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2024年10月の記事一覧
ICT活用ワンポイントレッスン⑤
10月17日(木)に第5回ICT活用ワンポイントレッスンを実施しました。
今回のテーマは、「Microsoft Teamsを使った反転学習体験」です。学校教育課グローバル教育推進室長より、Microsoft Teamsを使った授業体験や新機能についての説明がありました。参加された先生方は、チームの作成や課題の出し方、音読での活用の仕方など、児童生徒と先生役に分かれタブレット端末を実際に操作しながら、実習を行いました。
Microsoft Teamsをもっと活用したい、様々な活用事例を知りたいという場合は、グローバル教育推進室までご相談ください。ICT活用支援として、様々なサポートができます。
【参加者の振り返りより】
・Teamsの課題から、音読の練習や調べ学習をする課題が出せることに驚きました。知ることができよかったです。現在、1年生を担任しており、Teamsに触れる機会がないと感じていたので、簡単な課題から取り組み、できることを増やしていけたらいいなと感じました。
・Teamsを使う機会が今まであまりなかったため、自分のクラスがあるのを知りつつも活用できずにいました。今回基本的なことから様々な活用法まで、教員目線と児童目線で試すことができ、とても参考になりました。自分でいじってみても楽しかったので、子どもも楽しく課題に向き合えるのではないかと思います。使いどころを見極め、有意義に活用できるよう、たくさん試しながら身に着けていきたいです。
・Teamsは、普段から様々な場面で使用する機会がありましたが、教員同士の連絡や儀式で使用することが多く、児童とのやり取りで使うことはほとんどありませんでした。職場に戻ったら、さっそく紹介します。
・今年度ICTレッスン参加し、授業などで生かせることを教えていただきありがとうございました。得意でないけれど、参加してついていけるか…と思いながらの参加でしたが、できないからこそ、参加してよかったです。
ICT活用ワンポイントレッスン④
9月19日(木)に第4回ICT活用ワンポイントレッスンを実施いたしました。
今回のテーマは「L-Gateの活用法」です。栃木市では、10月より学習eポータルのL-Gateの運用が始まります。L-Gateを経由し、文部科学省が運営するMEXCBT(メクビット)を利用することができます(全国学力・学習状況調査にてCBTを実施する場合、この機能を利用することになります)。また、L-Gateには、児童生徒がタブレット端末にてインターネットを利用する上でのポータルサイト(さまざまなサイトへの玄関口となるサイト)としての役割があります。将来的には、デジタル教科書やドリル教材、WEBサイト等のURLを登録し、学習eポータルを経由してそれぞれのサイトを利用することで、児童生徒のコンテンツ利用状況などを把握することができます。
今回の研修では、L-Gateを運営している株式会社内田洋行の方より、「L-Gateで何ができるのか」というテーマで、講話・演習を行っていただきました。また、参加された先生方は、タブレット端末を実際に操作しながら、操作の仕方や新機能についての実習を行いました。
L-Gateをもっと活用したい、様々な活用事例を知りたいという場合は、グローバル教育推進室までご相談ください。ICT活用支援として、様々なサポートができます。
【参加者の振り返りより】
・L-Gateとはなんだろうというところから始まりましたが、今日の研修を通して基本的な使い方がわかったので、活用していきたいと思いました。実際に操作していく中で、理解していく部分や疑問に思う部分が出てくると思うので、まずは触ってみたいと思いました。
・10月から栃木市でも導入されるL-Gateの使い方や便利な機能を学ぶことができてよかったです。特に児童に人気の本を無料で閲覧ができることや、学力テストの過去問の演習ができることは、児童の学びや、教員の負担軽減につながり便利であると思いました。
・教師と児童がほとんど同じ画面というところにまず魅力を感じました。一斉に指導をするとき、どうしても児童のタブレットはTVと繋げられないため困ることが多かったです。しかし、同じ画面を示すことができれば、短時間で指導することができると思いました。また、テストの自動採点があることに魅力を感じました。テスト関係のデータが多くあったので、児童の実態にあったものを選べると思いました。
栃木市教育研究所研究所員第3回研修会
10月8日(火)、第3回研究所員研修会を開催しました。
研修に先立ち、松本所長よりご挨拶いただきました。
先生方の教育観はそれぞれ異なっているため、研究所員の先生方が教育について語り合ったこと、感じたことを各校で他の先生方に伝え、広めていくことが大切だというお話をいただきました。
部会研修では、各部会の研究テーマについて、それぞれが実践したことを持ち寄り、協議しました。また、栃木市教育研究発表会における各部会の発表についての方向性も話し合いました。
~振り返り、感想~
【授業づくり部会】
3年間、年に数回しか会わないメンバーだったが、本当にたくさんのことを学ばせていただいたと改めて感じました。研修会では、たくさんのことを話すが、正直話合いが進んでいるのかいないのかあまりつかめないままだったと感じることもあったが、今日振り返ってみると、ちゃんと検討しながら進んできたんだと感じることもできました。これから発表の準備をしていくと、さらにもっと深く考えていけるんじゃないか、考えていかないといけないと考えています。
【学びに向かう学級づくり部会】
研究を続けてきて、最初と今では学級目標への認識が変わったように思います。学校→学級→個人へと目標を落とすことで安心感につながること、学級目標を決めるサイクルの重要性など、学ぶことがとても多かったです。
【児童生徒指導部会】
今回の研修では、発表の方向性を絞ることができたので良かったです。細かい部分ではまだまだ検討する余地があるため、今後の話合いの中で詰めていくようにしたいと思います。視聴してくださる先生方が視聴した後、何か残るような内容にしていきたいと考えています。
【特別支援教育部会】
授業のねらいに子どもたちが色々な方法でたどりつくことができる授業デザインが大切であるということを再確認できました。小学校の様子と中学校の様子は異なりますが、子どもたちと本音を交わし合い、授業者も子供たちの声を受け入れて授業改善に取り組んでいく姿勢がとても大切だと感じました。一方的にこの授業が良いだろうと思っていても、子どもたちはそう感じていないこともあるので、子どもたちの声を聴く機会を作っていけたらと思います。