いよいよ第2学期スタート!
今日から第2学期です。朝正門前に立っていると、かなり日焼けした生徒が元気に挨拶をして登校しました。また、顔つきも少し大人びた感じがしました。
始業式は、暑さ対策、感染症対策として、任命書をもらう学級委員の生徒と夏休み中のコンクール・大会で入賞した部の代表・生徒のみ多目的室に参集し、一般の生徒は教室でオンラインで参加しました。
校長式辞では、夏休み中に全国で熱中症や交通事故、水難事故等で子どもが亡くなるという痛ましい事故がありましたが、藤岡中では生徒が無事に2学期を迎えることができ安堵しています。夏休み中に庭の除草をしましたが、抜いてもすぐ生えてくる草のたくましさに「雑草魂」(上原浩治さん)という言葉を思い出しました。と同時に、「雑草という名前の草はない。一つ一つ名前がある」という昭和天皇や牧野富太郎の言葉を紹介し、新川和江の詩「名づけられた葉」を加え、一人一人異なる名前を持ったかけがえのない存在であることを忘れず、苦しいことや辛いことがあってもたくましく生活してほしいと伝えました。もし一人で乗り越えられないときは、家族・友達・先生など周りの人を頼っていいことを伝えました。その後、9月1日が1923年に関東大震災があったことから「防災の日」に設定されていることを伝え、死者・行方不明者の大部分が火災が原因であること、土砂災害や津波、デマによる虐殺等が関東大震災で起こったことを話しました。そして、9月は安全を意識し、充実した2学期になるよう生活しようと結びました。
次に、各学年と生徒会代表の生徒4名が2学期の抱負を発表しました。
1年生は、「夏休み、暑さに負けず部活動を頑張った。挨拶を学校内だけでなく地域の人にもしたい。先輩の姿を見習って2学期の行事に積極的に参加したい。」と発表しました。
2年生は、「夏休み中、体調管理が難しかったが、計画的に生活できた。自主的に学習に取り組みたい。部活動で最高と思えるチームを一人一人が考動してつくりたい。行事にクラス全体で協力し、1年生に手本を示したい。」と発表しました。
3年生は、「夏休みに高校一日体験学習に参加し勉強の大切さを再確認した。2学期は、家庭学習の質を高め、希望進路を実現したい。3年生には全てが最後の行事、全力で取り組み絆を深めたい。卒業までの時間を笑顔で悔いのないように過ごしたい。」と発表しました。
生徒会長は、「1学期の課題であった挨拶を元気にすること、時間を守ることを2学期は全校生徒で達成していこう。そして、体育祭、藤華祭、持久走大会といった行事を通して、クラスの団結力・絆を強くし、一人一人の個性を認め合ったり、励まし合いながら目標を達成できるようにしよう。」と力強く語りました。
4人とも、2学期の生活をより良いものにしようという意欲が感じられる発表でした。
久しぶりの国歌や校歌の斉唱だったので、思うように声が出なかったようですが、代表生徒の意見発表はマイクがなかったのですが、しっかりとした声で発表できました。聴いている生徒の態度も立派でした。
始業式後、各クラスの学級委員に任命書を一人一人手交しました。また、夏休み中のコンクールや大会で入賞した部や生徒の表彰状の伝達を行いました。吹奏楽部が第65回栃木県吹奏楽コンクールで銀賞受賞、ソフトテニス部がとちの木オープンソフトテニス選手権大会の団体戦で男女とも第3位に入賞、個人戦でも女子が1ペア第3位に入賞しました。おめでとうございます。
3年生の学級活動では、2学期の目標を用紙に記入したり、早速体育祭に向けて話合いを行っていました。
生徒同士、生徒と先生、力を合わせて充実した2学期にしましょう。