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学校課題 研究授業 ~1年3組
12月3日(水)の2時間目に、学校課題 研究授業として、1年3組の国語の授業を参観し合いました
「せつめいする文しょうをかこう『じどう車ずかんをつくろう』」という単元の学習でした
とてもよい姿勢で起立をして、始業のあいさつができました。
本時のめあてを確認しました。
前時までを振り返り、図鑑には「しごと」と「つくり」を書くことを確かめました。
ごみ収集車について、資料から「しごと」と「つくり」を見つけて話し合いました。
前時までの「しごと」の書き方を振り返りました。
先生が時々、後ろの方から全体を俯瞰して見たり、子どもの近くに行って支援したりしていました。
ごみ収集車の資料の「しごと」について書かれているところに線を引き、どこに線を引いたのか発表し合いました。
「つくり」についても、見つけていきました。
「線が引けた人は立ってください。友達と『ここ引けたよ』って確認できた人は座ってください。」と、立ったり座ったりして動くことを必然にさせることで、集中力を高めていました。
ごみ収集車の「しごと」と「つくり」についてまとめました。
全体で確認してから、一人一人、ワークシートに記入しました。
子どもたちと、やり取りしながら、「しごと」「つくり」に必要な表現かどうかを話し合って、子どもの言葉や説明を活かして納得してから整理していきました。
一人で黙々と書き出す子もいました。先生は机間指導して、迷っている子には、ヒントカードを用いながら支援したり、自信をもたせたりしていきました。
早く終わった子のために、次の課題も提示していたので、さらなる発展部分も考えて書き進めていました。
全体に発表しました。称賛する拍手もし合っていました。
本時の振り返りをして、数人の子が発表しました。
「役立っていること」や「ここがすごい!」という、自分が気付いたことがあると、オリジナルの図鑑になってすてきですね。
終わりのあいさつも、背筋がピンと伸びて、意欲的に学んだ成果が実感できました。
放課後、参観した先生方でリフレクションを行いました。
研究テーマ「各時間のつながりを意識した単元計画の実践」という課題について
前単元で学習したことを意識した授業展開だった。
キーワードや文末表現等を想起させる言葉掛けが効果的であった。
UD(ユニバーサルデザイン)の視点での配慮がされていて、どの子にも分かりやすく、誰もが安心して学べる工夫がたくさんあった。
「聞く時間」「書く時間」「話す時間」など、学習規律がしっかりと身に付いていた。教師の声掛けの工夫から、学ぶことが多かった。
ワークシートの工夫により、視写のずれに気付きやすいマス目を使ったり、子どものオリジナルの考えが書き足せるようになっていたりして、次の活動にもつながるので、大変効果的だった。
1年生が、メタモジを上手に操作していて、すばらしい。さらに、ICT・紙・黒板等をうまく組み合わせて、それぞれのよさを活かしながら効果的に活用していた。
視写の時間が多かったが、本時の目標からすると、考えさせる時間も多くとりたい。単元計画の中で、バランスよく位置付けていきたい。
よかったところ・見習いたいところがたくさんありました。1年生の姿や、教師の振る舞いから、ベテラン教員の「匠の技」が感じ取れ、多くの学びが得られる時間でした課題となったところも、今後さらに研究を重ね、授業改善につなげていきたいと思います
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