学校ニュース

会議・研修 学校課題 研究授業 ~3年1組

 10月29日(水)5時間目に、学校課題 研究授業として、3年1組の学級活動の授業を参観し合いましたグループ今回も、新規採用教職員・教育実習生のための「先輩の授業」としても位置付けて行いました了解

 「スポーツフェスティバルお疲れ様会の計画を立てよう」という議題で、学級会(話合い)を行う授業でしたひらめき

1ツ星司会グループが中心になって、会を進行していました。

 

 

星本時の議題を確認し、「スポーツフェスティバルの学級目標」を振り返りました。

グループ「スポフェスでは、最後まで頑張った」「楽しかった」「みんなで心を一つにしてできた」など、子どもたちからのつぶやきが聞こえてきました。

会議・研修こんなに高まったので、スポフェスで終わりでは、もったいない。だから、さらに絆を深めるために、「スポフェスお疲れ様会」をやって、もっともっと楽しいクラスにしよう!と、意識を高めました。

  

 

星議題についての目的や方法・話合いの仕方を確認しました。

1ツ星話合いの流れを確認して・・・

2ツ星話合いのときの一人一人のめあても、先生から2つ掲げました。

 ①話している人を見て、話を聞く。

 ②理由を考える。

  

 

星「スポーツフェスティバルお疲れ様会」でやりたいことについて、話し合いました。

1ツ星まずは、グループで意見を出し合いました。先生から、「グループで一つに決めなくてよい。意見や理由を出し合ってほしい」という話がありました。先生も、子どもたちの声を聞きに席の近くに行きました。

   

 

2ツ星司会グループの進行で、指名したり、理由を尋ねたりしていきました。

  

  

 

花丸時には、考えをもっていて言いたくても、一人で発表する自信のない子の近くで考えを聞き取り、先生が代わって全体に伝える支援をしていました。

 

3ツ星賛成、反対の意見を、黒板書記さんが、黒板に書いて整理していきました鉛筆

 

星賛成意見が複数出ていた案を残し、しぼってから、再度話し合っていきました。

  

1ツ星「ドッジボール」が好きな子が多いクラスのようで、「ドッジボールに賛成です。」という意見が複数出ていたのですが・・・「運動が苦手な人・ドッジボールで楽しめない人」のことも考える意見があがるようになりましたひらめき

1ツ星途中で、「多数決」になりそうでしたが、「せっかく ここまで、理由をもとに話し合ってきたのに、ここで『多数決』でいいんですか。」「意見のある人の考えを聞こう。」という先生の言葉で、また挙手発言が見られました。

1ツ星最初の頃は、「楽しいから、やりたい」「クラスで遊んだことがないから、やってみたい」「いつも遊んでいるから、やらなくていい」など、自分の気持ちが前面に出ている意見が多く発表されていましたが・・・話合いの後半には、「苦手な人も楽しめるから、これがいい」「みんなが楽しむためには…」という意見がたくさん出てきました。45分の授業の中で、子どもの変容が見られる素晴らしい時間となりましたキラキラ

  

  

星決まったことについて確認をして、振り返りをしました。

  

 

 担任の先生が、全体を見渡しつつ、個の意見に耳を傾け大事にしながら、話合いを進める司会グループへの指導もしていましたひらめきファシリテーターとしての教師のあり方を模範的に示していただきました会議・研修学級活動の授業には、学級経営・学業指導がはっきりと表れます。3年1組が、とてもあたたかい学級集団であることが伝わってきました。参観した先生方からも、たくさんの学びや、子どもたちの成長ぶりが確認できました。

 今日の授業のように、学校で集団で学ぶことの大切さは計り知れません。自分の思いだけでなく「目的」に沿って話し合い、“折り合い”をつけること、賛成や反対の思いは言葉で伝え合うこと、集団で決定したことには協力して取り組むこと・・・等、学校では、社会生活につながる大切なことを学習しています花丸