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学校課題 研究授業 ~5年3組
11月19日(水)の5時間目に、学校課題 研究授業として、5年3組の総合的な学習の時間の授業を参観し合いました
「わたちたちの地球」という単元で、本時は第5学年「グローバル教育プログラム」の一環として行いました
前時までの流れを確認しました。
前時までに作成した日本地図、中間報告会で使用した資料を使って、日本中で様々な環境問題が起きていることを確認し、日本の環境が脅かされていることを視覚的に感じ取りました。
本時のめあての確認をしました。
「今の栃木市を20年後も残していくために、設定した環境問題を改善・解決するための方法を話し合おう。」
一つの答えを見つけるのではなく、環境問題に関する知識を広げることが目的であることを確認しました。
グループごとに話し合いました。
前時に書き出した付せんを説明しながら座標軸に貼っていきました。
付せんの内容が、座標軸上でどこに位置するのか話し合いました。
貼った付せん以外に他の改善・解決策はないか、よりよい策はないか、グループで話し合いました。
子どもたちは、実に様々な改善・解決策を考えていました。話す人はもちろん、聞く人も、相づちを打ちながら聴き、とてもよい雰囲気で話合いを進めることができました。
他のグループの座標軸を確認し合いました。
グループが二つに分かれて活動していました一つは他のグループの座標軸や付せんを確認しに行く。もう一つは、自分のグループに残って、友達からの質問に答えたり説明したりする。途中で、「今度は、僕たちが残るから、他のグループを回ってきていいよ」等と自主的に交代する子もいて、協力的な姿もたくさん見られました
グループ同士の共有は、とても有効です。子どもたちの他への関心の高さは、大切にしたいので、もっと時間を確保できるとよいと思いました。
振り返りをしました。
「もっとやりたい」という声が聞こえる授業の終わりのあいさつ・・・なんて素晴らしいことでしょう
グローバル教育における教師の役目は、ファシリテート・・・子どもの考えをさらに深めたり、全体に共有したり、子どもたちの理解を促したり、問題提起をしたりしていました子どもたちは、事前に調べて付せんにメモしていたことを、「言いたい」「伝えたい」「聴きたい」「考えたい」という気持ちがあふれている授業でした。。
今日の子どもたちからの気づきの中に、今後さらに探究していくとよさそうなテーマが散りばめられていました
成果とともに、課題についても話し合いました。
「20年後の栃木市」という課題でしたが、より具体的に「自分たちが31歳の頃」などと示すと、もっと自分事として捉えられたのではないか。
付せんに、自分の名前を記入し、新たな意見は色を変えて書き足す方法もよい。
子どもたちからの具体策の中には、実際に行動できないことも含まれていたので、「本当にできる
」「毎日やる
」などと、切り込んでいくことも必要なのではないか。
「グローバル教育プログラム」については、今年度から、栃木市の取組として位置づけたもので、先行実践がほとんどないところで、今回5年3組の担任の先生が、積極的に取り組んだものです栃木市としても、今回の授業実践を参考にしながら、さらに研究を重ねていきたいと話していました
新たな取組に挑戦し、実践してくれた5年3組の皆さん、担任の先生に、感謝いたします。これからの学習と、子どもたちの実践意欲、さらに今後の探究も楽しみにしています本当にありがとうございました
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