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少女と梟

 

昭和62年に立てられた「少女と梟(フクロウ)」の像です。 どこにあるかわかりますか? 台座に「豊かな心」と刻まれています。 学校教育目標の二番目ですね。 この像は本校第3回卒業の彫刻家である鈴木徹(すずき てつ)さんの制作によるものです。 この作品に添えられた次の文に、鈴木さんの思いが綴られています。
「作品の仮題を "少女と梟" としてありますが、変えて下さって結構です。 作品を作る意図としたのは、まず心の豊かな生徒の姿を象徴的に表現することです。 そこで具体的な形は少女(十六歳位?)が梟を抱いて対話しています。ここに優しさや、友情や、生き物への愛情をあらわしました。  なぜ梟かと申しますと、ギリシヤ神話では、梟は学問の神ミネルヴァのお使い鳥になっています。(簡単な資料同封)その意味で「ミネルヴァと梟」と云ったテーマになってますし、学問の神の使者と南中生徒の親愛の姿ともなってます。以上の事柄を考えながら制作しました。」(原文のまま)
明日、校門を入ったとき、こんな鈴木さんの思いを感じながら「少女と梟」の像を見てみてください。