日誌

2014年1月の記事一覧

3年生の英語の授業


 中学3年生の英語の授業の一コマを紹介します。
 ALTとのティーム・ティーチングの授業では、教科書で習った表現を使って、買い物の活動を行いました。カードの商品を並べ、靴、帽子、洋服、CDなどを売る店員役と、買い物をするお客役に別れ、一人100ドル(!?)を持ってのショッピングを楽しみました。皆川城東小時代に楽しんだ、買い物の外国語活動を思い出しながら、中学レベルのコミュニケーション活動を楽しんでいました。
  

 また、キング牧師の題材の授業では、バス・ボイコット運動のきっかけとなった、ローザ・パークスさんのバス事件の寸劇を英語で行いました。バスの運転手や警察官、白人の乗客役と、差別を受けるローザさんや黒人の乗客役など、グループ内で役割を決め、英語で台詞を言いながら実際に演じてみて、白人役と黒人役の両方の役割を経験しました。

  

 活動後の生徒の感想です。「実際に体験してみて、ひどい差別だと思った。白人の台詞を聞いて、ショックですごく怖かった。それをいつも言われ続けてきた黒人の人は、本当にかわいそうだ。」「ローザ・パークスさんの勇気は、劇をやってみることで、改めてすごいなと思った。」「人種差別で、過去にこのようなことをされていた黒人の方は、さぞつらかっただろうと思います。人は人権を尊重し合い、手をつなぎ助け合って生きなければならないと考えました。」
 その後、キング牧師の有名な、I Have a Dream のスピーチの映像を見て、非暴力を貫いたキング牧師のすばらしさや勇気、不屈の精神など、英語を通じて多くのことを学んでくれたことでしょう。
 また、本年度は、多読を取り入れ、非常に簡単な英語の絵本を100冊ほど購入し、授業のはじめの10分間で数冊読むことを楽しんでいます。
 中学卒業後も、英語はコミュニケーションの手段であることを忘れず、英語を使いながら学び、身に付けていってほしいと願っています。
 

ふるさと学習

 本日の講話集会は、ふるさと学習の一環として、皆川地区町づくり協議会の先生においでいただき、皆川広照と城山についてお話をしていただきました。戦いのない平和な時代を望んでいたことや、領民のことを第一に考えて領国を治めたことなど、栃木の町の礎を築いた皆川広照の生きざまに、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
  

白熱!給食委員リクエストメニュー検討会議



給食週間に際して、千塚小共同調理場から、栄養士さんをお招きし、皆川中リクエスト献立の検討会を行いました。
各クラスで選出されたリクエスト献立を発表し、栄養士さんからアドバイスをいただき、手直しをして、代表を決めました。リクエスト献立の出る3月が楽しみです。

小中交流授業【国語科】

 
 本日5校時、本校の職員が、皆川城東小学校で、6年生の国語科の交流授業を行いました。題材は、小倉百人一首でした。
 始めに、100首を5色に分けた中の1色、20枚でカルタの活動をしました。上の句を読み上げると、早い児童は、言い終わらないうちに、さっとカルタをとることができていました。子どもたちは、歓声を上げながら、笑顔で活動を楽しんでいました。
 
   
 

 その後、自分の好きな和歌とその理由を発表しました。子どもたちは自分の言葉でしっかり述べることができ、言語力が脈々と培われていることを感じました。

   

 4月から、この6年生のほとんどが、本校の1年生になります。中学生になってからも、この百人一首の授業を思い出し、親近感をもって、国語科の授業を受けることができることでしょう。

  

総合的な学習および学活の時間あれこれ

 金曜日は総合的な学習の時間および学活があります。各学年とも、さまざまな活動が行われていましたので、それを紹介したいと思います。
  
 まず、1年生。
 1年生は1月29日(水)に「職場見学」に行くことになっています。今日は見学後にお世話になった各事業所に出す、お礼状の準備をしていました。

     
  事前に「お礼状」を準備するのかと思われるかもしれませんが、見通しをもって学習することは大切なことです。
 1年生は計画的に準備を進めているようです。

 次は2年生です。
 2年生は昨日の「立志式リハーサル」に続き、間近に迫った(1月29日~31日)、立志スキー宿泊学習の準備をしていました。今日は教室で「しおり」を使い、3日間の流れを確認していました。

     

  どの生徒も真剣に流れを確認していました。

 最後に3年生です。
 3年生はクラスごとに「卒業」のための準備をしていました。
 1組は卒業式に3年生全員で歌う合唱の練習をしていました。

     

  音楽室で自主的な練習が行われていました。
 
 2組は「パソコン室」を使って、「卒業記念品 マイアルバム」の作成をしていました。

      

  これは中学校3年間のさまざまな活動の中で撮影された写真を各自が選択し、自分だけのアルバムを作ろうというものです。膨大な過去の写真を見ていると、思わずなつかしさがこみ上げるのか、みんな笑顔で作業をしていました。
 
 このように各学年とも充実した活動が行われていました。