学校ニュース

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鉛筆 夏の努力の成果を出そう 実力テスト

 本日は雨のせいで少し蒸していますが、日差しが雲で遮られ、風も少しあり、多少暑さをしのげる日です。

 そして、今日は夏休み中の学習の頑張りを試す機会です。3年生は部活動等引退後、受験勉強の準備に取り組んできたと思いますが、努力した分が結果に現れてくると嬉しいですね。1年生は中学校で初めての実力テストですね。定期テストとは異なる点もあるので戸惑いもあるかもしれません。2年生は何度目かの実力テストですが、いい意味での慣れ、悪い意味での狎れ、力を発揮できるといいですね。今からの少しずつの準備が大切です。今日家に帰ったら、分からなかった問題を中心に復習しておきましょう。

 

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学校 いよいよ第2学期スタート!

 今日から第2学期です。朝正門前に立っていると、かなり日焼けした生徒が元気に挨拶をして登校しました。また、顔つきも少し大人びた感じがしました。

 始業式は、暑さ対策、感染症対策として、任命書をもらう学級委員の生徒と夏休み中のコンクール・大会で入賞した部の代表・生徒のみ多目的室に参集し、一般の生徒は教室でオンラインで参加しました。

 校長式辞では、夏休み中に全国で熱中症や交通事故、水難事故等で子どもが亡くなるという痛ましい事故がありましたが、藤岡中では生徒が無事に2学期を迎えることができ安堵しています。夏休み中に庭の除草をしましたが、抜いてもすぐ生えてくる草のたくましさに「雑草魂」(上原浩治さん)という言葉を思い出しました。と同時に、「雑草という名前の草はない。一つ一つ名前がある」という昭和天皇や牧野富太郎の言葉を紹介し、新川和江の詩「名づけられた葉」を加え、一人一人異なる名前を持ったかけがえのない存在であることを忘れず、苦しいことや辛いことがあってもたくましく生活してほしいと伝えました。もし一人で乗り越えられないときは、家族・友達・先生など周りの人を頼っていいことを伝えました。その後、9月1日が1923年に関東大震災があったことから「防災の日」に設定されていることを伝え、死者・行方不明者の大部分が火災が原因であること、土砂災害や津波、デマによる虐殺等が関東大震災で起こったことを話しました。そして、9月は安全を意識し、充実した2学期になるよう生活しようと結びました。

 次に、各学年と生徒会代表の生徒4名が2学期の抱負を発表しました。

 1年生は、「夏休み、暑さに負けず部活動を頑張った。挨拶を学校内だけでなく地域の人にもしたい。先輩の姿を見習って2学期の行事に積極的に参加したい。」と発表しました。

 2年生は、「夏休み中、体調管理が難しかったが、計画的に生活できた。自主的に学習に取り組みたい。部活動で最高と思えるチームを一人一人が考動してつくりたい。行事にクラス全体で協力し、1年生に手本を示したい。」と発表しました。

 3年生は、「夏休みに高校一日体験学習に参加し勉強の大切さを再確認した。2学期は、家庭学習の質を高め、希望進路を実現したい。3年生には全てが最後の行事、全力で取り組み絆を深めたい。卒業までの時間を笑顔で悔いのないように過ごしたい。」と発表しました。

 生徒会長は、「1学期の課題であった挨拶を元気にすること、時間を守ることを2学期は全校生徒で達成していこう。そして、体育祭、藤華祭、持久走大会といった行事を通して、クラスの団結力・絆を強くし、一人一人の個性を認め合ったり、励まし合いながら目標を達成できるようにしよう。」と力強く語りました。

 4人とも、2学期の生活をより良いものにしようという意欲が感じられる発表でした。

 久しぶりの国歌や校歌の斉唱だったので、思うように声が出なかったようですが、代表生徒の意見発表はマイクがなかったのですが、しっかりとした声で発表できました。聴いている生徒の態度も立派でした。

 始業式後、各クラスの学級委員に任命書を一人一人手交しました。また、夏休み中のコンクールや大会で入賞した部や生徒の表彰状の伝達を行いました。吹奏楽部が第65回栃木県吹奏楽コンクールで銀賞受賞、ソフトテニス部がとちの木オープンソフトテニス選手権大会の団体戦で男女とも第3位に入賞、個人戦でも女子が1ペア第3位に入賞しました。おめでとうございます。

 3年生の学級活動では、2学期の目標を用紙に記入したり、早速体育祭に向けて話合いを行っていました。

 生徒同士、生徒と先生、力を合わせて充実した2学期にしましょう。

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笑う 下都賀地区少年の主張発表大会

 25日の午後下野市グリムの森の中にあるグリムの館で、栃木県少年の主張発表大会の下都賀地区大会が開催されました。3年生の女子が本校の代表で発表しました。

 開会行事の後、南河内小中学校の生徒の司会進行で発表が進みました。

 5番目の生徒の発表が終わると、本校の生徒が発表準備のため目隠しの後方に入りました。

 そして、7番目、いよいよ発表です。最初は緊張していたようでしたが、発表が進むにつれ落ち着いてきたようで、発表の結びのあたりでは笑顔が見られました。亡くなったおじいさんとの関わりから、いつものことを当たり前と思わず、かけがえのない今を大切にすること、その人に伝えたいと思った時には、「後で」「いつか」と思わず、その時伝えることが大切と訴えました。

 昨日も発表の練習を聴かせてもらいましたが、更に発表者の思いが聴いている人に伝わる発表になっていました。素晴らしい発表に会場から拍手が贈られました。

 お疲れさまでした。指導くださった先生も発表を聴きに来ていて、良い発表ができたと嬉しそうでした。

 この大会の様子は、9月11日にケーブルテレビで放映予定です。 

最後には笑顔が見られました。

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にっこり 広島平和記念式典中学生派遣報告会

 8月24日18時30分からキョクトウ蔵の街楽習館大交流室を会場に、令和5年度広島平和記念式典中学生派遣の報告会が行われました。本校2年生生徒2名も、市内中学校の生徒で編成されたグループの一員として発表を行いました。会場には保護者並びに学校関係者を始め一般参観者が多数来ていました。
 副市長様の挨拶、中学生派遣団長の岩舟中校長先生の挨拶の後、各グループ毎にテーマに沿って、自分の見聞・体験を踏まえて、戦争や平和について感じたことや考えたことを発表しました。
 本校の生徒の一人は、原爆資料館を見学して感じたことや考えたことと、最後のまとめを発表しました。事前に学習したことはあるけれど、実際にその場に行ってみないと分からないこともあった、たった一発の原発で失ったものの大きさが感じられた。式典や講話から学んだことから目を逸らさず向き合い、しっかり伝えること、平和な社会を築くことが使命だと自覚し実行したいと結びました。
 もう一人の生徒は、世界遺産の安芸の宮島見学の印象を語りました。建築物の美しい姿に感動し、台風等の災害の度に繰り返し守られてきた歴史を受け継いでいく意志を訴えました。
 2人ともしっかりと平和への思いを会場に伝えていました。どの学校の生徒も今回の体験を自分事として受け止め、学んだことを多くの人に伝え、平和を守っていきたいという強い思いを発表していました。派遣団の生徒の皆さん、引率の先生・市職員の皆様、大変ありがとうございました。
 中学生の報告の後、青木教育長先生から各グループ毎に講評を頂きました。どの発表からも、現在普通に生活できていることがどれだけありがたいことか、被爆者を二度と生まないという強い決意が伝わってきた。五感で学んできたことを、平和の特使(メッセンジャー)として、いろいろな所で発信し、平和な社会・世界づくりの担い手になってほしいとお話がありました。
 報告会当日の様子は8月30日からケーブルテレビで放映されます。ぜひご覧ください。中学生の平和に対する強い思いを受け取っていただければ幸いです。

 引率くださいました、先生方、市の職員の方、市教育委員会の先生、大変お世話になりました。

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にっこり ”あったか栃木”いじめ防止子どもフォーラム開催

 8月9日の午後、オンラインで「あったか栃木いじめ防止フォーラム」が開催されました。本校では、生徒会本部役員の代表生徒と人権福祉委員会の委員長の生徒の2名が参加しました。市内小中学校43校の児童生徒約90名が参加し、高校生や大学生19人のボランティアの進行で意見交換が行われました。10班に分かれ、体験が書かれた資料を読んでの感想の交換を行ったり、いじめを生まないためにはどうしたらよいか、何が大切かということについて意見の交換を行いました。代表の生徒も、自分の意見をしっかりと述べていました。このフォーラムを通して学んだことを2学期の集会等で全校生徒に伝える予定です。2人ともお疲れ様でした。最初から最後まで2人を見守ってくれた人権教育担当の先生もお疲れ様でした。学校の中でも、こういう集会を行えるとよいですね。

 また、フォーラムの最後に青木教育長先生からお話がありましたが、その際、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が紹介されました。読んだことがない人は、ぜひ読んでほしいと思います。

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