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栃木市教育研究所研究所員研修会②
6月30日(月)、栃木市教育研究所研究所員第2回研修会を実施しました。
研修に先立ち、松本所長から、参観された授業の様子についてご紹介いただきました。子どもの姿に目を向けることの大切さや、校種も学級の状況も異なる先生方が協議する中でも、分かり合えるおもしろさについて考えました。
各部会研修では、今年度の研究の方向性について熱心な協議が行われ、研修会終了後も話合いが続く部会もありました。次回の研修会までは、各校にて実践を重ねていただくことになります。
~振り返り、感想~
・初回に引き続き、自分が考えていることを他の先生方と共有できるのが不思議で、おもしろいと感じた。教育研究所の出張の機会があると、普段の授業など冷静に振り返ることができて、自分にプラスになっていることが実感できた。とてもおもしろい機会だと再認識した。
・研究テーマに迫るための話合いの中で、自分が気付かなかった視点があり、学びになった。先生方の学級への想いや考えを聞く中で、学級の雰囲気が感じ取れるようだった。担任の生徒への想いや考えが学級の雰囲気を作っていくのだと実感できた。安心感がテーマになりそうなため、さらに意識して学級経営を行っていきたい。
・昨年の課題を生かして、今後の研究の方向性を話し合うことができた。不登校対応というと、未然防止から、事後指導まで広くあり、ケースバイケースであることから、研究の方向性を決めるのは難儀だった。不登校対応については、私も悩んでいるところが大きいので、部会の先生たちとよく協議して、よい研修・研究となるようにしたい。
・校内での児童生徒情報共有では、問題行動がメインになってしまう傾向があるが、本人の頑張りや具体的な支援の方法についても共有することで、児童生徒も教師も安心して学校生活を送ることができると考えられる。今後、どのような支援情報を引き継ぎ、共有していくべきなのかを協議していきたい。