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吹上小学校150周年特集 NO.16 吹上小の原点 明善舎

 吹上小学校は本年度で150周年を迎えます。その原点は伊吹山善応寺を校舎とした明善舎が明治6年に開校したことに始まります。当時の児童数は約60名でした。現在、善応寺には住職さんはいませんが、本堂は今でも存在しています。

  

現在の善応寺の本堂          善応寺すぐ下の建物 このあたりが学舎だったらしい

   

   善応寺にある案内板      吹上かるたの読み札

案内板から伊吹山は小倉百人一首の51番目藤原実方朝臣の歌に盛り込まれていることがわかります。

 「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを」

さしも草は、昭和36年に栃木市の天然記念物に第1号で指定されています。また、吹上かるたの「さ」で使われています。吹上小学校の発祥の地は平安時代から有名な場所に存在していたのです。

※小倉百人一首の解説本によっては、伊吹山は関西地方とするものもあります。