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学校課題 研究授業 ~2年1組
11月10日(月)の3時間目に、学校課題 研究授業として、2年1組の算数の授業を参観し合いました今回も、新規採用教員のための「先輩の授業」としても位置付けました
「かけ算九九づくり」の単元の学習でした
復習問題に取り組みました。
先生が「みんな、これを見て、うずうずしてきた?」と投げかけると、
「かけ算を使いたくて…」「かけ算がつかいたいなぁ」って、うずうずしてきた~と、子どもたち。
どんな式で考えられるかな???
一緒に相談したペアで発表していました。
本時の問題を知りました。
「牛乳は何本あるでしょうか。」
大型テレビに提示した絵を見ると、子どもたちは「うずうずしないなぁ」
どうして、うずうずしないのかな???きれいに並んでいないからだ・・・
先生は、「このような形を見ても、うずうずするようになってほしいということです。」と子どもたちに話して、意欲を高めていました。
本時のめあてを設定しました。
「きれいにならんでいなくても、かけ算をつかって数えよう!」
「かけ算」という言葉は、子どもたちから引き出していました。
自力解決を行いました。ペアで相談もしました。
図の中の「赤い玉(牛乳に見立てています)」を動かして、きれいな形にして、かけ算の式になるように、考えていました。メタモジのワークシートを何ページも作ってあるので、別の考えが浮かんだら、次のシートに記入することができます
先生が、机間を回りながら、子どもたちから出ているいろいろな考え方を聞き取っていました。
友達に話すことで、自分の考えが明確になったり、相手に分かるように伝えることを意識することにもつながります。
考え方を交流しました。
【自由な形】…席を出歩いて、いろいろな友達と意見を交換しました。
似ているかんがえ、違う考えの友達同士で、説明をし合うことで、新たな気付きが生まれているようでした
図にしたけれど、式に表すことが思いつかない子には、先生が「この図を見せると、誰か、式が思い浮かぶ人がいるかもしれないよ」と、子ども同士をつなぐ声掛けをしていました
【全体で】
子どもたちのタブレットの画面を、大型テレビに映し出して、子どもの言葉で説明していました。先生は、説明を補足したり、言い換えたり、質問して確認したりしながら、整理していきました。
学習のまとめをしました。
「きれいにならんでいなくても、分けたり、いどうしたりすれば、かけ算をつかって数えられる。」
メタモジのワークシートに、まとめを書いて発表し合いました。
「ヒント」の付せんをタッチすると、「ヒント」が見えるようになっていて、参考にしている子もいました。
終わりのあいさつをしました。
子どもたちはみんな、とてもよい姿勢で起立して、堂々と「ありがとうございました」のあいさつができました
その表情からは、一人一人の達成感・満足感が感じられました
放課後に、授業についてのリフレクションをしました。
「安心して話し合える手立て」について研究を深めているグループなので、その視点で振り返っていきました。
授業の始めに、今までの学習内容を確認していた。
タブレットを操作することで、全員が参加することができた。
自己解決の時間をたっぷり確保していた。
ペアや自由な意見交換のときに、参考になる意見を紹介するなど、先生が子ども同士をつないでいた。
全体共有の場面で、発表者以外の子が、つぶやいたりうなずいたりしている子が多く、意見の交流で、学び合いが成り立っていた様子がうかがえた。
ICTの活用について、あがった意見
タブレットの作業ページでは、赤丸を動かしたり、ヒントを見られるような仕掛けがあったりして、取り組みやすい工夫がされていた。
タブレット操作に不慣れな子もいるので、紙に書いて考える方法もよい。
ICTの活用については、教師によって得意・不得意があるが、今年度作った資料等を、次年度も利用できるよう、ストックしておき、校内で共有していくようにしたい。
たくさんの学びがある研究会でした2年1組の子どもたちの成長がたくさん感じられる授業でした
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