日誌

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卒業式









 卒業生の前途を祝福するような、春爛漫の温かい日差しの中、第66回卒業証書授与式が挙行されました。例年通り、小規模校の良さを生かし、証書授与の際に、卒業生一人一人の中学校生活の業績を称えるメッセージを職員で考え、学校長がそれを読み上げた後、卒業証書が授与されました。それを聞くと、一人一人の中学校生活で輝いていた面、頑張った点がよく分かり、手作り感あふれる卒業式であることを毎年実感します。
 その後の「別れのことば」では、まず、在校生代表の表現力豊かな先輩への感謝のことばが贈られました。それを受けての卒業生のことばの中に、今までの学校行事等の思い出の他、3年生担当の先生方一人一人へのメッセージや、保護者への感謝のことば等が盛り込まれており、卒業生を始め在校生も涙を誘われました。素晴らしい別れのことばでした。
 そしてクライマックスの卒業生による学年合唱。たった40名程とは思えない声量のある大変すばらしい『3月9日』の合唱のハーモニーが会場にこだまし、感動の渦に包まれました。男女を問わず泣いていても一生懸命歌おうとしている姿に、在校生は先輩方の偉大さを実感したことでしょう。全校合唱の『旅立ちの日に』も最高のできばえとなりました。
 見送りでは、在校生の花道の終着点で、第7代応援団が演舞を披露しました。今後も皆中応援団のよき伝統を引き継いでくれることでしょう。
 3年生が目指した感動あふれる「日本一の卒業式」を在校生も実感しました。卒業生の皆さんのご活躍をお祈りいたします。ご卒業おめでとうございます。またこの学舎に、いつでも遊びに来てください。