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会議・研修 渡良瀬遊水地講演会で生徒が発表

 2月5日の午後、藤岡文化会館でラムサール条約渡良瀬遊水地湿地登録10周年を記念して講演会が開かれました。講師の佐々木洋様の講演会に先立ち、藤岡地区の各小中学校の児童生徒が、渡良瀬遊水地に関する学習で取り組んだことを発表しました。各小学校、それぞれ発表の仕方を工夫して、一生懸命発表する児童の姿に会場は和やかな雰囲気に包まれ時々なんとも言えない笑い声が漏れることもありました。藤岡中の生徒は、発表会の後で聞くと、緊張したと言っていましたが、そんな感じは一切受けず、練習の時より落ち着いて発表できていたと思いました。

開会前の生徒の様子。ちょっと緊張しているのかも。藤岡公民館の立派な緞帳が上がり、いよいよ開会です。

開会の言葉に続き、大川市長様、青木栃木市教育委員会教育長様からの挨拶等。近隣市町の来賓の方も参列。

藤岡地区の各小学校の発表です。発表の仕方も学校毎に違って、とても楽しい発表でした。

いよいよ藤岡中学校の生徒の発表です。先ずは1年生2名が、1年生の取組(葦簀灯り作り・植樹活動)を発表。

続いて、2年生3名が、2年生の取組(足尾植樹・旧藤岡一中と二中の渡良瀬遊水地に関わる合同学習)を発表。

新任の市役所職員の方が外来植物の除去活動について発表。 プレゼン用資料・原稿等、頑張って取り組みました。

 発表後の感想で、生徒からは、「今回渡良瀬遊水地という身近な自然について考えることで環境問題等に更に関心を持った」、「小学生の発表を見ていろいろな発表の仕方があると感じた」など、様々な学びがあったように思います。教室では経験することができない貴重な体験ができたのではないかと思います。準備から本番の発表まで、生徒が主体的に行いました。改善点もあると生徒は感じているかもしれませんが、このことをきっかけに、いろいろな場面でチャレンジして自分たちの力を伸ばしたり、自分でも知らなかった自分の可能性に気付いてほしいと思います。5名の生徒の皆さん、お疲れ様でした。そして、見事に藤岡中学校の代表の大役を果たしてくれました。ありがとうございました。

 P.S. 展示会場に1年生が技術の時間に作成した葦灯りが飾られていました。係の方が飾り方を工夫してくれたのでしょう。谷中湖のハートを模した形に展示してくださっていました。

 

1年生が作った葦簀灯りがハート型に並べてありました。      部屋小の児童が作った葦簀灯りも。