教育研究所ニュース

授業づくりラウンドテーブル(第4回)開催 11/10(火)

 前回のグループで引き続き、「自由に」「対等な立場で」「ゆったりとした時間の中で」「じっくり聴き合う」ラウンドテーブルが行われました。今回も時間を忘れるぐらい熱心な協議が続いていました。
 各グループでの話し合いの後、参加された先生の要請訪問での授業の後日談を伺うことができました。わからないことを「わからない」と言える雰囲気。わからないことをそのままにせず子ども自身が追究をする様子。自己分析した結果を後日自分からクラスのみんなに発表する様子。そして、実は他の子どもが同じように思っていたという子どもの告白。授業づくりを通して、子どもの学びの様子を感じ取ることができたシーンでした。
 
 
【振り返りより】
・授業はリアルタイムだからこそ、ドラマがあるなと感じました。
 私が提案した授業についてアイディアを頂いたので、それを踏まえて学校でも授業づくりについて学年主任と話したいと思います。
・先生方からご意見を頂き、自分の授業の見方が変わりました。もっとワクワクしたり、ん?と考えたくなったりする授業をしたいなと、心から純粋に思えました。
・「目的意識」を持たせることが「意欲」につながり、それが学力の向上へとつながっていくことも改めて感じることができました。何のため?誰のため?を忘れずに授業づくりに取り組んでいきたいと思いました。
・道徳の授業を組み立てている中で、「教師が当たり前に考えていることが、子どもにとって当たり前ではないかもしれない」ということを忘れてはいけないと感じました。また子どもの発言が友達と似たような意見だとしても、口に出させることで子どもの意識に働きかけることができることを知り、今度実践しようと思いました。