教育研究所ニュース

授業づくりラウンドテーブル⑥

授業づくりについて議論すると 、校種や専門性を超えてわかり合えるよさがあります。そして、毎回必ず楽しい研修会となります。今年度最終回となったこの回は、いつも以上に楽しいものとなりました。明日への活力につながる、学びの深い研修会であることを再確認できました。

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・研修会で感じたことは、楽しいことはいいことだ!ということです。笑顔と笑い声は「なんだろう?」とそれだけで興味がわいてきます。ホワイトボードにおだんごを描いている先生(誤差を含むグラフの説明)の姿を見て、私も聞きたいな、いいな~とわくわくしました。何が言いたいかというと、大人だってこんな気持ちになるのだから、子どもならなおさらだということです。おだんごを描いている先生の姿は、心から本気で楽しんでいるように見えました。私も子どもたちと時間を共有するときは、本気で心から楽しみたいです。どこにヒントが隠れているか分からない、楽しいことはすばらしい!ということを教えていただいたラウンドテーブルでした。

 

・中学校の先生から、Add-Janというものを教えていただきました。小学校でも、アイスブレークや復習などに取り入れられそうなので、使ってみたいと思いました。また、中学校の先生の大変さについても話題になりました。自分の思いを言葉にできないことが、問題行動の原因の一つとのことだったので、小学校のうちから、言葉で思いを伝える練習を積むことは大切なことだと改めて感じました。わたしの担任する子にも、言葉で伝えるのが苦手な子がいるので、場面ごとに話を聞いたり、こういう言葉を使うといいと教えたりすることを続けていきたいと思いました。

 

・1年間を通して、さまざまな学年の先生方の話を聞くことができ、とても勉強になりました。今回は特にこれ!というものを用意していかなかったにも関わらず、困っていることを話したらアドバイスをたくさんいただき早速挑戦してみようという気持ちになりました。お話も盛り上がって楽しかったです。

 

・1年間を通じて授業についてともに考える仲間ができたことは、日々の支えになったと感じます。また、異なる校種や教科の先生方から新たな視点でのご意見をいただくことができ、大変勉強になりました。本来であれば、校内でこのような取組が行われることが望ましいのではないかと考えますが、同僚ではないからこそ話せることもあるのだろうと思います。今後も継続してしていただければと思います。ありがとうございました。

 

・今回、私は教材を持参しませんでしたが、他のみなさんのテーマを考える中で、勉強になることがたくさんありました。特に、子どもの多様性を認める姿勢については、どうしても受験にばかり気持ちが向いてしまう自分にとって、原点に立ち返るきっかけとなりました。