文字
背景
行間
教育研究所ニュース
学級づくりパワーアップ学習会①
「学級づくりについて語り合おう」というテーマで話し合いました。
参加者数は少なめでしたが、その分じっくりと話し合いことができました。
新クラスがスタートして約1か月。まだまだ手探りの部分があるものの、
少しずつ特徴がつかめてきた時期でもあります。この研修で明日の活力になる
何かをつかんでいただきたいです。
・『「いいクラス」とは、いつ・誰が感じるものなのか』という話を聞き、自分なりに考える必要があると思いました。今の自分のクラスは比較的落ち着いており、雰囲気も悪くはないため「いいクラス」なのかと少し思いましたが、それはあくまで「教師にとって都合のいいクラス」なのでは?とも考えました。30人以上いる学級の子どもたち一人一人にとって「いいクラス」は違うかもしれませんが、なるべく全員が思い描く、そして学校として目指す児童像のような「いいクラス」に近づけることができればいいなと考えました。
・同じ規模の先生と学級経営上の悩みを共有でき、思っていることを吐き出す貴重な時間となりました。また、グループに入ってくださった指導主事の先生方の経験談も聞くことができ、今、目の前にいる一人ひとりを大事にすること、大切に思っていることを伝えていくことで安心できる学級にしていきたいと思います。
教育研究所 第1回研修会
5月6日(金)、連休の中日ではありましたが、第1回の研究所員研修会を開催しました。研修に先立って、開会行事を行いました。研究所長のあいさつの中で、研究所の経緯や研究への取り組み方など、示唆に富んだお話がありました。
令和3年度で、3年間の研究に区切りがつき、新しい体制での研究が始まります。5部会から4部会へと再編成し、研究所員の人数も25名から16名とややコンパクトになりましたが、初回から活発な議論が展開されました。
【授業づくり部会】
今年度も新しいメンバーで研究できることを嬉しく思います。いろいろな先生方の困っていることや、もっと知りたい、研究したいと思っていることなど、たくさんの意見交換ができました。数回しかない研修会がとても楽しみになりました。充実した研究になるようがんばりたいと思います。
【学びに向かう学級づくり部会】
不安と緊張の中、研修会に臨みました。しかし、部会の皆さんとは短時間のうちに打ち解けることができ、率直な意見交換ができました。悩み事や実践例を共有できて、とても有意義な時間となりました。
【児童生徒指導部会】
全体で児童生徒指導に関する現在の状況について話し合いました。例えば、子どもにどのように接していけばよいか、不登校の児童生徒の中には理由が分かりにくい場合がある、など多くのことを話すことができました。これからも張っていきたいと思います。
【特別支援教育部会】
授業のルーティーン化、タブレットの活用等、昨年度の実践における成果と課題を確認しました。さらに、現在各校で行っているユニバーサルデザインの実践等、先生方が日頃実践したり、感じたりしていることについて意見交換を行いました。校種が異なっても、悩みや課題に感じていることは共通していると実感しました。
この部会でよりよい教育活動を目指し、話し合いを深めていきたいと思います。
学級づくりパワーアップ学習会⑤
学級とは学校生活を送りながら頭と心と体を育む基盤です。学級づくりとは教育の基盤づくりですがら、参加している先生方の本気度が高い研修会です。オンラインでもその熱は冷めることなく、真剣な議論が続きます。指導主事も悩みに寄り添い、一緒に解決策を探ります。
・今回の研修では担任1年目の先生方が多く、1年目だからこそ抱える悩みや、問題に対してどのような手立てを講じ、1年間を通じてどのような変化があったかのか知ることができ、大変勉強になりました。来年度の研修も、今年度のように他校の先生とお話する場があると嬉しいです。ファシリテーターの先生方がいらっしゃったお陰で、スムーズに会話することができました。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
・1年間で先生方と話を共有していく中で、自分なりに工夫してみたことや実践していき見えてきた課題もありました。悩みは尽きませんが、今日話をして考えすぎたときにうまく力を抜くことができるようにしたいなと思いました。貴重な研修の機会をありがとうございました。
・今回の研修では、「自己開示」というキーワードが何度か出ました。わたし自身、クラスで担任に悩みが話せない児童がいることに悩んでいました。先生方や松本先生のお話を聞いて、子どもたちに対して変化をすぐに求めるのではなく、長期的な視点をもってゆったりと関わることが大切だと感じました。子どもたちが変化したときに、「頼っていいんだ」と思ってもらえるような関わり合いを続けて、待とうと思います。
・今年度のような形でグループに分かれて少人数で話せる機会が多いと嬉しいと思います。学校に同期がいなかったり、県の研修がオンラインになったりと、同年代の先生と気軽に話をできる機会が少ない1年でした。わたしにとっても拠り所となる研修となりました。1年間、大変お世話になりました。
授業づくりラウンドテーブル⑥
今年度、最も参加者が多かった研修会です。参加した先生方の振り返りをじっくり読むとその理由がよくわかります。キーワードは授業力の向上です。もちろん本研修のねらいもそこにあるのですが、自分の授業力が向上していることを実感できる研修会になっているようです。確かな手ごたえのある研修会を創り上げているのは、参加している先生方自身なのです。活気あふれる年間6回の研修会でした。
・授業づくりで気をつけたいところや、教材開発の工夫についてたくさんの話を聞き、自分の教材研究に生かしていこうと思った。特に、同じ教材でも、先生の見方によってどのようなしかけを考えるか違いがあり、おもしろかったので今後の教材研究でも同学年の先生方や経験のある先生方と意見を交流させること重要性を感じた。
・授業について、力のある先生や市教委の先生と真剣に話し合いができて、研修会に参加するたびに、力が付いてるのが分かりました。1番良かった点は、自分の研究授業の時に相談できたことがよかったです。大変ありがとうございました。
・毎日の授業を楽しんでやりたいという気持ちを持ち続けることができた。定期的に、他校の先生方と情報交換することで、モチベーションが上がった。研修で色々な考え方に触れることで、一つの授業でも、沢山の指導方法があることを改めて知ることができた。教えてもらった実践を実際の授業に生かすことで、自分自身のスキルが上がっていることを実感できた。
・授業をするうえで苦手意識をもっていた教科の指導方法を様々の視点からアドバイスしていただけてとても勉強になりました。様々な学年、学校の先生とお話しできて楽しみながら学ぶことができました。また、どう活用してよいかわからなかったタブレットの活用方法を周りの先生方がやっているのを参考にしながら取り入れてみることができました。1年生でもできることがいっぱいあることに気づき、少しずつ使えるようになってきました。来年度はどの学年を受け持ってもうまく活用していきたいと思います。
・私は今年2年目でコロナの影響もあり近隣の学校の先生方との交流がほとんどありませんでした。なのでこのラウンドテーブルで先生方のアイデアを吸収し、自分に生かせることを探したいと思い参加しました。小学校の先生方も多く、自分の指導について深掘りできるかと不安な思いもありましたが、様々な面で自分にとってプラスになることばかりで、いつも前向きな気持ちで終えることができました。生徒に向き合って、生徒と共に考えていきたいという思いと、そのための実践を考えることのできる貴重な時間となりました。
・小学校の先生が多くいたので、生徒たちが今まで、授業や指導についてどのようなことを学んできたのかがわかりました。そして、中学校でどのようなことで困り感を抱きやすいかを考えるきっかけとなり、授業等でつながりを意識しやすくなりました。また、経験豊富な先輩方が多い中で、自分自身の悩みを相談し、アドバイスいただいたことがとても有難く感じました。特に、目的意識をもつことの大切さや、道徳の指導方法等が印象に残っています。
教育研究所第5回研修会
今年度最後となる5回目の研修会は、3年間継続してきた研究に区切りをつける節目の研修会でもありました。残念ながらオンラインでの実施となりましたが、各部会で研究の総括をした後、情報共有しました。そして、松本所長より講評をいただき、締めくくりました。
研究所員全員に1年間を振り返っていただきました。各部会から代表して1名ずつの振り返りを紹介します。また、研究のまとめについては「研究のあしあと」のページをご覧ください。
【1年間の振り返り】
〔授業づくり部会〕
児童に学びの実感をさせるため、「振り返り」を通して授業を作る経験ができました。それは、単元を通した学び、めあてとゴールの一体化に直結する授業づくりの視点であると思いました。学習意欲と学習の定着は相互に関係していて、いかに学びの実感を持たせられるかが重要だと考えます。研究所の先生方と研究を進めることで、より高次の授業づくりについて考えることができ、刺激となり、自分の授業力についてしっかり立ち止まって「振り返る」よい機会となりました。
〔教材開発部会〕
教材開発部では、子供たちの思考を深める教材研究を行ってきました。そのため、同じ教材を使っても、提示の仕方やワークシート、授業の段取りの工夫で、子供たちがすすんで考えながら学習に取り組むことができるとわかりました。また、本日の振り返りで授業づくり部会でも振り返りの時間について課題としており、限られた時間の中で学習をいかにすすめ、子供たちの考えを深めていくか全体の課題であることを再認識しました。
〔学びに向かう学級づくり部会〕
研究初年度から携わらせていただきました。コロナウイルス感染症の流行により、思ったように研究を進めることができないこともありましたが、今求められる子どもたちの良好な関係作りについて、部会の先生方と様々な取組や授業について意見を交わすことができました。そして、改めて子どもどうしのつながりを築くためには、話すことが重要な役割を担っていることに気付くことができました。さらに、活動が制限されているからこそ、授業の中での教師のコーディネート力が重要であるため、より一層自分自身の力を磨いていきたいと思いました。今後も児童の学級への所属感や参画意識を高められるように実践を重ね、安心して学びに向かう学級づくりを目指していきたいです。
〔児童生徒指導部会〕
不登校児童・生徒への支援というテーマで、本校の不登校児への対応についていろいろな先生から話を伺う機会が得られました。不登校児を担任した経験が少なかったため、一つ一つの支援が勉強になりました。また、他校の事例や取り組みを伺うことができ、不登校児への対応として、寄り添うこと、つなぐこと、段階的・計画的にすすめることなどの共通点があることがわかりました。また、登校したいと思っている児童に対しては、自分で決めさせることも大切だと分かりました。不登校児への支援は、児童指導の中でも効果や結果が見えにくい(時間がかかる)ため、本人も保護者も教員もどうしたらよいか迷うことも多いと思いますが、今回得られたことを生かしていければと思います。ありがとうございました。
〔特別支援教育部会〕
特別支援部会で一年間勉強させていただきました。UDを取り入れた指導は,本校の学校課題とも結びつくものでもあり,その中で,他の小学校や中学校での実践に触れられたことは貴重な経験となりました。
対象児の特性を洗い出すことで,より効果的な手立てを考える中で,その特性への理解が深まったり,児童のつまずきを特性の観点から考えるようになったりと,多くの学びを得ることができました。一方,さまざまな特性を持った児童がいるクラスにおいて,皆が達成感を感じられる、またはそれぞれのレベルに応じて自己解決ができる授業づくりなどの課題も生まれました。
今年度学ばせていただいたことをこれからの仕事に活かして行くとともに,より良い取り組み方についても考えていきたいと思います。一年間ありがとうございました。
かかわりスキルアップセミナー⑤
さまざまな特性をもつ児童生徒と、本気で向き合うからこそ悩みは尽きないものです。
かかわり方の悩みを解決するため、悩みを持ち寄り共有し、互いの経験の中から解決策を話し合う。
そこで得るのは、スキルだけでなく、活力や自信、そして何より笑顔です。
毎回この研修会が終わるころ、参加した先生方がみんな笑顔になるのです。今回もディスプレイ越しでしたが同じでした。そして、運営している指導主事も笑顔になる素敵な研修会となりました。
・1年間のかかわりを、ふりかえることができました。3学期の残りの期間に活かしていきたいです。コロナ禍でしたが、セミナーの中止ではなく、オンラインで開催していただけて良かったです。普段話す機会がない他の学校の先生方からアドバイスをいただけたことは、普段の指導・支援を客観的に見つめるいい時間でした。
・研修後は、いつも温かい気持ちになりました。きっと、互いの仕事ぶりを認め合える場や日頃の疑問をぶつけあえる場は必要なのだと思います。来年もぜひ、開催をお願いします。今回の話し合いの中で、コロナのせいで、子供達の置かれている場や今後の成長を心配されている声がありました。でも、きっと学校現場は、これまでの先輩の先生方がそうしてきたように、これからの若い先生方も、入学してくる子供たちの成長の実態に合わせて柔軟に対応し、愛情をもって指導してくださると思います。このような、若い先生方が希望をもって仕事を続けられるような研修の場をこれからもよろしくお願いします。
・普段小学校の先生とお話する機会がないので、今回は小学校の様子や小学生の発達段階での悩みなど様々な話題に触れることができ、とても有意義な時間となりました。
タブレットでの指導に関して、若い先生方の活用例を知ることで、モチベーションが上がりました。最後の松本先生からの「気になる子のかかわりにおいては、同級生の方が先輩。時には先生が引っ張るのではなく同級生の力を・・・」とのご助言も大変参考になりました。明日からの言葉かけ、指導、支援に役立てていけそうです。ありがとうございました。
・グループワークの中で、困り感のある児童への対応は、その子との時間を積み重ねている周りの子どもたちがどんどん上手になっていくという話題が出ました。私自身も、発達障害の児童への接し方を模索してきた一年間でしたが、その子の周りの友達の関わりで上手くいったことがあり、子どもを支えているのは先生だけではないことに改めて気が付きました。また、子どもたちの足りないところ・得意なものを生かしていけるような関わりについても話題が出ました。今後も、子どもについて分かったつもりにならず、一人を見たり、全体を見たりして、子どもたちが安心して、個性を発揮できる学級づくりを目指したいと思います。
・このご時世での学級の経営の仕方、子どもたちとの関わり方など多くの先生方の経験のお話が聞けて、自分の学級でも挑戦してみたいことができました。いろいろな先生方に自分の学級を説明するたびに自分の学級を一歩引いてみることができ、困っているところを考えるときに新しい視点が入る良い機会になりました。5回の研修、大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもがんばります。
・スキルアップセミナー大変お世話になりました。
去年からの参加ですが、とても有意義な時間でした。悩みを話せたり、皆さんの素晴らしい実践を聞くことができたり、毎回、たくさんの刺激を頂きました。なかなか実践まで行けず、申し訳ない気持ちも持ちました。私はオンラインで話すのが苦手なので、そこが少し残念でした。また、機会があれば参加したいと思います。どうもありがとうございました。
イングリッシュサロン⑤
イングリッシュサロンの魅力は、大勢のALTとたくさん話ができることです。オンラインで、対面と同じように進行するのは大変難しいのですが、チャレンジしました。
教育研究所をスタジオがわりにして進行と運営を担います。ALTはオンライン会議に入室し、ブレイクアウトルームで少人数での活動をします。活動内容にも工夫を凝らし、参加者の先生方にはたっぷりと話をしていただきました。
・「MY Winter Vacation」のアクティビティでは、センテンスパズルやグループトークなど盛りだくさんで、実際に子どもたちともやってみたいなと思いました。今年度もEサロンに参加できてよかったです。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
・今年は、松本所長と同じ班になることが多く、所長の明るく前向きな姿勢はとても勇気づけられ元気が出ました。楽しかったです。
でもやっぱり対面がいいですね。来年度は対面でのやり取りが可能になることを願っています。今年度も楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。
・今回は、センテンスパズルを並べて文を完成させたり自分の思い出を発表したり、実際の授業を楽しく体験することができました。どきどきしましたが、発表できた時の嬉しかったです。きっと子どもたちも同じ気持ちなのかなと思いました。グループトークの時には、なかなか英語が出てこなく、自分から発信することができなかったので、今後もっと英語に触れ、スキルを高めたいなと強く思いました。
今回初めてイングリッシュサロンに参加することで、たくさんのALTの先生とお話ができ、たくさん英語に触れるという貴重な体験ができたこと、とても嬉しかったです。また、現在1年生の担任をしているので、他学年がどんな外国語の授業をしているかを知ることができました。今後、生かしていこうと思います。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
学級づくりパワーアップ学習会④
学級づくりパワーアップ学習会は、若い先生方が日ごろの悩みを相談したり、お互いに実践事例を紹介しあったり、目の前の課題を一緒に解決していくような研修会です。コロナ禍のためオンラインでの実施ですが、それでも手ごたえを感じる先生が多いようです。
・自分が無意識のうちに生徒との関わり方に苦手意識を持ってしまっていることに気づくことができました。先生方がおっしゃっていたように、長い目で見て生徒たちが成長していけるような指導をしていきたいと思いました。自分自身も気持ちを新たに、どのようなスタンスで生徒と関わっていくのか考え、再スタートする気持ちで頑張りたいです。本日は貴重なお時間をありがとうございました。
・今回の研修では、学級での指導について先生方の具体的な実践を聞くことができ、大変ありがたかったです。
先生方の話を聞いて、指導は子どもが納得できるかどうかが大切なのかと思いました。教師の押し付けではなく、「なんのためにするのか」を子どもに話したり、時にみんなで考えたりしながら過ごしていきたいです。
・今回もたくさん参考になるお話ばかりでした。普段聞けないことも聞けて勉強になりました。
認め合う学級づくりという点で、具体的に褒めることを意識したり、係活動で頑張っている係を考えさせたりなど、さっそく実践させていただいております。貴重なお時間ありがとうございました!
授業づくりラウンドテーブル⑤
・校内研修授業のためのICT活用、展開について意見を聞いて、児童への思考を深めるための手立てや学習の着地点につい考えを深めることができた。他学年の国語指導についても、自分の学年と比較しながら、系統性を考えて効果的な指導について話し合ったことが有意義だった。
・5年の社会の情報や、中学3年生の外国語などたくさんの授業実践を学べて有難かったです。教師が喋りすぎず、いかに児童間で対話させ、深い学びにつなげていくかや、ICTと黒板の板書のバランスなど、これから自分の授業に生かしていきます。
・中学校の先生方のお話を聞き、小学校の学びの重要さに改めて気づくことができました。いかに身近に感じさせるかを意識して授業を進めていきたいです。
・今回の研修では、国語の書く活動が話題に上がった。単元を学習するにあたり、児童が書いてどうなるかを見通すことの大切さを学んだ。今後は、何のために書くのか、書いた文をどのように扱うのかなど、書く活動の先を見据えた授業の実践を行いたいと感じた。また、取り扱う題材についても、子どもにとって身近なものや、子どもが書きたいと感じるものを取り上げていくことが大切だと考えた。次に、書く単元を学習するときは、子どもたちと書く目的や、書いた先に何があるのかを考えながら取り組んでいきたい。
・中学校の社会の授業を考えるという貴重な経験をさせていただきました。小学校でやっていた授業づくりや、資料の切り取り方が中学校でも通じることに驚いた反面、小中一貫的に今の学びが中学校にもつながるんだなと少し自信にもなりました。毎回新しい発見があってありがたいです。今回もお世話になりました。
教育研究所第4回研修会
〔授業づくり部会〕
〔学びに向かう学級づくり部会〕
〔特別支援教育部会〕
イングリッシュサロン④
今回は、中学校で実施しているスピーキングテストを体験することがメインの活動でした。その後は恒例のフリートークの時間です。
スピーキングテストはALTと1対1で設定されたテーマで会話するテストです。
2分間ですが、ALTにしっかり評価もされます。
テストを受ける先生方に聞いたところ、廊下で待っているうちに緊張感が高まるそうです。でも、終わると笑顔で退室してきます。中学生同様、達成感を味わって笑顔になるようです。
【スピーキングテスト体験の感想】
・経験がある程度ある我々でも、始まるまでは緊張しました。しかし始まると2分間はあっという間で楽しかったですし、自信にもつながると思いました。ALTはたくさんの生徒を相手に大変だとは思いますが、ぜひ、一人一人の生徒の話を興味をもって聞いてくれるといいなと思います。
・同じ班の先生方が気さくに話してくださり、楽しめました。自分は英語を話すことに自信がないのですが、他の先生方の英語での話を聞き取ることは好きで、楽しく会話に参加できました。自分のクラスにも、「話すことは苦手だけど聞き取ることは得意」という子がいるため、「苦手だけど、でも楽しい」と思える心も大切ではないかと思いました。自分自身は、もっと話せるようになりたいなとは思っています。異文化交流ができる貴重な機会なので、今後もたくさんの学びを得られればと思います。
・自分自身がテストを体験することで、子どもの気持ちや対応の仕方などを見直す機会になりました。クラスで1学期に実施してみましたが、まだまだ改善の余地があると思うので、今回学んだことを生かして次回につなげていきたいと思います。ありがとうございました。
・楽しい時間となっています。学び続けることは、エネルギーにもなるのですね。今後も肩の力が抜けたままで、気楽に受講できる研修会の企画をどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
学級づくりパワーアップ学習会③
ちょっぴりでも心が軽くなって、学校に行くことが楽しみになったのなら、運営するものとして嬉しいです。これからもそんな時間になるよう心がけていきたいと思います。
・深刻な悩みではないけれど、日頃気になったことや感じたことを気軽に話せる雰囲気がいつもありがたいです。今日は学級の子どもたちのことについて相談させていただきましたが、予想外に子どもたちのことを褒めていただき、わたしまで嬉しくなりました。先生方を見習ってわたしも褒め上手になろうと思います!
・子供との関わりを意識的に、意図的に増やしていくことの大切さを改めて認識しました。また、保護者とは協力姿勢で取り組むことや、本人から聞き出して持っている課題を明確にすることをしていきたいです。本日が初参加となってしまいましたが、大変有意義な研修でした。ありがとうございました。
・小・中の立場で「かかわり」について話合い、それぞれの共通点として子供の拠り所となる言葉掛け・接し方が大切だと実感しました。変化や様子の背景を鑑みチームで関わり合うことで、児童生徒の本心に歩み寄り、松本先生が仰っていた草取りの芯に近づけるのではないかと考えました。時として心が離れてしまう事案や時期があっても、児童生徒の成長に向けた学級作りに励んでいきたいと思います。本日は遅くまで、ありがとうございました。
・褒めるということ。問題行動や目につく子たちは承認欲求が強かったり、認めて欲しかったりする気持ちが強いので、褒めたり、かまってあげることでいい関係作りができることを学びました。
・小中関係なく、同じような悩みを持っていて、話し合いをする中で自分にも試せそうなことが見つかりました。今三者面談をしている最中なので、早速月曜日から実践してみようと思います。また、自分のやってきたことを発表する中で、自分のやってきたことを認めてもらえるような場でもあったので、これからも様々なことにチャレンジしようと思います。
授業づくりラウンドテーブル④
「さっそく試してみたい。」「早く授業をやりたい。」など、子供たちの様子を思い浮かべながら、笑顔になった先生方を見ているこちらも嬉しくなってくる研修会です。
・意見交流を通して、授業作りのことだけでなく、授業においての児童との関わり方や学習形態の工夫等も学ぶことができました。明日からやってみようと思えることも多くありました。目の前の子どもたちをよく見て、自分の学級の実態等を踏まえながら実践していければと思います。授業実践後の疑問点も解決することができました。新しい見方や考え方を学ぶことができました。勉強になりました。お世話になりました。
イングリッシュサロン③
緊急事態宣言が明けて、他の希望研修は会場に集まる形式に戻る中で、
なぜオンラインにしたのでしょうか?
言うなれば、これは実証実験です。
オンラインで外国語活動を展開するには、どんな工夫が必要なのか。
参加した先生方は、児童生徒の目線でどのように感じるのか。
やってみなくちゃわからない。(どこかで聞いたことのあるフレーズですね。)
そんな思いで挑戦しました。
・初めてのオンラインでしたが、一度何をやればいいのかわからなくなってしまったことが反省です。外国の昼食事情を知ることができ勉強になりました。でも、やはりインパーソンがいいですね。
・オンライン上でも、先生方の温かく楽しい雰囲気のおかげで楽しみながら参加させていただきました。表情や音声など、画面を通すと伝わりづらい部分もありましたが、ジェスチャーや、相槌や、復唱することでそれを解消する手立てになると実感しました。オンラインで授業をする際に生かしていきたいです。
教育研究所第3回研修会
広々としています。いつもは狭いくらいの部屋なのですが、少しさみしい感じがします。しかし、話合いは活発に行われました。いよいよ研究発表に向かって詰めの作業に入りました。
〇特別支援教育部会
参観授業における対象児童生徒への手立てについて情報交換し、研究発表のまとめ方についても話し合うことができた。
〇授業づくり部会
本部会における小学校と中学校の研究内容をより明確にすることができた。
〇教材開発部会
本日は、吹上小学校の国語の授業について協議を行い、思考を深める授業づくりについて意見交換を行いました。特に、根拠を子供たちに求めることの難しさとその重要性について話し合ったことで、思考を導く手立てや工夫を中学校の国語の取り組みから学ぶことができました。1月の発表に向けてさらに他の先生方の実践についても協議していく方向に決まったので、今後どんな思考を深める教材の扱い方があるのか、情報を蓄積していきたいと思います。
〇学びに向かう学級づくり部会
今後の活動と1月の発表内容を中心に話し合いました。発表内容については、司会の先生が上手に話を振ってくださったので、役割分担やスケジューリングの共通理解がスムーズに行えたと思います。他の先生方のお話を聞くのも毎回楽しみで、実態や制限がある中でもできることを考え、取り組んでいることを意見交換できる機会はとても貴重だと感じています。発表会では、3年間の研究の足跡が伝わるよう、みなさんと知恵を出し合い、かたちにしていきたいです。本日もありがとうございました。
〇児童生徒指導部会
不登校や登校渋りには、共通点があり、親に困り感があることが復帰の大きな要因になり得ることが分かりました。
かかわりスキルアップセミナー④
緊急事態宣言が明けたタイミングではありましたが、オンラインでの実施となりました。オンラインでの研修になれてきた先生方も多く、和やかな雰囲気で話し合いが進んでいました。
・コロナ禍ということもあり、他校の先生と直接話をする機会が少なくなっている中で、先生方と話をする時間はとても楽しく有意義でした。特に9月は、短縮授業やタブレットの活用など今までとは全然違う状況での生活だったので、その中で悩んだことなどを共有できたことで少しほっとしました。また、制限のある生活の中で子どもたちと楽しんでいることなど、楽しい話もたくさんあり、やはり子どもたちが元気に笑顔で過ごしていることが私たちの仕事の楽しさにつながっているなと改めて感じました。
・コロナ禍での子どもとのかかわりと言うことで、タブレットをうまく取り入れた事例は、大変参考になりました。上手に取捨選択しながら取り組む事が重要だと思いました。若い先生方の柔軟な考えを活かしながらも、手を抜いてはいけない部分を忘れずこれからも教室活動をしていきたいと思います。
・先生方のお話を聞き、似たような悩みが自分の学級にもあるなと思いました。また、その悩んでいる中で、他の先生方の手立てや方法を聞くことができ、自分の学級でも試してみたいと思いました。学校も学年も違う先生方のお話でしたが、自分の学級もそうだな、自分の学級にもそのような子がいるな、など不思議と共通点があり、楽しく話し合いをすることができました。
授業づくりラウンドテーブル③
・小学校数学での折れ線グラフの学習内容を教えて頂き、中学校での関数のグラフの読み取りや活用と深く結びつく部分が多々あり、大変参考になりました。研究テーマとして既習事項の振り返りを重点的に行っているので、ラウンドテーブルで小学校の学習内容を確認できて有難く思います。小学校との繋がりを生徒にも意識させながら、様々な学習場面に生かせる授業づくりを続けたいです。
・授業づくりでの視点を学べました。そういう視点で授業づくりをし、ふりかえりをしていらっしゃるのだなと感心しっぱなしの1時間半でした。日頃の不安やICT関係の情報も共有できて、自分も負けていられないなと気を引き締めました。次回の発表者のネタをまた探したいと思います。
・タブレット活用について、各学校での取り組みを知ることができて大変勉強になりました。また、授業作りで心掛けていることを先生達独自の視点で話していただいたのが参考になりました。それぞれの先生方が、授業で大切にしていることが、自分では気が付かなかったことだったり生かしたいことだったりしました。自分との共通点や、相違点を考えながら、他の先生方のお話を聞くことができました。早速、挑戦したいことが増えて意欲がわいてくる研修でした。
・中学校の先生とリモートでの授業の持ち方やICTの利用の仕方について、できることとできないことを共有できたので参考になった。また、松本先生の「教師が興味を持っていないものは、児童・生徒も興味を持ちにくい」というお言葉を聞いて、自分も苦手な教科を教えるときに、肝に銘じて、教材研究しなければいけないなと感じました。
かかわりスキルアップセミナー③
少人数のグループで話し合う形式でしたので、じっくりと語り会うことができました。
・今回は保護者の方や同僚の先生方との関わりを中心にお話することができて良かったです。生徒よりも保護者との関わりの方が難しい場合やなかなかお伝えしたいことが正しく伝わらないことも多いのでその対処法や経験談をお聞きすることができたので参考にしたいと思いました。
また、小学校の先生方とのお話し合いだったので、小学校のスタイルや流れなどを知ることができました。なかなか小学校の先生のお話をお聞きする機会もなかったので有意義な時間になりました。小学校の先生方は特別支援学級の先生方とも放課後などを利用して上手に連携が取れているため、見習いたいと思いました。
子どもに関心がない保護者や、愛はあるけど実状を理解できていない保護者など様々な方がいる中で、私たちは迷う時や遠慮してしまう時もあるかもしれませんが、一番は学校に来ている生徒を全力で支援することの大切さを改めて感じました。
今、学校で生徒がどのくらい困っているのか、何がうまくいっているのか
を保護者の方にもお伝えしつつ、連携して支援を続けていきたいです。
・同僚・先輩方の話をよく聞く(傾聴する)ことが大切だと感じた。つい「それ、知ってます。」「分かってるので、大丈夫です。」と言いがちなところで一呼吸して、「ありがとうございます。」「助かりました。」の一言で、印象が大きく変わるので気を付けたいと改めて感じた。
保護者も同様で、まずは悩みなどを聞き、共感し、それから話すことが大切だと思った。また、こちらから連絡する場合は、必ず良いことを話すように意識することで、良い印象を持ってもらえるのだと思う。
・今回の研修で、人数はいつもより少なかったですが、その分、一人一人の話を深く聞くことができたり、悩みをしっかり聞いてもらい、児童や保護者、先生方との様々な接し方や話し方のアドバイスをもらえたりしました。
保護者とのかかわり方では、良くないことの報告だけに電話をかけるのではなく、児童の良かったところだけを報告する電話も積極的にかけていくことで、保護者との信頼関係を築きやすくなること。保護者に学校からの電話に良いイメージをもってもらうことが大切であること。これら2つのことをアドバイスをしていただいたので、子どもたちの良いところを保護者にたくさん伝えることを意識して2学期からは取り組んでいきたいと思いました。
また、先生方とのかかわり方では、何気ない会話でもいろいろな先生方と話すことが大切であり、その会話から指導する上でのヒントに繋がっていくことも多いとアドバイスをいただきました。そして、分からないことだけではなく、分かっていることも他の先生方に聞くことで、自分の知らなかったことが見えてくることもあるとお話をいただいたので、これからは、一日一回は全員の先生方と会話することを目標にしていきたいと思います。
・今回も、お世話になりました。参加してよかったです。
この研修の最初に、参加者が6名しかいないことには驚きましたが、グループ別の話し合いがあると知らされていたので、どんな話が聞けるかと楽しみでした。若い先生方が努力されているのを伺うのはうれしいものです。まさかの教え子との再開もうれしかったです。
次回がまたグループ別の話し合いでしたら、リモートも大歓迎です。よろしくお願いします。
〇改めて学んだこと
・自分が話すのをできるだけ少なくして、本人や両親の考えや気持ちを話してもらえる関係作りを心がける。
・子どものよいところや成長に気づく目を身につける。
・困ったことがあったら、周りの教職員に相談する。(分からないことは、すぐに聞く)
学級づくりパワーアップ学習会②
夏休み中の夕方の研修会。しかもオンライン。条件が合わず、参加できる先生が少なくなってしまったことが残念でなりません。しかし、少人数は少人数のメリットがあります。一人一人の先生方の話をじっくりと聴くことができ、とても深まるのです。今回はそんな研修会となりました。
・昨日は、研修大変お世話になりました。とても暖かい雰囲気の中、自分の学級経営について振り返ることができるよい時間となりました。市教委の先生方や他の学校の先生方のお話もすごくためになるものばかりでとても勉強になりました。特に、子どもたちが作った問題を活用することや、クラスで頑張ったことのランキングを作成したというお話が印象に残っていて、2学期から自分の学級でも取り入れてみたいと思いました。また、子どもは褒められたことをよく覚えていてお家の人に話すというのも、確かに自分もそうだったなぁと思い、子どもたち一人一人への声掛けや接し方をこれからもっと丁寧にしていこうと思いました。他にも、タブレットのお話、レクレーションのお話等、ためになるお話をたくさん聞くことができて自分にとってありがたい研修でした。
第一回目の研修に参加できず申し訳なかったです。第三回も必ず参加したいと思います。お忙しい中、このような研修の機会を作ってくださり本当にありがとうございました。
・先日の研修はお忙しい中、開催していただきありがとうございました。それぞれの先生方の実践報告を聞き、自分の学級経営や1学期の取組を振り返る契機となりました。実践の中で《児童同士のつながり》を意識する上での課題・メリットについて話し合い、松本先生からの「対象となっていない児童への配慮」という視点を大切にしたいと感じました。また、保護者とのつながりを意識された先生方の実践も参考になりました。
2学期以降、学級全体としての組織作り+個へのスポットライトの視点を大切に、学級作りを行っていきたいと思います。今後の研修では、他校の先生方の実践を是非お聞きしたいです。大変お世話になりました。
・今回は少ない人数での研修でしたが、先生方お一人お一人の考えをよく聞くことができたり、市教委の先生方からお話を伺うことができたりと、ありがたい機会となりました。
特に今回、S先生の運動会を生かした学級経営が参考になりました。私も2学期には運動会や宿泊学習が待っています。正直なところピンチをチャンスに変えられる自信はまだないので、ピンチな状況にならないでと願っていますが・・・。せっかくの機会なので、日頃なかなか見せられないような子どもたちの自己発揮の場にできたらと思っています。わたしなりに精一杯やってみようと思います。
大変お世話になりありがとうございました。
かかわりスキルアップセミナー②
今回は、講話形式の研修会でした。
題して、「WISCってなあに?」~発達心理検査を知ろう~
教育現場にいるとWISCという言葉をよく耳にします。
しかし、その検査結果を活用するとなると、高度な専門知識が必要です。
そこで、臨床心理士の先生から、わかりやすく、明日からすぐに役立つお話しをしていただきました。学びの多い研修会となりました。
・IQが高い子も困っていることに初めて気がついた。確かに平均より高いことで、生きづらさがあるかもしれない。WISCの説明が丁寧で、今まで曖昧だったことがはっきり分かった。実際の検査キットも見られてイメージを持てた。WISCの例から、何が苦手だからどの強みを使うか実際に考えることができた。どんな結果からどう支援するか、教育活動に反映させ、WISCを取っただけという状況にはしないようにしたい。ASDやADHDの子のWISCの傾向について、また教えていただける機会があればお願いしたいです。
・分からないことを分かるようにしてあげること。自分のクラスの子ども達の顔を思い浮かべながらの研修でした。弱い部分を補う支援をして、子ども達ができたという喜びを感じられるような学習を準備していきたいです。
・今までよく知らなかったWISCの概要が理解できました。今までは点数だけを捉え、高い低いで判断していましたが、それでは全く意味がなく、どのように活用していくのかこそがWISCを受ける意味であることが分かりました。その子の強みと弱みを正しく捉えて、普段の生活に生かしていくツールであることを認識し、さらに勉強して実践していけるようにしていければと思います。本日はありがとうございました。
・WISCの構造について、深く知ることができました。また、活用上の注意事項や現場レベルでの配慮事項についても学ぶことができました。教員として、子どもと向き合う姿勢も考えることができ、どうしてそのような行動をするのか、その原因をしっかりと考えて、指導したいと思います。
・WISCについて、実際に子どもが受けているものを見てなんとなくで今まで取り扱っていた部分がありました。今回詳しく伺うことができ、適切な指導のあり方について考えることができました。頭の中に浮かんだ児童について、明日から支援の手立てを考えていきたいとともに、強みで苦手な部分をカバーするWISCを活用していきたいと思います。