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第4回研究員研修会

 12月10日、教育研究室は避難所となっているため、市役所で研修会を行いました。各部会とも研究実践や研究授業を行っており、その内容をもとにした話合いが行われました。

【授業づくり部会】
 研究授業のその後について話し合った。「できた」「わかった」を感じられる授業とは何かを考え直し、原点に戻った。次回までに各自考えをまとめ再検討することになった。

【教材開発部会】
 研究授業の振り返りから、思考が深まるためにはどんな課題を与えるのがよいのか、程よい難易度、考えることを楽しむ雰囲気、発想の転換を楽しむことなどが話題にあがった。
 また、思考が深まっていることをどのように見取るかについては、フリーのメモ用紙を使ったノート指導、話合いや学び合う雰囲気と発信が必要であることも話題にあがった。

【学びに向かう学級づくり部会】
 今日は12月3日に実践した学級活動について話し合った。子どもたちの思いを尊重しながら、たくさん出された意見を折り合いをつけてまとめていくことの難しさを感じた。話合いには、折り合いをつけるための目的をはっきりさせることが必要であると分かった。

【児童生徒指導部会】
 ネットトラブルによる不登校について話し合った。様々な状況下においてネットに依存してしまい、現実世界との境がなく生活してしまっていることが多くあり、学校としてどんな支援ができるかということについて考えた。

【特別支援教育部会】
 特別支援教育の研究公開に参加した報告と日頃の実践報告を行った。主なテーマとしては「本時のねらいや流れの提示」「ワークシート等の色分け」「能力に応じたワークシートの提示」「個に応じた支援」等が挙げられた。次回の報告について実践を各自で行っていきたい。