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カテゴリ:保健室より

健康集会

 健康集会を行いました。この集会は、真名子小のみんなに運動を好きになってもらうために、健康委員児童が何度も話し合いをして計画してきました。

 

 健康委員が考えた内容は、スキップ、けんけん足、全力疾走、ストラックアウトを組み合わせたサーキットトレーニングです。これを、けが0(ゼロ)で安全に行うために、コースを分けたり、玉入れ用の玉を使ったりして、工夫を重ねてきました。

 

 健康委員の思いに応えるように、一生懸命にサーキットに参加してくれた真名子小のみなさん。今日のトレーニングは、持久走記録会にも大いに役立ちますよ。

 

  

 

 

6年生「がん教育」

 6年生で「がん教育」を実施しました。講師は、本校の卒業生であり、学校医の先生です。

 

 がんは、全身のいろいろなところにでき、2人に1人がかかる身近な病気であることがわかりました。日本人の平均寿命が延び、長生きすることによって増加した病気であることも知りました。

 

 予防についても触れ、バランスの良い食事や食べ過ぎに気を付けること、過度の飲酒を控えることや、禁煙、運動などが大切であると教えてくださりました。また、9月は「がん制圧月間」であることに触れ、検診での早期発見・早期治療も推奨くださりました。

 最後にグループワークをし、「中学校に進学して、がんを患う友達や先輩がいたら、どのように接したいか」について考えました。病気のことを心に留め置きながら、自然体で接したいという意見や、体力的に無理な活動は寄り添って手助けしたいという意見が出ました。貴重な学びとなりました。

 

 

西方地域学校保健委員会

 令和6年8月29日(木)、西方地域学校保健委員会を開催しました。

 西方地域学校保健委員会とは、西方小・真名子小・西方中の学校保健を推進するための会合で、規約に基づいて年に1回開催されています。

 

 

 報告事項として、西方地区の児童生徒の身体計測の平均値、健康診断結果について共通理解をしたあと、新体力テストの中で、ボール投げ・長座体前屈・50m走・20mシャトルランの集計結果の報告をしました。

 

 

 その後、新体力テストの結果を踏まえて各班でグループ協議を行いました。議題は「西方地域の児童生徒の体力向上のために、学校・家庭・地域でできることは何か」です。

 

 

 
 1班からは、「西方小では、投力向上のため、外部講師(エキスパートティーチャー)を迎えたことが、良い結果につながっている。」「親子で出来る活動、地域人材やアシストネットの活用する」との発表がありました。

 2班からは、「体育の授業づくりを改善していく。一年間を通して体力向上の取り組みをする。」との発表がありました。

 3班からは、「児童生徒の委員会活動として、体力向上の基礎トレーニングを企画する。」「親子の関わりをも含めて少しの時間でも良いので、(お風呂上がりなどで)一緒にストレッチをする。」との発表がありました。

 

 本会の開催を受けて、今年度の事務局(西方小学校医)菅野訓子先生から、西方地域の肥満の児童生徒が少なくなっていること、今回は体力向上がテーマですが、地域での活動が減ってきていること、学校との連携は不可欠であること、学校では体力向上の授業を取り入れることが大切であることをご助言いただきました。

 

 

 事務局(西方小学校歯科医)早乙女雅彦先生から、運動能力が高い児童生徒は口腔内が健康であるとのデータをふまえながら、口腔内の健康においてCO(要観察歯)やGO(歯周疾患要観察者)を放置しないことが重要だとご教授くださいました。

 

 

 今年度も有意義な意見交換が出来ましたこと、学校医の先生方をはじめとする参加者の皆さま、有り難うございました。今後も、西方地域の児童生徒の体力向上のために、学校・家庭・地域での連携を図っていきたいと思います。

3年保健「体のせいけつ」

 3年生の体育科保健領域で、「体のせいけつ」という学習をしました。

 

 

 

 実は、この学習を行う4日前、児童たちにある実験を依頼しました。寒天培地に、「手洗いなしの手」、「流水のみで洗った手」、「石けんでしっかり洗った手」の3種類をくっつけてもらいました。その寒天培地を常温で4日間培養し、授業がスタートです。

 

 授業では、人はどんなときに体や衣服が汚れるかを聞き出し、汚れたときにどんな気持ち(感覚)になるかを確認し、清潔にする方法を出し合っていきました。そして、見た目が汚れていなくても、どうして手を洗うのかを考えていきました。

 

 そこで、ジャーン!!4日間培養した寒天培地が登場しました。せっかくなので教卓に並べ、至近距離で見てもらうことに・・・

 

 

 

 「きゃ~~っ!!」児童たちの衝撃が、悲鳴とともに伝わります。

 

 

  

 

 「手洗いなしの手」と「流水のみで洗った手」は、肉眼でしっかり確認できるほど細菌が繁殖していました。「石けんでしっかり洗った手」は、それほど細菌が繁殖しなかったことから、日ごろから石けんを使った丁寧な手洗いが必要だと学ぶことができました。

 

 

 授業終了後、早歩きで水道に直行する児童たち。「どうしたの?」と声をかけると、「前の休み時間に(遊んだあとに)洗いそびれたから、いま洗います!」との回答が。さっそく「手洗いマスター」になっている3年生たちに、頼もしさを感じました。

 

 

 

 授業で使用した寒天培地は、この日限定で廊下に展示し、全学年に見てもらいました。もちろん、触らないことが条件です。下級生たちは、実験結果にびっくりしつつも、「3年生になったらこのお勉強がしたいです。」と意欲を見せてくれました。

 

 

 

 

薬物乱用防止教室

 

 学校薬剤師の先生をお招きして、高学年を対象に薬物乱用防止教室を行いました。

 

 

 

 まずは実験からスタートです。本来、水で飲むべき薬に緑茶や炭酸水を混ぜたらどうなるかを実験しました。

 

 

 

 

 

 緑茶を混ぜた薬は真っ黒に濁り、炭酸水を混ぜた薬は泡が立ち、吹きこぼれてしまいました。これが私たちの体の中で起こってしまったら、薬の効能が発揮されません。薬を必ず水で飲む理由がわかりました。

 

 未成年者による飲酒・喫煙の害についても学び、ロールプレイングで誘いを「断る」体験をしました。養護教諭が誘い役となり、言葉巧みに酒やたばこを勧めます。

 

 

 

 しかし、児童たちは学習の成果を発揮し、きっぱりと断ることができました。

 

 薬物乱用は、「ダメ!ゼッタイ」です。貴重なお話を聞くことができました。

6年保健「喫煙の害」

 6年生の体育科保健領域で「喫煙の害」という学習があります。内容の特徴から、養護教諭が授業を行いましたので紹介します。

 

 

 この日のために、保健室でカイワレ大根を育てていました。1つは水道水で育て、もう1つはタバコの水溶液で育てました。結果は一目瞭然。水道水のカイワレ大根はすくすくと伸びるのに対し、タバコ水のカイワレ大根は発芽すら難しい状態です。

 

 これが自分の体内だったらどうなるかを6年生に考えてもらいました。

 

 子どもがタバコを吸うと・・・

・身長や体重が増えなくなる(成長不良)

・けがや病気をしたときに回復が遅くなる

 

 などのイメージができたようです。

 

 その他にも、喫煙には、「すぐに体に現れる害」と「じわじわと体に現れる害」があることや、受動喫煙の危険性も学びました。喫煙者の近くで煙を吸い込んだだけでも害が及ぶため、大勢の人が集まる場所では禁煙とするところが増えてきました。児童たちは、これらの禁煙マークをどこで見かけたかをしっかり教えてくれました。

 また、未成年者喫煙防止法にも触れ、青少年を喫煙の害から守るための仕組みも知りました。

 

 児童たちが成人したとき、自分や周囲の人の健康を考えて喫煙の有無を選択できるように、今日の学習がその一助となればと願っています。

 

 

 追伸・・・

 授業で使用したカイワレ大根を、保健室前の廊下に展示してみました。もちろん、「さわらないこと」が条件です。

他学年の児童たちが興味津々で観察しています。こちらは2年生。「タバコの水は全然育たないじゃん。体に悪いんだね。」と発言しています。真名子小みんなの学びが深まりました。

 

 

 

6年保健「飲酒の害」

 

 6年生の体育科保健領域で「飲酒の害」という学習があります。内容の特徴から、養護教諭が授業を行いましたので紹介します。

 

 この学習では、保護者様から同意を得て、パッチテストを行いました。消毒用エタノールを付けた絆創膏を、7分間うでに貼り、皮膚の色の変化を観察する実験です。

 クラス一同、この実験を楽しみにしていたようで、絆創膏をはがすまでの待機時間は自然と笑みがこぼれます。

 

 

 

 そして、7分間を知らせるストップウォッチの音と同時にはがします。

 

 

 

 皮膚の色が赤く変わった人を「赤チーム」、色が変わらなかった人を「白チーム」として、人数を数えていきました。

 

 「赤チーム」の人も、「白チーム」の人も、飲酒に対する危険は潜み、前者は急性アルコール中毒、後者はアルコール依存症などの注意が必要と言われています。この実験で、自分たちがどのタイプなのかを見極め、飲酒が及ぼす害について詳しく学んでいきました。

 

 

 

 まとめとして、飲酒には「すぐに体に現れる害(分単位)」と「じわじわと体に現れる害(年単位)」があること、未成年の飲酒は法律で禁止されていることを確認しました。

 

 児童たちが飲酒の誘いを断ることができるかどうか、ロールプレイで養護教諭がしつこく誘いました。すると、法律や、体への影響を理由に挙げ、毅然とした態度で全員が断ることができました。今日の学習がしっかりと身に付いていて、頼もしかったです。

 

 

「健康集会」

 12月6日(水)、健康委員会主催による健康集会が行われました。インフルエンザの流行で、2週間以上延期しての実施となりました。無事に開催できる喜びを噛みしめながら、健康委員会の児童たちは進行します。

 

 今年度のテーマは「心の健康」です。自分や友達を大切にし、自己理解と他者理解を深め、温かい関係を築くためのゲームを企画しました。

 

 

 

 最初のゲームは「バースデーリング」です。ひとこともしゃべらずに誕生日の順に並び、全員で1つの輪を作ります。低学年にとっては難易度の高いゲームですが、ここは6年生がリーダーシップを発揮して、きれいに誕生日順に並ぶことができました。先生方も入り、みんなで一体感や所属感を感じました。非言語コミュニケーションは、感受性を高めます。

 

 

 

 次のゲームは「トラストウォーク」です。2人組になって1人が目を閉じ、目を開けている人の誘導で体育館を歩きます。手をつないだり、腕を組んだり、後ろから支えたりしながら、相手を信頼して体を委ねます。最初は目をつぶることに抵抗のあった児童たちも、だんだんと相手に対して信頼感・安心感を抱くことができました。

 

 

 

 

 

 最後のゲームは「さいころトーキング」です。真名子っ子班に分かれて、順番にさいころを転がし、止まったテーマについて自己表現を行います。さいころの目は、①好きな食べ物、②好きな色、③好きな動物、④好きな勉強、⑤好きな先生、⑥好きなアニメ、です。各班を回ってみると、友達の発表には必ずうなずき、「いいね!」「自分も好きだよ!」など、共感の言葉をかけていました。すばらしいですね。

 

 

 

 集会後の振り返りシートを見ると、

 

 ・バースデーリングでは6年生が指文字で示してくれたのでわかりやすかった。

 ・みんなの誕生日がわかったので、その日にお祝いできたらいいなと思った。

 ・自分の好きなものを言って、みんなにわかってもらうといい気持ちになった。

 ・目を閉じても歩けたのは、友達が親切に押してくれたからだと思った。

 

 など、温かい感想にあふれていました。今週は人権週間でもあります。友達同士の関わりから自己肯定感を高めることができている真名子小の児童たちに、じんわりと胸が熱くなりました。

 

 

3年保健「体のせいけつ」

 3年生の体育科保健領域で、「体のせいけつ」という授業があります。単元の特徴から、養護教諭が授業を行いました。

 

 実はこの授業を行う3日前、児童たちにある実験を依頼していました。寒天培地に「手洗いなしの手」、「流水のみで洗った手」、「石けんでしっかり洗った手」の3種類をくっつけてもらいました。そして養護教諭が湯たんぽを使って3日間培養し、授業がスタートです。

 

 

 

 

 

 授業では、人はどんなときに体や衣服がよごれるかを聞き出し、よごれたときにどんな気持ち(感覚)になるかを確認し、清潔にする方法を出し合っていきました。そして、見た目がよごれていなくても、どうして手を洗うのかを考えていきました。

 

 

 

 そのときに、ジャーーーン!!!3日間培養した寒天培地が登場しました。せっかくなので教卓に並べ、至近距離で見てもらうことに・・・

「え~~っ!!」「うわぁ~~っ!!」と、児童たちの驚きがこだまします。

 

 

 

 

 

 「手洗いなしの手」と「流水のみで洗った手」は、肉眼で確認できるほど細菌が繁殖し、寒天培地の色が変わってしまいました。一見よごれて見えない手でも、こんなに細菌がいることがわかりました。「石けんでしっかり洗った手」は、さほど細菌が繁殖しなかったことから、日ごろから石けんを使った丁寧な手洗いが必要だと認識できました。

 

 

 

 これからの季節は感染症予防のため、丁寧な手洗いは欠かせませんね。

 他にも、体を清潔にしたり、着替えたり、衣服の洗濯をしたりすることは、人との関わり(迷惑をかけない)のために大切だという意見が出ました。さすが3年生!!周囲の人の気持ちも客観的に考えられるようになってきました。有意義な学習ができました。

 

 

 

 

 

 

5年「児童生徒のための救命手当短時間プログラム」

 5年生の体育科保健領域の一環で、心肺蘇生法とAEDの使い方を学ぶため、日赤指導員の先生をお招きしました。

 

 

 

 倒れている人がいたら、安全確認のもと、勇気を出して声をかけます。

 

 

 

 

 

 助けを呼び、119番通報とAEDを依頼します。その間、休みなく胸骨圧迫を行います。今回は2人組になり、胸骨圧迫の交代の仕方も教えていただきました。「1,2,3,ハイ!」の掛け声をし、手際よく交代できました。絶え間ない胸骨圧迫は重労働なので、こうして交代できると、より効果的に救命につながります。

 

 

 

 代表の児童にAEDの装着を行ってもらいました。1人の児童がパッドを装着している最中は、もう1人の児童が胸骨圧迫を行っています。「離れてください!」の音声で周囲にも注意を促し、電気ショックです。

 

 

 

 大変よくできました。今日の学習で、心肺蘇生法はもちろんのこと、生命尊重と互助の精神を学ぶことができました。指導員の先生、5年生に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

5年「けがの手当」

 5年生の体育科保健領域で「けがの手当」という授業があります。単元の特徴から、養護教諭が授業を行いました。この授業は、けがの手当の方法を考えたり、選んだりすることをねらいとしています。

 

 今回は、担任がサッカーをして転び、すりきず・ねんざ・鼻血が発生したという設定で、児童たちが実習を行いました。ひどく痛がる(演技をする)担任の様子に、児童たちは緊張気味でしたが、「大丈夫ですか、どうしたんですか?」と声をかけ、グループで協力し合って救急用品を選び、担任を手当していました。

 

 

 

 

 

 

 

 学校生活以外でも、けがは起こります。今回の実習を思い出し、落ち着いて、自分でできる手当を行いたいですね。

先生方のお勉強

 

 先日、「養護教諭不在時の対応」についての職員研修を行いました。養護教諭は、宿泊学習や修学旅行の引率など、泊を伴って保健室を空けることがあるため、先生方は救急処置や連携について学んでおく必要があります。今回は、11月の宿泊学習に備えて研修を持ちました。

 

 

 

 いくつかの負傷事例をもとに、処置の仕方や連携方法を、クイズ形式を取り入れながら学びました。事故が起きないに越したことはありませんが、備えあれば憂いなしです。児童の健康・安全を守るため、必死にメモを取る先生方に使命感を感じました。

 

 最後に、実技を学んで終了です。「給食中に、児童がパンをのどに詰まらせた」という設定で、背部叩打法と腹部突き上げ法を訓練しました。事故は未然防止が最も大切なので、今後も気を引き締めて職務を遂行していきます。

 

 

がん教育

 がんについて正しく理解し、健康と命の大切さを主体的に考えることをねらいとし、6年生で「がん教育」を実施しました。

 

 講師は、本校の卒業生であり、学校医を務める高橋洋先生です。

 

 

 がんは、全身のいろいろなところにでき、それに伴って症状が出現する場合と、無症状の場合があることを学びました。日本人の平均寿命が延び、長生きすることによって増加した病気であることも知りました。

 予防についても触れ、バランスの良い食事や食べ過ぎに気を付けること、過度の飲酒を控えることや、禁煙、運動などが大切であるとわかりました。がん検診での早期発見も推奨くださいました。

 熱心にメモを取りながら、高橋先生の講話に聞き入る6年生たち。きっと家族の皆さんにも、今日の学びを伝達することでしょう。

 高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。

 

 

西方地区地域学校保健委員会の開催

8月24日(木)、西方地区地域学校保健委員会を開催しました。

 

地域学校保健委員会とは、西方小・真名子小・西方中の学校保健を推進するための会合で、規約に基づき年に1回開催されています。

 

 

報告事項として、西方地区の児童生徒の身体計測の平均値、健康診断結果について共通理解したあと、5月に実施した「生活見直し週間」の集計結果を発表しました。項目は、就寝時間・起床時間・1日における歯磨きの回数・家庭学習時間の4項目です。

 

 

その後、生活見直し週間の4項目の課題について、各班でグループ協議を行いました。議題は、「より良い生活習慣を確立していくために、学校・家庭・地域でできることは何か」です。

 

 

 

 

1班からは、「余裕をもって朝を過ごせるように、啓発・指導すること、家庭学習時間の確保、(地域主催による)長期休業時のラジオ体操の実施」との発表がありました。

 

2班からは、「生活習慣に関する情報提供や個別指導の実施、子どもと保護者が一緒に就寝すること、交流学習を通して小学生が中学生の生活を参観すること」との発表がありました。

 

3班からは、「中学校での歯磨きタイムの位置づけ、メディア視聴のルールの確立、地域におけるあいさつ推進(見守り・非行防止)」との発表がありました。

 

本会の開催を受け、今年度事務局(西方中)校医、菅野訓子先生は、平成11年のデータと令和5年のデータを比較すると、西方地区は肥満が大幅に減少したとご教示くださいました。生活習慣については、解決方法が難しいテーマであるので、学校・家庭・地域との連携は必須であると助言されました。

 

 

事務局(西方中)歯科校医、小堀雅史先生は、長期休業中にリズムが乱れやすくなるので、休業中の指導の必要性について言及されました。生活見直し週間の調査結果から、就寝前の歯磨きがよくできていることに触れ、夜食を防止するために就寝時間を早く設定することをご指導くださいました。ゲームやSNSに夢中になり、歯を磨くまでに時間がかかったり、忘れてしまったりしないよう、メディア視聴の注意についても助言されました。

 

 

有意義な意見交換ができました。今後も西方地区の児童生徒の、望ましい生活習慣確立のために、学校・家庭・地域での連携を強化していきたいと思います。校医の先生をはじめとするご参加の皆様、ありがとうございました。

 

 

薬物乱用防止教室

 夏休みを目前に控え、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。講師は、学校薬剤師の山中好夫先生です。

 

 

 薬は、効果がうまく発揮されるよう、形や溶け方に工夫が施されています。水を含むと瞬時に溶けるものもあれば、効果を長時間持続させるために、ゆっくりと溶けるものもあります。

 

 本来、水で飲むべき薬に、緑茶や炭酸水を混ぜたらどうなるか実験をしました。薬を入れた緑茶はあっという間に黒く濁り、炭酸水は気泡が立ってコップからあふれ出てしまいました。

 

 

 これが体の中で起こってしまったら、なんと苦しいことでしょう。薬は必ず水で飲みましょうね。

 

 未成年者による飲酒・喫煙の害についても学び、実際に誘いを「断る」練習もしました。養護教諭が「誘い役」を演じ、あえてしつこく酒をすすめます。

 

 「暑いから飲んですっきりしよう・・・」

 「高学年なら、体も大きくなってきたし、大丈夫だよ」

などなど、言葉巧みな誘いを繰り返しますが、児童たちは学習の成果を発揮し、きっぱりと断ることができました。

 

 夏休みは遠出をしたり、交友関係が広がったりと楽しみがいっぱいですが、いつ、どのタイミングでこうした誘いを受けるかわかりません。飲酒・喫煙・違法薬物は、「ダメゼッタイ」です!

 

 山中先生、貴重なお話をありがとうございました。

 

 

 

 

 

歯科保健活動

 6月中に実施した歯科保健活動についてご紹介します。

 

 2年生「歯のみがきかた」

 奥歯がむし歯になりやすいこと、永久歯には生える順番があることを、児童たちは口内地図から導き出していました。そして染め出しを行い、歯みがきの苦手ポイントを確認し、効果的なブラッシング方法を体得することができました。

 

 3年生「よい歯にかわれ」

 3年生の歯科検診結果を見ると、全学年の中で、最も乳歯と永久歯の混在が著しいことがわかりました。3年生の口内は、でこぼこしていてみがきづらい状態です。養護教諭が「人生で一番、歯みがきを頑張らなくてはいけないのは今だね」と声をかけると、いつになく張り切ってみがき始める3年生たち。夏休みも1日3回、頑張りましょうね。

 

    

 

 

 

 4年生「かむことの秘密をさぐろう」

 授業内で「あたりめ(するめいか乾製品)」をかみ、あごの動き、唾液の出方、あたりめの様子を観察する実験をしました。「10回かむ場合」、「30回かむ場合」、「60回かむ場合」の3パターンを行い、かむ回数が増えるほど、唾液がしっかり出て、あたりめが柔らかくなるのを体感しました。私たちはよくかむことで、さまざまな病気を予防できます。日々の食事で心がけたいですね。

 

 

 6年生「歯周病を予防しよう」

 第二次成長期に分泌されるホルモンの影響で、高学年は歯肉炎になりやすいといわれます。今回は、手鏡持参で登校してもらい、歯肉のセルフチェックを行いました。幸い、歯肉炎傾向の児童はいませんでしたが、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせないことはしっかりと伝わったようです。これからも口腔衛生に努めましょう。

 

 

地域人材による水難救助訓練

 5月31日(水)、地域にお住まいの落合聡様と坂本康子様を講師としてお招きし、水難救助訓練(職員研修)を行いました。ねらいは、水難事故を想定し、職員が協力して素早くプールから引き上げ、心肺蘇生を行うことです。

 

 最初に、坂本康子様から、おぼれさせないための目視ポイントや、ヘルパー・ビート板の正しい使い方について講義を受けました。

 

 

 

 練習ごとに人数確認を行うことや、水に浮いたときの立ち上がり方(膝を前に引き寄せて立つ)、遊び時間にヘルパーを使わせないことなど、多くのポイントをご指導いただきました。

 

 次に体育館へ移動し、床をプール、ステージをプールサイドに見立て、引き上げ訓練を行いました。今回は、協力児童に依頼し、児童を床からステージへ引き上げてみました。

 

 

 

 

 

 水中は浮力が効きますが、陸に上がる瞬間はけっこうな重みを感じます。体格に応じて引き上げ方にもテクニックが必要でした。

 

 

 

 その後、心肺蘇生法とAEDの使い方を落合聡様から教わりました。小学生を想定した訓練なので、小児用のレサシアンも用意し、成人用との違いを体感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 感染症対策のための人工呼吸の省略など、近年変更となった点についてもご指導いただきました。

 

 最後に、今日の研修のまとめとして、「引き上げ救助からの心肺蘇生」を一連の流れで実践しました。職員一同、身の引き締まる思いで向き合います。

 

 

 

 

 

 大変有意義な研修の機会となりました。落合様、坂本様、このたびはどうもありがとうございました。

歯科講話

 6月の歯と口の健康週間を前に、校医の鎌田俊介先生をお招きし、歯科講話を行いました。

 

 

 今年度は酸蝕歯(さんしょくし)についてのお話があり、ダラダラとご飯やおやつを食べ続けることの危険性をご指導いただきました。食べるときはしっかり食べ、メリハリのある食習慣を身に付けたいですね。

 

 また、耳たぶ回しの体操を行いました。歯の食いしばりによるコリや緊張を緩和させる効果があるとのことです。youtubeでもやり方を見られるそうなので、ぜひご覧になってみてください。

 

 

 ↑ 暗くてわかりづらいかもしれませんが、鎌田先生と一緒に気持ちよく耳たぶを回す子どもたちです。

 

 

 鎌田先生、貴重なお話をいただきありがとうございました。

5年保健「けがの手当」

 5年生の体育科保健領域で、「けがの防止」という単元があります。今日はその中の「けがの手当」という学習を養護教諭と行いました。

 

 まず「真名子小けがマップ」を観察し、本校ではどこで、どのようなけがが多いのか傾向をつかみます。

 

 

 

 次に、けがをしたときにどうするかを考えます。軽いけがの場合は、自分でできる手当をする、大けがを目撃した場合は、すぐに大人に知らせ119番通報をすることを学びました。

 

 スライドで、自分でできる手当てを学んだ後は、メインの実習に入ります。

 

 

 

 担任が転倒して、擦り傷と鼻血とねんざを負った設定です。5年生みんなで協力して担任を手当します。

 

 擦り傷の手当は、患部を丁寧に洗い流し、清潔なハンカチやガーゼで圧迫します。

 

 

 

 こちらは、鼻血の手当てに使える道具を物色中です・・・うまく選べるかな・・・?

 

 

 

 

 

 お見事!ガーゼで鼻根部を圧迫し、上から氷のうで冷やすことができました。

 

 ねんざの手当は、クッションを使って患部を心臓より高く上げ、冷却しました。

 

 

 

 5年生みんなの協力で、無事に担任へ手当が施されました!優しいみんなでよかったです。

 

 けがをしたときは、その種類や程度を判断し、自分でできる手当をしたり、大人に知らせたりすることが大切です。適切な手当の方法を考えたり、選んだりできるようにしましょう。

 

 今後の学校生活・私生活で、今日の学習が生かされるとよいですね。

 

 

6年保健「感染症の予防」

 6年生の体育科保健領域の2時間目です。今回は「感染症の予防」についてです。

 

 病原体(菌・ウイルス)の体の中への入り方を学びます。

 

 

 

 これは、せきやくしゃみをした場合の飛沫が飛ぶ距離を、ひもを使って再現したものです。最後尾の児童の座席を越えたところまで、ひもは伸びました。病原体は、空気中から入る場合と、手や食べ物等から入る場合がありますね。

 

 

 

 予防の仕方を短冊に書き、黒板に貼り付けて分類しました。感染症の予防は、「病原体を体の中に入れないこと」、「体の抵抗力を高めておくこと」が大切だと学びました。

6年保健「病気の起こり方」

 6年生の体育科保健領域の中に、「病気の予防」という単元があります。今回はその中の「病気の起こり方」の学習を、養護教諭と行いました。

 

 授業を分かりやすく進めるために、児童にとって、最も身近な病気である「かぜ」を取り上げ、どんな原因が関わってかぜを引くのか、掘り下げて学んでいきました。

 

 

 

 

 

 病気は、病原体(菌・ウイルス等)、体の抵抗力、生活の仕方、環境などが関わり合って起こることを学びました。現在は、感染症流行のハイシーズンです。学習後の6年生たちの表情は、キリリと引き締まっていました。

西方地区地域学校保健委員会

 12月22日(木)、西方地区地域学校保健委員会を開催しました。

 

 地域学校保健委員会とは、西方小・真名子小・西方中の学校保健を推進するための会合で、規約に基づき年に1回開催されています。

 

 

 

 報告事項として、身体計測の平均値、健康診断結果について共通理解したあと、コロナ禍における各校の様子を発表しました。黙食、手洗い・消毒、リモート授業、体調チェック票などがその一例です。

 

 

 

 その後、各班でグループ協議を行いました。議題は、「アフターコロナを見据えて、学校・家庭・地域でできることは何か」です。

 

 1班からは、「ステイホームで増えつつあるメディア視聴時間について、幼いうちから家庭内でルールを設ける」と発表がありました。

 2班からは、「登下校や屋外運動時など、マスクをしなくてもよい場面について、学校だけでなく、家庭や地域の方も声をかけていく」との発表がありました。

 

 

 

 本会の開催を受け、今年度事務局(真名子小)校医、高橋洋先生は、SNSを含めたゲームのやり過ぎで、情緒障害を引き起こす可能性について触れました。またコロナ禍になり、マスク着用や、人との関わりが減少したことで、コミュニケーション能力低下が懸念されていると助言されました。

 

 

 

 事務局(真名子小)歯科校医、鎌田俊介先生は、丁寧な歯みがきを継続し、口内環境を清潔にすることで、感染リスクを低くすると助言されました。ウイルスは唾液腺で増加するため、ブクブクうがいの効能についても指導いただきました。また、飛沫を飛ばさないようにする「口閉じ歯みがき」についても紹介くださいました。

 

 

 

 その他、黙食の緩和について、出席された校医の先生からアドバイスをいただきました。今後の感染動向を見て、アドバイスを元に検討していけたらと思います。

 

 

 

 有意義な意見交換ができました。校医の先生をはじめとするご参加の皆様、ありがとうございました。

 

 

健康集会

 

 健康委員の児童が主催する、健康集会を行いました。

 

 

今年度も「真名子っ子感染症対策本部」を設置し、自分たちが出演するパワーポイントで感染症予防を呼びかけます。

 

 

 

マスクをしないでくしゃみをすると、その飛沫は5メートルにも及びます。5メートルのひもをくくりつけたお手玉を阿部先生が投げ、誰の席まで届くのか実演しました。「きゃー!!」「え~~!?」児童たちの驚く声が聞こえます。

 

 

健康委員が手本を見せ、手洗い指導です。全校児童がエア手洗いに励みます。

 

 

エア手洗いをした後は、ハンカチで拭き取ります・・・が、ここで抜き打ちハンカチチェックです。

 

 

残念、全児童のハンカチがそろうのはまた今度です。みなさん、ハンカチは衣服のポケットに入れましょうね。

 

うがいは「まほうのうがい」を復習しました。上を向いて「ま~~ほ~~」と唱えます。

 

 

いよいよ12月。寒さも本番です。健康集会の発表を生かし、真名子地区を感染症から守りましょう。

 

 

 

1年学活「かぜたいじ」

 11月15日(火)4時間目、1年生の学活で「かぜたいじ」の学習をしました。この時間でクラス全員が、「手洗い名人」になることが目標です。手洗いチェッカーを利用し、洗い残しを肉眼で確認しながら学習を進めました。

 

 

 

1年生の洗い残しゾーンは、ダントツで「つめ」でした。つめ先だけでなく、皮膚との境目にもびっしりと汚れがたまっていました。日頃からつめは短く切っておき、指先を意識した手洗いが大切ですね。

 

令和3年度の健康委員の児童が編集したパワーポイント、「コロナに負けないンジャー」を見ながら、正しい手洗いを学んで、いざ実践です。

 

 

 

1年生全員が、きれいな手に生まれ変わりました。保護者の皆さん、今夜はお宅の「手洗い名人」からぜひ手洗いを教わってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

地域人材による「がん教育」

がんについて正しく理解し、健康と命の大切さを主体的に考えることをねらいとし、6年生で「がん教育」を実施しました。

 

講師は、真名子地区の開業医で、本校の校医でもある高橋洋先生です。

 

授業の冒頭では、日本人の平均寿命の伸びに触れ、2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっていることを学びました。

 

私たちの体は、約60兆個の細胞でできています。しかし、正常細胞が何らかの要因でがん細胞となり、それが増え続けると「がん」になります。要因は、生活習慣であったり、家系的であったり、ウイルス性であったりとさまざまです。

 

 

がんは、健康診断などで早期発見し、早期治療をすることで、大幅に生存率が高まります。また、バランスの良い食事、適度な運動、禁煙などに留意することで、発症率を下げることも可能です。

 

 

 

最後に、高橋先生が40年ほど前に診ていた白血病(血液のがん)の中学生のお話です。亡くなる直前にSL機関車を見に行き、おみやげとして高橋先生にペン立てを買ってきてくれたそうです。上の写真のペン立ては、当時の気持ちを忘れないようにと、今でも高橋医院の診察室に置いてあるそうです。

 

高橋先生、ご多用の中、貴重なお話をありがとうございました。

 

 

3年学活「かぜの予防」

10月28日(金)4時間目、3年生の学活で「かぜの予防」の学習をしました。

 

今月に入って気温が急激に下がり、水が冷たく感じられるようになりました。それに伴い、児童の手洗いは残念なことに簡略化されてきています。

 

今日は手洗い指導の強い味方、「手洗いチェッカー」を使って、洗い残しをチェックしました。専用のジェルを塗って手洗いをし、ブラックライトにかざすと、汚れが青白く浮かび上がります。

 

浮かび上がる汚れを見ては、「えーーー!!!」と衝撃を隠せない児童たち。つめや、指の関節、指のまた、手相のしわなどに、びっしりと汚れがたまっています。悔しい表情をし、日頃の手洗いを反省しています。

 

 

 

 

養護教諭から手洗いのやり方を習い、まずは教室で「エア手洗い」をします。

 

 

 

そして習ったやり方でもう一度水道で洗い、ブラックライトにかざします。

 

 

 

おみごとです!!!汚れはほとんど落ちています。実践をものにした3年生、すばらしいですね。これからも丁寧な手洗いを続け、健康を守っていきましょう。

 

 

 

 

 

1年生学活「きれいなからだ」

 1年生で、初めての「性に関する指導」を行いました。題材名は「きれいなからだ」です。この学習のねらいは、からだのよごれやすいところに気付き、清潔に保つ方法を考えることです。あわせて、プライベートゾーンについても学び、男女の違いにも触れました。

 

 

 

 トイレットペーパーの使い方は、人形を使って指導しました。前から後ろに向かって拭き取ります。

 

 

 

 今日学習した内容が、上学年になったときの保健の学習へとつながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うれしい悲鳴 ミストシャワー

 熱中症対策の一環として、昇降口にミストシャワーを設置しました。

 

 

 

 ホースにつないである蛇口をひねると、アーチ部分からミストが降り注ぎます。

(写真では、ミストの様子が伝わらないのが何とも残念です・・・)

 

 子どもたちは、

 「わあーーー!涼しい!」

 「快適っ!!」

 「最高!ずっとここにいたい!」

 と大喜びです。

 

 

 

 

 

 

 

 中には、上を向いて口を大きく開けている子までいます。水分補給でしょうか。

 (いやいや、ミストですから水分補給にはなりませんね。)

 

 職員の安全管理の下、運動会終了まで、適宜使用していきたいと思います。

5・6年 薬物乱用防止教室

 7月5日(火)、学校薬剤師の山中好夫先生をお招きし、薬物乱用防止教室を行いました。

 

 授業の導入では、薬には主作用と副作用があり、薬剤師はそれを説明する義務があること、患者は聞く権利があることを教えてくださりました。

 

 

 

 次に実験です。「薬を水以外の飲み物で飲んだらどうなるか」を実験しました。

 Aさんは、シロップ薬をお茶に混ぜ入れ、Bくんは粉薬を炭酸水に混ぜ入れます。

 

 

 

 

 

 なんと大変、シロップ薬は真っ黒に濁り、粉薬は泡を吹いてあふれ出てしまいました。これが口やお腹の中で起こったら、薬の成分が吸収できなくなってしまいます。薬は正しく水で服用しましょう。

 

 夏休みに気が緩んで近づきやすくなってしまう、タバコやアルコールの「害」についても、ご講話いただきました。そして、危険ドラッグが引き起こす事件についても、迫力ある動画を交えて教えてくださりました。

 

 

 

 どのようなシチュエーションで、私たちに危険な影が忍び寄るかはわかりません。私たちを守るのは、「断る勇気」です。

 ①はっきりと断る

 ②その場を立ち去る

これが何よりも大切です。そして日頃から、「ダメゼッタイ」の合い言葉を頭に入れて生活しましょう。

 

 山中先生、貴重なお話をありがとうございました。

3年学活「よい歯にかわれ」

 

 今回の養護教諭の出前授業対象は、3年生です。題材名は「よい歯にかわれ」です。

 

 

 

 小学校の中学年は、乳歯と永久歯の混在が最も多く、生え方がでこぼこしていて、歯みがきが難しい月齢です。さらに、生えたばかりの永久歯はとても柔らかく、むし歯になりやすいのが特徴です。

 

 養護教諭は「人生の中で一番、歯みがきを丁寧にしなければいけないのは、まさに今。今の時期の歯みがきが、歯の一生の健康を左右します。」と伝えると、児童たちの瞳は真剣そのものです。

 

 染め出しをして、きれいに磨き終えた児童たちの感想を見ると、

 「前歯のたて磨きをがんばりたい。」

 「奥歯のななめ磨きをしたい。」

 「力を入れすぎずに磨きたい。」

 「歯ブラシを鉛筆の持ち方にして磨きたい。」

 など、前向きな意見が並びました。いつまでもその気持ちを大切にしてくださいね。

 

 学校開放日ということで、保護者の方にも参観いただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

4年学活「かむことの秘密をさぐろう」

 

養護教諭による今日の出前授業対象は、4年生です。題材名は「かむことの秘密をさぐろう」です。

 

導入では、みんなが大好きなおやつの聞き取りアンケートです。クッキー、ポテトチップス、アイス、ゼリーなどが挙がります。傾向をまとめると、「味が濃くて、口溶けがよく、あまり噛まないもの」という結果になりました。

 

今日はよく噛むためのおやつ「あたりめ」を持ってきました。これを使って実験します。クラスを3分割し、あたりめを「15回噛むチーム」、「30回噛むチーム」、「60回噛むチーム」としました。

 

 

 

そして、

①あごの動き

②だ液の出方

③噛んだあたりめの様子

④追加で噛んだ回数

を表に書き込み、まとめていきます。

 

 

普段おやつでこんなに噛むことはないのでしょう。みんな、「あごが疲れて大変だった。」と訴えます。日頃からきちんと噛み続けることで、あごは大きく発達します。

 

 

「ひみこの歯がいーぜ」で噛むことの長所を学びました。

・ひまん防止

・みかくの発達

・ことばが正しく発音できる

・のうが発達

・歯の病気予防

・がん予防

・いちょうが快調

・ぜんりょく投球

これらの頭文字を取って、「ひみこの歯がいーぜ」です。

 

あたりめを噛んだ後は丁寧に歯みがきをして終了しました。お疲れ様でした。

 

2年学活「歯のみがき方」

 

 養護教諭による、今日の出前授業対象は、2年生です。

 2年生の歯科検診結果をもとに、口内地図を作成しました。これを見て、気づいたことを発表し合います。

 

 

 

 「むし歯は奥歯にできやすい」、「永久歯は生える順番がある」という意見が出ました。

 

 養護教諭から、「永久歯はもう生え替わりません。亡くなる日まで一生使うため、どうやって歯の病気から守ったらよいでしょうか。」と尋ねられ、児童たちは「歯みがき!」と即答します。

 

 今日は染め出しをして、時間をかけて磨きました。この授業は5時間目。給食後の歯みがきタイムで磨いたはずなのに、真っ赤に染まる歯垢を見て、驚きを隠せない児童たちです。

 

 

 

 

 

 養護教諭から磨き方のテクニックを教わり、効果的に歯垢を落とすことができました。ここに、歯みがき名人の誕生です。保護者の皆さん、今夜はお宅の歯みがき名人が、歯みがき指導をしてくれますよ。楽しみに待っていてくださいね。

 

 

 

 

歯科講話

 

 6月9日(木)校医の鎌田俊介先生をお招きし、歯科講話とむし歯ゼロ表彰を行いました。

コロナ禍のため、歯科講話は3年ぶりの実施です。高学年にとっては「久しぶり」の、低学年にとっては「初めて」の歯科講話で、児童一同、この日を楽しみに待っていました。

 

 

 プラークを取り除くための歯みがきの大切さ、清涼飲料水を飲み続けることによるペットボトル症候群への注意喚起、歯の食いしばりによる全身への影響、予防歯科のすすめなど、たくさんのことを講義いただきました。

 今回教わったことを忘れず、基本的生活習慣を確立していきましょう。

5年学活「第2大臼歯を守ろう」

 

 6月4日から6月10日まで、歯と口の健康週間です。今日は5年生に対して、養護教諭が歯科指導を行いました。

 

 まずは、歯の役割について復習です。

 ①噛むこと

 ②声を出すこと、話すこと

 ③力を出すこと

 ④歯ごたえ、食感、味を楽しむこと

 です。

 

 

 

 次に、今日の主役の第2大臼歯について学びます。前から数えて7番目の永久歯で、12才ごろに生えてくるため、
 別名「12才臼歯」とも呼ばれています。

 

 ちなみに、「第2大臼歯(だいにだいきゅうし)」と正しく読めた児童は、なんと1人もいませんでした。これまで
 5年生にとってなじみのない歯だったようです。

 

 さっそく口中を観察します。第2大臼歯がすでに生えそろっている子、半分だけ生えている子、まだ生えていない子 
 とさまざまでした。

 

 

 

 

 

 生え始めの第2大臼歯は、背が低く、歯ブラシを普通にたてに動かしているだけでは、毛先が届きません。

 5年生みんなで、どうしたら効果的に磨けるか考えます。

 

 

 

 歯ブラシを斜めに当てて、背の低い第2大臼歯の溝に、毛先を届ける方法を理解し、実践に結びつけることができま   
 した。

 

 

 

 染め出しをすると、普段の磨き方の癖がわかり、とても集中して磨いています。今日の学習を忘れず、大切な永久歯
 を守り抜きましょう。

 

 

 

 

 

1年学活「かぜたいじ」


 1月31日(月)4時間目、1年生で学活「かぜたいじ」を行いました。
 この時間は、「手あらいめい人」になることをめあてに学習します。

 授業の始めに、秘密のジェルを1プッシュ、養護教諭から受け取りました。
 児童たちは不思議そうに手にすり込みます。

 

 手のジェルが乾くまで、かぜの起こり方をパワーポイントで復習です。
 
 

 手が乾いたことを確認し、普段通りの手洗いをしてもらいます。

 

 ここでタネあかし!秘密のジェルが手洗いチェッカージェルだったことが知らされ  
 ます。

 このジェルを塗って手洗いをし、ブラックライトに手をかざすと、洗い残し(汚
 れ)が青白く浮き上がります。

 

 1人1人ブラックライトにかざして、汚れのチェックです。1年生は爪や指先、指
 のまたの部分などを洗うのが苦手だとわかりました。

 手洗いの順序を学びます。手のひら、手の甲、指の間、手首、指先(爪)とジェス
 チャーをしながら確認です。

 

 

 

 習ったやり方でもう一度手洗いをします。そして再びブラックライトにかざしま
 す。・・・ドキドキ・・・汚れが落ちているかな・・・?

 

 

 全員、1回目の手洗いよりもきれいになっていました。「手あらいめい人」の誕生
 です!めあてを達成し、笑顔の児童たち。家族にも、習った手洗いを教えてあげよ
 うと張り切っています。保護者の皆様、ぜひ、「手あらいめい人」から手洗いを教
 わってくださいね。

2年学活「ぼく・わたしのたん生」 


 1月24日5校時、養護教諭と一緒に、命の始まりから誕生までを学習しました。

 授業の導入では、黒画用紙に針で穴をあけた物を配りました。
 「みんなの命のはじまりは、このくらいの大きさだったんだよ。」と言うと、
 児童たちは「えええ!!」の大合唱。穴をのぞき込みながら驚いています。


 胎児が育つ様子を、果物や野菜を用いて説明した後は、
 
 

 お待ちかねの、新生児人形の抱っこ体験です。身長50センチ、体重3キロの
 生まれて間もない赤ちゃんとの対面です。首の据わらない赤ちゃんを支えるのに
 四苦八苦する2年生たち。「重い~重い~。」と口々に呟きます。8年前、
 みなさんもこのように抱っこされていたのですね。

 

 
 
 次に、臨月の妊婦体験をしました。胎児・胎盤・羊水・へその緒などの総重量分の
 リュックをお腹にかけます。歩くことはできますが、しゃがむと立ち上がれない子
 がたくさんいました。

 
 

 

 こうして、自分たちが命の始まりから誕生まで、母体で守られて過ごしてきたこと
 を学びました。そして今でも、かけがえのない存在として愛され続けています。

 

 授業の最後に、感想や家族への感謝を自由に記入していました。
 保護者の皆さん、楽しみに待っていてくださいね。

 

4年保健「体の発育と健康」


 4年生の体育科保健領域で「体の発育と健康」という単元があります。
 内容の特徴から、養護教諭が担当した2時間を紹介します。

 人は、幼児の頃は性差のない体つきをしています。
 (こちらのシルエットクイズでは、みんな男女を見分けることができませんでした。)

 

 しかし、思春期を迎えると、男子はがっしりした体つきになり、
 女子は丸みのある体つきへと大きく変わります。

 

 体の外側の変化では、毛が生える、声が変わる、体つきが変わることなどを学び、
 体の内側の変化では、月経・射精について学びました。

 また、体の変化に伴って心も変化し、異性への関心が高まります。

 最後に、変化し始める自分の体に責任を持ち、自分と周囲の人を大切にするよう
 お話ししました。

 

コロナに負けないンジャー参上


 11月29日は、健康委員会による健康集会です。

 最初は、パワーポイントを使って風邪の起こり方を学習しました。
 病原体(菌・ウイルス)が体の中に入ることによって発症しますね。
 
 次は、手洗い指導です。正しい手の洗い方を学んだ後は、抜き打ちハンカチ チェックです。
・・・残念ながら、全児童のハンカチは揃いませんでした。
 
 うがい指導では、「まほうのうがい」を学びました。上を向いて、みんなで
「ま~~ほ~~」と唱えています。
 
 ここで、本日のヒーロー「コロナに負けないンジャー」が参上です。
 (なんと、ウイルスまでやってきてしまいました・・・)
 
 
 コロナに負けないンジャーは、手洗い攻撃、うがい攻撃、マスク攻撃、栄養攻撃、睡眠攻撃で、ウイルスをやっつけました。
 
 
 これで真名子小の感染症対策はバッチリですね。元気に冬を乗り越えましょう。
 

6年保健「感染症の予防」


 6年生の体育科保健領域2時間目です。
 「感染症の予防」について、養護教諭と学習しました。

 病原体(細菌・ウイルス)の体の中への入り方を学びます。
 おしゃべりをする、せき・くしゃみをする等の意見が挙がりました。

 せきをした場合、2秒間で1.5メートルも飛散します。
 その様子を、新聞ボールを飛ばして再現しました。
 
 病原体は、空気中から入る場合と、手や食べ物等から入る場合がありますね。

 感染症の予防の仕方をグループで話し合い、黒板に短冊を貼って分類しました。
 
 
 感染症の予防は、病原体を体の中に入れないこと、体の抵抗力を高めておくことが  
 大切だと学びました。
 

6年保健「病気の起こり方」


 6年生の体育科保健領域で、病気の予防という単元があります。
 今回はその中の「病気の起こり方」を養護教諭と一緒に勉強しました。

 どのようなときにかぜをひくのか、グループで話し合います。
 
 
 かぜを参考に、その他の病気はどんなことが関わって起こるのか、
 グループの意見を短冊に書きます。
 

 病気は、病原体、体の抵抗力、生活の仕方、環境などが関わり合って
 起こることを学びました。
 

 次回は、「感染症の予防」について学習します。

性に関する指導「からだをきれいに」


1年生が初めて、性に関する指導を受けました。
今回は、養護教諭による授業です。


この授業のねらいは、からだの汚れやすいところに気付き、
清潔に保つ方法を考えることです。

手洗いうがい、歯みがき、入浴の他に、トイレットペーパーを
正しく使うことも、清潔を保つ方法の1つです。
前から後ろに向かって拭きましょう。


今回の学習で、男女の違いにも触れました。
これが上学年に進んだとき、保健の学習へとつながっていきます。

職員研修「嘔吐処理」


 季節は11月目前。
 感染性胃腸炎が流行する季節となりました。


 児童が給食中に嘔吐した場合を想定し、嘔吐処理の研修を行いました。
 今回は、ロールプレイング(役割演技)を用いた技法で研修です。


 児童(役の先生)が嘔吐しました!
 ※床にこぼれているのは、豆腐をくずして食紅で色づけした物です。



 担任は、内線電話で職員室に知らせ、教室へ応援を呼びます。



 駆けつけた職員は、床面や机を処理する担当と、



 児童の着替えを補助する担当に分かれます。


 集団感染を予防するためには、薬品を用いて適切な消毒を行うことが大切です。
 今回は事例を想定し、職員が団結して嘔吐処理をすることができました。

 ※感染性胃腸炎と診断された場合は、学校は「出席停止」となります。
 主治医の指示にしたがって、十分な休養をとってください。