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1年道徳と学級活動「せかいのひととつながろう」

 本校では、外国にルーツをもつ児童が日本語や生活・文化の基礎を学ぶ「にほんご教室」があります。1学期は、初めて日本に来た1年生が学んでいます。2学期からは、1年生の学級で学習や生活をすることや、ちょうど今週外国から体験学習に来ている子どもがいることから、それぞれの学級の担任の先生が、道徳科と学級活動を組み合わせたカリキュラムを開発し、授業を公開しました。
 道徳科では、世界の人たちと仲良くすることについて、考えました。国によって言葉は異なっても、あいさつすると気持ちがいいという意見がたくさん出ました。授業のまとめでは「みんな人間だから」という考えをもつようになりました。
  
 学級活動では、外国から来た友達の気持ちを考えて、どんな行動をすればよいか話し合いました。日本語がわからないという困り感に対して、「相手の言葉を覚えて使う。」や「日本語をやさしく教えてあげる。」「ジェステャーで伝える。」など、1年生が普段から行動していることの大切さを確かめられました。
  
 教室には、バングラディシュの情報をまとめた掲示物が貼ってあり、子どもたちは興味をもって見ています。