすることに慣れるまで、このように円になって聞くことにしました。基本は同じでも、クラスごとに工夫を加えた取組はそのクラスの特徴が表れていて興味深く、そうした点を互いに共有していくとさらに素晴らしいものになっていくはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の質問タイムでは、防災用品について、どんなものが必要かについて話をしました。まず絶対に必要なものとしては、多くの生徒が「水」と答えました。このほかにも、スマホ、食料などがあがりましたが、みなさんなら防災用品に何を入れますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のプレゼンテーションから、災害時の行動や防災用品について考える機会を得ました。秋は台風が多い季節です。大雨や洪水等の災害についても、ご家族で話し合い、備えてみてはいかがでしょうか。

 

読書の秋 本に親しもう!

10月3日(金)朝、1年生から3年生までの全員が図書室で読書をしました。

 

校内読書週間は10月6日(月)~10月23日(木)です。皆川中学校の図書室は、螺旋階段やステンドグラスに加えて、学校図書館担当の先生が中心となり、生徒の本に対する興味関心を高め、読書に親しむ環境づくりに日々取り組んでいます。

通常は各教室で読書をするのですが、今日は全生徒が図書室に集まり、読みたい本を借り、集中して読書に取り組むひとときを過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校の図書室は2階にあり、室内の螺旋階段を上ると自習室になっています。普段の昼休みも、図書室で読書をしたり、勉強をしたりする生徒の姿が常に見られ、とても素晴らしいことだと思います。また、学校図書館担当の先生が、おすすめ本の紹介や生徒が本に興味をもてるようなレイアウトの工夫等をしています。読書は私たちの生活を豊かにしてくれるため、小・中学生のころからさまざまな種類の本に親しむのはとてもよいことです。国語科でも、授業の中でおすすめ本のポップを作っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書学芸員の生徒たちが、本の貸し出しカウンターで活動しています。まるで市の図書館のようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教員も本に親しみます。漫画「世界の歴史」の絵が、昔とはガラリと変わって今風の絵になっていたり、昔歴史で習った人物についての話をしたりして(静かに)盛り上がりました。

最近ようやく秋らしくなってきました。秋の夜長に、ぜひ読書を楽しんでください。