社会を明るくする運動啓発活動に9名の生徒が参加
10月15日(日)の午前中に藤岡文化会館と藤岡公民館で藤岡地区の福祉まつりが開催されました。この時、藤岡地区保護司会と更生女性保護会の方が社会を明るくする運動の啓発活動を実施しました。その活動に中学生に協力依頼が来ました。テスト前ということもあり、参加希望者を募ったところ、9名の生徒が自主的に参加協力を申し出てくれました。ありがたいことです。
始めに10時から啓発活動のグッズを文化会館と公民館の入り口に分かれて来場者に配布しました。「犯罪のない社会を作る活動にご協力ください」「社会を明るくする運動の啓発活動です」と声を掛けながらグッズを来場者に手渡しました。雨のため来場者も少ないのではと心配されましたが、30分程で配布が完了。と見ると、男子の生徒が福祉まつりのバザーで買い物をした高齢者の方の荷物運びを手伝っていました。それを見ていた保護司の方が「自分たちからやっているのが素晴らしいね」とおっしゃっていました。
福祉まつりのイベントの1つの射的もやらせていただいて、賞品(お菓子他)をたくさんいただきました。本校のPTA会長さんが今日も活動に参加してくださっていました。ありがとうございます。
その後、11時くらいから、保護観察所の統括保護観察官の方と藤岡地区の保護司会・更生女性保護会の方と藤岡中の生徒9名で懇談会を行いました。最初に一人一人自己紹介をしました。次に、統括保護観察官の方から、資料を使って「更生保護~立ち直りを支えるしくみ~」という題で講話をお聴きしました。更生保護とはどういうことか分かりやすく説明してくださいました。最後に、中学生からの質問の時間です。女子の生徒が「再犯しそうな時はどのように接するのですか」「保護司になられたきっかけは何ですか」と質問しました。保護司会の方が丁寧に答えてくださいました。その他にも、キャラクターの「ホゴちゃん」「サラちゃん」に関する説明など、更生保護についていろいろと学ぶ機会となりました。さらに、学校生活でも人に言えないで「生きづらさ」を感じながら生活している友達がいるかもしれないから、そういうことに気を掛けて、優しくしてあげてほしいとアドバイスを頂きました。
これからも藤岡地区が、「生きづらさ」があっても、みんなで支え合って生きていく明るい地域になりますように。